睡眠時間を確保するために

 車中泊の旅を楽しむための大切な事として、果たして車の中で自宅と同じような睡眠時間を取ることができるかという根本的な問題があります。特に自分で運転しながら回る場合、環境が変わったら寝られないというのでは、昼間の移動自体が危険な状態になってしまいます。

 巷のニュースとして時を置いてしばしば出てくる話題にマインドコントロールや洗脳の話がありますが、普段なら全く考えられないような事をやってしまうようになるというのは、意図的に睡眠時間を取らせない事から始まるのだそうです。人間の本能として眠くなったらしっかり睡眠を取ることで体調を維持することができるのですが、それができなくなると正常な判断自体ができなくなります。特にきちんとした判断を続けなければならない運転のためにはいかに睡眠を取るかというのが鍵になります。

 よく、枕が変わったら寝られないという人がいますが、そういう方がキャンピングカーでない車で熟睡するのはいきなりでは難しいでしょう。キャンピングカーであっても、駐車場所の環境によって安眠を妨げられる事もあり、環境に左右されないある程度の図太さが必要になってくる場合もあるでしょう。

 私の場合はハードな日程を組んだ際にはすぐに寝てしまうほど疲れてしまうのですが、中には体は寝たくても全く寝つけない方もおられるでしょう。そんな時はあせらずにとにかく目をつぶって体を休め、昼間に睡魔を感じたら直ちに仮眠を取るようにするのがいいでしょうが、睡眠不足は体調の変化ももたらしてしまうわけで、特にインフルエンザがはやる今の時期は旅の行程の中できちんと睡眠を取れる環境作りが大切です。このプログで紹介している寝床作りは特に普通の車で車中泊の旅をする方にとっては何をおいても重要であると考える所以です。

 健康な状態で出発しても、ちょっとしたことで体調を崩す事は起きやすいものです。そのきっかけにならないように、出発前と旅の中での睡眠には十分気を付けましょう。


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