携帯やスマホの付加機能について

 再放送になりますが、NHKBSプレミアムで放送された熱中スタジアム「ケータイ VS スマホ」(前編)を見ました。番組を面白くする上で、両者の対決色を出すというのは不可決でしょうが、私の立場でどちらか一方を取れと言われた場合は携帯電話を取ることになるでしょう。しかし、物事はそう簡単に結論付けられるものでもないでしょう。実は両者に共通する問題というものがあります。携帯でもスマホでも、特にヘビーユーザーと言われる人たちが抱えているのはある意味根本的な問題であると言えます。

 前述の番組内でスマートフォンを使いこなしている人のような充実した利用法を紹介していたのですが、そうした行動を視聴者が何の用意もなく実践したとしたら、間違いなく途中で電池切れを起こしてしまうでしょうから。携帯電話を使う場合もそうですが、電話の付加機能であるカメラ(動画撮影)やミュージックプレーヤーを使いすぎると、肝心な時にメールや電話が受けられないというような状況も考えられます。電池切れの心配をなくすために外付けのバッテリーを用意するのはもはや常識だとは思いますが、電話やメールだけに使っていればそんなに頻繁に充電をしなくてもいいでしょう。電池が早くなくなる原因は、どちらかというと通信以外のところにあるということであれば、別の解決方法だってあるはずです。

 つまり、音楽を聞きたければミュージックプレーヤーを導入すればいいですし、スピーカーを外付けしない状態で直に聞きたい場合は小さなスピーカーを持つICレコーダーという選択肢もあります。写真やビデオの場合もちょっとしたメモやブログアップのための撮影には内蔵のカメラは便利ですが、電池の持ちが心配になるほど撮りたいのなら、素直にデジカメを持った方が私はいいと思うのですが。

 特に首都圏で生活をされている方の場合、地震などの大きな災害だけでなく、ちょっと雪が降ったりとか、人身事故があったというような場合でも駅からの移動ができなくなるなどの緊急時に遭遇する機会が多いと思います。携帯やスマホはそうした場合の時間つぶしにもなるという側面はありますが、電源の確保できない状況ではいざという時のためにある程度の電池容量を確保できるよう、携帯やスマホを使わない時間つぶしの方法というのも考えておく必要があるように思います。自分で使っていてこんな事を書くのも何ですが(^^;)、携帯端末依存症にならない程度に使いこなすようにしたいものですね。


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