回避可能な災害もある

 ここ最近のニュースでは私の住む静岡県が東南海地震に襲われたら、軒並み津波の高さが10メートルを超え、浜岡原子力発電所のそばでは21メートルという高さまで押し寄せて来るという最悪の状況での予想がされています。

 しかも恐ろしいのは、昨年の東日本大震災の際の津波のように多少第一波がやって来るまでの時間の余裕がなく、地震発生から2分でやって来る事も想定しておかなければならないという事でしょう。これでは、地震発生時に自分のいた場所によっては全くどうしようもないという事も考えられるわけで、そういう時の事も考えて、車の中に救命胴衣でも入れておこうかと本気で考えなければならないかも知れませんね。

 さて、このように起きてしまったら腹をくくらなければしょうがない災害もあるとは言え、中には自分の心掛けしだいで回避可能な災害というのも存在します。例えば、大雨や台風の際に田んぼの様子を見に行って行方不明になってしまう場合などです。田んぼやお米も大事であることは理解できますが、何よりも命が大事であるという事は日本で生活している人の共通認識としてとらえ、ぜひとも周辺でそんな人が屋内から出て行こうとしたら皆で止めていただきたいと思います。

 この文を書いているのは4月3日の未明ですが、これから日本中で天候が悪くなり突風や雷も鳴る台風並みの大荒れの状態になるという予報が出ています。気象庁も用がなければ外に出ない方がいいという異例の警戒情報を出しています。

 本日仕事などでどうしても外へ出たり、車の運転をしなくてはいけないような方もおられるだろうとは思いますが、進めるか迷った場合は、安全を第一にまずは自分の身の危険を回避するようにしましょう。また、テレビ・ラジオ・ネットなどで情報を入手し、低気圧の通過する時間には十分気を付けて行動するようにしてください。また、暴風による停電というのも地域によっては起こるかも知れませんので、明かりやラジオと電池の用意もどうぞお忘れなく。


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