京都まで日帰りの旅 その2 車内での時間のつぶし方

 全ての行程を普通列車で行くというのは、距離が長くなればなるほど時間もかかります。それでも、自動車で高速道路を使ってぶっ飛ばしたとしても、JRの普通列車を使った方が早く着くと思います。日本のダイヤは正確なので乗り換えもスムーズにいきますが、特に18きっぷの時期には多くの利用者が押し掛けますので、うまく乗り換えないと全行程立ちっぱなしという風になりかねませんから注意が必要です。

 ちなみに、静岡~京都間の所要時間は約5時間ですが、これはスムーズに乗り継いだ場合です。事前に時刻表を調べ、できるだけ乗り換えの回数を少なくし、豊橋と米原の2回のみで京都まで行けます。ただ列車にいる時間がどうしても長くなるので、車内でどう時間をつぶすかというのがこうした旅を続けられるかどうかのポイントになるでしょう。

 今回の全行程で回りの人が何で時間をつぶしているか見ていたところ、ほぼ例外なくスマートフォンを見ながら音楽を聴いているか、ゲームをやるかといったところでした。今回は以前よく見掛けていた専用ゲーム機や大型のタブレット端末やブックリーダーの類を持っている人はほとんど見掛けられず、スマートフォンでもかなりの割合でiPhoneを使っていた人が多かったですね。その中でただ一人、ASUSのZenfoneを持っていた女の人がいたのが目立ったくらいでしたね(^^;)。

 個人的に思ったのは、狭い座席に並んで座っている中で、隣の人に迷惑が掛からないようにしつつ、何をやっているかのぞかれないところまで気を付けるには、私が持って行ったiPadmini2でも大きいという感じがするのですね。そんな中で私が時間つぶしのために何をしていたかというと、以前録音したもののなかなか内容を聞くことができなかったラジオの番組をまとめて聞いていました。

 これはあくまで私の場合ですが、自分の好きな音楽を端末に入れるのも大変ですし、鳴り物入りで登場してきた音楽の聴き放題サービスにいたっては、かなりジャンルにばらつきがあるので、これが聴きたいと思っても聴けないケースが結構ありました。そうなると流しっぱなしにできるネットラジオの方がましな部分もあるのですが、常に自分の好むプログラムを流してくれているわけではありません。たまたまここのところ、録音したものの聞けない番組がたまっていたので今回はそうした番組を聴きながら移動することができ、暇を持て余す時間を有効利用できました。

 本当はこのようなブログの内容をタイピングしながら行きたいところだったのですが、電車内が空いていて、隣に人がいない時でないとさすがに小さいものでもキーボードの付いた端末を出すことはできませんでした。ただこれがそれほど混んでいないローカル線に乗り続ける旅なら、かなりリラックスして旅の内容からブログネタまで車窓を見ながら書き続けることはできたかも知れません。

 そうして朝6時過ぎに静岡を出、京都にはお昼前には到着することができました。お昼は全く変わりばえしませんが、駅から徒歩10分かからないで行けるラーメンの「新福菜館」か「第一旭」のどちらかにしようと決めていましたが、最近はお昼前後だけでなくいつ行っても「第一旭」の方に行列が出来ているので「新福菜館」になってしまいます。今回もまさにそうで、時間の関係でどうしても早く食事をしなければならなかったので、泣く泣く今回も第一旭のラーメンと餃子は諦めることに。でも新福菜館の中華そばがおいしくないわけではなく、十分京都まで来たことに満足できる味でありました。


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