ソフトバンク かんたん携帯 シャープ108SH

 私が今使っているソフトバンクのガラケーはシャープの202SHで、この機種は今回の無料交換プログラムの対象機種の中に入っているのですが、その時に購入候補に上がったものが今回紹介するシニア用かんたん携帯の108SHでした。

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 当時は202SHと比べると白ロム価格が高く、逆に市場価格よりも安い202SHを見付けてしまったのでそちらに行ってしまったのですが、もし安く手に入るなら108SHはぜひ手に入れておきたい端末でありました。普通の携帯と違うシニア向けと便利な機能はもちろんですが、基本性能および買い足すものがない付属品の充実が有難いのです。具体的には、

・プラチナバンド対応
・赤外線通信・Bluetooth機能付
・ワンセグ視聴可
・充電ホルダが付属

 あと、個人的に嬉しいのは電池が202SHと共通なことです。今回は2回線を機種変更し、一台は携帯電話の扱いに不慣れな親用にし、私の分の端末はあえてすぐに使わずに保管しておくことにしました。今使っている端末が壊れたり、もう一台の親が使っている端末が不可抗力で壊れた場合の予備にしようと目論んでいます。どちらにしても今の回線をスマートフォンにする予定は全くないので、ソフトバンクが3Gをやめるまではこれで行くことになると思います。

 あと、いわゆるシニア携帯独自の機能で面白いと思ったのが、本体横にある緊急ブザー機能で、鳴らし続けると登録した連絡先に電話とメールで知らせることができます。ただし、メールはソフトバンクのキャリアメールであるS!メールの契約が必要になりますし、送られる位置情報はすでに終了した「Global NAVITIME」のアドレスを送信しますので、あまり意味はないかも知れません。でも、これがあれば防犯ブザーの代わりとしては十分ですし、災害時に閉じこめられたような場合、人の気配を感じたら鳴らすようなこともできます。同時に送信まではしなくても、いざという時のためにブザーは鳴らす設定にしておいた方がいいかなと思います。

 メールの機能の中には「読んだよメール」というものもあって、送られてきたメールを読んだことを発信先に知らせることができます。こちらの方はSMSでもやり取りが可能なのが嬉しいですね。ソフトバンクのホワイトプランではSMSのやりとりは同じソフトバンク宛なら無料なので、同じ機種同士の人がお互いの電話番号を登録しておくと、LINEのように送ったメールを相手が読んだのか確認し合いながらコミュニケーションが取れます。現在の契約内容はホワイトプランのみで維持しているので(^^;)、SMSでも使えるサービスがあるというのは地味に嬉しいものです。また、同じようなメールを自動的に送るサービスとして、その日最初に携帯端末を開いた時に指定した2ヶ所にメールを送ることができる「元気だよメール」という機能もあり、こちらもSMSで送ることができます。離れて暮らしているシニアの方の安否を知るための目安となるサービスではありますが、このサービスを利用する場合は、まず朝起きたら携帯を開いてもらうように頼むようにしないと意味がありませんのでその点は説明してから渡すのがいいかと思います。

 ちなみに新しく出たものの現在更新ソフト受信の問題とかで販売中止になっている「らくらく携帯8」ですが、こちらは赤外線・Bluetoothもワンセグも付いていないので、こうした機能が欲しかったり、日本製にこだわる方はまだ在庫があるうちにこちらの機種を入手するのが利口ではないかと思っています。私が考えるウィークポイントとして、プレフィックス番号を登録した電話番号の前に付けてダイヤルできないということがあります(202SHなら「国際発信」の項目を設定から増やすことにより対応可です)。Gcallや楽天でんわを使っている方には202SHの方がいいでしょうが、シニアの方でなくてもおサイフケータイを使っていないなら、基本性能がしっかりしていて長く使えるガラケーということではやはりこれか202SHが個人的なベストバイではないかと思いますね。すでに新たな生産はされていないモデルですので、まだガラケーを使い続けたいと思っている方で、シニア用携帯を持っていたいと思っている方はお早めにゲットすることをおすすめしておきます。


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