カナ打ちしたい人のための Microsoft Bluetoothキーボード U7R-00022

 先日、タブレット端末に合わせるBluetooth接続のキーボードについて、Nintendo DSのゲームパッケージに付属する「ポケモンキーボード」を紹介しました。軽くて打ちやすく、電池も汎用性のある単三2本使用ということで、予備があればほしいと思って新品の価格をリサーチしたところ、これを書いている状況では安売りされているところはなく、だいたいパッケージで4千円ちょっとといったところになっています。

 ちなみに、私がポケモンキーボードを購入した際は確か2千円弱で買えたと記憶しているので、改めて新品のポケモンキーボードを予備に購入するのももったいないかと思い、4千円前後で使いやすそうなBluetoothキーボードはないか探したところ、店頭で触ってみて好印象だったのがマイクロソフトがWindowsタブレット用に出していて、最近では各種タブレットとセットで販売されることもあるモバイルキーボードです。

 このマイクロソフトのモバイルキーボードには2種類のものが存在します。U6R-00022というキーボードと、今回購入したU7R-00022は全く同じものに見えますが値段が違います。調べるとこれら2種のものは全く同じものなのですが、U7R-00022の方がビジネスユーザー向けということで簡易包装になっており、その分安いということがわかり、そちらを注文しました。値段的には4千円ちょっとと、まあこんなものかといった感じです。

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 まずは、大きさをポケモンキーボードと比べてみました。全体の大きさはポケモンキーボードよりわずかに小さいですが、何しろキーが限られたスペースに押し込められているようで、ポケモンキーボードのキー配列のゆったりさが目立ちます。ただ、マイクロソフトの方はかなりずっしりする感じがあり、物としてはかなり高級感を出しています。ちなみに電源は、ポケモンキーボードの単三2本と比べると単四2本と少なめですが、充電池での使用も問題ないですし、小型マウスの電池と同じですので、一組予備があれば十分ローテーションで行けそうです。

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 そしてキートップを保護するためのカバーが付いているのですが、これ自体の重さが200gあります。キーボードと合わせると456g(実測値)もあります。ちょっとしたタブレットよりも重いので、タブレットと両方持ち出すと結構重くなってしまいそうですね(^^;)。しかしこのカバーがなかなかすごいもので、裸のまま持ち出してもまずキートップを傷つけることは起こらなさそうなくらいがっちりとキーを守ってくれます。さらに、カバーを付けると本体の電源が切れるようになっているので、電源の切り忘れの心配がありません。

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 またこのカバーは半分に折れ曲がるようになっているので、スマートフォンやタブレットを立てるスタンドの役割もします。最初は折り曲げること自体に勇気がいったのですが、慣れれば自分の好きなところまで自在に折り曲げることができます。

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 最後にキーの全景をご覧いただきましょう。実は今使っている11インチのノートパソコンのキー配列とほとんどサイズが同じなので、入力に関してのストレスは私の場合はほとんどありませんでした。ただWindows8用に作られているので、最上段のキーにそれぞれの機能が割り当てられている関係上、「F1」からの機能を使うためには「Fn」キーと同時押しが必要となります。まあ、そういうことを承知して重さも我慢できるならなかなかいいキーボードではないかと思います。カナ文字の表示もあるので、日本語をローマ字ではなくカナで打っている方にとってはいいチョイスかと思いますが、ポケモンキーボードは軽いしキー配列がゆったりしているということで打ちやすさもあり、どちらを常用するか困ってしまう場面も出そうです。ただ、ポケモンキーボードの方はゲームソフトという扱いなので、もしかしたら中古のゲーム販売店で安く買えるかも知れませんので、これからBluetoothキーボードをタブレット端末のために購入したいと思っている方は、ネットで注文する前に近所のお店を探してみてから決めるというのも一興でしょう(^^)。


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