電池で選ぶデジタルカメラ

 ここのところ、旅行用のデジカメとして使っているのはオリンパスのレンズ交換式ミラーレスE-PL3なのですが、単三電池が使えるレンズ交換式一眼レフK-30かK-50あたりを視野に入れて今後の旅行用カメラのラインアップに加えようかと考えていました。それは、すでに改めて買い足さなくてもいいくらい大量のエネループ(充電式の単三電池)を持っているからです。さらに付け加えると、車で走行中の充電システムや、太陽光発電もできるセットも単三充電池については持っていますので、いつ購入してもいいと思っているのですが、今持っているオリンパスのラインアップとは別の一眼レフを持つと、さらにお金がかかりそうなので、かろうじてブレーキをかけているところです(^^;)。

 ただ、今後新しいデジカメを購入する場合、できれば今使っている電池が共用できるようなものにしたいと思っています。単三以外のリチウムイオン電池のスペアを用意しようと思っていても結構高いですし、長期旅行でも長く使うことを考えると、少なくとも1つはスペアの電池を用意しておきたいところです。一応車で走行中に充電できるセットは持っているので、新しく購入するのならオリンパスPENのシリーズになってしまうかなと思っていたのですが、旅用のカメラとしては面白そうなカメラがオリンパスから出るニュースを聞き、さらに電池が今使っているE-PL3のものと共通だということがわかって俄然購入欲がわいてきてしまいました(^^;)。

 2013年11月末に発売予定のオリンパスのコンパクトデジタルカメラ「STYLUS 1」は、オリンパスの高級レンズの代名詞である「i.ZUIKO」レンズで、F2.8という焦点距離を変えることなくカバーする明るさの35mm換算で28-300mmという約10倍のズームレンズが搭載されています。通常のコンパクトデジカメのほとんどが液晶画面を見て撮影するタイプなのに対して、オリンパスの一眼レフ機に搭載されているのと同じサイズ(144万ドット)のビューファインダーも付いています。搭載されているセンサーについては、オリンパスが出しているマイクロフォーサーズよりかなり小さい1/1.7インチだからこそのコンパクトなサイズになっているので、ある程度高画質を追求しなければ十分旅行のカメラとして使えるポテンシャルを持っているということになります。

http://olympus-imaging.jp/product/compact/1/index.html

 さらにスマートフォンやタブレット端末をよく使っている方にとってもなかなか面白い機能が付いています。同社がiOSおよびAndroid向けにリリースしているアプリ「Oi.share」を使ってWi-Fi経由で接続すると、スマートフォンの画面をファインダー代わりにしたり、リモコンの代用としてリモート操作ができるとのこと。多彩な機能を持つアプリを扱えるということは、単なるリモコンとは違って、さらに写真転送やタブレット側で取得した位置情報を撮影した写真に付けられたりもします。ちなみに、アプリの方は私が今使っているタブレットやスマートフォンにインストールできているので、もし手に入れることができれば、旅行用のカメラとして活躍してくれるのではないかと思っています。

 しかし、私の中ではあくまで単三電池が使える一眼レフにこだわるか、今使っているカメラの電池を使い回せるものにするか決めかねています。今現在の価格はどちらも同じくらいで、「STYLUS 1」はまだ発売されていないということもあって、その価格が高値安定するのかある程度安くなっていくのかはかりかねています。発売するオリンパスには悪いですが(^^;)、しばらくは価格の推移を見ながら購入のための対策を練っていこうと思っています。


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