トンボ 加圧式ボールペン エアプレス

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 車中泊の旅ではどうしても車の中で過ごす時間が長くなるわけですが、運転席に座ったままボールペンで字を書くと、状況によってはインクがかすれて出にくくなる場合があります。これは、私たちが普通にボールペンを使う場合、机などにほぼ垂直にボールペンを持って書くのと違って、車の中ではどうしても地面に対して垂直に近く持つようになるところにその原因があるのだそうです。

 ボールペンのインクは、地球の重力によって押し出されることで書けるようになるのですが、普通のボールペンを天井に向けて書こうとした場合、インクはボールの方とは反対方向に重力で動いていってしまうため全く書くことができません。車の中で書く場合も、その持ち方によってはインクの流れが悪くなっていざという時にメモできないような事は起こり得ます。日常的にメモを使わない人には関係ない話かも知れませんが、長く車で移動するような車中泊メインの旅をされる方はこうしたメモの際の対策について考えておいてもいいかも知れません。

 今回私がその対策として購入したのが、天井に向けても多少紙が濡れていても書ける加圧式のボールペン、トンボのエアプレスです。小ぶりのサイズですが物としての質感は上々で、頑丈で強力そうなグリップ、ストラップホールなど旅用として使うのには十分の機能を誇ります。

 加圧式ボールペンは以前から存在しましたが、専用のカートリッジが高価だったりしたため、なかなか普及していなかったように思います。この製品ではボールペンをノックすることにより圧力を加える仕組みになっています。そのため、替え芯は本体同様短いので専用品にはなりますが、価格的には通常のボールペンと同じですので気軽に使い続けることができます。替え芯は本当に普通の油性ボールペンのカートリッジなので、インクが出すぎてしまうと不注意で紙を汚してしまう場合もあるのでその点には注意が必要だと思います。

 加圧式のメリットは多少水に濡れた紙にもちゃんと書けるということもあります。以前紹介した水をはじく紙を使っているリングメモと併用することでこれからの梅雨の季節でも雨に濡れることを気にしないでどんどんメモをすることができるようになります。加圧式のボールペンは今回紹介したメーカー以外でも出ていますので、実際に店頭でその質感や書き心地を試した上で購入されるといいのではないかと思います。

 さて、本日から週末まで出掛ける予定にしております。状況によってはブログ更新ができない場合もございますのでその点はどうぞご了承下さい。


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