タニサケ ゴキブリキャップ P1

 私の車中泊のスタイルではそれほど関係はありませんが、車内でお弁当やお惣菜を買い込んで食べることが多い場合や、キャンピングカーの場合など、暖かくなって来るとその出現が恐怖となるのがゴキブリの存在です。

 自宅では長らく粘着シートに餌を置いて引き寄せるタイプの駆除剤を使っていたのですが、これだと巣を駆除できないので、数の減少を認識するまでには至りませんでした。いろんな薬剤を試してはいたものの、なかなかうまくいかなかったのですが、一昨年くらいにダメもとという感じで購入したのが「ゴキブリキャップ」というホウ酸団子が入った駆除剤でした。

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 このゴキブリキャップには2種類あり、スタンダードタイプにはホウ酸団子に玉ねぎが混ぜてあり、玉ねぎの匂いでゴキブリをおびき寄せ、ホウ酸を食べさせて駆除するといものです。私が購入したのはスタンダードタイプより若干高いものの効果が高いということで、玉ねぎの代わりにピーナッツを使った「ゴキブリキャップ P1」の方を購入しました。ただ、実際に使った人の中には安価な玉ねぎの入ったスタンダードのものの方がいいという方もいるようですので、一概にピーナッツの方が効くかというのはこちらではわかりかねます。その点についてはどうぞご了承下さい。

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 この製品は写真のようにプラスチックの容器に入っているため、誤って飼っているペットに食べられてしまわないようになっています。ゴキブリは下にある隙間から中の餌を食べ、水分を求めて外へ出ていってしまうとのことです。

 設置してしばらくしてから、気付いてみるとゴキブリを見なくなり、その効果にはっきり言ってびっくりしました。新しい駆除剤も沢山出ているので、今回紹介するゴキブリキャップよりも効果があるものもあるように思いますが、もう一つのポイントはその効果の長さです。私は一昨年の夏に商品を購入しその効果はまる1年続いたように思います。冬になればゴキブリは出ませんから、今年になって効果がなくなった(ホウ酸自体には効果がありますが、誘引剤の玉ねぎやピーナッツの匂いがしなくなるので)のを確認し、先日改めて新しいものを購入してきたのでした。

 ちなみに、今回購入したもののパッケージには、翌年の9月が有効期限と書かれていますので、翌年の天候にもよりますがだいたい2シーズンを目安として置いたままにしておけるでしょう。キャンピングカーで調理をよくされるような方は、水まわりに数個置いておくだけでそれなりの効果が期待できるのではないかと思います。1箱に入っているのは15個なので、使う車の大きさにもよりますが、家庭用に設置して余ったものを車に入れておくという感じでうまく使えるのではないかと思います。

 車の中を駆除するだけなら、スプレー式の駆除剤を使うとか、煙式の殺虫剤を車の中で焚くという方法もありますが、車に付いてしまった匂いがぬけるかどうかという問題もあります。キャンピングカーはキッチンとリビングと寝室を兼ねるような空間になっているので、できれば薬剤散布という方法でなく、自然と車の外に出て行ってくれるような駆除の方法を選択したいものです。今回紹介したものは、あくまで私の経験に基づくものだけなので、絶対これなら効くというものではないかも知れませんが、様々な方法を試してもだめで諦めているという方がいた場合はやってみる価値はあるのではないでしょうか。



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