USB 簡易電圧・電流チェッカーを使ってわかること

 モバイル環境だけでなく、日々の携帯電話・スマートフォン・各種電子機器の充電をUSB出力のあるアダプタから行なうことが普通になってきました。こうした充電用のアダプターが出はじめのころは、パソコンのUSB端子と同じ5V 500mAのものだけだったのが、今ではモバイルバッテリーを含め、5V 1A、1.5A、2.1Aのような高出力もものも出てきています。これは、ある程度高出力がないと一部のスマートフォンやタブレット端末を充電できなかったり、特定のアダプタで充電ができないようなことにもなります。

20140222_143301

 今まではACアダプタやモバイルバッテリーに書かれている数値を信頼して使うしかなかったのですが、アダプターと充電ケーブルの間に繋いで使う簡易タイプの電圧・電流チェッカーを購入してみました。電圧と電流を一定時間ごとに交互表示してくれるので、ただその数値を見るだけでわかるというのがいいですね。

20140222_145429

 果たしてこのチェッカーは正確に表示してくれているのかという問題はあるものの、大体の数値は出てきます。Panasonicの薄型のバッテリーの出力をNexus7を充電しながらチェックしてみたところ、カタログ値では2.1Aのはずが、1Aよりも下がって0.84Aになっています。実はこれは、どうやら充電するためのケーブルによって細かい数値が変わってくるようです。データ通信と兼用のケーブルと充電専用のケーブルでも違いますし、安価な細いケーブルでも細かな数値は違ってきます。この数値が高くなるようなケーブルを選んで充電すれば、満充電までの時間も少なくなることが予想されます。今後はこのチェッカーを使ってデータを取りながら、いろんなケーブルを試し最良のケーブルをさぐっていきたいと思っています。


スポンサーリンク

コメントを残す