今は全国どこのホームセンターへ行っても、防災用品の中にLEDを使ったランタンが置いてあります。そんな中から果たして何を選べばいいのかとお悩みの方も多いでしょう。あわてて店頭の製品に飛び付く前に、きちんと仕様の違いについて把握しておくことがまずは大切です。具体的には、以下のような項目についてどちらがいいのかということをはっきりさせておいた方が使っていく上で役に立つように思います。
・明るさは明るい方がいいか、多少暗くても電池持ちのいい方がいいか
・LEDの色は白色(明るめ)か暖色(穏やかで目に優しい電球のような色)か
・電源は充電地か乾電池か、乾電池の種類と本数はどうか
細かいことはいろいろあるかと思いますが、私はこのような条件で絞り込んでいます。私が今後の事を考えてランタンを買い足すような場合は、充電池よりもいつでも交換できる乾電池式のもので、電源が取れない状況でも太陽電池パネルによる充電で補充しやすい単三電池4本で動くLEDランタンにするでしょう(手持ちの充電システムでは単三か単四を2本および4本まとめて充電するものしかないため、乾電池3本で動くランタンは充電効率が悪いのです)。そういった私の希望を叶えてくれそうなものが、2012年の3月末に発売が予定されているGENTOSのランタンで、以下に紹介させていただく2種類が単三電池4本で動くものなのです。
・EX-431CW(白色LED 明るさ150ルーメン 電池寿命Lowモード32時間)
・EX-1977IS(暖色LED 明るさ100ルーメン 電池寿命Lowモード36時間)
ちなみに、現行品であり私がすでに持っているものですが、以前にこのブログで紹介したことのある多機能ランタンのスペックも参考として紹介させていただきます。
・EX-757MS(暖色LED 明るさ150ルーメン 電池寿命Lowモード40時間)
従来品のEX-757MSとの違いとして、新製品はカバーを外してLED電球のように周囲を照らしたり、裸電球のように逆さまにして吊るすという、GENTOSのランタンの中で一番の売れ筋モデルEX-777XPと同じような使い勝手を誇ります。EX-777XPは単一電池3本でその性能を余すことなく発揮するので、単一電池スペーサーに充電池の単三電池3本を入れて使ってきた人にとっては実に魅力的に映ると思いますが、LEDが白色ということで暖色系の明かりを欲しいと思う人にはEX-1977ISの方を選ぶようになるかと思います。ただ電池寿命が双方のランタンともEX-757MSにカタログスペック上のものとは言え劣るというのも気にかかります。
まだ製品として出る前から次の機種を望むというのも変な話ですが、もう少し連続しよう時間が長いものが出たらいいのですが(^^;)、なかなか個人的な希望通りには行かないものですね。そんなわけで、今のところはEX-757MSをそのまま使いながら新機種の値段が下がるか、次の機種の発表があるまでは様子を見ようかと思っています。