AQUOS PHONE WX04SH1台か3回線を別々に持つか 番外 イーモバイルという選択

 前回までのエントリーは、できるだけウィルコムのWX04SHの使い勝手に近づける形で3回線のプランを考えてみましたが、実は通話定額オプション付きのデータ通信プランが使えるスマートフォンを安く使う方法がもう一つあります。それがイーモバイルが出しているスマートフォンを契約する方法です。

 イーモバイルのスマートフォンのうち、STREAM X(GL07S)での料金プランは、LTE通信およびSoftBankの3Gエリア(プラチナバンドエリアは対象外)でデータ通信と電話が使え、「LTE電話プラン(にねん)」に「データ定額5」という5GBまで高速通信ができる(容量オーバーで128kbpsに制限されます)という、基本料金が月額3,880円のセット料金が適用されます。さらに、このプランにはWX04SHと同じようにソフトバンクWi-Fiの使用ができ、通話については月額1,400円をプラスすると、10分以内の国内通話が月300回まで0円になる(ウィルコムは月500回まで)通話定額オプションが付けられます。これに月525円の「あんしん基本パック」を付けると月々の支払い金額は5,805円となり、WX04SHと同じように一台でデータ通信も通話もでき、発信がほぼ定額になるような形でスマートフォンを維持できるようになります。

 毎月の支払い額は通話定額オプションを付けたことで高くはなりますが、それでもウィルコムのデータ通信料の割引がない場合とほぼ同じです。プラチナバンドには対応しないとは言え、月5GBまで本体およびテザリングでも可能な高速通信が使えた上で通話も定額になるわけですから(GL07Sはおサイフケータイにも対応)、利用のパターンによってはイーモバイルの方が使いやすいと思われる方もいるのではないでしょうか。しかも、WX04SHは3年間の継続契約が基本ですが、GL07Sは2年ごとの更新となります。

 このような端末とサービスが出てきた背景にあるのは、イーモバイルがソフトバンク傘下に入っているからであるのですが、今後ソフトバンクがイーモバイルとウィルコムのサービスをどうするのかという事を想像すると、今後3社のサービスをまとめたものが出てくるのではないかという空想もしてみたくなります。となると、私個人としてはできるだけいつそんな端末が出てもいいように、できるだけ身軽な状態でいたいというのが本音です。果たしてどの選択が正解なのかは私にもわかりませんが、さまざまな可能性を探ってあれこれ悩むのも楽しいものですね(^^)。


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