今回紹介する商品はネットニュースでその存在を知ったのですが、以前(というかかなり昔)、鉛電池が搭載された大きくて重いポータブルバッテリーを車中泊用に買う理由の中に、もし車がバッテリー上がりを起こした場合にエンジンルームを開けてバッテリーと直結してエンジンを再スタートできる機能があったからという理由がありました。
実際のところ、今乗っている車について、買い物に出た先で突然バッテリーが上がってしまいJAFに救援を頼まざるを得ませんでした。その時は近所だったため、早めに救援に来てくれまして、さらにはJAF会員ということもあって現地での作業料金は無料でしたが、頻繁に車で出掛ける方であれば山の中で夜中にバッテリーが上がる可能性もあります。一応バッテリー上がりにも対応できる機器を用意することも考えておいた方が良いでしょう。
そうは言っても、バッテリー上がりから脱出するにはそれ相応の電力が必要ですし、私が持っているポータブル電源の中には車のバッテリーと直結させて車のエンジンを掛ける機能はないので、いざという時にはまたJAFを頼むかと思っていたのですが、車に乗せっぱなしでも大丈夫な電池を使用しないジャンプスターターがあるのですね。
そんな製品の中の一つが、「Autowit Super Cap2 ジャンプスターター 12V」というもので、これはリチウムイオン電池の代わりに、以前防災ラジオの電源として紹介したことのある「スーパーキャパシタ」が使われています。ちなみに、私自身は使っていない状態でこのレポートを書いていまして、さらには他にもキャパシタタイプのジャンプスターターはあるので、リンク先はあくまで参考までにお使い下さい。
ジャンプスターターの場合、大容量は必要なく、一瞬だけ電力が必要になるものなので、キャパシタに電池を貯めて使うことのできるジャンプスターターは、かなりメリットがあるような気がします。
メーカーの説明によると、もしまだ車のバッテリーがすっからかんではなかった場合には、その弱ったバッテリーから5分くらい充電させることで、再スタートさせるための一瞬の電気をキャパシタに貯められるとのこと。さらに、時間はかかりますが、モバイルバッテリー・普通のポータブル電源からもUSB経由で本体キャパシタに電気を貯めることができるそう(リンク先の製品では40分程)。
キャパシタの場合、空にしても劣化することもなく化学変化も起こさないので、車に入れてそのまま置いていてもリチウムイオン電池を使った製品のように発火・爆発の恐れもないとのこと。ただ、あくまでエンジンを再スタートさせるためだけのものなので、とにかく車を動かして近くのカーショップやホームセンターへ行き、新しいバッテリーに買い替えるか、自宅まで戻ってすぐネットでメーカー物の安く買えるバッテリーを注文して自分で取り替える(前のバッテリー上がりの時にはこの方法でメーカー品の高品質バッテリーを購入して自分で付け替えました)ようにすれば、ロードサービスに来てくれた方が提供するバッテリーを購入する差額でこのジャンプスターターが買えてしまうかも知れません。
また、長距離ドライブを伴う旅行に出る場合には事前にキャパシタに充電しておくことで、もし本当にバッテリー上がりを起こしてしまった場合により再スタートしやすくなります。自分のためではなく、出先でバッテリー上がりを起こして困っている人がいた場合には、自分の(正常な)バッテリーから充電できるので、ブースターケーブルでなくてもキャパシタを充電して使うことができるようになります。ただし外車やハイブリット車の場合、ガソリン車とは構造が違うので、相手の車を壊してしまうリスクがあるそうなので、ローテクのガソリン車限定にしておくのが利口なようです。
バッテリーについては寿命があるので定期的に交換するのがおすすめですが、今の季節だとアイドリングをしながらエアコンを使うと、消費電力の方が多くなるのでバッテリーが上がってしまう可能性も高くなります。私自身は今すぐ買うことはセーブしながら、冬の時期を見ながら購入を検討してみようと思っています。