PD出力が弱いELECAENTA SG120-JPの性能を補填するためのグッズ購入で死角なしか?

以前購入して、それなりに便利に使っているのが容量99Whと飛行機に持ち込めるタイプのポータブル電源で、出力もUSB(Type-AおよびPD)だけでなくACコンセント(120Wまで)、とDC入出力まで付いていて、ソーラーパネルとの相性も良く、電池がリン酸鉄という安心のELECAENTA SG120-JPですが、先日このバッテリーでUSBケーブル経由でStarlink miniを動かそうとしたら、電源は入るものの全く動作しませんでした。

なぜなのかと思ったところ、このバッテリーはPD出力では最大30Wしか出せない仕様になっていることに気付きました。もちろん、ACコンセントに60~100Wクラスの汎用PD出力を持つACアダプターを接続すればStarlinkも使えるようになるのですが、DCをACに変換する際にエネルギーを使うので、効率良くポータブル電源を使えないというジレンマがあります。

単体でUSB-Cから100Wを得るためには別のポータブル電源が必要ですが、何とかこのポータブル電源単体でも効率良くStarlink miniを使えないかと思ってふと考えたのが、すでに持っているシガーソケットのメスと、SG120-JPのDC端子として使われている5.5-2.1mm端子が出ているコネクタアダプターを使えば、シガーソケットに差すタイプで60~100WがPDで出力できるカーチャージャーを追加で購入すれば良いのではないかと思い当たりました。

というわけで、そのくらいの出力のあるカーチャージャーを物色して購入したのが、UGREENの3口合計130Wで出力できるという90413という製品になります。コネクタアダプターにセットすると、このような感じになります。

実際に最大100Wで使えるPD端子にStarlink用のケーブルを差すと、スマホアプリで全く問題なくWiFiアクセスポイントとしてStarlinkを見付けることができ、普通に使えました。カーチャージャーとコネクタアダプターは合計で4千円弱で購入可能です。

直接接続して使うという点でいえば、前回のエントリーで購入したことを紹介したJackery Explorer 100 Plusの方がPD出力が100Wあるので、スマートに利用可能ではありますが、何といっても元々ACコンセントが付いており、コネクタアダプターをつなぐだけでもシガーソケットで動く家電も使えるようになります。こうした事はUSB入力出しかないJackery Explorer 100 Plusではできないので、今回カーチャージャーをコネクタアダプタと一緒に使うことで、USB出力でもJackery Explorer 100 Plus並の使い勝手を得ることができることがわかり、改めてSG120-JPのオールマイティーさを感じることになりました。

カーチャージャー単体としても、他のポータブル電源と組み合わせることで高出力のPD電源を得ることができますし、車で移動する場合にもポータブル電源を使わないでシガーソケットから直接Starlinkを動かしたり、短時間で充電の完了する走行充電もできるようになるので、やはりこうした100W出力できるPD端子を持つカーチャージャーは一つ持っておく方が良いと思います。旅先でレンタカーを借りた時に使えるように、その時に本体だけ持って行く事も今後は考えて常にカーチャージャーだけ持ち出そうと思っています。

カテゴリー: その他のハード | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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PD出力が弱いELECAENTA SG120-JPの性能を補填するためのグッズ購入で死角なしか?」への2件のフィードバック

  1. 超小集電、まだやるの?

    大阪・関西万博の帰宅困難のニュースや、個人的にも関心のある災害時の電源確保などのせいか、このところの非常用電源の話は参考になります。ありがとうございます。
    話は大きく変わって、テレビ東京系列で土曜日に放送されているブレイクスルーという番組。
    4月から突然?、MCが交代したのですが、8月16日の放送はこれまで取り上げた企業のその後を紹介。この中に、フランスパンでLEDの超小集電もあって、前回からさらに進展しているような話を。
    ネタバレ、それ以上にマスコミや大企業も含めた世間一般の無知レベルに腹が立つので、内容に関しては番組のほうを。
    100ワットレベル、それもワットは1秒間の話であって、必要なのは一定量の電気をどれだけの時間確保できるかで。番組制作者も含むて、どこまで基本的なことをわかっているのでしょうか。

  2. てら 投稿作成者

    コメントありがとうございました。

    私の場合、将来的にどんな技術が出てくるのかという話は抑えつつも、今の世の中でどこまで実現できるかということの方が大事だと思いつつ、ブログに書かせていただいています。私がブログを始めた過去にもコンセントのない状況でどうやって電気で動くものを使うのかという事で考えていたのですが、昔は自動車用の鉛電池にソーラーパネルから充電するような事が普通だったので、歩いて持ち運びすることもままならず、車の走行中短時間で充電可能な単三型のエネループで動くものくらいしか実用的ではなかったと思っています。

    それが、最近はリン酸鉄のバッテリーが出てきて、容量も大きなものから小さなものまで幅広く、今回紹介したようなバックパックに入れて持ち歩けてそれなりにモバイル機器が動くバッテリーまで安価に利用できるようになりました。ただ、問題はそのバッテリーにどうやって安定して充電をするかという点にはまだちょっと一般的に使えるような製品は少ない気がしています。

    新技術は実用化されるまでが問題で、今話題のペロブスカイト太陽電池についても、あれだけ報道されていても私たちの手元に実用的な製品としてまだ提供されていません。折りたたんで軽いだけでなく、曇りの天気でもそれなりの電気を発電してくれないと使えないので、大変なことはわかりますが、せめて100Wクラスのモバイル用ソーラーパネルが安く登場してくれないと、今回紹介したミニ・ポータブル電源すらまともに充電できません。今後も定点観測を続けながら、自分にとってのベストを探っていきたいと思っています。

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