MoonLenceの折りたたみコットを購入してより機動性のある旅のパックを作る

このブログでは、かなり前から折りたたみ式のキャンプベッドである「コット」について紹介していました。今は売っていませんが、かなりしっかりと設置して使えるロータイプのコットを主に使っており、「ボイジャーコット」を車載して車の中で組み上げることで、現在の普通車でもきちんと設置していざという時は普通車での車中泊でもエコノミークラス症候群になるような恐れを極力減らし、ゆったりと手足を伸ばして寝られる環境を作っています。

ただ、手持ちのコットは折りたたんでもかなり仕舞寸法が大き目で、車の中に入れて運ぶなら良いのですが、交共交通機関を使っての移動には、そもそも持って出掛けようとは思いません。昔はバックパッカーが良くやっていた「駅寝」というまさに野宿じみたことをやっている人もありましたが、今ではなかなかそんな人はいないものの、状況によっては災害時以外でもフラットな床があればコットを設置して仮眠を取るような状況は色々と考えられます。

具体的には、LCCで早朝便を利用する場合、前日のホテル代を出さずに深夜でも開放されているロビーにコットを設置すれば、それなりに楽な姿勢で仮眠を取ることができます。また、最近は減ってきましたがフェリーのエコノミーで雑魚寝用のフラットな船室に設置すれば、毛布などは船のものを借りながら、ただ床に寝るよりは快適に過ごすこともできます。

もちろん、災害対策という面でも優秀で、手持ちのバックパックに収まるくらいのコットを手に入れようと考えていたのですがようやく購入できたのが、MoonLenceというメーカーが出した5本足のコットです。

まず、収納袋に入れた形ではこのくらいの大きさになります。隣にあるのは日常使いも旅にも持っていくことのある32Lのバックパックなのですが、何とこのバックパックの中に折りたたんだコット一式が入ってしまうのです。収納袋を入れた重さも2キロちょっととそれほど持ち運びに負担にはなりません。

バックパックの中にはパソコンを入れるためのスペースもあるので、パソコンを入れた上でコットを差し込み、残りの空間にシュラフとしても使えるスリーピングシーツも一緒に入ります。単なる電車での旅には必要ないものの、旅で何が起こるかわらなないような気ままな旅だったり、飛行機やフェリーを利用しての旅であれば、このコットは持って行って休みたくなったらコットを組み立てて休むというのも面白いかなと思います。

実際に組み上げたのが上の写真です。布の両側にパイプを通したら、組み立てた足を付けていくのですが、多少コツは要りますが、パイプを多少しならせるように力を入れてはめ込めば、私の場合はそこまで苦労せずに組み立てることができました。もっと簡単に組み立てられるものも同メーカーから出てはいますが、それだと仕舞寸法や重量の点で私の求めるものとは合わないという感じでしたので、今以上に組み立てに慣れていけば、そんなにトラブルは起こらないかと思います。

ちなみに、メーカーがうたう耐重量は160kgあるので、かなり体格の良い人でも利用できるし、利用させられるというのも良い点だと思います。この種のコットは毎日使うものではないので、そこまで耐久性を持たなくても私は大丈夫ではありますが、いざ使うという場合にはちゃんと使えるようなメンテナンスはこれからもしていきたいと思っています。

Moon Lence アウトドアベッド


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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