進化する迷惑電話についてのお話 中国語自動音声の電話番号は03から始まる国内固定電話の番号だった

自宅の固定電話を解約してから普通の迷惑電話というのは掛かって来なくなったのですが、昨日はほとんど使っていない昔からの携帯電話に迷惑電話がかかってきました。今回はその内容について紹介するのですが、普通の場合電話番号を検索にかけてだいたいのことを把握するのですが、多少わからなく不安に思う部分があるので、同じような電話がかかってきた場合の参考にしていただきたいと思います。

電話は、03から始まりスマホでは「東京」と表示される番号から掛かってきました。昔使っていた番号で、しかも後で調べるとその番号はNTT東日本の固定電話の番号の中にあるようで、もしかしたら昔の番号しか知らない人が掛けてきたのか? と思い出てみたところ、「これから中国語による自動ガイダンスが流れます」というようなアナウンスが流れ、そこから中国語での案内らしきものが始まりました。

ネットを改めて見たところ非通知番号や国番号が日本からでない番号から中国語のガイダンスが流れる迷惑電話があることは理解できたものの、国内の番号がきちんと表示される形で同じような電話が掛かってきたのにはちょっとびっくりしました。その時考えたのは、番号通知は日本の番号であるものの、国外からの通話を国内からのものと偽装しているのでは? ということです。ただ、そこまでやるのかとは今となっては思っていないのですが、どちらにしても気持ち悪い電話であることは確かです。

ともあれ番号を偽装して海外から掛けている場合、受信側にも通信料金が発生する可能性が0ではないと思って反射的に電話を切りましたが、その後同じ番号からの電話はかかってきませんので確かめようもありません。もしこの電話によって後日何らかの通話代が請求されるようならその内容は改めて書こうと思っていますが、単に電話を切っただけでボタン操作(トーン音の発信など)は行なっていないので、もし同じ番号から掛かって来た時のためにその番号は「ブラックリスト登録」を行ない同じ番号からでは接続されないようにはしています。とにかく中国語で何を言っているかわからないので、もしかしたら単なる間違い電話という可能性もあるのですが、もしこの電話が電話を使った詐欺の方法の一つだとしたらかなり恐いですね。

ちなみに私が住んでいるのは静岡県なので、東京03という番号からの電話自体がイレギュラーなもので、その電話を無視することもできるのですが、東京03地域在住の方の場合、知り合いの番号になくても、荷物の配達やお店で購入した後のアフターフォローの電話かも知れませんし、全ての未知の番号を無視するわけにもいかないでしょう。単に電話に出ることで料金が発生しないなら、電話番号をその都度ブロックし続けることくらいしか対応はできないような気もするのですが、その対策を考える前に同じような電話が非通知や国外(+から始まる番号でスマホによっては国番号を表示してくれる場合もある)から電話が掛かってきた段階で決して電話には出ないように気を付けないといけないでしょう。

今改めて考えてみると、恐らくこの電話は、日本に住んでいる中国の人や中国語がわかる人をターゲットにした迷惑(詐欺)電話だと思うのですが、ガイダンスが中国語から日本語に変わって何やらの料金が未納だからと通知してくる(多くの場合そのような事実はありません)ものも出てくるのかも知れません。

もし本当に請求が来るとしたら、まずは相手が身元を明らかにすべきですし、それを全て電話で完結しようとするなら、それは詐欺と考えて間違いはないでしょう。奇妙なガイダンスが流れても慌てずに電話をこちらから切り、表示された番号があればその番号をブラックリストに登録することを繰り返すしか対処する方法は今のところないでしょう。それでも、携帯電話やスマホは相手の番号が表示される(非通知というのも表示の一つです)ので、知らない番号からの電話には出ないで、今回のような電話の場合もそれがお店とかの電話番号なのかはネットですぐに調べられますので、十分にその番号の内容を確認するまでは自分から出たり掛けたりすることがないよう、一連の対策を徹底しましょう。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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