「国勢調査オンライン」の使い勝手

昨日から国勢調査をネット上から回答して提出できるインターネット回答が開始されましたが、初日にさっさと済ませてしまいました。たまたま引っ越した後すぐのタイミングだったこともあり、同じように住所や氏名、連絡先などを様々なところで登録していたので、国勢調査もそんな感じで一気に済ませてしまいました。

インターネット回答のメリットは、時間などの束縛がなくいつでも回答できるということと、ネットが無かった頃のように、回答した書類を調査員の方に提出する必要がないということで、自宅へ調査員の方がやってこないということもあります。

これらのメリットは人によってディメリットになる場合もあるかと思いますが、回答する内容は住所氏名、生年月までの情報および現在の職種・職業・具体的な仕事内容・学歴・電話番号くらいで、事前に家族に聞かなければわからないような具体的な仕事内容などを聞いておくくらいで回答は十分でき、時間にして私の場合は10分もかかりませんでした。

もし、回答に不明な点があった場合には電話がかかってくるかも知れませんが、人が家にやってきて入ってくるような場合、たとえ十分にコンプライアンスを守って訪問した家庭の事についての守秘義務を持っているとは言え、どこから近所の人にこちらの生活実態がもれてしまうかわかりません。個人的には部屋の中が汚いとか(^^;)、何回も訪問されていた時に留守だった場合、どんな生活をしているのかと訝しがられるかも知れませんが、そもそも人がやってこないので、そんな詮索とは無縁になります。

この国勢調査は、日本国籍を持っていない人でも日本国内に住んでいる場合には回答の義務があります。何でもそうですが、早く済ませば問題は起こらず、ごねて締め切りまでに回答できなかったり、回答を拒んだりした場合には逆に周りに注目されてしまうようになってしまいます。信条があって、とにかく政府のやることには反対ということなら、その考えを押し通せばいいとは思いますが、その場合起きてくるかも知れないトラブルを自分で引き受ける覚悟でないとこちらからおすすめはしません。

話はちょっと変わりますが、最近になってマスクを外出時に付けるという「同調圧力」が一部で問題になっているようです。海外では「マスクを付けない権利」を主張して大規模なデモを行なっているようなケースもあるそうですが、それなら逆に外出時から自分はマスクを付けない事をわかってもらえるような行動を取っていかないと、今の日本では人対人だけでなく最悪の場合、航空機から強制退去を求められるような事態に発展する可能性があります。

私自身はどんな主張でも、それを主張する理由があるならちゃんと行動とともに示すべきだと思いますが、理由を後出しにしたりそもそも理由を言わないまま「ダメだからダメ」というような論調になるのは、マスクを強要する側も拒む側も、お互いの理解を得られないことにつながりかねないと思うので、注意する必要があると思います。

私個人でもあまりにマスクを強要しなくてもいい所でまでマスクをしないといけないような状況にはおかしいと思いますが、マスクをしての外出よりも自宅にいた方が安全なわけですし、まだ原因が何かつかめず、さらにワクチンもないような状況の中で外出するなら、指摘されればすぐにマスクを付けられるような状態で外出する方が不毛な争いに巻き込まれないで済む分、無駄なエネルギーを使わないのでいいと思うのですが。

これは、あくまで一部の方からするとマナー違反ではないか? と思われている車中泊の旅を中心に車で出掛けている中で形成された想いによる部分もあります。車中泊できる場所を事前にネットで調べて到着したところで、たとえネット上で書かれていたのと違う地方の車中泊に対するローカルルールが自分が訪れた時にできているようだったら、あくまでそのルールに従うか、どうしてもいやならその場から撤退するという方針で旅を行なってきた自分なりの考え方であることをおことわりしておきます。


カテゴリー: ノンジャンルコラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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