意外な伏兵か? ニトリの「2Wayボトル ヒューグ」750ml

引っ越し関連グッズを購入しにニトリに何回も行っていたのですが、そこでかなり気になるボトルを見付けました。ぱっと見、スタンレーの真空断熱ボトルのようなスタイルなのですが、これはこれでニトリのオリジナルです。

「2Wayボトル ヒューグ」というのが商品名で、ニトリには他にもボトルが売っていますので、間違えないように注意して下さい。今回は750mlのものを購入しました。このボトルがなぜすごいのかと言いますと、箱に書かれた保温・保冷に関する性能の高さです。あくまでカタログ値であるので、実際の性能とは変わってくるところはあるかと思いますが、一応大手のニトリがここまで言っているので信じてみましょう。

保温能力(82℃以上が6時間持続)と保冷能力(7℃以下が6時間持続)のスペックは以前に紹介した象印のSJ-JS10(容量1.03L)と同等ですが、容量が少ないのにこれだけの保温・保冷能力があるというのは驚きです。ちなみに、SJ-JS10についてのレポートは以下のリンクからごらん下さい。

象印ステンレスボトル SJ-JS10

ただ、容量の差はあっても大きさはむしろニトリのボトルの方が大きいくらいです。これには本体のスリム化まではできない事情があることもあるでしょうが、それでも価格が値下げ価格とは言えこれを書いている時点でのニトリネットでの価格は税込1,490円とダントツに安く、容量違いの500mlのサイズのものでは何と税込999円で買えます。お近くにニトリがある方はまずは見に行ってみることをおすすめします。

構造はいたってシンプルで、昔あった両側に穴が開いた中せんを回して中味を出す方式で、この方式の方が保温能力はあります。SJ-JS10の方がワンプッシュで注ぐことができて手軽ですが、構造が複雑な分、買い替え時にはコストがかさみます。

さらに、特筆すべきは付属のカップの大きさです。中側はプラスチックの普通のカップですが、外側は金属で、そのままお茶やコーヒーを飲むにはかなり余裕があり、200mlは十分に入ります。普通のインスタントコーヒーは180mlくらいなので、お湯を入れてスティックコーヒーを飲むくらいなら、別にカップを持って行く必要はないでしょう。さらにこのカップの大きさによって、カップの部分から熱が逃げるのを防ぐ効果があるのではないかと思われます。

とりあえずはこのボトルは自宅で使うことにしました。朝沸騰したお湯を入れておけば、夕ごはんのお茶を飲むには十分な温かさをキープすることはできます。もちろん旅行の際にも長時間保温保冷をする目的で持って行ってもいいですが、容量の割に大きくて重いということはディメリットにもなるので、その点は実際に店舗でその大きさを確かめてみることをおすすめします。

一応、真空断熱ボトルといえば、「象印マホービン」「タイガー魔法瓶」「THERMOS」の大手三社の製品をこのブログではおすすめしておりますが、保温機能ということで言うと、モンベルのステンレスサーモボトルの出現から今回のニトリのヒューグボトルと、高性能なボトルも出てきました。特に今回のニトリのボトルは価格の安さと手軽さが最大の特徴なので、結構ラフに使ってみようかと思っています。


スポンサーリンク

コメントを残す