主に熱量から見た非常食(5年保存のお菓子)のベストチョイスは

 ここまでさまざまな5年間という長期保存の効く非常食について紹介させていただきました。改めまして、そのすべてを総カロリーと値段に注目しまずはまとめておきます。

・グリコ ビスコ 1パック20.6g(98kcal)×6 計588kcal(400円)
・ブルボン ミルクビスケット 75g 361kcal(250円)
・森永ミルクキャラメル 一粒4.6g 19kcal 70g 計285kcal(400円)
・井村屋 えいようかん 1個60g 171kcal×5 計855kcal(500円)
・ヤマザキナビスコ リッツ缶S 1パック44g(227kcal)×3 計681kcal(300円)
・ロッテ コアラのマーチ 1パック19.2g(82kcal)×3 計246kcal(400円)
・森永 マリービスケット 1パック17.4g(75kcal)×6 計450kcal(500円)

 こうしてみると、「えいようかん」のカロリーの高さが目立ちます。缶入りの中ではリッツ缶のコストパフォーマンスの高さが光ります。味もかぶらないので、これら2種類に加えてお好みでビスコかマリービスケットあたりを加えておけば意外と良さそうです。個人的に考えると、リッツ缶と同じ大きさの缶であるビスコの方が収納には有利でしょう。食事用にということでリッツ缶を2つ用意し、リッツの上に乗せるための缶詰をお好みで用意しておくと、いざという時でもかなりバラエティーに富んだ食事ができるように思います。

 ここのところ地震が続いていますので、すぐに食べることを想定する場合もありますが、基本的にはあくまで非常食なので、賞味期限の到来ぎりぎりまで保管しておくことも想定の内にあります。新しいものを買う場合、残ったものをどうするかということも重要です。食べないで捨ててしまうのでは勿体無いので、普通に缶を開ければ家族で消費できるようなものをという基準も存在します。特に小さいお子様をお持ちの方は、3年保存と賞味期限が短いということでここでは紹介しませんでしたが、不二家が出している「アンパンマンどこでもビスケット」なるキャラクターの顔の形をしたビスケットが存在します。食べ物はおもちゃにはできないものの、普段とは違う状況の中で、少しでも不安を和らげるためにはこのような非常食を一つ用意しておくというのも手かも知れません。

 とりあえず今のところはこのような組み合わせで行こうと思っていますが、これも新しい製品が出てくればもっと豊かな食事を非常時でも食べることができるようになるかも知れません。メーカーの方々にお願いしたいのは、普段私たちが食べなれているものをそのまま長期保存可能なパッケージで出していただきたいということです。地震や台風で避難してきた際にいくらかでもストレスが軽減できるよう、新たな商品の出現を期待します。


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