リコール情報は十分に確認を

 先日このブログで紹介した自宅用のネット接続のためのモデムが不調になった件で、代わりのモデムが昨日届きました。それまで使っていたものと全く同じものだったので同じように接続したところ無事にインターネットにつながるようになってまずはほっと一息です。それにしても何か最近、家にあるものがどんどん不調になっていって困るのですが、自宅にとあるダイレクトメールがちょっと前に届きました。中を見ると、以前購入した掃除機のリコールのお知らせで、最悪の場合発火の恐れがあるから無償交換するとのこと。あわてて使用を中止しコールセンターに電話をし、改めて代替え品を受け取りましたが、なぜ利用者登録もしていない自宅に連絡が入るのか不思議でした。

 よく考えてみると、問題の掃除機はとある家電量販店で購入したもので、購入の際にポイントが付くお店のカードを出していたのでメーカー側はそうした買い物遍歴から私のポイントカードに登録されている住所をお店側から提供してもらって送ってきたのでしょう。多くの方は新しい家電製品を購入しても、製品の登録を全て迅速にするということはなかなかないのではないでしょうか。今回のリコール内容は最悪の場合発火もあるというかなり物騒なものだったので、個人情報云々の問題はあるものの、特に中古品をリサイクルショップやオークションなどで購入した場合にはメーカーの方で使用者を特定できなくなってしまうと思いますので、製品登録ができるならネット経由でやっておくことは大切なことだと思います。

 家電のリコールの場合も以前あったパナソニックのファンヒーターのように危険な内容がありますが、欠陥が直接生命に結びつきそうでやはり怖いのは車のリコール情報を知らずに使ってしまうことです。最初に紹介したネットにつながらないモデムのようにおかしいということが直接わかる場合は対応できますのでいいのですが、車内で発火すればすぐに車が炎上する危険性に繋がりますし、考えると恐ろしいですね。もっと恐ろしいのは、メーカーの方でリコール内容隠しをされてしまったような場合ですが、そういうことはないとは思いますがメーカーの方には使っていて怪我をする危険性がある欠陥があったらその点についてはきちんとリコールを届け出ていただきたいものです。

 リコールが出た後の対応について、基本的に車の場合は車検証によって使用者が示されていますので車検証上の住所に住んでいればリコールの情報はダイレクトメールでやってくるので安心ですが、車検証上の住所と現住所が違う方は注意が必要です。実家から離れて生活をしていて、車検証に記載されている住所が実家の住所になっている場合は実家のほうに連絡が行ってしまいますからご注意ください。もっとも、今ではインターネット上でリコールの有無についての情報がありますので、年末年始の時間がある時にでも自分の車について調べてみて、もしリコールがあった場合は年明けにでもメーカーのディーラー問い合わせしてみるといいでしょう。

 なお、ネットでの検索で車のリコール情報を表示する場合、国土交通省のページがヒットすると思いますが、最新の情報までは網羅されていないので、自動車メーカーのリコールのページから探すというのが確実に今出されているリコール情報を入手する方法としておすすめです。


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