文字のやり取りによる誤解解消のためにも通話定額は必要では?

スマホを使ってLINEで友人との連絡だけでなく仕事の打ち合わせまでやってしまうという状況は国内では普通になってきているところもありますが、その弊害というものも明らかになってきています。

テレビを見ていたらそうした内容を取り扱ったニュースがあったので興味深く見ました。一つの例として挙がっていたのは、社員旅行のとりまとめをやっていた方が旅行代理店の方とLINEで打合せをしていた際、オプショナルツアーの提案について一言「結構です」と送って断わったつもりが、先方はこの「結構」を「○」の意味で捉え、最終的に上がってきた旅行費用の見積りが500万円ばかり増えてしまったということでトラブルになったことが紹介されていました。

この場合は、常識で考えると「結構です」という言葉は「✕」の意味で書いたとわかりそうなものですが、「結構です(^^)」と顔文字付きで書いてしまっていたとしたら、相手側も「○」の意味として取ってしまう可能性が出てきます。もし今後そうした大事な打ち合わせをLINEのみで完結させたい場合は、「結構です」ではなく、「オプショナルツアーは付けなくて結構です」というように前後の流れで付ける意志はないことを示すか、「オプショナルツアーはいりません」とストレートに書くようにしないと誤解からトラブルになることは今後も出てくるのではないでしょうか。

もう一つ、SNSを使ったコミュニケーションの功罪として挙がっていたのは、自分の意志をストレートにぶつけるような発言を個人の間で行なったケースです。これは一つの大きな事件が一般の人の行動にも関わっていると思えるのですが、とあるバンドのメンバーとテレビのバラエティ番組で人気だった女性タレントのLINEでのやり取りが、スクリーンショットを撮られた形で外に流出したことで、当人同士がいくら言い訳をしてもしっかりとした事実としてLINEのやり取りの証拠が残り、彼らの立場が窮地に追い込まれてしまった事がありました。これと同じようなことにならないように、一部の人たちが恐れているというのです。

上記の例において、あくまでLINEは補助的に使い、「○時に電話する」とか「その日は○○で会いましょう」ぐらいの連絡に止めておけば、極めて具体的な対象についての悪態などまで世間にさらされることはなく、謝罪会見の後で大人しくしていれば済んでしまったかも知れません。これは芸能人でなく一般人でも同じで、自分や相手の赤裸々な意志の表明を画面に残してしまうわけですから、相手の告白を快く思っていない人が友人にプライベートな私信を見せびらかし、あろうことかスクリーンショットを共有するような可能性もあります。そうなったら告白した方はたまったものではありません。

もちろん相思相愛の場合でも、不倫の場合にはお互いのパートナーが証拠として画面を押さえ、保管しておくようなケースもあるでしょう。LINEによるコミュニケーションは便利なのですが、永遠に残ることの不都合ということもあるので、現在は電話や直接会って意志を伝えることを選ぶケースも出てきているのだそうです。

そういう意味からすると、現在多くのMVNOが行なっている10分以内の通話がオプション料金を払えば定額になるプランというのは、やはり付けておいた方がいいだろうということになります。

私個人としては、仕事の打合せなどでどうしても10分を越えてしまう電話が多かったり、古くて遠方にいる友人と話す時にはあれもこれも話している間に、ついつい長電話になってしまうことが多いので時間無制限の通話定額を利用しています。ただ若い世代で通話する相手とほとんどLINEの友だち登録をしているのなら、話が長くなりそうだなと思ったらLINE電話に誘導すれば通話料もかかりませんし、そこまで親しくない友人との会話なら10分あれば少なくとも自分の言いたいことは伝えられと思われます。

そうなると、安くてさらに通話も料金を気にしないでできるということで、LINEと普通の会話で伝えることを分けようと思っている場合には大手キャリアから卒業しMVNOの取り扱っている「データ通信」+「10分以内通話定額」の組み合わせにしておけば間違いないということは言えると思います。

もっとも電話の内容を録音したり、実際に会って話している時でもICレコーダーやスマホの録音機能を使ってその内容を録音し、広く友人たちと共有するような人もいるのかも知れませんが、よほどひどい事を相手に言ってしまったならまずいですが、普通のプライベートでの会話を録音して公にするということが逆に相手の負い目になったりすることもありますので、そこまで気にすることではないと思います。

大事なのは、たとえそれが全世界に公開しないダイレクトメッセージであっても、相手の端末上に表示された後も残す気があればずっと残ってしまうことまで考えた上で書くか、大事な事を話したり打ち合わせする場合は相手の反応も即座にわかる状態でコミュニケーションのできる電話が実際に会うことを選択することです。

電話をいきなり掛けるのは悪いと思われるなら、LINEのメッセージで「いつなら電話して大丈夫ですか?」というようなメッセージを送って相手の反応を待てばいいでしょう。今後もこうした文字のやり取りによるすれ違いの事例は減ることはないと思いますので、思いあたる事のある方は、ぜひ参考にしてみて下さい。


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