SONY アクティブスピーカー SRS-M50

ポータブルスピーカーの選択について、ひとまずBluetoothスピーカーでなくてもいいことがわかったので、改めて有線のスピーカーで何かよさそうなものを物色することにしました。既に、ポテトチップのプリングルズを食べて送ると全員にもらえる、筒状容器に差し込んで使うタイプのモノラルスピーカーを入手予定なのですが、その電源が単四電池3本であるということで、同じ電池で動くものを中心に調べてみました。

 色々調べた結果、既に販売を終了している製品の中で、ステレオで5Wの出力があるソニーのアクティブスピーカーSRS-M50が単四電池3本で動くとのことで、早速入手の算段をし、新品では高いので中古のものを入手することに成功しました。

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 持ち運ぶ場合を考えて、2つのスピーカーは一つにまとめるような形で接続することができます。その場合、コードを巻き付けることでまとまるようになるので、ケーブルの取り回しはうっとうしい反面、このようにまとめることができるので、最初からコードが付いているということなのでしょう。基本的にはCDよりも圧縮されることの多いデジタルオーディオをそこそこの音質および音量で聞くならこのくらいのものでも十分でしょう。

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 2つのスピーカーをコードがつながっている範囲内で別々に置くことができるので、写真のように使う端末の大きさに応じてセッティングすることができます。音の確認のためにジャズを聞いてみましたが、この大きさにしてはいい音です。最近の小型で高音質のBluetoothスピーカーは充電池が内蔵されていて、単体での再生の他にUSBケーブルを使ったモバイルバッテリーからの給電でも動くものがありますが、この点でもこのスピーカーはあくまで自己責任ではありますが使える余地があります。というのも、単四電池3本ということは、アルカリ電池の場合1.5V×3で4.5Vとなり、USBからの出力である5Vに近くなります。付属のACアダプターの定格は5,2V 1.25Aですので、あくまで自己責任ではありますが車内でUSBアダプターから接続したコードを電源代わりにして使ったり、モバイルバッテリーから動かすこともできなくはないでしょう。ちなみに、私の環境ではどちらの方法でもスピーカーから音を出すことができました(写真の状況では小型のモバイルバッテリーを繋いで音を出しています)。

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 こうした利用方法をあえてしなくても、写真のように単四電池を3本入れれば日常的にどこへでも持ち運びができます。これも自己責任の範疇かも知れませんが、充電できるニッケル水素電池からでもちゃんと音が出て、普通に使えました。

 最近では小さくコンパクトなのにそこそこ音もいいということで、リチウムイオン電池を内蔵した小型スピーカーにスマートフォン用の外付スピーカーは移行しているようで、今回紹介した乾電池で動くスピーカーは時代遅れの感は否めません。車の中で使う場合にはコードだらけになり、スピーカーの固定も難しそうなので、やはり車内用にはbluetoothスピーカーを別に用意する方がよさそうです。それでもあえて無線でなく有線接続のものを選んだ私には時代遅れ感がありますが(^^;)、断線がなければ安定して利用できるだけでなく、電池を抜いて保管すれば、将来必要な時にすぐ使えるので、災害時に小さなラジオの音を多く人に聞かせたいような場合に役に立つこともあるかも知れません。どちらにしてもこのモデルは今後新品で入手することも難しいと思うので、Bluetooth接続で使えるスピーカーとは別に、このスピーカーは必要に応じて大切に使っていきたいと思っています。


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