私は今のところ楽天のサービスが出てくるまで待ちの姿勢で、いざという時にはStarlink miniのアンテナを使って圏外の場所からの通信を行なうつもりでいますが、今の時点でいざという時の通信衛星とスマホの直接通信をサポートする「au Starlink Direct」の対応スマホに以下の機種が対応することが発表されました。
・10月15日対応(すでに利用可能)
Samsung Galaxy S25
Samsung Galaxy S25 Ultra
・10月下旬以降順次対応予定のもの
Samsung Galaxy S24
Samsung Galaxy S24 Ultra
Samsung Galaxy S24 FE
Samsung Galaxy S23
Samsung Galaxy S23 Ultra
Samsung Galaxy S23 FE
Samsung Galaxy S22
Samsung Galaxy S22 Ultra
Samsung Galaxy Z Flip6
Samsung Galaxy Z Fold6
Samsung Galaxy Z Flip5
Samsung Galaxy Z Fold5
Samsung Galaxy Z Flip4
Samsung Galaxy Z Fold4
Samsung Galaxy A55 5G
Samsung Galaxy A54 5G
Samsung Galaxy A53 5G
Samsung Galaxy A25 5G
Google Pixel 9
Google Pixel 9 Pro
Google Pixel 9 Pro XL
Google Pixel 9 Pro Fold
Xperia 1 VII
Xperia 1 VI
Xperia 10 VII
Xperia 10 VI
AQUOS sense9
AQUOS sense8
AQUOS wish4
Xiaomi 14T
Redmi Note 13 Pro 5G
arrows We2
motorola razr 60 ultra
これらの機種を使っているなら、特に現在auの契約がある場合には順次直接衛星との接続サービスが利用できるので、いざという時のために操作のやり方などを覚えておくと良いでしょう。私のようにノートパソコンくらいのアンテナを持ち歩けるなら、別にどんなスマホでも良いのですが、スマホ単体で衛星通信ができると、持ち出すものが最少限で済みます。
auとの契約をしていない場合でも、月々1,650円でサブ回線としてStarlink衛星との直接通信ができます。ただその際、対応機種を持っていないと話になりません。今回発表された対応機種の中で、国内メーカーのスマホの中では「AQUOS wish4」「arrows We2」あたりが、中古で程度の良いものを安くゲットできそうで、セキュリティアップデートについても2028年くらいまで行なわれるのではないかという話もあるので、今使いながら将来本格的に直接衛星通信をする前のつなぎに使いたいというニーズには合うのではないかと思えますね。
これがまた、来年になると楽天モバイルの衛星直接通信のサービスが本当に始まることになると、当面利用料は無料になるのか、別のプランができるのかわかりませんが、それ以上に望まれるのが早めの対応端末についての情報でしょう。私はそこまで待って今のスマホを買い替える予定ですが、それと同時にOSアップデートやセキュリティアップデートがいつまで提供されるかというところも大事です。
また、衛星関連であれば、Starlink miniと比べてもかなり小さな衛星とやり取りのできるアンテナ(「コンパクト」プランの場合は最大100Mbpsだそう)を使えるプランがあるAmazonの「プロジェクト・カイパー」も来年日本でサービスが開始される可能性もあります。そちらの方を選べば、別にアンテナを持ち歩くことになりますが、料金と実用性のバランスを考えて、新しいスマホを買わずにアンテナを買ってスマホだけでなく手持ちのタブレットやパソコンを直接接続する運用に徹する考え方もあります。
本来は急がずじっくりと構えるのが良いかと思いますが、今回の発表でそれほど費用を掛けなくても今すぐ(発表によると今月中)からスマホとの直接衛星通信が使いたいという方は、今回の発表や今後の続報をしっかりチェックしましょう。