ネット通販の発送方法はどう選ぶべきか

ここのところ、日を空けずにネット通販を利用しました(^^)。お盆の時期が終わり、まだ少し消費税上がりの前の時期には早い中で、多くの人が注目しにくいセールが行なわれていたりするので、そうしたすき間を狙って買っているというところもあります。本日からはネットではない実店鋪の東急ハンズでセールが行なわれますが、そうした動向も気にしつつ、限られた予算の中から必要なものを安く買おうと思っています。

今回はAmazonから購入したのですが、そのどちらも自宅ではなく宅配業者の営業所で受け取りました。今後、Amazonが独自に家庭への配送を行なうとどうなるかはわかりませんが、現在はマーケットプレイスで購入した場合を除くと、その殆どがヤマト運輸か日本郵便での発送になっています。

これはあくまでも私の場合ですが、Amazonの方ではどの会社から送るかということについては明らかになりませんが、発送先住所としてヤマトの営業所が選べる場合があり、その場合は当然ヤマト運輸による配送になります。また、近所にあるローソンでの受け取りが可能になっている場合には日本郵便による配送になっています。

今までは発送の連絡があってからネット上で受け取り場所の変更を行なう(ヤマト運輸の場合)ことを行なったり、不在票が入ってから改めてネット上から配達場所の変更を行なう(日本郵便の場合)ようにし、配達翌日に郵便局に取りに行くというような事をしていました。しかし、最近になって自宅でない「営業所」や「コンビニ」が配送先として選べる場合にはどちらの会社が送ってくれるということを類推しやすくなったので、今後は最初から自分の住所ではなく、営業所やコンビニ宛に送ってもらった方がいつでも好きな時に取りに行けるので便利なように感じています。

ただ今後、Amazonが自ら構築した宅配サービスで送ってくる場合や、ヤマト・日本郵便以外の地元の配送業者に配達を依頼したような場合には今までのような受け取り方ができるのかという不安もあります。

そうした事を乗り越えて、Amazonが自前でヤマトも日本郵便も凌駕するような配送システムを作る可能性もないわけではありません。ただAmazonという企業がそこまで日本の物流に本腰になって取り組むかというと、個人的にはそこまではやらないのではと考えているのですが(やはりあくまで海外の企業なので何かあれば一気に撤退してしまう可能性もなくはないと思っているのです(^^;))。そうは言っても、まだまだネット通販には伸びる余地があるとは思うので、大手通販会社が本格的に宅配業務に乗り出し、今のヤマトと日本郵便で分けている状況が変わった時、利用者にとって便利になるのかならないのかというのはかなり重要な問題です。

具体的に言うと、現在は送料無料というサービスを行なっている通販サイトがあり、実際はそこに多くの人が群がっているという状態ですがそこからもう一歩進んだサービス競争になっていくのではないかということです。コンビニや配送業者の営業所での取け取りだけでなく、その日のうちに自宅でなくても出先の住所に届けてくれる(ドローン配達を含む)とか、通販専用の受け取りロッカーを置く範囲を広げて駅などの日常的に立ち寄る場所に普通に置かれるようになるとか、そんなサービスが売りになってユーザーがネット通販をどこにするか選ぶということも今後は出てくるのではないかと思います。

もちろん、直接はんこやサインをもらう通常の配達のメリットは十分にあります。買い物でも重いお米や今の時期であればペットボトル飲料を箱で購入するような場合は、自宅の前まで運んでくれるということ自体が有難いサービスであるのですが、その分人件費もかさむようになるだけでなく、受け取る方も一定の時間家にいなければならないというディメリットもあります。そんな中でどういう風に注文した商品の受け取り方が変わっていくのかどうなのか、まだ通販会社の行なう宅配サービスは全国規模でのサービスがないので評価はできませんが、今後はいい方に変わっていって欲しいと思っています。

と、ここまで色々なことを書いてきましたが、大前提の「営業所受取」「コンビニ受取」自体が配送業者さんの負担を本当に減らしているのか? ということについては実際のところ確証は取れないというのが本当のところです。だとしたら、通販業者さんや各配送業者さんの方で「効率的で現場の人がオーバーワークになりにくい運び方」を提示していただくというのも一つの手のような気もします。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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