自宅のインターネットをモバイル回線でバックアップする

 一昨日から自宅でのインターネットが急につながらなくなりました。原因がわからないままモデムや無線ルータの電源抜き差しなどをしてみても状況は変わらなかったので、意を決してプロバイダーのサポートセンターに電話しようとしたのですが、インターネットにパソコンがつながっていなければサポートセンターの電話番号も知ることはできないのです(^^;)。

 私の場合、外での通信用にほぼ自宅と同じクオリティを持っているWimaxのモデムを持っているので、そちらの回線を使って何とかブラウザーを開いて調べた電話番号に電話を掛けたところ、全て自動応答で回線とモデムのチェックをされたあげくモデム交換するというプロバイダ側の結論を一方的に聞かされただけで電話は終了しました(^^;)。モデム交換だけで状況が改善されることを祈っていますが、自宅のネットがつながらないと結構困るのですね。というのも、自宅のテレビやプリンターなども無線でインターネットにつながることでワイヤレスでの動作ができているので、モデムの代わりにWimaxルーターを無線ルータにつなぐことにしました。

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 私が使っているNECのWimaxルータにはオプションでクレードルがあり、ここに設置することで二通りの使い方ができます。クレードルにあるLANケーブル用の端子につなぐと有線LANでの接続ができるので、ケーブルを無線ルータにつなげば今までの使い勝手を変えずにパソコン以外の機器もネット接続できるのです。また、クレードルにあるスイッチを切り変えることで、既存の有線インターネット環境を無線化できるアクセスポイントモードもあります。これは、旅行先のホテルなどで有線のLANケーブルしか設置されていない場合に簡単に無線LANでインターネット接続できる環境を構築できます。まさに自宅でも外出先でも使えるので、自宅でのインターネット環境はいらないかもとすら思ってしまうのですが、残念ながら外出先と自宅と同時にネット接続しなければならない場合もあるので(Wimaxの1回線契約では2つの機器を契約していても同時には使えません)、あくまでピンチヒッターとしての利用ということで、モデムがやってくるまではこのパターンで使うしかなさそうです。

 今回のトラブルは回線自体のトラブルではなく、あくまでモデムのトラブルだったようなのですが、自宅にインターネット回線を引いて便利に使っている場合、もしネット接続が使えなくなったらどうするのかというのはなかなか考えられないものです。スマートフォンだけで使う場合は低速回線での安いSIMカードでの通信でもいいとは思いますが、すでに家電製品でもネット接続を行なって日々の生活を行なっている場合は何らかの代替手段について検討しておくことも必要になってきます。その点ではほぼ容量の制限を気にしなくてもよいWimaxはかなりいい選択肢だと思いますが、災害などで使えなくなった場合は携帯電話のネットワークを使ったデータ通信の方が復旧もしやすく使える場所も広いので、スマートフォンでテザリングできる機種を使っている場合、いざという時にはテザリングを契約していなくても不通の時だけ契約することで自宅でのバックアップ回線にするような状況も考えておいた方がいいかも知れません。


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