ダイヤ印(協栄金属工業)アルミ製 寄せ鍋

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 この鍋、実はすごい鍋なのです。昭和32年(1957年)から発売になっているアルミ製の一人用鍋で、そのまま食卓に乗せて食べたり、仕舞いについても重ねてかさばらない収納ができるようにデザインが工夫されています。ちょっと調べたところ、2012年度のグッドデザイン・ロングライフデザイン賞に輝いていたというのは実際この鍋を手に入れてから知りました。

 この鍋を欲しいと思ったのは、テレビで松山市にある鍋焼きうどんのお店「ことり」の取材をしていて、そこで出されているものを見たのがきっかけでした。鍋の中味よりも鍋そのものに注目してしまったわけです(^^;)。私の認識では鍋焼きうどんは土鍋でいただくものという感じだったのですが、アルミ製で重ねて収納できるということはこのようなお店で使うのには便利に違いありません。もちろん、キャンプや旅行用に持っていくのにも適していると思い、機会があったら手に入れようと思っていたところ、つい先日近所にできたホームセンターのナフコで、18センチの寄せ鍋が一個499円で販売していたので、一つ買うよりも二つ買って重ねて持って行こうと思って二つ購入したのでした。

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 鍋本体は写真のようにぴったりとスタッキングできます。持ってみた印象はかなりアルミが薄いという感じですが、この薄さと鍋底の広さにより他の鍋よりも早く温まるよう工夫されています。

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 これは二個をまとめる場合ですが、写真のように鍋蓋を反対にセットすることでこの上にさらに鍋蓋が乗ります。

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 こうして持ち運べば一個分のスペースに二個入れて持ち運ぶことができます。鍋として使う場合だけでなく、食器としても使いやすそうで、カレー皿の代わりとしても良さそうです。持ち手が大きいことが野外向きとしても便利かも知れません。

 実際にこの鍋の使い方としては、鍋焼きうどんや湯豆腐、おでんなどの鍋物を温めるほかに、インスタントラーメンにかなり向いていると思います。さらに言うと、お湯だけ用意してチキンラーメンを作るのには最適なのではないでしょうか。直接火にかければさらにおいしくできますし、鍋と食器を兼ねているというのは洗い物を減らすことにもつながります。

 ステンレスの厚手の鍋ではなかなか水からお湯になるまで時間がかかりますが、これなら調理時間の短縮および燃料の節約に貢献することでしょう。工夫次第によってはこの鍋を使っての食事のバリエーションを増やすことはいろいろできそうですので、日々の生活の中でもこの鍋を使ってみようかなと思っています。


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