タブレット端末のためのUSBカーアダプタ選び

 個人的にはノートパソコンを旅に持っていくことができれば便利だと思っているのですが、利用の仕方によってはスマートフォンとタブレット端末との併用でも何とかなるという感じもあります。

 これから出てくるであろうWindows8搭載のタブレット端末がアンドロイド系やiPad並みの消費電力で使えるということになるならこれはこれで面白いことになりそうです。というのも、ノートパソコンを充電するためにはいわゆる小型の外付けバッテリーでは難しく、車内で充電する場合はACアダプターとインバーターが必要なのに対し、現状のiPadやアンドロイド系タブレット端末は出力が大きめのUSB電源アダプタがあれば何とかなってしまうからです。

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 そんなわけで、今回普段の車のシガーソケットに付けていたUSB電源アダプタを新しいものに変えることにしました。ちょっと怪しい中国製ですが、2つあるUSBポートのうち、5V2Aを出力できるポートと、5V1Aを出力するポートに分かれています。アダプタ自体の出力は2Aなので、2つのポートを同時に使う場合はそれぞれ1Aの出力になるようですが、iPadや大きなタブレット端末でも普通に充電できるパワーがあるということです。

 私の持っている端末ではGalaxy Tabがあてはまりますが、例えば充電しながら大型のカーナビとして使う場合も、かなり余裕を持って使うことができるようになると思います。最近はこうした高出力のカーアダプタがどこでも買えるようになっていますが、あまり小型化したものは本体が熱くなってしまうものがあります。以前、100円ショップのダイソーに売っていた5V1AのUSBアダプタを購入したのですが、機器を使用したところ相当熱を持ってしまい、すぐにソケットから抜こうとして火傷をしそうになりました(^^;)。製品が金属製ということもあったのですが、やはりいくらかの余裕があるような設計のものを購入した方がいいと思います。特に今の時期は車の中に放置しておくだけでかなりの熱を持ってしまいますから、連続使用する場合には必要以上に熱を持たないかということも使いながら確認した方がいいでしょう。

 今後の状況により、こうしたアダプターを使って普通のUSBケーブルで充電のできるWindows8搭載のタブレットが出てきたら、スマートフォンとタブレット端末を持ち、充電アイテムは統一できるようになるのでちょっと期待しています。まだタブレット端末を持っていない方もおられるかも知れませんが、私の購入したもののように2つのUSBポートをぞれぞれ1Aの出力でカバーできるというのは、スマートフォン充電以外にも外部バッテリーの充電とか扇風機のようなUSBを使ったアイテムとの同時使用もできるようになって車での旅にはかなり便利になると思います。カー用品店で見る場合は、機能の方に目が行ってしまうかも知れませんが、まずは出力が0.5Aや1Aよりも2Aのものを見付けてから比べてみてください。


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