月別アーカイブ: 2023年11月

毎月の料金は安くてもそこそこ使えるモバイル通信を利用するためにはデュアルSIMの端末が必要

過去にも書かせていただきましたが今月末を境に、現在のスマホのプランを変更する予定です。外出先でも安定して動画などデータ通信を十分に使えるように、高速通信を使い切っても最大1Mbpsで利用可能なプランにしているものの、外でデータ通信を使うことはあまりなく、高速クーポンが毎月20GBあって、しかも翌月に繰越可能というのに、毎月2~3GBしか使っておらず、相当な量の高速クーポンを流してしまっているので、今までの使い勝手を犠牲にしないで改めて通信費用を見直そうと思っています。色々と考える中、自宅に安定した固定回線を持っているのなら、モバイル通信は最低限でキープしながら、どうしても必要な場合には今ある回線に追加できるプランを選んだり、さらに基本的なことですが、平日昼間に一気にスピードが落ちるようなMVNO回線については、いつ使うことになるのかわからないため、過去に契約していたmineoのような平日昼に遅い代わりに安いというような回線は今回はパスすることにしました。

安い回線でそれなりに使えるようにするには、最近のスマホにはその機能が多く付いている「デュアルSIM」が使えるスマホを選択することがまずは大切です。今回は通信費を安く上げるため、2回線のうち1回線は物理SIMではなくeSIMが使えるものがベストです。もちろんeSIM専用で2回線が使えるスマホでも良いのですが、スマホが使えなくなり、緊急避難的に別のスマホでもその回線を使うような場合、まだeSIMだと使えないスマホで回線を使うようなケースもあると思います。私のところにも物理SIMにしか対応していない、現在使っていないスマホを使うケースも想定しているのです。

今回、私が想定している組み合わせの中で、あえて音声通話もデータ通信もそこそこ使えるプランについて紹介してみます。まず、音声通話は通話定額(5分)で最安なpovo2.0のトッピングをおすすめします。というのも、何もトッピングをしなければ0円でも維持をすることができますが、180日間トッピングをしないままだと強制的に解約になってしまうのです。もちろん、きちんとスマホのスケジュールできちんと管理をしていけば、180日毎にエンタメトッピングの中で最安のsmash.使い放題24時間(一回220円)を利用することで、毎月約37円で回線維持ができます。au回線なので通信は平日昼でも遅くなることなく、待ち受け用として問題ありません。発信する場合に通話料がかかりますが、私の場合でも連絡はメールやメッセージアプリを使うことが多いので、「LINE」や「+メッセージ」アプリを利用すれば、単に回線を維持するだけでなくそれなりに使えるようになるでしょう。通話定額を付けるというのは、うっかりトッピングを忘れて知らないうちに解約にならないためと、ちょっとした用件で電話を使っても、毎月の利用料金が変わらないので通信料がわかりやすいということになります。

ただし、通話トッピングだけだとpovo2.0はデータ通信がまるで二段階規制を食らったくらいの遅さ(60kbpsくらい?)になってしまうので、アプリやブラウザ、動画などを外出先で見るには適していません。そこで、スマホにもう一つの回線を入れて、基本的には通話を「povo2.0」にし、データ通信をもう一つのプランに分けるのです。その候補として最適だと思うのが、IIJmioのギガプランのうち、データ専用でeSIMのプランになります。

このプランは毎月2GBだと月額440円で、5GBだと660円になります。専用アプリで高速と低速の切り替えが可能で、低速でも最大300kbps出るので、LINE通話にも対応可能です。平日昼間の速度低下については、mineoまでは遅くならず、私が見たブログでの報告ではお昼の時間でも何とか動画閲覧にも使える1Mbpsくらいは出ているようです。ただし低速通信には3日間で366MB使うと、povo2.0くらいの制限が付く規制がかかるので注意です。

ですから、こうした細かい事がわからず、気にしないで使いたいという場合には5GBの660円のプランで契約し、povo2.0の5分定通話定額のトッピングを付けた回線と同時使用で、月1,210円で回すのが良いと思います。IIJmioのデータプランは翌月繰越ができるので、前月に余った分と5GBを毎月使えるので、そこまで頻繁にデータ通信をしなければ、十分この金額で収まるはずです。

月額1,200円前後ということでは、日本通信の「合理的みんなのプラン」が月額1,390円で、月70分無料通話付・データは月10GBというのが競合します。毎月10GBくらい使う方や、たびたび通話時間が5分より長くなってしまう場合には日本通信のプラン一本(日本通信はドコモ回線)でというのは十分にありますが、今回説明した2回線はauとドコモの回線を同時に使うので、もしどちらかの回線が使えないような場合でも、最低メッセージやメールでの連絡は可能です(ドコモ回線のIIJmioはデータ通信専用なので)。さらに、5GBで契約しても、使っているうちにそこまでデータ通信量がいらないということであれば、2GBのプランに変更して月990円で回せます。この金額は通話定額なしで月3GBくらい使えるプランの標準的な金額なので、それなりに使えて安く使える2つのプランを併用するのは、悪くない選択だと思うのですが。

通話定額を付けず、できるだけ安く使いたい場合は、povo2.0の利用管理をしっかりやる前提であれば、もう一回線をIIJmioの2GB契約にすれば、基本料金は毎月約477円で済みます。データプランの中で毎月他の容量のプランに変えることもできるので、意図的に2GBと5GBを交互に変更すれば、使える容量の割には価格は安く、月平均587円で使えるようになります。私の場合は基本2GBにして、必要に応じて翌月に5GBにするか、旅行の際などにはpovo2.0の24時間データ使い放題のトッピング(一回330円)を使うことで何とかなってしまうのではと思っています。

ちなみに、過去に私はpovo2.0の低速のSIMを入れたモバイルパソコンでブログの更新を行ないましたが、私のブログはテキストデータが主なので、多少時間はかかったものの、低速のみでも何とか更新は可能でした。もちろん、リモートデスクトップをしたり、動画を長時間見るような時には一気に高速クーポンを消費しますが、その時にはその都度povo2.0の24時間データ使い放題のトッピングを付ければ問題ないでしょう。常に出張で作業を行なうような状況になったら改めてその使い方に合った回線に変えれば良いので、大事なのは常に自分の契約している回線に縛りを付けないようにしておき、状況が変わったらすぐに新しい契約に乗り換えられるような体制を取ることではないかと思います。

それよりも大事なのは、今回紹介したような2つの回線が同時に使え、なおかつeSIMに対応可能なスマホを持っておくことだろうと思います。最近はスタンダードモデルでもデュアルSIMやeSIMに対応するものは出ているので、スマホを買い換える場合はそうした事も意識しておくことが大切でしょう。いざという時の選択肢を増やすという意味でも、まずは対応するスマホを入手する算段を考えましょう。


プロスポーツにおける「地域密着」を言うのならクライマックスを誰でも見られるようにしなければ

私の地元・静岡県では昨年までサッカーのJリーグでトップのJ1で戦っていた清水エスパルスとジュビロ磐田がともにJ2に降格してしまいました。注目度から言えば当然落ちるわけで、今までは地元局でのテレビ放送の他に衛星放送で試合の中継があったのがそれもなくなり、毎試合見るにはテレビではなくネット配信のDAZNと契約して見るのが基本のパターンになっています。これはJ2のチームだけでなく、さらに下部リーグのJ3でも同じです。それが国内でのサッカープロリーグを見る手段だと言ってしまえばそれまでなのですが。

サッカーに興味がなかったり静岡のプロサッカーチームについて多少知識のある方でなければ、現在の地元の盛り上がりを紹介してもなかなかその雰囲気までを伝えることは困難なことは理解しています。それでも、よい機会なのであえて書かせていただきます。

J2の最終節(リーグ戦最終試合)は今週末に行なわれ、最終的な順位が確定します。毎年その後の事については同じように決まるのではない部分もあるのですが、今年はリーグ戦終了時に2位までに入っていれば、そのまま翌年はJ1に昇格することが決定します。ただ、今年はJ1昇格できるクラブは3チームあります。残りのチームをどう決めるかと言うと、リーグ戦終了時の順位、3・4・5・6位のチームがトーナメントによるプレーオフを行ない、そこで最後まで勝ち抜いたチームが3チーム目のJ1昇格クラブになります。ですから、最終節では順位について2つの大きなポイントがあります。

まず、自動昇格のできる2位にはどのチームが入るかということです。現状では清水エスパルス・ジュビロ磐田・東京ベルディの3チームに可能性があります。勝てば決まるのが清水エスパルスなのですが、いくら地力があると言っても必ず勝てるわけではありません。もし清水エスパルスが敗れた場合、他チームの結果待ちになります。他の2チームも揃って負ければ昇格できますが、どちらかのチームが勝てばそのチームが自動昇格になります。2チームがともに勝った場合、得失点差での争いになります。

同様にどのチームが6位までに入るかというのも最後までわからないような試合日程になっており、プレーオフ出場の可能性のあるチームの関係者やサポーターは気が気ではないと思います。甲府・山形・長崎についてはもしプレーオフ進出となれば、自動昇格を逃した先述の2チームと比べるとモチベーションは大いに上がると思いますので、まずはどのチームが自動昇格になり、どのチームがプレーオフ進出になるのかというのは、各チームのサポーターだけでなく地域のサッカーファンにとっても大いなる関心事だろうと思います。

そんな状況で、今のところではエスパルスやジュビロの最終戦をリアルタイムで見るためには、今からでもDAZNに加入して配信で見るか、スポーツバーなどでパブリックビューイングを行なっているところに行くかという選択肢しか無くなっています。ぎりぎりの判断で、試合終了後に特番が地域限定の特別番組として組まれるようですが、それでも、リアルタイムでの地上波放送は無しということで今のところは推移しています。

恐らくDAZNにはこういった注目試合を見るために加入してもらいたいというしたたかなビジネス戦略があるわけですが、その前にJリーグの理念として「地域密着」ということがあったはずで、最後の最後で昇格になるかプレーオフに回るか、その瞬間を生で見られない人が多く出るというのは、やはりまずいのではないかという気が私にはします。個人的にはどうしても見たい場合には、povo2.0のトッピングを購入して7日間だけDAZNを契約して見る方法についても考えているのですが、そうした知識を持たない人は単に我慢して結果で知るような事になってしまうでしょう。

JリーグとDAZNはかなりの大型契約をしており、リーグでも本音では次につながるような試合については、地域の地上波テレビ(非全国放送)で見せてあげたいと思っていても、それは無理だと答えるしかないでしょう。しかし、今年のJ2最終節は全ての試合が同時に行なわれ、その中で悲喜こもごものドラマが繰り広げられるかと思うと、生でその感動を味わうことが当該クラブの地元でも味わえないというのは本当に悲しいことです。

例としてはずれるかも知れませんが、もし2023年のプロ野球日本シリーズが関西地方での地上波放送がなく、全て有料のネット配信だったらどうなったかということを考えれば、下手をするとファンの行動にも変化が出てきてしまわないか心配です。

さすがに全ての試合を地上波で放送するのは無理でしょうが、最終節を中心に、昇格や降格(J2でも下位の場合はJ3への降格があります)に直接関わる大きな試合については、何とか地上波で見られるような調整をお願いしたいですね。この辺の事は、「お金を払ってネットを使える人だけが見られる」事で問題はないと思う方もいるかも知れませんが、競技への関心という点でいえば、全国の中でも屈指の静岡県ですらこうなのですから、これからサッカーを通じて町起こしをしたいと考える自治体があるのだとしたら、自らその道を閉ざすような事にもなってしまいます。

ここまでの書き方はある意味「情に訴える」ような書き方になってしまったかも知れませんが、今年はサッカーだけでなくバスケットやバレーも日本チームが活躍して盛り上がりました。単にファンが離れてしまうのではなく、他のジャンルのプロチームの方に流れてしまうとしたら、いくら盛り上がっているサッカーについても今後どうなるのかわからないように思えるのですが。


持ち運びしやすくいつでも水やお湯からお茶を作れる「茶ッキー」入手

前回触れました、マーカーペンを模して粉末茶をどこでも飲めるようにしたアイデア商品、「茶ッキー」を購入してきました。見付けたのは、新幹線も停まる静岡駅構内で、新幹線の改札をまっすぐ出るとグランドキオスクがあるのですが、その奥に様々な静岡のお土産や工芸品を置いた「駿府楽市」というコーナーがあるのですが、その中にひっそりと置かれていました。ちなみに置いてあったのは緑茶のみだったので、烏龍茶やほうじ茶を出先で飲みたい方は販売元のサイトからたどるか、島田市の各所で見付けるかということになるのですが、粉末茶を使い切ったら改めて補充するようなものなので、緑茶用のものを購入しても大丈夫だと思います。

購入した証拠として、改めて写真を紹介します。色々調べたところ、製造元は過去に同じペンタイプの「ゆかり」を三島食品から「ゆかり ペンスタイル」という形で売られているものと同じ容器を使っているようです。ゆかりを持ち歩くというのも、なかなかインパクトが有って面白いですが、今回この茶ッキーを手に入れたことで、普段の生活の中でも冷茶や温かいお茶を出先で飲むためのグッズとして有用ではないかと思います。

商品の形やコンセプトを見ると、ウケ狙いと思われるかも知れませんが、ペンと同じように胸元に付けるというような事はしなくても、いつものお出掛けセットの中に忍ばせて持っていくと便利です。それこそ、高速道路のサービスエリアでは冷水および熱湯が入手可能です。最近は給茶機が無く冷水のみという場所もありますが、冷茶でも良ければ、自分で冷茶を作って飲めるのはお茶好きな私としては有難く、手に入れられて良かったと思いました。

私の場合、味や色の付いた飲み物を直接ボトルに入れて持ち運ぶことは基本的にしません。例外としては洗えば匂いが取れるナルゲンボトルに入れるような場合はあるものの、特に熱い飲み物を飲むために持ち出す場合には、お湯を使って飲み物を作るのが普通なのでそのやり方は変えないつもりでいます。今回緑茶についてはこれ一本とコップ付きの真空断熱ボトルで間に合ってしまいそうなので、今後が楽しみになってきました。


インターネット上の検索順位は現在決してユーザーのための順位にはなっていない

最近、ペットボトルのお茶を出してもらう機会が増えたのですが、自分では全くペットボトルのお茶は買いません。先日は自宅で飲むための新茶を大量買いした、静岡市のお隣の藤枝市のJAおおいがわが運営する茶工場に隣接する売店に出向き、決して高くはないものの、地元の人が毎日のお茶として飲むのに適したお茶というのをまとめ買いしてきました。

これで、何とか来年の新茶の季節までは毎日残りのお茶の量を気にすることなく茶葉で淹れたお茶を飲むことができるようになります。ただ、そういうお茶の飲み方をしていると、旅先でお茶を飲みたくなった時に困ります。個人的にマイボトルには水かお湯のみを入れて持っていくのですが、それは安易にお茶を淹れたものをボトルに入れて持っていくと、比較的短時間で酸化して味が変わってしまうこともありますし、ボトルにお茶の味が付いてしまうので、できれば水やお湯からお茶を手軽に作ることのできるものということで、過去には有機栽培の茶葉を粉末茶にするためのミルを購入したのですが、コーヒーミルと違って、そこまで時間を掛けずに手軽に飲みたいなと思っていたところ、すでに静岡ではそうしたニーズに合う製品が売られているのを今さらながら知りました。それが、マーカーペンの「マッキー」をもじった「茶ッキー」という中に粉末茶が入って必要に応じて水やお湯と混ぜてその場ですぐに飲めるアイデア商品でした。

https://chackee.jp/ca14/133/p-r14-s/

ちなみに、上のサイトは製造元のサイトですが、一本だけ購入する場合には送料も同額かかってしまうので、必ずしもネット購入はおすすめいたしません。静岡県内の土産物を売っているお店で取りあつかいがあるかも知れませんので、もしご旅行で静岡を訪れる際にはぜひ手に取ってそのユニークさを感じていただきたいと思います。ただ、今回の内容はそれではなく、便利なはずのネット検索がおかしなことになっているということに気付いたからです。今回改めて「茶ッキー」というキーワードで製造元のサイトや情報について調べようとネット検索(Google)を行なったところ、一番目にAmazonのサイトが出たのです。

Amazonはプライム会員向けに安いものでも送料無料のサービスを行なっているので、自宅にいてもAmazonで買えるならそれはそれで良いかなと思ってリンクをクリックしたところ、何とAmazonで「茶ッキー」を調べた結果が出てきただけでした。ちなみにAmazonで茶ッキーの取り扱いはありません。2番目は楽天で、こちらは商品が出てきましたが、製造元は4番目で、3番目にヒットしたのもスポンサー料を払って上位にお茶関連の検索で出てくるサイトでした(Amazonと楽天もスポンサーで上位に出ていました)。

ネット検索をしている場合、特に上位に表示される「スポンサー」と書かれた検索結果については、あまりあてにならないと思わないといけないでしょう。私が本来調べたかったのは、製造元のサイトと言うよりも、実際静岡の中で「茶ッキー」がどこで売られているのか書かれた個人ブログだったのですが、それらの掲載順位はさらに下になっているようだったので、なかなか欲しい情報にたどり着きませんでした。

今回のケースに限らず、私のブログでもそうした事は起こっていると思います。いくら書いても読まれなければしょうがないわけですが、それでも書いているのは、読んでいる方の役に立てればということももちろんありますが、自分で色々と調べて書くことで、様々な発見があるということもあります。ネタなどは個人が足で稼いだブログから得るものがあったり、具体的には無くても書いている姿勢を読ませてもらって刺激にする事も少なくありません。私のブログは、そういう意味ではほとんど儲かるものではないので、今後も細く長く続けることが大事だと思っていますが、真剣に生活の糧だと思ってブログで情報提供をされている方の場合、かなり凹んでしまう状況に今はあるようですね。

大企業と比べれば個人の発信する情報など小さなものだと思われるでしょうが、逆にきめ細やかに地域の事だったり、趣味のことだったりを書いているブログを目にすると、本当に有難いと感じてしまいます。すでにもうこのブログのような長文は読まずに動画での情報提供の方に行っている方もいるとは思います。ただ、動画の場合は頭に思い浮かべたことをきちんと撮影するまで時間がかかります。ブログはそれとは違い、頭の中の事をすぐに文字化してアップすることができ、さらには動画では言い忘れてしまうような事でも、後から追加するのも簡単なので、今後も比較的長めの文章を綴って行くつもりです。ご迷惑を掛ける事もあるかも知れませんが、どうぞよろしくお願いします。


毎日生活している中での「違和感」にアンテナを張ることが旅先のマナー遵守にも役立つか

この連休、ずっとスポーツ観戦三昧だったので出掛けることはなかったのですが、一昨日夜にちょっとコンビニへ自転車で出掛けたのですが、その際いつも見慣れない光景に出くわしました。
近くに比較的大きな公園があるのですが、ちょうどコンビニに行く時に公園の裏を通るのですが、公園のところからすると隅っこの目立たないところに、一つのツーリングテントが設置されていたのです。これは自転車などツーリングで私の地元にやってきた旅行者が、一夜の宿を取るためになるべく公園では目立たないところにテントを立て、野宿しているのだろうなと思うとともに、そういう事は自分もやる可能性があるので、こういう事はやっても良いのか? ということを考えながら買い物をしてきました。

問題なのはここからです。翌日、昼前くらいに今度は別の用事で公園の裏手を通ったところ、そのままテントが立っていたのでした。もし私が緊急避難的に公園にテント設営をするような状況になった場合には、できるだけ周囲の方の迷惑にならないように、人々が起きて活動する前にテントを撤収し、もちろんゴミなども残さずにその場を後にするというのが、公園で野営するような場合の最低限のモラルではないかと思っていました。

この連休には、実は近くにある駿府城公園を中心に大道芸ワールドカップが行なわれていましたので、もしかしたらそのイベントを見るために滞在し、テントを公園に長い間設営したままにしたのか? とも思いますが、そうなら毎日設営・撤収を繰り返すくらいの事をしないと、世の中には色々な人がいますから、もしかしたら警察に通報され、地元民とのトラブルになる可能性もあります。

それ以上に困るのは、こうしたトラブルが頻発することで、公園自体の使い勝手が悪くなってしまう可能性もあります。これは、テント泊だけでなく車中泊にも言えることでしょう。基本的に公共の駐車場や道の駅、高速道路のサービスエリアで車中泊をすること自体にも問題が出てきてしまっています。車中泊について良い感情を持っていない人でも、長い時間運転してきて、このままでは安全に運転できないような状態での仮眠については許してくれると私は思っています。ただし、公共駐車用スペースを車中泊に使わない人が車中泊にあまり良い感情を持たない理由について考えると、正面からそうした主張をたたかわせることはできないでしょう。こうしたことは以前から色々なところで紹介されていると思いますが、車中泊が良く思われない理由としては、昔から言われているような様々な行為が考えられます。

それは駐車場が一般利用者で混雑しているのに、駐車スペースにテーブルや椅子を出してくつろぐ姿を目にしたり、公共の施設からコンセントを使って調理やバッテリーの充電をしていたり、ポータブルトイレの処理を公衆トイレで行なったり、長期滞在をして洗濯物を干していたりなど、もはや一時利用の仮眠の範疇を超えている状況を目にしたからではないでしょうか。そうした利用者が一定数いる以上、「車中泊禁止」という場所が存在するのも致し方ないと思うと同時に、深夜のあまり車が停まっていない時に入り、仮眠を取った上で施設の営業が始まる前に撤収して出発するような「車中泊」についても理解が得られなくなってしまっているとしたら、本当に残念です。

今の世の中で考えると、公園や公共の駐車スペースを利用するような場合においても、細かく利用規則を書いていないことで、何をやっても良い(?)と考えてしまう人がいるのではないかと思うこともあります。ただ、一つ言えることは、最初に紹介した私自身の違和感のように、日々自分の生活テリトリーの中でちょっとした違和感を感じた場合、それをどのように考えるのかということがあると思います。少なくとも自分が嫌だと思う行為を自分が他の土地でやったら、土地の人も嫌がるだろうなと思って、そう思われないような行動をすることが、これからも車中泊を行なっていく場合には重要になるような気がするのです。


自宅光回線の速度を定期的にチェックし導入時のスピードの維持について意識してみよう

自宅の回線を光回線に変えて、全く速度には不満なく使っていたのですが、先日久し振りにスピードテストをしたら(実際、スピードテストをする必要も感じていなかったのです)、何と導入当初よりも3分の1の速度になっていたのには驚きました。ちなみに、自宅での最速値(理論値)は100Mbpsで、当初は90Mbps台の数字がばんばん出ていました。

しかし、光回線を使い始めてまるまる半年くらいずっとそのままにしておいて、たまたま昨日計ったところ、何回計測しても30Mbps程度しか出ていなかったのにはびっくりしました。もちろんそのくらいのスピードでも十分ネットは使えますし、大画面のテレビで動画を流して見るような使い方でも速度低下を感じることはありませんでしたので、まさかこれほど速度が下がっている現実を見てしまうと、やはり焦ります。

そうした場合、一般的に言われているのは光回線用のモデムおよび、WiFiルーターの再起動なのですが、ネットでちょっと調べたところによると、再起動のため電源を落とすのは先にWiFiルーターにして、その後にモデムにし、次に電源を入れ始めるのはモデムの方を先にして、電源ランプの点灯を確認したところでWiFiルーターの電源を入れるような順番が良いそうです。

その通りに行なってしばらく回線が安定するのを待ち、再び全ての機器がインターネットにつながっていることを確認した上でスピードテストを行なったら、無事にネット速度は光回線を導入した時の速度に戻っていました。やはり、ネット利用を安定してできていても、定期的なスピードのチェックは必要だと感じた次第です。

光回線の前は、楽天モバイルの携帯電話回線を固定回線の代わりとして使っていたのですが、回線が遅くなるというよりもテレビ画面での配信動画が時々止まるような不具合があったので、定期的にモデムを再起動することは半ば当り前という感じでしたが、実害がないとモデムの再起動をしようとも思わなくなります。実害が出るくらいに遅くなってしまうと、今度はネットの物理的な不具合を疑ってしまう事にもなりかねません。

やはり、何でもそうですがうまく使えている時にも、きちんと定期的にネット速度の計測をして、確実にスピードが下がってしまっている場合に、今回のようにまた戻すような事を忘れないようにしたいと今回の事で思いました。自宅の場合は自分で使うネット接続だけなのでまだ良いのですが、家族が多くでさらに多くの端末を同時にネット接続させるような場合は、もしかしたら速度低下が端末のパフォーマンスに影響するような事も起こるかも知れません。

また、私の場合はChromebookを外に持ち出しながら、自宅にあるMiniPCをリモートデスクトップで使うような事もしています。その際、速度低下によってリモートデスクトップの操作に不具合が出たら困ります。というのも、外からMiniPCの電源を入れることはできるのですが、モデムやルーターの電源を入れたり切ったりすることは当然できません。具体的なネットトラブルを、自宅に届ない時に起こさないためにも、日頃の行ないというものは大事なんだなと改めて思います。


PD接続ケーブルはワット表示の付いたものを選ぶと様々なケースで便利に使えるようになる

現在主にポータブル電源を充電するために使っている折りたたみ式のソーラーパネルには、メインの出力ケーブルの他に、USB端子(AだけでなくPD対応のCタイプも)が付いているものがほとんどです。最近、ポータブル電源ほど大きくないモバイルバッテリーもソーラーパネルから充電する機会があったので、たまたま安くなってきたこともあって、消費電力のワット数を表示できるPD接続ケーブルを入手しました。

これを使うと、出力するワット数を確認することができるので、安定した出力が出ないソーラーパネルからバッテリーに充電する場合にどのくらいの出力が出ているのか見るだけでわかるようになりました。

写真のようにごく小さいものの、売られているものはどれも同じような感じのものだと思います。PD接続でも3Wしか出ていないのは、すでに直接日の光が当たらない時刻に撮影したためで、きちんとパネルに光が当たれば当然この数字も大きくなります。ただ、ソーラー発電の場合、雲に覆われるなどすると一気に出力が落ちますので、こうしたケーブルに直接スマホを接続しての充電はおすすめしません。安いモバイルバッテリーを使いたおすつもりで、長い時間ほったらかしにするような感じで充電するのが良いだろうと思います。話を戻して、このケーブルは普通のPDケーブルと比べても大きいということもないので、USBにつなげる専用のワットチェッカーを買うよりも、こうしたものを用意しておくことは有りだと思います。

普通、こうしたケーブルは100W対応になっているので、単にスマホやモバイルバッテリーの充電、PD対応のノートパソコンの給電など色々と使えるのですが、ポータブル電源の中にはPDからの充電に対応しているものがあります。その際、入力時のワット数を表示できるパネルがあるものであれば問題ないのですが、そうではないポータブル電源の場合、このケーブルで入力しているワット数を確認しながら充電することができるので、私の場合は単にモバイル機器やノートパソコン以外の使い道としてかなり便利になると思います。

USB TypeCは新しいiPhoneにも対応しましたし、今後は多くの人が使うことのできる万能な充電用ケーブルとして重宝するようになると思います。その際、単なるPD対応ケーブルではなく、追加機能としてのワットチェッカー付きのケーブルにしておくことをおすすめしたいと思います。今回は1mのものを2本購入し、色んな状況で使えるようにしましたので、今後の利用が楽しみです。


災害時の事を考えて多めのデータ通信を日頃から契約しておいた方が良いのか

昨日のブログで、普段使わないデータ通信容量のある契約をスリム化し、必要な時にはpovo2.0のようなトッピングができる回線を備えておけば良いのではというような事を書きました。旅行などあらかじめ日にちが決まっていたり、必要な容量が決まっている場合にはそれで十分だと思います。今回は、そうして「スリム化」した回線を使っている中で、もし大きな災害に見舞われてしまって停電によって自宅のインターネットが長期間使えなくなった場合にどうすれば良いのかということを、過去の事例を見ながら考えていきたいと思います。

ちなみに、今契約している中でモバイル通信を基地局がだめにならない限り使えるような回線は、楽天モバイル(無制限ですが料金は段階的)とNUROモバイルNEOプラン(月20GB利用可で使用後も最大1Mbpsで利用可能)の二回線を持っていますが、このうちNUROモバイルのNEOプランが日頃ほとんど使っていないので、いざという時のためにだけpovo2.0やIIJmioを使ってやり過ごそうかと考えているのです。

過去、熊本地震があった時、IIJmioは全てのプランの契約者に向けて追加で2GBの無料高速クーポンを出したという内容をネット内で見ました。ネットラジオなら十分使えますし、動画サイトでもそれなりに使えるように思います。停電が続き自宅の光回線が使えない状況がどれくらい続くかという点が気がかりではありますが、過去にこのような追加クーポンの利用が可能だということがわかると、ちょっとほっとします。

そして、povo2.0では、過去に福島県沖で地震があった時、地震の発生から45分後に、普段はトッピング料金330円がかかる24時間使い放題のトッピングを無料で使えるコードをX(旧ツイッター)で発表しました。限定の容量とは違い、高速無制限で使えるトッピングが用意されるなら、例えばモバイルモニターとアマゾンのFire Stick TVを接続すれば、電源はその二つでもスマホやタブレットを充電するモバイルバッテリーでも使えるようになります。

この写真は以前購入した手前にある小さな10000mAの容量のモバイルバッテリーで15インチのモバイルモニターとFire Stick TVを繋いで動かし、さらに動画を見ているところです。アベマTVやNHK+のアプリを使えば、チューナーがなくてもテレビとの同時配信の放送を見ることができますので、その際はスマホからのテザリングということになるでしょう。ということは、スマホ用とモニター用にこのくらいのモバイルバッテリーを用意し、このセットをローテーションさせるようにソーラーパネルで充電するような事をすれば、少なくとも情報関連のことでポータブル電源を使わなくても良いことになります。

ちなみに、モバイルモニター関連の電力消費は5Wくらいのものなので、定時のニュースを確認するくらいに使用頻度を抑えて使うならば、以前書いたようにこのくらいのモバイルバッテリーが安売りされるごとに増やしていけば、かなり余裕を持って使えるようになるでしょう。そうなってくると問題になるのが、やはりモバイル通信容量の残りを気にしながらネットにつながなければならないのかということに戻ります。

個人的には災害時にはまず今持っている高速クーポンを使いながら、各業者から災害時緊急の追加クーポンやトッピングの案内が出たら、それを利用させてもらって停電明けまで何とかしのげるのではと思います。もちろん、自宅に住むことができず、避難書での生活を強いられた場合には、避難所でインターネットが使えるのかとか、その他無料ワイファイが使えるような所で利用する方が良い場合もありますが、そうした色々な対応策を過去の実績で行なっているところであれば、基地局自体が大きな損害を受けなければ、スマホを使ったネット接続は、低額プランだけ日頃契約していたとしても、何とかなるのではというのが自分なりに調べた結論になりました。もちろん、そうした目論見が崩れてしまう最悪の状況も無いとは言えませんが、考えの参考にしていただければ幸いです。


最初から多くのデータ通信を契約するか使う分をその都度契約するか

モバイル通信の契約は今のところ固定されて、しばらくは安定していると思っているのですが、最近になって今の使い方ならもう少し毎月の通信費を節約できるのではないかと思えるようになってきました。

現在は、通話用のスマホに楽天モバイルのeSIMを入れているもののこの回線は基本的に使わず音声通話の着信に使うのみで、データ通信はLINEMOのeSIMを入れて月3GBでちょっとした利用に使うくらいは十分にまかなえています。いざという時には楽天モバイルの3GBまでは同額で使えるので、それだけでも月6GB使えるわけで、決して少ない容量てはないと自分でも思います。

ただ、これだと外で動画を見まくるような使い方はそこまでできないので、もう一つのスマホにNUROモバイルのNEOプランのSIMを入れています。これは月20GB利用できるプランで、もし20GBを使ってしまっても、最大1Mbpsでの利用が可能なので、データ残量を気にしなくても動画視聴に便利に使うことができるようになっています。もし回線自体が使えなくなると困るので、もう一枚au回線のpovo2.0を入れて、必要に応じていつでもトッピングで利用できるように備えています。

ただ、最近は自宅でインターネットに接続して利用する時間が多く、外でずっと動画を見るような使い方をするのは毎日ではなく、旅行やお出掛けの日などかなり回数が限られます。NUROモバイルの料金は固定で2千円以上し、全く使わなくても固定費がかかってしまいます。改めて考えてみると、使わない回線に毎月お金を使ってしまっているということにもなっているのです。

これは、今後の使い方にもよるのですが、例えば楽天モバイルの回線を一回線増やした場合、月額は今の半額以下の千円くらいで3GBまで使えるので、通話用のスマホに入れている2回線のデータ量合計で9GB(楽天2回線・LINEMOミニプラン)となるので、ほとんどの場合これで十分では? という気もします。もし3GBを超えた場合でも月約2千円で楽天回線は20GBまで使えますので、それでも現在の支払いと同じくらいになります。

もちろん、今ある楽天モバイル回線をデータ用に最大無制限まで使っても良いのですが、現在はeSIMでの契約なので、スマホ以外で使えないのがネックだと思っています。自宅に光回線を引くまではSIMカードをホームルーターに入れて自宅回線として使っていたので、自宅ネットが不通になった場合、光回線のモデムと入れ替えればそれだけで自宅のあらゆるネット回線が同じように使えるようになるという魅力(しかも無制限で)はそれなりにあるわけです。

また、今のままで楽天モバイル回線をあえて増やさなくても、今持っている回線の中でもpovo2.0のトッピングだけでも対応は可能ではないかと思います。現在はNUROモバイルで月2千円超えなので、例えば24時間データ使い放題が330円でトッピングできるので、月に3回トッピングすると楽天回線を増やした場合と同じ、月に6回行なってようやく現在の支払い額に近付くことになります。

これを書いている現在、期間限定のトッピングとしてデータ使い放題3日間で790円というトッピングがあるので、使い方によってはこうしたトッピングを使った方が良い場合もあります。povo2.0の真価はこういう場合にこそ発揮されるという事もあります。常に外でパソコンとスマホをテザリングして自宅と同じように使うような場合には、3GB30日間990円など、容量と日数が上手くマッチングしやすいトッピングもあるので、私の場合月2千円を超えないくらいにトッピングを抑えれば、今よりも安く使い勝手を損なわずに使える気もします。

また、最低限の出費をし、固定料金で安くということならIIJmioのデータ専用eSIM(ドコモ回線)が月2GBまで使えるので、povo2.0のトッピングなしでも3回線合計で8GBまで使える計算になります。これに必要に応じてpovo2.0の24時間使い放題のトッピングを合わせた方が私の今の使い方には合っている気もします。今後、楽天モバイルがプラチナバンドを使えるようになれば、楽天回線を増やして使った分だけの料金を払う(3段階での料金設定なので安定した通信回線を気楽に使える?)方が良いかも知れませんが、楽天のプラチナバンドが利用できるまでのつなぎとしても良いかな? という気もします。

IIJmioのデータ通信回線の場合、アプリで高速と低速の切り替えが可能で、低速の場合3日間で366MB以上使うとさらなる制限がかかりますが、低速でも最大300kpbs出て、速度も安定していると言われています。ネットラジオや音楽のストリーミングサービスを使う場合には300kbpsでも十分なので、速度の切り替えができる分、LINEMOよりも使いやすい部分はあります(LINEMOの場合は速度の切り替えはできず3GBを使い切ると最大300kbpsに制限されます)。

現在は月初めなので、とりあえずはもう少し今の回線を使う予定ですが、今後のモバイル回線を考えた時、最初から十分な速度と容量を用意するのではなく、現在利用する容量に合わせてのプランを考えながら、必要に応じてイレギュラー部分の料金をその都度支払うような形にし、月の固定費を抑える方が良いような気がしてきました。皆さんもモバイル回線を契約していて、実際のところいつも使うデータ量以上のプランを契約しているのでは? と思っている方は、こうした安くても使える固定プランにpovo2.0や楽天モバイル回線を加えるようなやり方についても考えてみてください。


国外からの観光客が集まってくる時代に私たちはどう旅行プランを考えるべきか

2023年のハロウィンは、例年大都市の繁華街には国内外から多くの仮装した大人が集まり、かなり大きな騒動になっていましたが、2024年には渋谷センター街などはその対策として、かなり前からハチ公前の広場を封鎖するなどの対応をしていました。ただ、テレビのニュースを見ていると、あえてこのハロウィンの時期を狙って東京で楽しもうとする外国人が日本に入国しているケースもあるようで、すっかり日本は外国人から見ると安心して路上で騒ぐことのできる場所が多くあると捉えられているのではないか? という気がします。

たまたま一昨日、電車(東海道線)を利用して関東まで用事で出掛けたのですが、途中熱海で途中下車し、列車を乗り継ぐ前に駅前の改札周辺を見たのですが、ウィークデーのしかも午前中だったのに、駅前は観光客であふれてしまっていました。これは、地道に観光客を誘致し、今まではシャッター通りだったようなところに新しいお店を入れるなどして、かつての熱海の街を盛り上げようとする方々の努力の成果だと言えると思います。以前は駅前に足湯も設置されていませんでしたが、ちょっと熱海駅で降りたら誰でも気軽に温泉気分を味わえたりするので、個人的にも悪いことではないと思います。

しかし、土日休日中心に激混みというならこれは仕方がないと諦めも付くのですが、平日からこの混雑だと、熱海の街で普通に暮らしている人たちは大変だろうと思います。京都ではもはや市内で生活をしている人が市バスに乗れないというような直接的な生活への影響が出ているようですが、今後の状況によっては大きなイベント開催の時だけでなく、慢性的な観光客による混雑というものが起こってきそうな感じでした。

翻って自分の事を考えてみると、いわゆる観光旅行で行きたい場所というのは有名な場所を含めて色々ありますが、その中のいくつかの地域が京都や熱海並みに人が押し寄せるようであると、興味があっても行く気がしないように変わってくることは出てくるでしょう。日本は狭いようでいて広いので、今のところ車があれば、人が来るような所ではあっても、そこまで海外からの観光客が訪れなさそうなところを探すことはできます。

私自身は結構歴史が好きなので、単に何も施設のない場所に立ったとしても、そこの場所で過去に起こったことを調べた上で訪問すれば、国内の観光客がこぞって押し寄せるような場所を避け、自分的には満足できる旅行プランを立てられるのではないかと思います。

ただ、全国で大きなイベントを開催することで広く観光客を誘致するようなことがありますが、今後は国内の人たちだけでなく、海外からそれを目指してやってくる人たちも計算に入れなければなりませんので、混雑が嫌いな方にとっては旅行するのに大変になってしまいそうです。もしあえて行かれる場合は、公共交通機関を使う場合には事前に指定席を確保していくことはもちろん、宿やイベント自体をスムーズに楽しめるように十分な下調べおよび活動の予約は必須になっていくのかも知れません。