国外からの観光客が集まってくる時代に私たちはどう旅行プランを考えるべきか

2023年のハロウィンは、例年大都市の繁華街には国内外から多くの仮装した大人が集まり、かなり大きな騒動になっていましたが、2024年には渋谷センター街などはその対策として、かなり前からハチ公前の広場を封鎖するなどの対応をしていました。ただ、テレビのニュースを見ていると、あえてこのハロウィンの時期を狙って東京で楽しもうとする外国人が日本に入国しているケースもあるようで、すっかり日本は外国人から見ると安心して路上で騒ぐことのできる場所が多くあると捉えられているのではないか? という気がします。

たまたま一昨日、電車(東海道線)を利用して関東まで用事で出掛けたのですが、途中熱海で途中下車し、列車を乗り継ぐ前に駅前の改札周辺を見たのですが、ウィークデーのしかも午前中だったのに、駅前は観光客であふれてしまっていました。これは、地道に観光客を誘致し、今まではシャッター通りだったようなところに新しいお店を入れるなどして、かつての熱海の街を盛り上げようとする方々の努力の成果だと言えると思います。以前は駅前に足湯も設置されていませんでしたが、ちょっと熱海駅で降りたら誰でも気軽に温泉気分を味わえたりするので、個人的にも悪いことではないと思います。

しかし、土日休日中心に激混みというならこれは仕方がないと諦めも付くのですが、平日からこの混雑だと、熱海の街で普通に暮らしている人たちは大変だろうと思います。京都ではもはや市内で生活をしている人が市バスに乗れないというような直接的な生活への影響が出ているようですが、今後の状況によっては大きなイベント開催の時だけでなく、慢性的な観光客による混雑というものが起こってきそうな感じでした。

翻って自分の事を考えてみると、いわゆる観光旅行で行きたい場所というのは有名な場所を含めて色々ありますが、その中のいくつかの地域が京都や熱海並みに人が押し寄せるようであると、興味があっても行く気がしないように変わってくることは出てくるでしょう。日本は狭いようでいて広いので、今のところ車があれば、人が来るような所ではあっても、そこまで海外からの観光客が訪れなさそうなところを探すことはできます。

私自身は結構歴史が好きなので、単に何も施設のない場所に立ったとしても、そこの場所で過去に起こったことを調べた上で訪問すれば、国内の観光客がこぞって押し寄せるような場所を避け、自分的には満足できる旅行プランを立てられるのではないかと思います。

ただ、全国で大きなイベントを開催することで広く観光客を誘致するようなことがありますが、今後は国内の人たちだけでなく、海外からそれを目指してやってくる人たちも計算に入れなければなりませんので、混雑が嫌いな方にとっては旅行するのに大変になってしまいそうです。もしあえて行かれる場合は、公共交通機関を使う場合には事前に指定席を確保していくことはもちろん、宿やイベント自体をスムーズに楽しめるように十分な下調べおよび活動の予約は必須になっていくのかも知れません。


カテゴリー: 地域情報・イベント | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す