月別アーカイブ: 2023年11月

USB電源で回せるミニ扇風機は冬でも持っていると便利なこともある

2023年は11月に入ってもまだ日中暑い日が続いたので、エアコンを室内で使わないまでも扇風機は出したままにしていたのですが、さすがにここ数日は一気に冷えこんだため、本体に付いたホコリを取り払って今まで出ていた扇風機を片付けました。

ただ、今住んでいる部屋の気密性がそこそこあるせいか、熱いお風呂に入った後には扇風機で髪を乾かしたり、ちょっと火照った体をクールダウンさせたいと思う時もあります。そこで、以前このブログで紹介させていただいたUSBから電源に接続することで回るミニ扇風機を使ってみることにしました。製品の内容については以下のリンクをご覧下さい。

モバイルバッテリーに接続可能なUSB接続の手持ち扇風機は手元でON・OFFできるスイッチを別購入して使うと便利

室温自体は夏より下がっているので、小さなUSB扇風機を回すだけでもほてった体を冷ますのには有効で、わざわざ改めて扇風機を出してこなくても十分な仕事をしてくれました。本体とプロペラを外してまとめるとかなり小さくなって持ち運べ、私はメガネケースにじゃまにならないように放り込んでいるので、普段から意識することなく持ち運んでいたのですが、状況によってはオールシーズン使えるものでもあると思います。

旅行で温泉に行った時など、温泉に入りすぎてしまうと、体の内面からどんどん温まってしまうので、真冬でも扇風機が恋しくなってしまうことがあります。暑がりの方は特にこういったものを持っていると、いざという時には便利ではないでしょうか。

こうしたものはモバイルバッテリーに接続するだけでなく、汎用のUSB出力のあるACアダプターでも使えます。最近、最大65W(PD出力)の小さなACアダプターを買い、新たに毎日持ち出しているカバンに入れて持ち運んでいるのですが、こうした高出力のACアダプターは、今使っているChromebook(ノートパソコン)・スマホ・タブレットの他にこうしたものを使うために利用可能ということで、良い時代になっていると思います。

私が初期にモバイルコンピューティングを実践した時には、ノートパソコンはAppleのPowerBookという14インチのノートパソコン(表示は白黒)を使っていたのですが、付属するACアダプターは「煉瓦」と言われるほど大きく重く、バッテリーも保たないので、予備バッテリーも一緒に持ち運ぶととんでもない重さになるだけでなく、ノートパソコンしか充電できないという不便さを我慢しながら出先でのインターネットを使っていたころが夢のようですね。

そうした環境を実践するためには、まずは小さくても汎用性のある小型高出力のACアダプターを入手することと、高出力でも耐えうるケーブルを同時に用意すること。さらにUSB端子に差すことで使える色々なものの中で、自分が使えそうなものをリストアップし、日々持ち歩くものの中に加えることが大切になります。改めて今後出てくるUSBで動く便利アイテムの中で、トレードすることもあるかも知れませんが、それはあくまで毎日持ち運べるくらいの量にとどめて、また面白そうなものがあればこのブログで紹介させていただこうと思っています。


加入は簡単でも解約が難しいサービスは今後の見通しは良くないのでは?

DAZNというスポーツ視聴に特化したネット配信サービスは、Jリーグの独占配信権を持っていることで多くの人がお世話になっているかと思いますが、たまたま見たネットニュースではその解約のしにくさというものが話題になっているようです。

実際に解約に苦労した方がXで発言している内容は、ネット上で解約ができず、電話やチャットで連絡を取るように促され、すぐには解約手続きができなかったそうです。結局、担当に繋いで話をしなければ解約できないようになっているようで、多くの人がそれに不満を持っているとか。

私はすでにDAZNの常時契約はせず、どうしても見たいサッカーJリーグの試合(直近ではJ2のJ1参入プレーオフ)を見たい場合にはpovo2.0のトッピングで7日間限定の料金だけ払って後は自動解約というパターンを使っています。DAZNは過去にもシーズン代わりに見たいコンテンツから撤退してしまうこともあったので、常にJリーグを見ている人でなければ、私のような利用の仕方でも問題ないのではないかと思います。

ここからは一般論になりますが、様々なネットから申し込めるサブスクサービスについて、加入はネットで簡単にできても、いざ解約する段になってネットから直接できずにオペレーターとの会話やチャットが必要になるようなサービスは過去にも色々とありました。今はそれなりに少なくなっていますが、モバイル回線のMVNOの中には解約となるとカスタマーセンターへの電話連絡が必要なところは結構有りました。

今は逆に、加入する前にそのサービスは解約するのに全てネット上で完結するのかどうかを確かめてから加入するように私はなっています。さらに言うと、とある理由で解約したサービスがあったとしても、スムーズにネット上から解約できたサービスを実際にもう一度加入して使っているということもあります。業者では簡単に解約できることで利用者が離れてしまうのでは? という危惧があるかと思いますが、私は必ずしも全てがそうではないかと思います。

今回のDAZNのニュースを見てしまうと、いくらお得なプランがあったとしても、解約がめんどくさいのでは他の代替サービスを考えるかということに少なくとも私はとなってしまいます。今後、こうした報道によってDAZNの解約の方法も変わるかも知れませんが、まずは自分から毎月費用のかかるサブスクサービスを利用したいと考えた場合、先にこのサービスを解約する時にはスムーズにできるのかを確認した上で加入することが大事ではないかと改めて思いますね。


季節がら室内で使う頻度が上がりそうなカセットコンロについて一人暮らしではあえて使わない選択も

先日、自宅の近所で多くの消防自動車が走っていくような音がし、大きな火事が起こっているのかと思ったら、とあるマンションの一室が火事になっていたそうです。かなりひどい火事だったらしいのですが、その原因がカセットコンロが爆発したこだったそうなのですが、詳しくはニュース報道されなかったのですが、どうやら正しいカセットコンロの使い方をしなかった事で火事になったことだけはわかりました。

これは改めて言うまでもありませんが、普通のカセットコンロは飲食店や旅館などで鍋料理を注文すると出てくることが多く、元々は野外で使うものではありません。室内用ということで作られているので、きちんと使い方を守っていれば、失火をするような事は決してありませんので、その点は安心しても良いと思うのですが、問題があるとすれば生活にフォローが期待できない一人暮らし、特に高齢で一人暮らしをするような場合には、ちょっと状況は変わってくるのではと思います。

大きな鍋を載せて、その鍋がカセットガスのところまでかかってしまうと、熱せられたなべの熱がカセットコンロに伝わり、その輻射熱でガス管が爆発するという事故は以前にもありました。説明書を読むと、各々のカセットコンロで使える鍋の大きさは決まっています。古いものを長く使っていると説明書などもどこかへやってしまっているでしょうし、正しい使い方をしようとしてもわからないという方も出てくるかも知れません。

正しい使い方でカセットコンロを使っていても、ちょっと引っかけてしまって机から火が付いたままコンロ自体がテーブルから床へ落ちてしまったら、さすがにまずいと思いますし、コンロの消し忘れをしてしまった場合に、ガステーブルような安全装置まではカセットコンロにないので、室内で火を出したくないと思う場合には、カセットコンロの使用については自粛するようなことも考えるべきでしょう。

自宅ではガスを引いているのでガスコンロはありますが、こちらの方はキッチンから動きませんし、自動消火システムもあります。これからの季節、鍋をやりたいような場合には、あらかじめ鍋をコンロで沸騰させた上で卓上に移し、その際はIHコンロを使うというような方が良いのではないかと思います。

今年からポータブル電源をソーラーパネルで充電しながら使うというような事をやり出したので、鍋をするということはかなり寒い日になるのですが、太平洋側の冬というのは雪が降ることはなく晴れているもののシベリアからの風が冷たくて冷えるというパターンになっています。晴れることで放射冷却現象が起き、さらに翌朝が寒くなるということもあるので、太陽が日中出ていて十分にポータブル電源の充電ができた日を鍋の日にするということがこちらではできます。雪国の方にしたら、かなりこちらと状況が違うのですが、そういった地域の恩恵を受けながら室内での脱カセットコンロを目指していきたいと思っています。

とは言え、こちらでも石油ストーブは使いますし、それも誤って倒してしまったら火災の危険が増えてしまいます。火は大変に便利ではありますが、生活の状況によっては火災だけでなく一酸化炭素中毒や爆発を伴いますので、まずは安全に使うことを心掛けながら、無事に冬を乗り切りたいものです。最初に紹介した火災のように、ちょっとした火の不始末が大きな火災となり、自宅だけではなく近隣も巻き込むような事にならないよう、お互いに気を付けましょう。


ネット検索で上位に来た業者がグレーな対応をする企業だった場合ネット検索そのものの信頼性が問われる

ローカルニュースでは有りますが、この種の話は全国的に起こっていることだと思うので、このブログで過去に紹介している話ではありますが、まずはニュースで紹介された内容について、改めて書かせていただきたいと思います。

ある男性が車のバッテリーが不調になったため、スマホで検索したところ一番上位(この点はそこまで確認したわけではありませんが、検索後出たページのどこかである可能性は高い)に表示された業者のホームページを見て、電話して作業に来てもらったそうです。その際、ホームページにはバッテリー対応は8,800円からと書かれていたそうですが、いきなり法外な価格を現地で言われたため、警察を呼んだものの民事不介入で解決には至らず、そうしてもめている時間も料金に加算されてさらに請求金額は増え、お金をもらえないと帰れないと言われたため、その男性は10万円以上のお金を何も修理をしていないのに払ってしまったということで、法的に訴えるというのがニュースの内容でした。

こうした事例は過去にも多くあるのですが、今までは自分で調べるよりもまずは加入している自動車保険会社に問い合わせをして、保険の方でロードサービスが受けられるならそちらの方を利用したり、そもそも昔からのロードサービスを展開しているJAFに加入しておくということが大事だということで、この種の検証は終わってしまっていたと思います。今回はそうではなく、そもそも利用者から強烈なクレームが入るようなグレーそのものの業者が、なぜインターネット検索で一番頭(ないしは検索上位の1ページ目)に表示されるのか? ということについても考えなければならないようか気がします。

グーグルに表代されるネット検索というのは、このサイトを含め、様々なキーワード検索の結果として表示されるサイトが違うはずです。そんな中に、直接有料のサービスを展開する業者にアクセスしたい場合に、検索をしてそこからアクセスをするというのはよくある話で、今回はロードサービスですが、それだけではなく水道工事や家の修理など、安易にネット検索の結果で上位になっているからとこちらから問い合わせをすることで、通常と比べて高額な費用を請求されるというような事はかなり多くの例が出てくるのではないでしょうか。

ちなみに、水道工事の場合はテレビを含むコマーシャルや、冷蔵庫に貼るマグネットを配布している業者ではなく、お住まいの自治体のホームページをまずは開き、そこで近所にある「指定業者」を探すのがセオリーです。ネット検索で上位に表示されていても、そこに「スポンサー」という表示がある場合、業者はお金を出して上位掲載の権利を買っていると思われます。これはどんな細かな検索語句を入れても同じですので、悪質な業者に騙されたくない方は、そうした「スポンサー」と表示されたリンクをクリックしないことは大切だと思います。

しかし、「スポンサー」表示がされている業者が、通常より高いというだけでなく法外な値で営業をする業者であるようなら利用者が困ります。検索を提供し、ネット広告を取りあつかう業者の方できちんと業者をふるいにかけ、ブラック認定の場合はいくらお金を出しても上位表示させないようにできないものか? という気もするのですね。スマホを使う全ての人が、スポンサーと通常掲載には違いがあるというような、こうした事を知っているわけではないですし、スポンサー枠で上位掲載している企業はかなりPRにお金を掛けているので、その分多くの費用を請求するようなビジネスモデルになっていることも考えられます。

このような事例が増えると、今後は多くの人(主にネット検索に慣れていない人)の間に、検索で上位に表示される業者について不信感が生まれてしまうのではないかと思うのです。それは、ネット検索自体の信頼性のゆらぎであり、今後の流れを考えると決して良い傾向ではないでしょう。
テレビコマーシャルでも、過去には悪徳業者と後から言われたような業者のコマーシャルを主に深夜中心に流していて問題になったことがありました。そうした悪徳業者をきちんと見抜き、そうした業者がいくらお金を出すと言っても検索上位に載せないようにすることが検索サイトの信頼性を上げ、多くの人が安心してネット検索を利用することができることにつながっていくのではないかと思うのですが。


Amazonロッカーで荷物が別々のロッカーに入っている場合の荷物の受け取り方は簡単だった

先日、アマゾンで2日間別々の買い物をしたのですが、到着が同日になりました。そのどちらも自宅ではなく受付り専用のロッカーを受け取り先にしていたので、どんな感じなのかと思ったのですが、一つのロッカーに2つではなく、どうやら2つのロッカーに別々に入っているようだったので、長くロッカーを占拠しては申し訳ないと思い、早々に取りに行ってきました。

到着した場合、ロッカーにかざすと読み取って自動的に開くバーコードと、バーコードが読み取れない場合に使う数字がメールに添付されてくるのですが、メールが2通来て、そこに書いてある数字が違うため、別々に入れられたということがわかったのです。こうしたパターンは初めてだったので、メールに書かれた数字を紙にメモして、連続して数字を入力してロッカーを開けようと思ったのですが、アマゾンのロッカーの場合、そんなことをしなくても大丈夫なようになっていることを使ってみて初めて知りました。

私の場合は2つの荷物が別々のロッカーに入っている状態だったのですが、まず一つの荷物を受け取るために数字を入れますと(もちろんメール添付のバーコードを通しても同じ)、画面にもう一つの番号を入れていないのに、2つの荷物のどちらを受け取るかという表示が出ます。そのまま荷物の画面をタップしていくと、一つの番号だけ入れたにも関わらず、二つの荷物が入ったロッカーを開けて中の荷物を取り出すことができました。

ロッカーに荷物が入ったらメールで知らせてくれるので、自宅にいなくても外から直行することも専用ロッカーの場合は可能ですし、とにかく再配達になってこちらも配達担当の方にも気まずい思いをさせたくないと思っているので、今後もこうした無人ロッカーの利用は続くと思います。注文や発送のタイミングによっては、まとめての発送ではなく、今回の私のように複数のロッカーに分けて配達されるような事もあると思いますので、一つの番号で解決するというパターンもあるということを覚えておいて損はないと思います。


スマホの寿命のカギとなるOSのアップデートでAndroid13が降りてきたArrows We

昨日、たまたまスマホに関するニュースを見ていたら、ドコモが発売していたArrows We F-51Bについて、ソフトウェアのアップデートを開始したことがニュースになっていました。Arrows Weの販売は、経営に行きずまったFCNTが行なっていましたが、先日Lenovoが経営への支援を表明し、事業を継続することになったことがニュースになっていたのは少し前の話でした。

今回、Android OSのバージョン13が利用できるようになったので、私の母親が使っているF-51Bのアップデートを行ないました。これで、私自身が使っているスマホよりも新しいバージョンのOSを使えることになるので、状況にもよりますが、私の今使っているスマホより製品寿命が長くなる可能性があります。今のところ、2台使っているうちバージョンは11と12なのですが、基本的にはよく使うアプリの方で古いOSのサービスを終了したら、そのタイミングで代えるようにしようとは思うのですが、恐らく今後も、たまたま安く入手できるチャンスがあるような携末を選ぶようになると思います。

実は、母親のArrows Weについても、そろそろ新しいスマホに代えるための情報収集を行なおうかな? と考えていたところだったので、まだ当分そうした事は考えなくても済むことになり、正直ほっとしています。電話自体が使えなくなることはありませんが、通話の補助的な役割として使ってもらっているLINEが使えなくなるようだと、日々の連絡や、例えば写真を送ったり送られたりといった親族とのコミュニケーション自体がおかしくなってしまいます。LINEについては、新たなポリシーの同意をしたことで、一時期使えなくなったものの今では普通に使えているので、その点では問題ないのですが、今回のアップデートで多少使い勝手が変わる場合にはその内容を確認した上で改めて説明する必要がありますね。

その点はニュースの中でも新たな機能というものが紹介されていました。ちなみに、母親はスマホをほとんど使いこなせないので、画面を「シンプルモード」にしているのですが、バージョンアップ後には自動的に「かんたん電話」という文字が大きくわかりやすいアプリが画面下に表示されるようになります。電話を掛けたり受けたりすることについては、これで何とかできそうなので、画面の表示をしっかり見て操作してくれればと思っています。さらに、シンプルモードの場合には大きく表示をするために限られたアプリしか画面上に並べられないのですが、画面下から上にスワイプすると、入っているアプリの全部表示が可能になり、それは本人がというよりも、私の方が必要なアプリを探して操作をしてあげる時に役立ちます。

私が母親のスマホをarrows Weにしたのは、マイナンバーカードの情報をICチップに入れて、通常はマイナポータルサイトにマイナンバーカードをかざしてログインしなければならないところを、本体のそうさだけでログインできるようにできる対応機種だからで、その結果こうしたOSのアップデートも続くような事があるとしたら、今後廉価版のスタンダードスマホを選ぶ場合は、単におサイフケータイや防水対応を見るのではなく、マイナンバー関連の情報もきちんと把握しておけば、今後のマイナンバーを使った行政がどうなるかはわからないものの、やはり長く使える端末になりやすいのではないかと個人的には思います。特に今後マイナンバーカードを取る気がない人でも、世の中の流れという点で見ていくと、いざという時に使える使えないという形で差が出てくる可能性はあると思います。というわけで、私自身も次にスマホを買い換える場合にはおサイフケータイ・防水とともにマイナンバーカードに対応しているかどうかを購入への条件にしようと思っています。


新しい家電を買う際にポータブル電源を買ってから気になってしまうこと

ここ数日で日本列島全体がかなり冷え込んできたように思います。今までは外から帰ると冷たい飲み物を欲するような天候だったのが、今はかえって温かいものを求めるようになり、温かい緑茶やコーヒーを飲みたくなるようになってきました。もはや麦茶を冷蔵庫で冷やして飲むような季節ではなくなってしまった感じですね。

そんな中、いつでも温かいコーヒーを飲むためには、今まではついスティックタイプの全部入り(ミルク・砂糖まで)のものを飲むことが多かったのですが、今後はもっと気軽に豆から抽出したコーヒーを楽しみたいなと思えてきたのです。ただこれも、夏になるとアイスコーヒーならまだしも、ホットコーヒーを率先して飲むような感じにはならないので、今まではいちいちドリッパーを使って淹れるようにしてきたのですが、ふとコーヒーメーカーがあったらと思えてきたのです。

以前使っていたコーヒーメーカーはインスタントコーヒーのネスカフェを使った「バリスタ」という機種を使っていて、専用の「ゴールドブレンド」の専用パッケージをセットするようになっていたものでした。ただこれは、現在多く使われているような、カプセル型のものではなく、あくまで粉のインスタントコーヒーを使うものだったので、専用パッケージを買わなくても、他のメーカーのインスタントコーヒーをうまく使って飲むことができていたのですが、そうした味と豆を挽いて抽出するコーヒーとは根元的な味が違うため、今回は豆を挽いた粉を使って抽出する普通の家電製品であるコーヒーメーカーを探していました。

その中で、個人的な好みだったのは、真空断熱ボトルを多く持っているサーモスのコーヒーメーカーでした。マイコンでお湯を落とすのは他のコーヒーメーカーと同じですが、サーモスのコーヒーメーカーは落としたコーヒーの保温に電気を使わず、サーモスお得意の真空断熱構造になったポットに落とすようになっています。ですから、お湯を落としてしまった後は電気代がかからず、かなり長い間中のコーヒーが冷めることなく温かいまま飲むことができるようになっています。

さっき、夏場にはコーヒーを淹れて飲む気にはならないと書きましたが、サーモスのコーヒーメーカーの場合は保温に電気を使わないので、コーヒーを落とすポットの中に氷を入れておけば、自動的にアイスコーヒーになるので、季節を問わずコーヒーを楽しめるようになるので、これは今後の購入候補にしようと思って商品の内容について調べてみたのですが、ある理由でとりあえずの購入意欲が萎えてしまいました。

というのも、水を入れてコーヒーメーカー内で水を熱湯にするためにはそれなりの電力が必要で、サーモスのコーヒーメーカーの場合、必要な電力表示が700Wになっていたのです。実は手持ちのポータブル電源の最大出力が600Wだったので、今の環境だとポータブル電源に繋いで使うことができないとわかり、今後1000~1,500Wくらいの出力に耐えうるポータブル電源を買った後になら使えるかな? という風に考え直しました。ちなみに、そのサーモスのコーヒーメーカーの製品リンク(アマゾンのアソシエイト・プログラムのリンクになりますので、その点はご了承下さい)は以下の通りです。

https://amzn.to/3FU8djE

最近は、スマホの充電やちょっとした動画を見るくらいなら、ポータブル電源ではなく数多く持っているモバイルバッテリーを使い回しているのですが、コンセントに接続して充電するよりも、ソーラーパネルからの充電は曇ったり影になったりしたら一気に出力が落ちたりして小さなバッテリーでもすぐに充電が完了するものではなく、自然エネルギーで作った電気を使うのも大変だなと改めて思うところです。

そんな中で、電気を使わない(なるべく少量に抑える)ような道具を探すのも一つの考え方だと思いますので、とりあえずはもう少し色々見て回って、電気をなるべくなら使わないコーヒーメーカーについても調べてみたいなと思っています。ポータブル電源を買って使っていると、このような考え方にもなってくるわけで、自分でも不思議に思うのですが、この続きは改めて報告させていただきたいと思っています。


サッカーJ2の最終節の結果を見て改めてサッカープロリーグの仕組みの妙を思う

今回もサッカー好きな方や、2023年のプロリーグでも二部であるJ2を中心に見ていない方にとっては面白くない内容であるかも知れないことをまずはお断りしておきます。優勝した町田ゼルビアについてはもう何も言うことなく、最終節も勝利で終え、J1昇格に華を添えました。果てして、J1でどこまで頑張れるかは未知数ですが、現在のJ1チームにとっても驚異の存在になるのではと思っています。

さて問題は、最終節の結果によってどこが自動昇格になるか、プレーオフに進出するかわからない残り5チームの結果になるのですが、データでは一番有利で、自力で勝てば自動昇格できた清水エスパルスが先行され追いついたものの逆転することができず、恐らくチームにとっては無念のプレーオフ行きになりました。同じように先行されてそのまま行くと自動昇格は無かったジュビロ磐田が逆転勝ちで、清水が引き分けたことで念願の一年での自動昇格を勝ち取りました。

ジュビロと同じ勝ち点でエスパルスを追い掛けていた東京ベルディは勝ったものの、磐田が勝ったことで勝ち点では並んでも得失点差でプレーオフへ回ることになりました。ただ今回の結果で3位に滑り込んだので、プレーオフの2戦とも勝つか引き分けでも上がれるという権利を得ることができました。磐田・清水・東京の3チームのうち、得失点差では一番厳しかったということもあり、次のプレーオフに向けての気合が入るような最終節になったように思います。

また、残りのプレーオフ進出チームについても、大逆転がありました。今年の天皇杯の覇者で、現在はアジアチャンピオンズリーグでも良い結果を出しているヴァンフォーレ甲府は、先制したものの追い付かれ、後半アディショナルタイムでモンテディオ山形に逆転されてプレーオフ進出は山形となりました。もしこの試合が引き分けで終わっていたら、すでにプレーオフ進出を決めている千葉に勝利したV・ファーレン長崎がプレーオフ進出になっていたという実にスリリングな展開が全チーム同時刻開始した試合の終了寸前に変わってきたのですから、どれだけファンが興奮する展開だったのかおわかりかと思います。

これで、プレーオフ進出チームは東京ベルディ・清水エスパルス・モンテディオ山形・ジェフ千葉の4チームになりました。勝ち点で上回る上位2チームの争いか? と考える方もいるかも知れませんが、そう簡単なものではありません。プレーオフ初戦で清水エスパルスと戦うモンテディオ山形は、かつてジュビロ磐田とJ1昇格を掛けて争った2014年プレーオフ準決勝のロスタイム、最後の最後に攻撃参加した山岸選手がコーナーキックのボールを頭で合わせて劇的な勝ち抜けゴールを奪ったことは今でも覚えています。最終節の結果によっては同じ状況で山形と磐田が試合をする可能性もあったわけで、ジュビロの関係者の方々は本当にほっとしているでしょう。今回の試合も山形はアディショナルタイムの得点ということで、清水は今日のような試合をしていたら足元をすくわれるかも知れません。

そして、もう一試合の東京ベルディと千葉ジェフとの対戦は、Jリーグ発足時のオリジナル10同士の試合となります。どちらのチームもJ2に沈んでからしばらく浮上できていませんでしたが、特にジェフがJ1に復帰したらと思うと、継続してリーグ戦を戦うことの意義というのか、それこそ関係者の喜びは爆発するのではないでしょうか。千葉は最終節に長崎に惜敗したため、プレーオフに向けてどのくらい調子を上げられるかということが課題ですが、ベルディも油断できないでしょうし、この4チームの中でどのチームがJ1昇格プレーオフを勝ち抜けるのか、全くわかりません。

と、これだけ熱くJ2の最終節と昇格プレーオフについて書けるのも、全てのチームが地域に密着した形で活動しており、たとえビッグクラブであっても、いくらお金を掛けて選手を補強しても、今回選手の移籍について不正があるとしてそのペナルティで全く選手の補強ができなかったジュビロ磐田が自動昇格を勝ち取るというような、全くのガチンコでチームの運命が決まるというJリーグの仕組みが素晴らしすぎます。同じプロスポーツでも固定化されたチームがずっと戦うだけて、いくら記録的な大敗が続いてもその存在を問われないプロ野球との違いが際立ちます。

私の地元は清水エスパルスのホームタウンで、もちろん清水に最後の昇格枠を勝ち取って欲しいとは思いますが、プレーオフで無様な試合をされたら、そこはきちんと考え直す事もチームにとっては必要なのではとも思ってしまっています。単にお金を出して優秀な選手を集めても勝ち抜けないJ2は改めて素晴らしいと個人的には思いました。もし清水が抜けたとしても、藤枝がJ2残留を果たし、今季にはJ2昇格を果たせなかった沼津もJ3で頑張っています。そうしたリーグの仕組みによって日本のサッカーは底上げされ、J1で活躍した選手が海外でも活躍できる素地になっているのではないかと、今年のJ2を見ていて思いました。残念ながら全試合終了したチームの方々も、ぜひ来年には昇格を目指し、さらなる混戦をJ2で作り出していけば、さらに日本のサッカーのレベルは上がるのではないかと思います。


社会がコロナ前の状況に戻る中で観光地でのルールや状況が元に戻る可能性も

一昨日、地元のラジオを聞いていたら、今の時期東京でホテルを探すのが難しくなっているようです。コロナ期には1万円以下で泊まれていたビジネスホテルが2万円以上に宿泊料が上がっていたりするのが当り前だということで、これは需要と供給の関係から当り前のように見えますが、それまで6千円くらいで泊まれていた部屋を2万円くらいで提供されるのなら、もし今後需要が落ち込んで宿泊料金がまた6千円に戻ったとしても、私はそのホテルには泊まらず、現在でも価格をキープしてくれているホテルを選ぶか、そもそも宿泊自体をせずに車内仮眠の車中泊旅を選ぶのではないかと思います。

また、コロナ以前に海外旅行客の団体が押し寄せていた時に、主に高速道路の給茶機から水筒に入れることを禁止している所が多くありました。これも、水やお湯はともかくとして、お茶を出すコストというのは一定の料金がかかるわけですから、安易に大量のお茶を汲まれてそのまま帰られたのではたまらないでしょう。そういう意味もあって、先日このブログで紹介したような粉末茶を使った外先でもお水やお湯があればすぐに美味しいお茶が飲める「茶ッキー」のような商品もあるのです。水自体はスーパーに行けば旅行先でも安く買えますし、現在の私の環境ではポータブル電源を使ってお湯を作るシステムはすでに完成していますので、もし出先で水やお湯まで水筒に補給することが禁止されるようになっても、きちんと対応はできると思います。

そんな中、たまたまX(旧ツイッター)の動画を見ていてびっくりしたのが、回転寿司のチェーン店での動画だと思うのですが、カウンターに粉末茶が用意してあって、湯のみに粉末茶を入れ、湯呑みをレバーに押し付けるようにしてお湯を出すシステムがあるのはご存知でしょう。このシステムを使えば、お茶だけでなく他の飲み物や味噌汁なども直接お湯を入れて作ることができるので便利です。

動画では、このレバーのところに「湯たんぽ」とおぼしきものを近付け、中に入れていた様子が映し出されていました。お湯を湯たんぽ用として使っているわけですが、さすがにこの行為は店側からすると目的外利用ということになるのでアウトになると思うのですが、今後はその動画が拡散していくに従って問題行為は広く多くの人の目にさらされることになるでしょう。実際、国内の人なのか国外から来た人なのかはわかりませんが、多くの人が入ってくるということは、当然このような普通では考えられない事が起こってくるということでもあるでしょう。逆に言うと、その場で直接湯たんぽには入れないものの、一旦湯呑みに入れてから真空断熱ボトルに移すという行為についても、色々な可能性が考えられるので、今後回転寿司チェーンでは注意をされるようになってくるのではないかと思います。

そのような事例というのは、実はお湯だけを有料で提供するようなスペースが日本ではないということにも原因があるのではないかと思ったりもします。もし、汎用の真空断熱ボトルを最初に買うことで、全国で専用の機械にセットすることで容量分のお湯を得ることができるようになれば、個人的にはそのボトルをまずは購入し、出先で有料であっても使ってみたいと思います。日頃は自宅で湯わかししたものを持って行くために使いながら、持ってきたお湯が切れた場合や、旅行先でお茶やコーヒー、カップ麺などを食べたい場合にも使えますし、無印良品の給水器のように、隣に粉末茶を置いておき、必要な人にお茶も買ってもらうような取り組みが全国規模でできたらいいと個人的には思うのですが。


BULETTIの新しいポータブル電源「AC2A」とECOFLOWの「River2」との比較

かなり前から新しくBULETTIから新しいポータブル電源が出るということを知り、その機能および価格に注目してきましたが、昨日ようやく売出し価格が決まり、予約販売が開始されたのでその中でも200Whの低容量の「AC2A」に注目しました。

AC2Aのスペックは私が今年になって最初に購入したECOFLOWの「River2」を意識して作った製品のように思います。ここでは主にBLUETTIの製品ページからスペックを書き出し、「River2」のスペックをカッコ書きの中で紹介することで具体的に比較してみたいと思います。

容量        204.8Wh(256Wh)
バッテリー     リン酸鉄リチウムイオン電池(同)
充放電サイクル数  3,000回以上(同)
AC出力       2×100V/3A、 合計300W(同)
瞬間最大      600W(同)
電力リフト     600W(450W)
USB出力      USB-A × 2 USB-C × 1・100W(USB−C出力は60W)
DC出力       12V/10A(12.6V 8A)
USB-C入力     なし(最大60W)
ソーラー入力    12~58V、最大200W(110W, 最大8A)
DC入力       12/24V(11-30V)
パススルー充電   対応(同)
重量        約3.6kg(約3.5kg)
保証期間      5年(同)

これで定価が3万円弱、セール時の最安値(AC2Aは初売値)が約2万円と、価格ではほとんど同じです。容量とUSB-Cでの充電をしたいという方や、ここには書きませんでしたがアプリを使うとシガーソケットからの入力をセーブできる機能が付いていますので、この辺の機能を使いたい場合にはRiver2の今後のセール価格を見ながら今後比較していけば良いと思います。

対してAC2Aのポイントは、200Wのソーラーパネルで充電時間を早くできるということと、USB-C端子の出力が100Wなこと、電力リフトで対応する家電が増えるというところでしょうか。個人的にはシガーソケットから充電して旅を楽しむならその辺の機能が充実していて、いざという時には汎用の充電器(パソコンやスマホ用)も使える事にメリットを見出すならRiver2が有りですが、ソーラーパネルからの充電が中心であれば、AC2Aをおすすめします。私のように最初は小さなパネルでも、後から買い足して2枚のパネルをつなげることで100ワット以上の出力を得ることができますので、その太陽エネルギーを使えるかどうかは、ポータブル電源の仕様によって変わり、それは買い換えないとどうにもなりません。初めての一台をとりあえず買い、今後もう少し容量の多いポータブル電源を買いたいと思っているなら、将来的な事を考えてAC2Aの方が後で後悔しないと思います。

昨日からAC2Aはセールを行なっていて、19,800円という価格で予約販売を行なっていますが、正直言って安く、今後セールがあってもこの価格以上は下げないのではないかと思います。ですから早く買ってしまっても後悔しませんし、今後のECOFLOWの販売戦略の中で、River2の価格を見てから買うのも悪くない選択だと思います。ECOFLOWは価格だけでなく、専用バッグをサービスするような企画もやっていますので、持ち運び用にバッグを欲しい場合にはRiver2の方がトータルで安く買えますから、色々と購入に悩むのではないでしょうか。

どちらにしても、このくらいの容量のポータブル電源であっても、スマホやパソコンを車内で使ったり、200~300Wくらいの調理家電を使ったり、夏はDCモーターの扇風機、冬は電気毛布を使うくらいなら十分使えますので、2台のポータブル電源を時間を置いて購入することでローテーションして使うのも十分に有りだということもあります。

個人的にはこのクラスのポータブル電源が普及していくことによって、もっと気楽にソーラーパネルからの充電をすることが当り前になれば、個人レベルで長期停電時の電源を確保できることになるので、他のメーカーからも対抗する商品が出てきてもらいたいと思います。