現在主にポータブル電源を充電するために使っている折りたたみ式のソーラーパネルには、メインの出力ケーブルの他に、USB端子(AだけでなくPD対応のCタイプも)が付いているものがほとんどです。最近、ポータブル電源ほど大きくないモバイルバッテリーもソーラーパネルから充電する機会があったので、たまたま安くなってきたこともあって、消費電力のワット数を表示できるPD接続ケーブルを入手しました。
これを使うと、出力するワット数を確認することができるので、安定した出力が出ないソーラーパネルからバッテリーに充電する場合にどのくらいの出力が出ているのか見るだけでわかるようになりました。
写真のようにごく小さいものの、売られているものはどれも同じような感じのものだと思います。PD接続でも3Wしか出ていないのは、すでに直接日の光が当たらない時刻に撮影したためで、きちんとパネルに光が当たれば当然この数字も大きくなります。ただ、ソーラー発電の場合、雲に覆われるなどすると一気に出力が落ちますので、こうしたケーブルに直接スマホを接続しての充電はおすすめしません。安いモバイルバッテリーを使いたおすつもりで、長い時間ほったらかしにするような感じで充電するのが良いだろうと思います。話を戻して、このケーブルは普通のPDケーブルと比べても大きいということもないので、USBにつなげる専用のワットチェッカーを買うよりも、こうしたものを用意しておくことは有りだと思います。
普通、こうしたケーブルは100W対応になっているので、単にスマホやモバイルバッテリーの充電、PD対応のノートパソコンの給電など色々と使えるのですが、ポータブル電源の中にはPDからの充電に対応しているものがあります。その際、入力時のワット数を表示できるパネルがあるものであれば問題ないのですが、そうではないポータブル電源の場合、このケーブルで入力しているワット数を確認しながら充電することができるので、私の場合は単にモバイル機器やノートパソコン以外の使い道としてかなり便利になると思います。
USB TypeCは新しいiPhoneにも対応しましたし、今後は多くの人が使うことのできる万能な充電用ケーブルとして重宝するようになると思います。その際、単なるPD対応ケーブルではなく、追加機能としてのワットチェッカー付きのケーブルにしておくことをおすすめしたいと思います。今回は1mのものを2本購入し、色んな状況で使えるようにしましたので、今後の利用が楽しみです。