月別アーカイブ: 2017年3月

時間に余裕がある移動なら「最安運賃」+「現地グレードアップ」を狙おう

来月、所用で東京まで行くことになりました。午後に集合し親睦会のあと懇親会という感じの日程でお酒も入ります。お酒さえ入らなければ東京でも車で行くことを考えましたが、今回は公共交通機関を使うことにしました。

最近はなかなか東京へ行くことも少ないので、目的の親睦会の前に個人的な用事を済ませようとも思っているのですが、問題になるのはどの交通機関を使って行くかです。ちなみに、集まる日はすでに青春18切符の利用はできない期間です。

私の自宅からの最寄り駅はJR静岡駅で、目的地は銀座ですが、その前に新宿近辺に立ち寄ることを考えているので、行きはどんな交通手段でもいいのですが帰りが問題になります。というのも、恐らく飲み会はすんなり終わることは考えられないため(^^;)、ギリギリまで東京に留まる場合、どんな交通機関があるかということを考えなければならないからです。

普通に考えれば、新幹線の静岡行き最終22時10分発で、静岡着23時22分で決まりなのですが、首都圏に在住の方と比べるとちょっと早いお別れとなり、さらに翌日は休日の予定なので、あえて深夜に帰るよりもネットカフェで泊まって翌日の始発でゆっくり帰った方がいいかとか、色々な選択肢が出てきます。

そんな選択肢の中で、たまたまネットで早期割りのある夜行高速バスの空席を見付けたので、今回は東京駅23時発で静岡駅まで約5時間かけてゆっくり休みを取りながら運転される高速バスを利用することにしました。ちなみに、料金は新幹線より2千円とちょっとぐらい安く、何かの拍子に遅れたとしてもバスの中で寝られる時間が増えると考えれば、遅れすらもメリットになります。そこで、あえて新幹線より夜行バスということに落ち着きました。ただし高速バスは座席数が限られているため、より安く購入するためには早めの決断と購入が大切になります。

逆に行きについては集まりの集合時間自体が午後なので、それほど早く出なくてもいいわけで、さらに時間に余裕を持って出掛けることで、新幹線一択ではない安い交通費で東京までたどり着ける手段が出てきます。先述の高速バスでもいいかも知れませんが、バスは昼間の運行については渋滞による遅れが心配です。さらに、鉄道を乗り継いでも高速バスより安く東京までたどり着ける方法が存在します。それが、静岡からJR小田原駅まで行き、そこで小田急電鉄に乗り換えるという方法です。

直接駅の券売機で切符を購入してもいいのですが、金券ショップに行くと静岡から新宿までをリーズナブルに利用したい人向けに、小田急の区間については安く乗れる「株主優待乗車証」を静岡から小田原の回数券とセットで売っているので、それを購入すれば2千円と少々で小田急の新宿駅まで行けることになり、今回の私の目的にも合います。ただし、これだと小田急区間は急行と普通列車にしか乗れないので、890円の特急券を買い見し、ロマンスカーに乗って新宿までゆったりするか、ロマンスカーに乗らないで現地での昼食代の足しにするかということになります(^^;)。

個人的には静岡から小田原間もできればゆったり行きたいので、静岡駅から乗車整理券320円を払ってホームライナーに乗るために早起きし(静岡発は午前7時頃)、ホームライナーの終点沼津から小田原までは普通列車のグリーン券を利用すれば(事前に購入するかSuicaからグリーン券を購入することで、土日休日の利用なら格安のホリデー料金が適用になります)、全ての列車でゆったり座って行けることになります。

ちなみに沼津から小田までのJR営業キロは42.3kmなので、土日休日のグリーン券は事前購入の場合50km以下の場合の570円で利用できます。ここまで紹介したものを全て合わせても4千円ちょっとで、新幹線で一気に行くよりも、列車を3本乗り継ぎそれぞれの列車でくつろぎながらかなり贅沢な気分になっても新幹線より千円以上安く東京まで行けるというわけです。

ちなみに、紹介した列車のグレードアップは列車に乗る前ならいつでも行なえるので、とりあえず金券ショップで最安運賃の「JR普通」+「小田急」のセット券を事前に購入しておきさえすれば、とりあえず小田原までは普通席で頑張ってそこから新宿までは特急で行くということもできるので、その日の気分であくまで最安にこだわるか、当日は駅弁を食べつつ車内販売を利用し朝からビールでも飲みながら(^^;)ゆったり移動するのかは当日次第ということで今は考えています。

皆さんも時間のある移動ができる時は、いつものパターンで行くのもいいですが、違ったルートや交通機関を使うことを考えると、同じ区間の利用でも今まで感じなかった様々な発見ができるかもしれませんので、色々あるネットの情報を参考にしながら調べてみてください。


ネット関係の不具合はまず問い合わせるのが吉

このブログとは関係ありませんが、気が付いたら以前から使っているレンタルサーバーに挙げていたデータがウェブ上で全く表示されなくなっていました。表示されなくなってから早く気付けたのは幸いでしたが、実はこのブログからそのページの一部にリンクを貼っていて、そのリンクがエラーになったことをブログの設定画面上で気付いてわかったのです。古いデータが多うので、そのほとんどがどうでもいい記録ではあるのですが(^^;)、他の方がリンクを貼ってくれているベージも少なからずあるので、何とかしないとと思っていました。

ちなみに、不具合が起こっているサーバーについてその前後に緊急メンテナンスがあるという連絡メールが届いていていて、ページにアクセスしようとすると英語で「メンテナンス中」という表示が出ていたので、これはしばらく放っておけばメンテナンス終了後に直るだろうとたかをくくっていたのですが、いくら待っても状況は改善しませんでした。

そこで、サーバーのホームページから自分のウェブページの情報を見たところ、IPアドレスの変更がされていることが表示されていることを確認しました。私が契約しているサーバーでは、過去に無料で少ない容量のスペースを貸してくれたことがあり、その中に今回問題になっているのとは別のウェブページをアップしたものが残っており、そのページもIPアドレスが同じものに変わっていると表示されていたのですが、それらのページの分は問題なく表示されるものの、肝心のデータが詰まったベージの全てが全く表示されず、相変わらずメンテナンス中の表示が出るだけです。

こうなると、細かな設定まで調べないとその原因が自分にあるのか、まだメンテナンス中でサーバーの作業が遅れているのかということがわかりません。特に、同じサーバーでメンテナンスを終えたと思える他のページが正確に表示されるというのが解せませんでした。どちらにしろこのままにしておくとまずいことになる事は確かだったので、まずは自分とサーバーとどちらに原因があるのかをサーバーに連絡して調べてもらうことにしました。

連絡をしたのは連休に入ってからだったので、休み明けに返事が来ることも覚悟していたのですが、その日のうちに返事が来たのにはびっくりしました。結論から言うと、自動的にIPアドレスを変更してメンテナンスが終わるはずのところ、問題のサイトだけなぜか旧のIPアドレスが残ってしまっていたので、手動で新しいIPアドレスに直してくれたとのことでした。改めてその内容を確かめてページが元のように表示されていることを確認し、ようやく安堵したということになります。

今回の事は、もしページ自体が表示されていないことがすぐに分からなかったらそのまま放置されて、他人から指摘されるまで気付かなかったかも知れません。さらにページが表示されない事はわかっても、自分で解決方法を導き出すことができなかったら、ただいたずらに時間が流れる中でせっかく過去に作ったデータが消えたと多くの人に思われて終わってしまったかも知れません。

このブログを立ち上げる前にはプロバイダが無料で提供するスペースを借りて書いていたのですが、規約の問題で書きたいことが書けなかったり、プロバイダ自体の経営の状況によってプログサービス自体の提供が急になくなってしまうリスクもあります。今のブログは自分でレンタルサーバーを借りてその中でブログを運営しているので、そうした自分以外の原因でブログが書けなくなるとうことはなくなったのです。

ただ、ブログのシステムを一から自分で作り、サーバーを契約して運営する場合、ちょっとブログの明細を変更しただけで、ページ自体が表示されなくなるような危険が常に付きまといます。その際にいかに迅速に対応できるかという事がサイトの信頼を保つことにもなりますので、自分の方に原因が感じられなかったら、すぐに問い合わせをすることが重要であると改めて思いました。このブログにも自分の備忘録的な大切な情報はかなりぶっ込んであるので、気を付けたいと思います。ただ先日、コメントを付けようとしても全くコメントが付けられない不具合がしばらく起きており、その件については読者の方に直接ご連絡いただいたことで現在は改善しています。

このサイトも悪意ある第三者による乗っ取りなどの被害に遭わないようにと、プログラムはできるだけ新しいものに更新していますが、逆にそうすることで今まで使えていたものが使えなくなったり、見えるべきものが見えなくなったりすることもあるかも知れません。こちらでも確認は行なっていますが、もし何かお気付きの点がございましたら、こっそりでいいのでご連絡をいただければ幸いです。


ダイソー パソコン・カメラ用エアブラシ

春は桜をはじめとする花の季節になり、旅行やお出掛けのおともに撮影をする目的でカメラを持って行く方も多くなるのではないでしょうか。その際、気になるのがこの季節特有のスギ・ヒノキの花粉であり中国からやってくる黄砂やPM2.5だったりします。

気にしない人にとってはそれほど影響はないと言われるかも知れませんが、そうでなくてもせっかく持って行くカメラのレンズにホコリやチリが付いたまま撮影するというのはあまり気分がいいものではないでしょう。

そんな感じで、レンズクリーナーほどではない場合に便利なのが、空気でホコリを吹き飛ばしてくれるブロアーの存在です。今回紹介するダイソーにはちゃんとしたブロアーがあるのですが、これを自宅での手入れに使うならいいのですが、旅行に持ち出す際の荷物の中に入れようとするとちょっと大きくてパンクの心配がつきまとうので、今回は小さなエアブラシがセットされたブロアーを100円(税別)で購入してみました。

大きさはガラケーを折りたたんだ時くらいで少し小ぶりになっていて、これで満足にゴミを吹き飛ばせるのかと不安になりますが、ブラシでなぞるだけでもホコリはきれいになるので、キーボードの掃除には役に立ちそうだと思えます。ただ、パッケージを出していろいろいじっていると、これがなかなか使える道具であることがわかってきました。

写真のようにブラシ部は取り外しができ、ブラシを付けないで空気を出すとかなり勢いよく空気が出ますので、ブラシを付けたままではうまくホコリが飛ばない場合はブラシを取って使うといいのですが、一つ問題があります。というのも、ブラシとブロワーをつなぐ所に金属製の輪があるのですが、これが固定されていないのですぐに外れてしまうのです。

もっとも、最初から取り外して使うことは想定されていないと思いますのて、ブラシを外して使う場合は細かい部品であるリングを失くさないように気を付けましょう。

ブロアーの部分はコストカットされているせいでゴムではなく薄いプラスチック系のものなので、耐久性に心配はありますが、旅行用と割り切れば小さくてカメラバックの隙間に押し込んでもそれほど心配なく、カメラだけでなくパソコンのキーボードや、車内にたまったホコリを吹き飛ばしてくれるだけのパワーを持っているので、旅先でも様々なホコリが気になる人にとっては安くて使い勝手のいい道具になるでしょう。


大崩海岸の「浜当目トンネル」が開通しました

この春の三連休もそうですが、ゴールデン・ウィークに多くの人が全国各地の観光地にやってくるには、何よりもまず環境整備が大切になります。私の住む静岡市で言うと、長い間台風の影響で通行止めになっていた国道150号線の旧道であった静岡市用宗から焼津市に抜ける海岸線の続く「大崩海岸」が3年半振りに全線開通しました。

今回長く通行止めになっていた場所というのは、焼津黒潮温泉を引いて天気のいい日には海に浮かぶ富士山を見ながら入浴できる露天風呂を持った大規模ホテル「焼津グランドホテル」と「松風閣」のある場所から静岡市方面に向かう崖沿いの道一帯でした。

この道は個人的にはお気に入りの道で、自宅から焼津方面に向かう場合は国道のバイパスをあえて通らずにきれいな海を見ながら大崩海岸を通っていたのですが、今回3年半という長い通行止め期間がかかったのにはそれなりのわけがあります。台風による大雨で地すべりや陥没が崖沿いの道でところどころ発生していたので、そのまま道を直したとしても、再び大雨になったらすぐに通行止めになる危険性があります。そこで、今回の工事では山の中にトンネルを掘り、一気に危険な場所を突っ切って安全に通行できる道を作ったというわけです。

そのトンネルが写真の「浜当目トンネル」で2017年3月13日から通れるようになっています。この写真は焼津から静岡に向けて走っている時に同行者に撮ってもらいました。全長は905メートルということで本来はこの場所でも海を見ながらのドライブができたのですが、安全に通ることが優先されると思うので仕方がありません。しかし、このトンネルが開通し、焼津市の港方面から静岡市の用宗の方に直通できるようになったことで景色の好い道を通ることができるという点以外にも様々なメリットが出てきます。

今回、私は行きは国道のバイパスを通って焼津で買い出しをしてきたのですが、帰りに大崩海岸を通ることによってすぐに静岡市の用宗港に寄ることができるようになりました。用宗港ではシーズンになるとしらすが有名で、漁港では休日にはしらす丼を食べさせてくれるテントを設営した食堂が出現します。私はそこで食事はせず、漁協の売店で釜揚げしらすとちりめんの天日干しを購入してきました。運が良ければ取れたての生しらすもあがりますが、そうでなくても解凍したしらすの釜揚げはいつでも手に入るので、この時期の海の贈り物とも言えるしらすを食べたい時には焼津を回った後でこの道を通って立ち寄るのがおすすめになります。

逆に、静岡方面から焼津方面に向かう場合、時間に余裕があるなら海を見ながらこの道を通り、トンネルを抜けたところにある「松風閣」「焼津グランドホテル」はスルーして「かんぽの宿焼津」へ行くと、海を見ながらの日帰り入浴が700円で新しめます。他のホテルでは入浴のみのプランはなく、食事付きのプランは予約が必要な場合が多いので、ふらっと立ち寄って温泉だけでも楽しめるかんぽの宿をここではおすすめしておきます。天気のいい日に内湯ですが雄大な太平洋を見ながらの温泉を楽しめます。詳しくは以下のリンクの情報を参照してみてください。

http://www.kanponoyado.japanpost.jp/yaidu/daytrip/index.html


ETCカードを登録して利用できる高速道路周遊券

どんな旅が好きかと私自身が聞かれれば、予定を立てず行き当たりばったりの旅と答えてしまうのが常なのですが、そういう嗜好が過ぎると、いわゆる人気の宿や列車を利用する旅というのはほとんど不可能になってしまいます。

人気があって多くの人が利用したい宿や列車は、かなり前から予約しないと取れなくなり、それならと予約のいらない夜行列車を使って旅をしていたことがありました。それが東京と大垣を結んでいた「大垣夜行」で、この列車が走っていた頃には東京まで出掛けたり、東北地方に行った帰りにはぎりぎりの段階で東京駅のホームに駆け込み帰ったことが多かったのですが、時期によっては座席は満席で、デッキで立ったまま数時間を過ごすことになっても、何の予約もなしに電車に乗って帰って来られる事の方が大事でした。

その状況が変わったのは、大垣夜行の廃止と現在は季節列車になっている「ムーンライトながら」の出現でした。列車は新しくなって快適になったものの、座席は全席指定となり、18切符の時期の週末には一ヶ月前に指定席が完売になることも珍しくなく、購入した人全てが乗るのかと思ったら、自分で乗らないのに購入した人たちが指定券の売買で儲けようと定価以上の価格からネットオークションに出すようになりました。

こちらは、必要に迫られて指定券を買いたいだけなのに、こんな風になってしまってはと思い、列車で旅に出る機会自体が少なくなってしまいました。その後、この騒動が影響を与えたのかどうかはわかりませんが、「ムーンライトながら」は定期列車として走らなくなり、さらにかなり座席数に限りのある夜行バスを利用せざるを得ない状況になってしまいます。もちろん、JR東海を含むJR各社も営利企業なので赤字を垂れ流す夜行列車の運行を続けることは難しいのだろうと思いますし、現状のように豪華列車の旅を利用する人達へのシフトを模索しているという事でもあるのでしょう。

そんな状況の変化があったので私自身旅の計画を立てる時は、列車よりもむしろ車中泊の旅を考えるようになり、こうしたブログも書くようになったので、その点はJRに感謝しなければならないかも知れません。一度自分の車を車中泊ができるように仕上げてしまえば、後はとりあえず車で出発するだけで、行程や宿泊場所まで自由で好きなように楽しめるので、お酒を飲んでその日のうちに帰らなくてはならないような場合を除いては、車で出掛けるメリットの方を優先させて出掛けています。

そんなわけで、今回は車の旅らしくお得なプランを思い立った直前でも利用することが可能になるという、高速道路会社がETCを利用している車について企画しているドライブプラン(高速道路周遊プラン)について紹介させていただきたいと思います。

私が住む中日本高速道路会社のエリアでは、「速旅」という会員サイトがあり、そこに会員登録することがまずは第一歩になります。いったんメールアドレスを入力して仮登録すると折り返し登録用ページを案内されますので、そこから会員登録をします。メールアドレスにパスワードを決め、住所氏名電話番号の他にお使いのETCカードの番号と有効期限を入力します。高速道路周遊プランを利用する場合は必ず登録したETCカードを使わないと安くなりませんのでご注意下さい。

このプランはどういうものかというと、登録したETCカードを使って指定のインターチェンジから高速道路に入り、周遊区間に入ればその区間内から何度でも高速道路を乗り降りできるというものです。周遊区間まで往復の区間も料金に入っているタイプのものと、周遊区間内だけを乗り降り自由にするタイプのものがあり、料金は普通車と軽自動車で料金が違います。利用期間は2日間ならびに3日間有効のものがほとんどになっています。

実際に申し込む場合はマイページにログインした状態で販売しているプランの中で自分の予定に合いそうなプランを選んで申し込むだけです。申し込み時期については、当日でもフリープランで設定されているインター通過の前までに申し込みが完了していればいいという、いきなりの旅が好きな人にとってはありがたいパターンです。

ただ、渋滞が発生する可能性が高い年末年始・GW・旧盆や集中工事が行なわれる日については除外日になる可能性がありますので、申し込む前に説明をよく読んでからにすることは大事です(他エリアでは最初から利用できる日をカレンダーから選ぶ形で申し込むようになっているところもあります)。さらにこのプランはネット上からの申し込みのみということがあるので、旅をしながらモバイル端末を十分に活用している人にとっては旅の途中からでも利用した方が安く旅を楽しめる可能性もあります。すでに宿を確保している状態であっても、宿泊場所が周遊区間内にあれば問題ないでしょう。

高速道路に乗る前に高速道路会社のウェブページにアクセスして、これから出掛けるエリアでフリーパスの販売があるかどうか確認してから高速道路に乗るようにするのがおすすめです。フリー区間が乗り降り自由になることで、どうしても宿が取れない場合に仮眠のために高速に乗るというような無茶なこともできるなど、料金が安くなるからという理由以外にもメリットが出るところもあります。ちょっとした距離の観光地から観光地への移動にも高速を使えるようになり、時間を有効に使えたり気分的にも随分楽になる部分も出てくるように思います。

なお、今回は中日本高速道路会社エリアのケースを主に紹介しましたが、東日本や西日本の高速道路会社ではその都度ETCカード番号などを入力するようになっていたりとエリアで違うこともあります。事前に会員登録があるのが中日本だけだというのは、他の地区でもその会員情報でも申し込めるようにして欲しかったなということもあるのですが、こうした周遊プランは季節によっても利用できる地域が変わるなど、最新の情報収集が必要です。実際に全国の高速道路でどんな割引プランがあるのかと興味がある場合はETC総合情報ポータルサイトの以下のページから確認し、自分の旅の予定に合った場所や、たまたま行こうと思っていた方面で高速道路乗り放題の周遊パスがあるのかを確認してみましょう。

http://www.go-etc.jp/deal/freepass/


LINE モバイルとLINE Payカードをセットで使うメリット

先日、コインレス社会に向かおうとしている現代の社会について考えてみましたが、生まれた時からスマホが周りにあるような年代の人にとっては当り前の事でも、ガラケーすら電話以外の用途では満足に使えない人もおり、いかにそうした人に電子マネーのようなものを使ってもらうかというのが、今後の課題になるというのは変わらないでしょう。

ただ、全くスマホも使いこなせていない私の親世代でも導入に躊躇せず、日々便利に使っているものに現金をチャージするタイプのプリペイドカードがあります。最寄りのスーパーで発行しているカードは、レジで出して現金が足りなければその場で紙幣を追加することで細かいお釣りも出ず、ポイントもたまり、さらに専用ボトルから無料で給水できるなどのメリットもあるので、最近では現金よりもこのカードの方をよく使っているようです。

恐らく、クレジットカードのように年会費がなく、落としても中に入っている金額しか使われないという安心感もあると思うのですが、そのようなカードがたくさんある中で、今後の高齢化や過疎が心配される地方において、本命のカードになり得るのではないかと思うのが、LINEが発行する「LINE Pay カード」です。コンビニ大手の中ではローソンやファミリーマートには置いてありますが、セブン-イレブンでは用途の違う(LINEの公式ストアでしか使えない)「LINEプリペイドカード」しか置いてありませんので、間違って購入しないように気を付けましょう。

勧めておいて自分で使わないのもどうかと思い(^^;)、早速近くのローソンへ行ってパッケージを購入してきました。このカード自体に価格はなく、定められた現金をチャージすることで入手できます。私はカード購入時に現金をチャージする際の最低金額1,000円をチャージして手に入れました。パッケージの中味を出して中の指示に合わせ、スマホからラインアプリを選び、パッケージに入っているQRコードを読み取り、自身で決める半角6ケタのパスワードを登録し関連付けることで利用が可能になります。

カードの右下にあるのがJCBのマークで、このカードは国内のJCB加盟店や、ネットショッピングでクレジットカードのように使うことができます。ただしクレジットカードのように分割での購入はできず、あくまでチャージされている金額の範囲内での利用に限ります。カードを利用する際、残高が少なければコンビニのレジや専用携末から直接現金をチャージしたり、スマホからなら銀行口座やクレジットカードからチャージも可能です。銀行口座からのチャージの場合、銀行のネットバンキングを行なっていなくてもチャージ利用可能なので(一部インターネットバンキングへの加入が必要な銀行もあります)、対応する銀行を使っている場合には便利でしょう。

個人的に考えるに、このカードだけでなく、中高年の人たちにとっても使いやすい通話可能な7インチタブレットとの併用で、利用する通信SIMもLINEモバイルの月500円(税抜価格 以下同じ)のフリープランのセットで過疎に悩む自治体が住民に対して「LINEモバイル」と「LINE Pay カード」をセットで提供することができれば、通信インフラをLINEモバイルが提供することにより、その地域の状況が変わると本気で思っています。

というのも、離れて暮らす子供や孫との連絡にLINEを活用している人は少なくないでしょうし、もしその人達がLINE電話やビデオ通話も高速通信が無制限に使えて月500円のプランでも十分利用可能だということがわかれば、親族との連絡はあえて固定電話を使わずにLINE電話を使うことになるでしょうし、お互いに顔を見ながら話ができるビデオ通話の魅力はそれまでの文字によるコミュニケーションを凌駕する魅力を持っています。

また、子供やお孫さんの側に連絡する時、自宅でWi-Fiが使える時間を指定して電話するようにすればお子さん側がビデオ通話を行なっても通信量や通信料金について心配することがなくなります。専用のネット回線を引かずタブレット一つでも連絡に使うだけなら十分ですし、さらに顔を見て話すことから何か異変を感じたらすぐに出向いてケアすることも可能になるでしょう。

そのように考えるとすぐに考え付く応用方法として、地域住民と医療施設をLINEでつなぎ、毎日の血圧を定時に報告したり、主治医のLINEアカウントを通じてビデオ通話による問診を行うなんてことも行政と医療の連携さえできれば利用者の追加負担なくできそうです。また住民同士の連絡と役所への窓口をLINEで設置すれば、回線設備に全くお金を掛けなくても住民同士の通話は毎月の利用料だけで済むので、いわゆる有線電話の代わりとして各家庭にSIMカード入りの端末を提供するのも、自治体にとって意外とメリットが有るような気がするのですが。

そして、LINE Payカードの利用における企業との連携もこのシステムが普及するかの鍵になるでしょう。今でも多くのスーパーやコンビニなどが公式アカウントを使ってのサービスを行なっていると思いますが、LINEのトークを使い慣れた高齢者と取引きをする場合、公式アカウントとの自動応答の仕組みを使ったトークを使って一度のやりとりでなく、細かい内容を何回もトークで繰り返すことにより(写真付きのメッセージで商品の内容をユーザーが確認することができればなおわかりやすくなります)、ユーザーが店頭で実物を見ながら買い物をするような感じで注文を取ることも可能かと思います。

企業側としても、買い忘れはないかどうかをトークで尋ねたり、その日に作りたい食事のメニューから必要な食材や調味料の一覧を紹介したり、もし移動販売車や実店鋪への送迎を並行して行なっている場合はそのスケジュールをトークで送ることにより、多くの人員を割くことなく、今いるスタッフだけでも利用者とのコミュニケーションが密になり売上の増加も期待できます。もちろん、移動販売を行なう場合には販売員がその場で現金をLINE Payカードにチャージできる端末を持って行くことにより、支払い時も小銭を使わないようにすることも可能でしょう。

もし地方自治体の中でこうしたシステムに魅力を感じる所があり、タブレットを無償提供し、とりあえず住民が自分でLINEが使えるところまで面倒をみるような所があれば、利用者である住民は最低月500円の通信費の負担と(もちろん通信料金はLINE Payカードによる決済が可能です)、LINE Payカードにチャージする複数の方法だけを覚えれば過疎地で不足するサービスを全てネット上の決済で肩代わりさせることも可能になると思います。あとは高齢者にも使いやすいLINE公式アプリからの食料品・日用品の注文がきめ細やかにできるトーク上のシステムさえ構築できれば(これは公式アカウントを提供する企業側の協力が必要ですが)、かなり面白いことになるかも知れません。

最近では小売企業の中でも「買い物難民」と化した高齢者の買い物需要を掘り起こして業績の向上につなげられないか模索しているとこもあるといいます。高齢者がスマホなどの携帯端末を使って自分からネットにアクセスする方法として、LINEの利用というのは日頃から親子間などでメッセージのやり取りに使っている方なら、すんなりと自社のサービスに誘導する仕組みを作るのはそう難しいことではないと思います。今後の人口傾向を考えると、高齢化が進んで人が減っていくというのは山の中の村だけではなく、都市の中でも古い団地のような所でもきめ細やかな高齢者に対してのサービスを充実させることも必要になってくるのではないでしょうか。

LINEモバイルでは今後の方向性の中で「通話定額」や自社のサービス以外の音楽ストリーミングサービスも音楽プランで高速通信のフリー利用を可能にする構想を発表していますので、通信回りの内容が整備されればさらなる可能性が広がります。この件については、今後もその動向に注目して行きたいですね。

LINEモバイル


車から出る様々な警報音・警告音について考える

多くの車では、キーを付けたままドアを開けた時に高い音での警報音が鳴るようになっています。私自身はこの音が聞こえれば車は正常かどうか見るためのものとして利用しているような感じなのですが、世間ではこの音について様々なご意見があるようです。

一般的な感想としてはこの音がうるさいという声で、具体的な車種ではこうやれば音が小さくなったり音を止めることができるという内容が書かれたウェブページも見付けることができます。車中泊を多くする方なら、深夜に駐車場に出入りする際、多くの人が車の中で寝ている事が予想される中、たとえ小さな警告音でも意外と気になる人はいるものです。盗難防止用のけたたましいクラクション鳴らしのパターンのように、説明書の通りにセットすると消せるようにできればいいのですが、さっとネットで見た限りではそのような方法でないやり方で音を小さくしたり消したりを行なっている方がほとんどだったので、どうしても気になる方は購入店で相談するしか無いでしょう。

また、音のパターンによってはすごく気になる音の高さのパターンか、割と平気で聞いていられる音のパターンなのかは、実は購入時に試し聞きできる機会を持っているわけです。ですから小さな音でもかなり気になるという方は、購入車種を絞る中で、実際にお店に行って各種の警告音警報音は自分に合っているかなんてことも確かめるべきなのかも知れません。

そんな中、たまたま私が先日遭遇した話をさせていただきたいと思います。上記のようなパターンとはちょっと変わっていて、音を消したいという考えとは全く反対のケースです。その方は古いスズキのエブリィワゴンに乗り替えたばかりの70代の方だったのですが、以前乗っていたホンダのアクティバンと比べるとキーを付けたままドアを開けた時の警報音があまりよく聞こえないので、もう少し大きくできないかというのです。そう言われて私自身も聞いてみたのですが、古いエブリィワゴンの警報音はかなり高い音が「ピーピーピー」と早く鳴るような感じなので、もしかしたらあの「モスキート音」のように加齢の度合によっては聞こえにくい場合もあるのかも知れません。

よく、高齢者の運転について、視野が狭くなったりアクセルとブレーキを踏み間違えたりという事例で語られがちになりますが、今後の事を考えると、車内の様々な警報音を聞き逃すことで生まれてくる不具合や危険についてもメーカーの方にも考えていただいた方がいいような気もするのです。

例えば、ライトを点灯したままキーを抜いた際の警告音が聞こえなかったらすぐにバッテリーを上げてしまうでしょうし、キー差し警告音が聞こえにくい場合、キーを差したまま車を離れることで車自体を盗まれる危険性があります。さらに事故に繋がりかねない想定として、ギアを「R」にセットした時に本来鳴っているはずの警告音が聞こえなかったのでまさかアクセルを踏んで車が後退するとは思わず、アクセルをふかしてしまって事故になってしまうこともあるかも知れません。

こうした警報・警告音について、ここまで説明してきましたように運転する人の年齢や車を利用する状況によって音がしない方が良かったり、逆に音が運転者に聞こえるくらいまで大きくできた方が良かったりする場合が出てくると思います。スマホやデジカメでも全ての本体から出る音の大きさを調整できるようになっているので、運転席から簡単に可変できるように考えられた人に優しい車というものも、これからの高齢化社会の到来を控えて必要になってくるのではないでしょうか。


小銭を必要とされない社会はすぐにやってくるか

スマホを使った決済が一般化するにつれ、お店で物を購入する際に支払う方法についても従来の常識だけを持っていると対応できないような状況というものが次第に明らかになってきたような気がします。例えばJRの電車賃について、現金で支払う場合とSuicaで支払う場合の金額が微妙に違っていて(Suicaでの決済は一円単位の運賃)、利用回数が多くなれば多くなるほどSuicaで決済をした方が有利になってきています。

ただし、多くの現金をSuicaにチャージした状態でSuica自体を使わなくなってしまえば、それまで「お得」だと思っていたSuicaの方が、現金を使った場合よりもコストがかかってしまうケースも有りえます。Suicaの場合は電車だけでなく日々の買い物もできますから使い切れないこともないではないかと思うかも知れませんが、貯金通帳に残った僅かな預金と同じように少額でも、ちりもつもれば大きな額になり、わずかに残高が残されたカードが多くなればなるほど、カード発行元が先払いしてもらった資産が増えていくというわけです。これはプリペイドカードに共通の仕組みですが、それがいやだからとかたくなに現金にこだわる人もいるわけです。

先日、最近めっきり増えてきたセルフのガソリンスタンドに行ってきたのですが、そこでも現金にまつわる機械の変更が行なわれていて、支払いをあくまで現金にしたいと思う人にとってはきびしくなってきているなと感じることになりました。

というのも、スタンドで新たに配備された機械にはお札を入れる投入口しかなく、入金できる最低の金額は千円からになっていました。原付の給油などタンク容量の残りによっては5百円もかからずに数百円で満タンになってしまうような場合でも、500円や100円硬貨が使えないとなると、お小遣い前で残金数百円でも原付にガソリンを入れたいとやってきた高校生は、お金を借りたりクレジットカードが使えないとそこのガソリンスタンドでは給油できないということになります。

そうでなくても現金決済派としてはできるだけ財布の中味を小銭で満たしたくないために、あえて紙幣を持っていてもそれを使わずに、細かいお金を出したいと思うケースでも紙幣の利用だけに限定され、さらに小銭入れが膨らんでしまうということになってしまうわけです(^^;)。

こうした最新型のスタンドの姿が、未来の決済の主流になるかどうかはわかりませんが、今後小銭はできるだけ使わないで、基本はクレジットカードや電子マネーということになると、少なくとも電子マネーはどのジャンルのどのお店でも使えるようにしないと、クレジットカードを持つことのできない人がかなり生活しにくい社会になるのではないかという気がします。

さらに、電子マネーの場合クレジットカードに紐付けして自動的にチャージしてくれる機能がありますが、それが新たな消費を喚起するのはいいとしても、月末から月初にかけての支払いが滞る原因になってしまうと、最悪の場合ローンが組めなくなったりすることもあります。プリペイドタイプで使う都度現金をチャージするような電子マネーなら無駄遣いもないでしょうが、日々のお財布代わりとしてオートチャージタイプの電子マネーを使っていると、人によっては現金を使う場合よりも財布の紐がゆるくなるケースも出てくるでしょうから、これまで以上にどうやって自分の収入の範囲で生活費をやりくりしていくかという事について考えなければいけなくなるのではないでしょうか。

私の場合ですが、そうしたオートチャージタイプの電子マネーである「iD」や「QUICPay」は両方持っていますが、これはあくまでも旅先などで財布を無くしたりした緊急事態を想定して持っているに過ぎず、毎日の生活用品を購入するのに使うほど自分の金銭感覚には自信を持てないというのが実情です(^^;)。

ただし、今回紹介したガソリンスタンドのように現金よりもクレジットカードや電子マネーを利用する事を前提で社会のシステムが整っていく可能性もあるので、例えばお子さんにお小遣いをあげるのも、交通費を含めてSuicaで一括して払い、月はじめの一週間で全ての電子マネーを使い切った後の切なさを実感させるような事もたまには必要になるのかなという感じもします(^^;)。

そうすると、自由に使えるお金を増やすため電車を目的地の手前で降りて歩くという技を使ったり、自分でポイントの付くお店やイベントを調べて計画的にお得に電子マネーが使えるように工夫するようになるかも知れません。

ただ、現状では小銭が使えなくなるような感じで社会が変わっていって欲しくないとも思うことがあります。個人的には来たるキャッシュレス化社会に備えながら、現金というものの有難みも感じつつ、無駄にお金を使って後で困らないように今以上に気を付けていければと思っています。


チャック付きポリ袋を用意しておこう

先日100円ショップに行ったら、あまり見掛けることのなかった個別包装された氷砂糖が売られていたので、別の買い物のついでに購入してきました。パッケージの賞味期限は製造日から3年もありましたが、実際は氷砂糖というのはそれ以上の保存にも耐えうるものだろうと思います。先日購入した100%はちみつキャンデーのように、いざという時の備えとしてバッグの中に入れておくようにしたのですが、今回はその際に買った色んな用途に使えるチャック付きポリ袋について紹介します。

今回購入したポリ袋はB7サイズのものですが、個別包装のアメなら10個くらいは入ります。日々持ち歩くならこれくらいでも十分でしょうし、この袋にはもう一つの特徴があります。

袋を閉じる前に空気を抜くように袋を巻きながら閉めることによって、中の空気をほとんど入れずに閉じることが可能になります。密封に近い状態を保つことができれば中のものの変質も防ぐことができるでしょうし、バッグの隅に押し込むようにするならば、できるだけ空気が入らないようにして小さくまとめることもできます。

こうした食品の保存に使う方法の他、このB7サイズにしたのはちょうどスマホやガラケーなどを入れて使うようにもできるということがあります。

写真のスマホは5インチのもので、シェルカバーを付けていることからかなりぎりぎりの収納になってしまいましたが、カバーを外せば何とかこのまま袋をスムーズに閉じることができるでしょう。まさにほぼピッタリの大きさに収まっているので、袋に入れたままスマホを使うにはこの大きさのものが一番使いやすいような気がします。ちなみに、袋に入れたままでもスマホの画面をタップして問題なく使うことができます。

防水機能の付いたスマホを持っている人にはこんな袋を使う必要もないと思うかも知れませんが、スマホの防水機能というのは真水に対してのもので、海水や温泉に対して防水機能があるかというと、ないものがほとんどです。ですから、そうした場所でスマホを使う場合には専用のアクアパックがなければ、一時的にこうした袋で代用することもできるわけです。また、二つ折りのガラケーについては折り畳んだ状態では袋に入りますが、開けた状態では入りませんので、利用する場合には袋から出す必要があります。

さらに大雨の中で濡らしたくない小物がある場合もこうした袋の中に入れてバッグの中に入れておけば、万が一バッグ自体を水の中に落としたりしてしまった場合でも中のものを水濡れから守ることもできるかも知れません。

また、こんなことを考えたくはありませんが車で移動中に急な大雨に遭い、増水すると冠水してしまう所に止まってしまったような場合は、車自体が水没し荷物もずぶ濡れの中で脱出を試みなければなりません。その際、事前に濡らしたくないものを袋に入れてジッパーで閉じておけば、自分にとって大切なものを守ることも可能かも知れません。

今回100円ショップで購入したB7のジッパー付きポリ袋は18枚も入っていたので、とりあえず数枚は使い、残りはいざという時になっても使えるように、準備しておきたいと思っています。


扇雀飴本舗 はちみつ100%のキャンデー

季節的にはようやく春を迎えますが、昨年から今年にかけてはインフルエンザにはかからなかったものの、かなり喉をやられて朝起きた後の喉の違和感は半端ない時もありました。対策としていわゆる「のど飴」を複数購入していただいたものの、なかなか自分と合うものには出会えないでいました。

喉の傷みや手入れということで言うと、以前プロの歌手が「固形はちみつ」を喉のケアに使っていると聞いたことがあったのですが、地方都市ではなかなか売っていないのと、まぜ物のないはちみつを固めたものというのは、いいはちみつを使っていればいるほど価格的にも高くなってしまうということでいざという時には役に立ちませんでした。

ただ、今後の事を考えて常に少量の固形はちみつを手元に置いておき、災害時に食べるものが全くないような場合でも固形はちみつなら水もいらずにカロリーを補給でき、さらに製品として賞味期限があったとしても、はちみつ自体は菌が繁殖しにくく体調を壊す心配をそれほどしなくても時間が経ったものを口にしやすいというところもあります。

そんな事もありネットから固形はちみつを注文してみようかと思いつつ調べていたところ、全国どこのコンビニ・スーパーでも取り扱いのある「はちみつ100%のキャンデー」を見付けました。この種の大手メーカーが出しているパッケージというのは、誇大広告とまでは言えませんが、本当にはちみつだけを100%使って、他に何も入っていないのと疑ってしまうところがあるのですが、メーカーのホームページを見ると本当にはちみつだけで作っているようでした(^^;)。

http://www.senjakuame.co.jp/company/patent.html

上記リンクには他社にはできない特殊製法で液体を固形化する手法について紹介されています。袋の裏にある原材料名にも「はちみつ」以外の記載はありません。ということはこの特殊製法によって他の固形はちみつと比べて大量生産できることでコストを抑えることに成功したということなのかも知れません。実際に食べた人の感想を口コミで見ても喉のケアに効果を感じたという人も多く、これは実際に自分でも食べてみて、本当に固形はちみつそのものなのかを確かめたくなりました。

で、近くにあるドラッグストアに買いに行ったら、何とキャンデーコーナーに並んでいる多くの製品の中で、この製品だけ材庫がなかったのでした。しょうがないのでさらに足を伸ばしてスーパーの棚でようやくゲットできたのでした。

パッケージは普通のキャンデーといったもので、個別包装されているので持ち運びもしやすくなっています。実際に口してみたところ、まさしくはちみつが固まったもので、他の違和感のある味は一切しませんでした。これなら、私がちょっと考えたある事に使えるのではないかと思ったわけです。

とりあえずこのキャンデーをじゃまにならないくらいの個数、いつも持っているバッグの中のすぐには取り出せない所に入れておくことにしました。そうすれば、災害時に何も食べるものがなくなった時だけでなく、旅行中に長時間足止めをくらった場合にも役に立ちそうです。さらにこのキャンデーのいいところは、全国のスーパー・コンビニで手に入ることから、備蓄していたものがなくなっても、旅先でも容易に補充がきくということです。

長期保存に耐えうる食品ということでなら氷砂糖のキャンデーを常備することも考えたのですが、固形はちみつの方は栄養価も高いし、何より単なるお砂糖より食べやすいということもあります。そして、ついうっかり食べるのを忘れていても、賞味期限を気にしすぎることもありません。

ただ一つ問題があるとすると、原材料のはちみつというのが国産のものではなく外国産の銘柄がはっきりしないものであるということでしょうか。しかし、あくまで災害時や旅行時、喉の調子の悪い時に食べるものと割り切るなら安くて手に入れやすいこの製品を常備する意味もあるような気がします。