2024年のゴールデンウィークも暦通りの休みの方はこれで終了となります。私の方は暦通りの休みとはいかなかったので、結局出掛けたのは先月末の浜名湖花博で藤の花を見に行ったくらいです。ただ代休があるのでそこでちょっと遠出をするつもりなのですが、やはりこの時期はどこへ行っても大勢の人が集まってストレスが貯まる可能性もあるので、自宅で行楽地の様子を見ていたという感じです。
たまたまそんな様子を見ていた中で、鎌倉・江の島という人の集まる場所に住んでいる人の大変さを追ったニュースを見ていて気付いたことがいくつかありました。ちょっと外に出ようとしても観光客がひっきりなしに通るような場所で生活していると、日常的な買い物ができず、事前に買いだめをしたり、近くのスーパーなどで買い物をするのをお店のオープン直後にしようと多くの地元民が押しかけるため、買い物をするにも大変だというのには納得すると同時に大変だとしみじみ思いました。
また、あまりの観光客の多さに自宅で大人しくしている住民の方が気付いたのは、自宅内でスマホを使っていると、人の多さに比例して通信スピードが落ちるという状況になってしまうことを訴えていました。これも大きな基地局であっても、多くの人が同じ場所・時間でネットに接続していると起こってくる問題だと思います。
同じ原理で、人の集まるイベントに参加してそこでスマホを使おうとした場合にも速度低下の恐れというのは出てきます。それでも昔は、携帯電話とは違うPHSも共存していたので、いざという時には契約者数の少ないPHSでネットを使えばまず遅くなることはありませんでした。今は、楽天を含め一応4つのキャリアがあるので、複数の回線でましな回線を優先して使うように準備することも考えなければいけないのかなと思ったりもします。
そして、もう一つ思ったことは、このブログで何度も紹介している「光回線をモバイル回線で代替する」事について、ちょっと考えた方が良いかも知れないということです。個人的には安く使えて移動可能ということで、このブログでは楽天モバイルのSIMカードをホームルーターに入れて使うことを推していますが、ドコモ・au(WiMAX)・ソフトバンクの回線を固定回線として使う契約があります。
ただこうした利用は携帯電話の基地局を使ってインターネットを使う事と変わりはありませんので、ゴールデンウィーク以外にも多くの観光客が殺到する地域においては、日常的に回線のスピードが他の地域と比べると遅くなってしまう可能性はあると思っておいた方が良いのかも知れません。そうなると、有線で他人には使わせない光回線の優位性が出てきます。人が集まる場所というのは交通の便も良く、オーバーツーリズムの問題が無ければ住みやすい場所だろうと思うのですが、自宅でのインターネット利用について、人が集まる時間に速度低下を感じるのであれば、光回線を利用することも検討して良いのかも知れません。