車中泊全般」カテゴリーアーカイブ

まだ暑さが続いている時期だからこそ急に気温が下がった時に備えることも必要になる

先日、ホームセンターを訪れたのですが、ちょっと前までは防災用品を前面に押し出した展示をしていたのですが、昨日こちらは真夏日になった暑さが続く日常なのにも関わらず、この状況にはそぐわないと思われる各種暖房機具が展示されるようになっていました。いつの間にか扇風機やスポットクーラーの展示は無くなっていて、処分価格で購入する機会を逃してしまいました。

ただ、朝夕日が出る前と沈んだ後はかなり涼しくなっているので、暑さがなくなるととたんに寒くなるということはわかっています。そんなわけで、世間がまだ日中は暑いという話題をしているうちに、秋から冬に向けての用意をしておくことも必要になってくるだろうと思います。

車で移動するような場合、車の中で過ごす場合には上着などは全国的にも必要としない地域は今でも多いかも知れませんが、今の状況でもいったん車の外に夜や早朝に出た場合には冷えるので、やはり羽織る上着を持って外に出られるように準備し、外に出る時には実際に着ていくことは大事です。

というのも、トラブルというのはいつ起こるかわからないもので、例えば深夜や早朝にトイレなどで車の外に出たところ、インキー(キーとじ込み)をしてしまった場合、車内では大丈夫だったという理由でTシャツ一枚の姿でずっと外に居なければならなくなるようなケースも考えておかないと、救援が来るまでの間はかなり寒い思いをしなければなりません。

あと、基本的なところとして、今の季節であれば上着とともにスマホは常に外に出る時にも持って出るようにしないと、何らかのトラブルに遭遇しても外と連絡を取ることができなくなります。私の場合はネックストラップで常にスマホは持ち出しています。

また、家の中でも急に部屋の中が寒くなった場合に備えることも忘れないようにしましょう。自宅には電気がなくても使える石油ストーブがありますが、いざという時にすぐに灯油を買いに行くことはできないので、本当に寒い時にすぐに使える暖房器具を用意しておくことも大事だと思います。自宅では夏冬兼用のこたつをちゃぶ台代わりに使っているので、灯油を買いに行く時間がないまま天候が急に変わってしまった場合、こたつを付けて上着を着るような事で何とかその場を凌ぐことはできます。

今年は、ようやくソーラー発電で手持ちのポータブル電源をその日のうちに充電する目処が付いたので、早朝の出勤する前の少しの時間であれば、小さく消費電力も少ない電気ストーブを導入して、手足ぐらいは温めてから出掛けるようにすることも考えています。昨年はそうした事を石油ストーブを付けて行なっていたのですが、その代わりをポータブル電源に繋いだ電気ストーブで賄えるなら、石油ストーブはリビングで主に使えるようになります。

今月に入って電気料金は下がってきているというニュースがありましたが、それも今の政府の補助があっての話なので、そうした補助はいつまでも期待できないと思っています。それでも、こちらの方は雲のない冬なので、日中は日が入りますしソーラー発電ができるというのは大きいですね。また、裸になってもなお暑い夏と違って、着込んだり湯たんぽを併用すれば、エネルギーを使わないでも何とか凌ぐことはできます。また、部屋の空気が冷たくなるような状況で寝る場合、もし持っているなら部屋の中にテントを張ってその中に布団を敷いて寝るというのも、暖房器具を使わずに外からの冷気を防ぐ方法としては利にかなっています。

また車中泊でも自宅でも、そうして寝るだけでは暖かくならないから、少ない消費電力で暖かく寝ることのできる電気毛布をポータブル電源につなげて使うというのも考える余地があるでしょう。電気毛布はタイマー付きのものの方が、時間を指定して切ることができるので、寝床を十分温めた状態で布団に入り、寝入ったぐらいで電気を切れば、ポータブル電源の容量も節約できるので、災害時や車中泊をする場合の暖房機具としてもおすすめできます。

今後は、今持っているポータブル電源を介して使える暖房器具にはどういうものがあるか? という事を考えながら、コンセントからの電気の使用料はそこまで増やさずに、ポータブル電源の有効活用を考えていきたいと思います。


新しく購入したポータブル電源「EcoFlow River2」の使い勝手とコンパクト車中泊との相性の良さ

注文していた新しいポータブル電源が届きました。当初から、自宅のソーラーパネルで充電可能な容量を考えると、200~300Whくらいの容量のものをまずは買うと決めて機種の選定をし、たまたま楽天スーパーセールでアマゾンのタイムセールより安く購入できるという情報をいただいたので、EcoFlowというメーカーの256Whの容量があり、300Wまでの家電が使えるRiver2というものにしました。過去のレビューを見ると、シガーソケットのところにカバーがないという話だったのですが、2023年9月に楽天の直営店から購入したものには最初からシガーソケットのカバーが付いていました。

早速、ソーラーパネルから充電を試みたのですが、このポータブル電源は10Wより出力が落ちると0表示になって止まってしまうので、早々にソーラーパネルを撤収し、車を走行させながら充電することを試してみました。今回この機種を選んだ理由の一つが、自宅だけで使うのではなく、車に乗っている時に使ったり充電できることを優先した部分があります。

新しいポータブル電源は、専用のスマホアプリから現在のバッテリー状況を本体のスイッチを入れないでもBlurtooth接続で見ることができたり、設定で本体だけではできない機能を生かすこともできます。この製品については、特にシガーソケットからのDC入力充電の量を変えることができるようになっています。

最大が8Aで実質105Wくらいで充電でき、出力を6A(80W)と4A(50W)出力に変更できます。少しの電流で長く充電することで本体やケーブルが車によっては痛んでしまう可能性があるので、個々の車の状況に応じて出力をコントロールできるのです。本体に付属するシガーソケットケーブルは短かったですが、本体裏にある接続端子を近づけるために正面を後方に向けて置いたら、ぎりぎり後部座席の真ん中に収まりました。充電中にも、バッテリー本体にあるシガーソケットやUSB端子に電装品のケーブルを差すと、充電しながら使うことができます。私の場合はドライブレコーダーやカーナビ用として使うスマホは動かしたいので、充電しながら必要最低限のものが使えるというのは便利ですね。

私の車の場合には最大の8Aでも大丈夫だったのでそのまま充電しました。購入直後には30%くらいは残量があったので、およそ2時間の走行で満充電になりました。これは小容量のポータブル電源だからこそのメリットだと思います。小容量のポータブル電源のレビューには、あえて色々な家電製品を使おうとするものがありますが、基本的には少容量のポータブル電源の場合にはACコンセントを使うのは最後の手段にすべきではないか? と個人的には思っています。というのも、DCからACに出力変換する際のロスがどうしても出てしまうので、せっかくクリーンな方法でためた電気をロスで失なってしまうのは残念ですから。

というわけで、現在は3つあるUSBポートを全て使い、モバイルモニターとAmazon TVsticと、ノートパソコン(一つあるType-C出力は最大60Wでの入出力が可能なので)を同時に利用しましたが、ノートパソコンを満充電にした状態で使えば、3つの機器の消費電力量は10W前後で収まるので、使い続けても24時間以上使えるとポータブル電源の専用アプリが予想してくれています。夜にテレビや動画の同時配信を見ながらパソコンで作業しても、このバッテリー1台でコンセントがない場所での作業に使う分には全く困りません。

お湯を沸かしたりご飯を炊きたい場合、私はすでに車の外に出して風の影響なくアルコール燃料でお湯が沸かせる「アルポット」を持っていますので、あえて電気でお湯を沸かす必要性を感じていません。持っていく荷物を絞って最少限のものということを考えると、全ての車内生活のエネルギーをポータブル電源にするのは大変だと思います。大き目のソーラーパネルを設置して、さらに走行充電ができるキャンピングカーなら大容量のポータブル電源を使うことで、エアコンも電子レンジも使えると思いますが、そもそも普通車で車中泊をするような場合は、寝る場所を圧迫する荷物はできるだけ持っていきたくないのです。

今のところ、買い出しに行った際にお店の迷惑にならない量の氷をいただければ、車載冷蔵庫は必ずしも必要ありませんが、今回ポータブル電源を車内にセットして短時間で満充電できることがわかったので、DC入力で動く車載冷蔵庫であれば、小さめのポータブル電源をローテーションしていくことで普通車での車中泊でも連続して使い続けることはできるようになり、それはそれで便利だと思っています。

そうした車内装備を増やす前に電源回りをしっかりしたいと思う中で、今気になっているポータブル電源の製品は、River2よりさらに小さいもので、置き方によっては車のダッシュボードに置いたまま充電も可能なように思います。まだすぐ購入することはないと思いますが、セールの時などを狙ってウォッチしている中での最安値よりさらに安い金額で購入できるチャンスを待ちたいと思います。

ちなみに、一般的な車載冷蔵庫の急速冷凍時の消費電力は約60Wくらいで、いったん内部が冷えた場合、Ecoモードにすると40Wくらいかかるそうです。200Whあるポータブル電源をDC接続して使えば、4時間くらいは連続使用できそうです。それで走行充電は空の状態からでも2時間ちょっとで終わるのですから、現地まで移動する場合には、直接シガーソケットに冷蔵庫をつないで動かすとして、もう一台小型のポータブル電源があれば、両方とも満タンにして出掛ければ、合計で約8時間くらいは冷やし続けられる計算になります。

帰る時にも一つのポータブル電源で充電しながら、もう一つのポータブル電源で冷蔵庫を動かしていけば、冷蔵庫を使いながら両方のポータブル電源を走行充電だけで満タンにすることも可能でしょう。そうなったら、途中で車を停めてもバッテリーで冷蔵庫を動かすこともできますし、さらに言うとキャンプのような事をするなら、晴天が条件になるものの、100Wのソーラーパネルを一緒に持ち出せば、それでもポータブルバッテリーを充電でき、どこかのコンセントを借りなくても、全て自前で電気を用意して使えるということになります。

ここでのポイントは、車中泊では特に、いかにDC出力やUSB接続のできるハードに統一して、ポータブル電源の使用ロスを抑えながら使うかということでしょう。これから寒くなる時期の車中泊用としては、シガーソケットで使える電気毛布を入手すれば消費電力を控えつつも便利に使えるのではないでしょうか。ただ、電気を使わずにお湯を沸かすことのできる環境があれば、冬用の寝袋の中に湯たんぽを入れることでも暖かく眠れます。小容量だから我慢して使うというよりも、どうしても電気でなければできない事を実現する手段としてポータブル電源を捉えれば、必ずしも車中泊の旅であれば大きなものを一つよりも、小さいものを複数持って走行充電しながらDC入力の機器利用というのがお金も掛かりませんし、むしろ私の車中泊旅には合っていると感じます。今後はそうした観点から、日常生活でも使えそうな品物を揃えていきたいと思っています。


ポータブルバッテリーを家庭での節電用として使う場合には考え方の転換が必要

現在の自宅はBSアンテナを設置している窓から主に日が入るのですが、一方にしか窓がないため、ずっと直射日光が入る感じではありません。真夏の時期はそれによって部屋の温度が上がらず、なおかつ洗濯物も乾くという事で悪い点は無いのですが、本格的にソーラーパネルを使ってポータブル電源の充電をやろうと思うと、少々難しい感じになります。

設置する窓の大きさにもよりますが、能力が高いからといって大型のソーラーパネルを設置することが難しく、設置したとしても太陽の動きに応じて向きを変えられないとなると、ソーラーパネルについては大は小を兼ねるとは必ずしも言えないだろうと思います。私の場合、折りたたみ式の二つのソーラーパネルを持っているのですが、100W出力で4枚のパネルのあるものは、大きく重いことだけでなく、ベランダに設置してもうまく全てのパネルに日が当たらないことから、自宅で使うというよりも、キャンプなどで広い敷地に設置して、時間の経過とともにその向きを変えられるのであれば使えるという感じしかしません。

で、現在持っているポータブル電源の充電用に使っているのは、100Wと比べるとコンパクトでパネルの枚数も3枚で取り回しのしやすい60Wのものを使っています。こちらだと表面積が小さい分、全てのパネルに日が当たるポジションを自宅の狭いベランダでも確保しやすく、うまく当たれば、発電効率の悪い真夏の今の時期でも30W以上の発電もするので(100Wのパネルだと同じ条件でも置く場所の関係からそれ以下の出力しか自宅では発電しないのです)、今のところ晴天の日を選んで日が差してくるタイミングから設置ができれば、量は少ないですがそれなりの発電量が期待できます。

ただ、最大60Wのパネルを使うということなので、最近の1000W以上のポータブル電源を充電するには1日では無理で、満充電までにはかなりの日数が掛かってしまうでしょう。それでも私の住む静岡は冬でも晴天の日が多いので、こまめにパネルを出し入れして充電しても良いのですが、かなり気の長い話にもなってしまうので、あえてソーラー充電を中心に考える場合は、私の場合はそれほど大容量のポータブル電源は必要ないのでは? と思ってしまいます。

もちろん、大出力をカバーするものでないと停電時の冷蔵庫とか、普段使っている家電を使い続けることはできません。現在のポータブル電源は今までのリチウムイオン電池のおよそ500回くらいという充電回数よりはるかに多く充放電ができるリン酸鉄リチウムバッテリーのポータブルバッテリーが主流で、その場合は約3000回くらいは充電可能と言われています。そうなると、晴天の日に充電を常にするような使い方であっても余裕で10年以上電池が使える(他の故障が起こる可能性も当然ありますが)事になるので、災害時だけでなく日常的な電気代を安くするために使うのも有りかな? と最近思い始めてきました。

ただ、おすすめのポータブル電源ということでネットで紹介されているものは、やはり大容量のものが多く、数も多いので購入前に購入候補を選ぶだけでも大変です。新しいポータブルバッテリーの中には単なる充電だけではなく、急な停電時にポータブル電源からの供給に切り替わる無停電電源装置の機能が付いているものもあったりするので、改めて技術の進歩というものも感じます。今のところは現在使っている300Wクラスのリン酸鉄リチウムバッテリーの導入を考えながら、色々なサイトなどでどのポータブル電源が自分の使い方に合うのかを探していこうと思います。

そうなると当然、300W前後のポータブル電源では夏のエアコンを動かすような事は無理なので、DCモーターの扇風機を停電時に動かしたり、冬には比較的消費電力の少ない電気毛布を使うための電気を供給するとか、使い方の工夫が必要です。それでも、毎日充電をしてそれなりに使えるのなら、電気代の節約にもなるのではないでしょうか。

このブログでは、ポータブルバッテリーでもないモバイルバッテリーやエネループを使って車中泊の旅を乗り切る方法について考えてきた経緯もあります。今後は単に車中泊旅行や災害時にポータブルバッテリーを使うということだけではなく、長く使える小型のポータブル電源をうまく使い、さらにはポータブルバッテリーを使って充電したモバイルバッテリーやエネループを使うパターンや、そもそも電気を使わないで家庭の電気代を節約するような形の生活パターンについても、色々と考えていきたいと思っています。


日頃の運転をしている中で道路の選択から「アンダーパス」を意識することの大切さ

台風は過ぎ去りましたが、不安定な天気の中、ゲリラ豪雨のように集中的に多くの雨が降るような事が日本全国で起きています。先日の雨でもそうだったのですが、車がアンダーパスに降りた際、水の中に入ってしまい立ち往生してしまう状況が多くテレビに映し出されていました。普通に考えると、なぜわざわざ車が水没する可能性のある場所に入り込んでしまうのかと思ってしまうのですが、これは使い慣れた道を走っていると、天候に関係なく目的地に向けて「いつもの道」を選択してしまうというところもあるのかも知れません。

ちなみに、私の住んでいる地域の場合、東海道を挟んで南北を往来する場合、線路が高架になっていれば問題ないのですが、線路をくぐるような形で作られている道も普段は使っています。大雨の場合、すぐにはアンダーパスが水没することはないでしょうが、自分がその道に入る前からかなりの雨が降っていて、次第に水が出てしまうような状況でその道に向かった場合、水が溜まった道路に突っ込んでしまう可能性は0ではありません。

また、往来の激しいところだと、最初は全くそんなことはなかったものの、多くの車がたまってしまった中に入り込んでしまうと、前後を車にはさまれた状態でだんだんと水位が上がってきて逃げられなくなってしまうということも十分に考えられます。

元々低い土地で冠水しても、すぐには水位は上がらないかも知れませんが、下がっていて水がたまってしまうアンダーパスが冠水したら、一気に水かさが増し、高さによっては車ごと水没するにも時間はかからないかも知れません。それだけ危険なのにも関わらず、雨さえ降らなければ普通に通ることができるので、普段からあまり意識することはないかも知れませんが、毎日運転されている方であればなおさら、運転時の意識を変えることが大事ではないかと思います。

普段の雨であればそう神経質になることもないかも知れませんが、ワイパーを最大にしてもなおかつ前が見にくいような強い雨になってしまった場合、たとえ近くて便利な道であってもアンダーパスの場所や、そちらに向かう道路には入らず、遠回りをしても安全なルートを通るように日頃から意識することが、自分の車だけでなく命をも守ることにつながるのではないかと思います。

ちなみに、JAFのテストでは水深60cmの場合、セダンタイプの車では中からドアを開けるのに通常の5倍の力が必要になり、ミニバンでは大人の男性の力でもドアを開けられなかったという結果が出ているそうです。

最近のアンダーパスには水深の深さの違いについて白線などで「見える化」しているところもあります。ここまで書いてすでにアンダーパスに水がたまっている状態で突っ込むような人はいないと思いますが、車を水に浸すとエンジンや電気系統がやられ、もはや車を廃車にするしかないくらいのダメージを負わせてしまう可能性があるので、もし車で出掛けようとした時にすでにゲリラ豪雨級の雨になっていたら、車で出掛けること自体を止めることを考えつつ、どうしても行かなければいけない際には低くて水が出そうな場所や、アンダーパスのある場所は避けられるようなルートを最初に設定してから出るようにしたいものです。

最後に、そうしたルート設定の助けになるように国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」へのリンクを紹介します。過去に紹介した「重ねるハザードマップ」および、地域のハザードマップにリンクが貼られていますので、目的別に検索して危険な場所を認識した上で利用してみて下さい。

https://disaportal.gsi.go.jp/


モバイルバッテリーに接続可能なUSB接続の手持ち扇風機は手元でON・OFFできるスイッチを別購入して使うと便利

100円ショップのダイソーでは、複数の値付けの商品がありますが、在庫が残ってしまった(?)商品などでは200円商品を110円に価格改定して売るような事があります。キャンプ用品でというと、ダイソーのメスティン用の網の中で、中型および大型の網について現在は値下げされて売られていると思います。普通のメスティンおよびラージメスティン用の網としては、蒸し料理にも使えて便利ですので、見付けたら購入を検討するのも良いかもです。

今回は同じように値下げされていた手持ちで使える扇風機の中で、商品名「USB差込型ファン」というパソコンやモバイルバッテリーのUSB-Aタイプの差込口に差して使えるファンが110円で売っていたので購入してきました。

ピンクで、しかもかわいいキャラクターが付いたものしか残っていなかったので、かなり使うには勇気が必要なのかなと思ったのですが、色はともかくキャラクターの部分だけでなく羽の部分も取り外しが可能になっていたので、分解しての持ち運びが可能です。私はケースに分解した状態で入れて持ち歩くことにより、破損のリスクを軽減しながらもいざという時にモバイルバッテリーと組み合わせて使うことにしました。

このタイプのものは物理的に羽が壊れたらアウトですが、運搬時の破損リスクを軽減できたことで、個人的にはかなり使えるものになったような気がします。当然ながらこのファンは本体に電源を持たないので電池関連のトラブルとは皆無で、いざという時には使わないモバイルバッテリーの有効活用にもなります。日常持ち歩くバッグの底に忍ばせて、同じようにダイソーで購入した折りたたみ式のうちわと一緒に持ち歩き、状況に応じて使い分けたいと思っているのですが、一つ不便なことがあります。

それは、このタイプのファンが値下げになったこととも関係していると思うのですが、本体自体にスイッチがない単純構造のため、ファンを回したい時にはモバイルバッテリーに差し、止める時にはモバイルバッテリーから抜かなければ止まらないということです。これだと手元にスイッチがある普通のUSB扇風機と比べると明らかに使い勝手は悪くなってしまいます。

ただ、こうしたUSB端子に差して使うグッズとモバイルバッテリーの間に装着することで、手元でスイッチのON・OFFができる@スイッチがあります。これはLEDライトをモバイルバッテリーに差して使う時にも紹介しましたが、このスイッチを間に付けると手元でファンの回転をコントロールすることができるようになります。

個人的にはこのスイッチ自体を100円ショップで扱って欲しいと思うのですが、私はAmazonで380円で購入しました。使い勝手については過去にライトを付けて紹介したリンクを貼っておきます。

モバイルバッテリーを利用したUSB接続ライトを作るための具体的な方法

このスイッチを購入した時にはまさかミニ扇風機を作るために役立つとは思っていませんでしたが、十分な性能の出なくなったモバイルバッテリーを使うようにすれば、それほど容量はなくてもワンポイント的に涼むことができるので、かなりおすすめです。最初に紹介した「USB差込型ファン」も徐々に在庫が切れているような感じですので、興味があり、さらにUSB接続の小型USBライトを懐中電灯代わりに使っているような方は、同時にこのファンも用意しておくと複数の用途にモバイルバッテリーが使えて便利になると思います。


ワークマンからのお知らせで知った「スクエア真空ハイブレッドコンテナ」発売中止の報について

少し前に、ワークマンのキャンプグッズブランドで登場することが予告されてきた、真空断熱水筒と同じ方式で保温・保冷性能が高いということで発売を待っていた「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」について新たな展開がやってきました。すでに丸型のコンテナは店頭で販売されており、人気商品となっていますが、丸形ということで意外と物が入らないというのが不満で購入は見送っていたのですが、四角タイプの商品だと保冷剤を入れても色々入りそうで、それなりに小さいのに性能が高いなら買いだと思っていたスクエアタイプに期待していました。

昨日届いたメールによると、商品そのものが発売を断念され、発売自体が中止になるということでした。自分が思うには、想定外の円高で海外生産を依頼していた相手との交渉が決裂したのではないかと思ったりします。現在の状況で新たな業者と話し合ったとしても、当初の予定価格からかなりかけはなれた売値になることが考えられるので、ワークマンの方でもこのような結論に達したのではないかと思われるのですが、個人的にはそれなりに小さいもので保冷が効くクーラーボックスは憧れだったので今回の発表は残念ではあります。

ただ、キャンプや車中泊での食材の保冷用の商品というのは、単なるクーラーボックスではなく3電源(ACコンセント・DCシガーアダプター・付属電池)で冷蔵および冷凍まで行なえるポータブル冷蔵冷凍庫の方に向かっているというところもあります。日常的な買い物であれば、クーラーボックスというよりも中がアルミの保冷バッグでも十分で、車にポータブル冷蔵冷凍庫をセットしておき、その中で冷やしたり、長期旅行の場合でも保冷剤を凍らせることを冷凍庫で行ない、別にハード系のクーラーボックスを持って行った方が良いですし、その場合安いクーラーボックスでも保冷剤を頻繁に変えれば、安いクーラーボックスでも十分使えるということになるでしょう。

今回の事で思うのは、思い立ったら早く企画を進めるようにして、従来の丸型と早いうちから併売させるくらい早く商品化を進められれば良かったのだろうと思います。ただ、様々な要因でそうした事ができなったというのは個人的には残念で、できればこのコンテナを使ってみたかったです。

個人的には、もはやワークマンの丸形のものは自分の使い方ではそれほど便利には使えないような気がするので、その代わりに真空パネル6面でも3万円くらいで40Lのクーラーボックスがアイリスオーヤマから出ているので、そちらの購入を検討します。あえてポータブル冷蔵冷凍庫を購入するよりも、物として壊れる心配のない、電気を使わず恐らくワークマンのスクエアコンテナと比べても保冷能力が桁違いに高いクーラーボックスがあれば、停電時に冷蔵庫の中のものを避難させるのにも都合が良いので、私は購入に考えていた資金の上のせをして、次シーズンにでも高性能のクーラーボックスを購入して、本格的な災害対策用に使うことも考えています。

今回のブログは決してワークマンの姿勢を否定するものではありません。個人の希望に沿った商品を出しても、全く一般には売らない可能性もある中、利益を出すためには十分な検討が必要な場合もあり、もしコスト的に合わなくなってしまうのであれば、今回の決定は勇気ある撤退として受け取れつつ、今後の魅力的な商品の発売に期待したいと思います。


何事も焦って消費行動に走ることはいい結果を生まない~夏の熱い盛りでの保冷剤の入手について

ここのところあまりにも暑く、車での日帰りでのお出掛けも考えていることから、手持ちのクーラーボックスを有効に使って出発時から帰宅くらいまでは冷蔵庫くらいの保冷をさせようと思ったのですが、今の時期みんな考えることは一緒なのでなかなかうまくいかないという感じがしています。

ハードクーラーボックスに入れるべき保冷剤というのは色々種類があるものの、例えば−16℃まで凍るロゴスに代表される保冷剤がありますが、確かに性能は普通の保冷剤よりあるものの、常温から冷やして中味が凍るまで一日以上余裕でかかるので、急に行こうと思った時に夜に冷凍庫に入れても翌朝くらいの時間ではとても役に立ちませんし、常に大きな保冷剤を入れておくには自宅の冷蔵庫の冷凍室は小さすぎるので、私の使い方には合っていません。

ちなみに、私がメインで使っているクーラーボックスは底の部分だけが真空断熱構造になっているもので、車内に置いても底の部分が結露しないという理由で選んだのですが、20リットルの容量があるので、少なくとも保冷剤はその10%以上は入れたいところです。となると合計2000g以上の保冷剤を一気に冷やさなくてはいけなくなります。

保冷剤もその大きさによって色々あるのですが、以前ダイソーで110円で購入したハードタイプの保冷剤500gは凍結時間が6時間とあったので、これをあと3つか4つくらい購入すれば出掛ける前の日に一気に凍らせてそのまま持っていくことができそうです。ただ、帰るまで時間がかかりそうだったらもう少し保冷剤の数(というか総重量)を増やしたいところなので、昨日ダイソーに見に行ったところ、何と500gのハード保冷剤の材庫が無くなっていて、あったのが350gかそれ以下のものばかりでした。

まあ、日常的に使うものでもなく、今年というより来年以降のことも考えながらクーラーボックスに入れるハード保冷剤をそろえていけばいいかと思いましたが、今の状況だと新たに大きいタイプのものが入荷したとしても、すぐ無くなってしまうことでしょう。改めて今どうするかというのではなく、事前にしっかりと考えたことをシーズンオフやシーズン初めに物が入ってきた時に買うようにしないと、予定自体がおかしくなってしまいます。そんなわけですぐにお店を回って探すことは止め、改めて目的の容量のものがどこのお店にも入荷するのを待つことにしました。

実は今の時期、ネットを見ると夏用ではなく冬用の家電がディスカウントして売られているものを見ることがあるのですが、単にこの暑さで頭が回らないと、なぜ今の時期に冬用の家電など買う人がいるのかと思ってしまってそれっきりになってしまいますが、これも昨年の冬に新たな暖房器具の必要性を実感し、欲しい品物の価格を調査している人から見たら、その価格で買いなのかそうではないのかということが、はっきりして必要ならすぐ買うという決断ができていたことでしょう。

私自身、こうしたブログを書く目的は、その時に考えたことを文章として残すことで、次の機会に生かすということにつながって欲しいと思ってという部分もあります。

とりあえず、自宅にはクーラーボックスはありますが、最近はAC・DC・電池の3電源で動くクーラーボックス型の冷蔵庫・冷凍庫が昨今のキャンプブームの訪れとともに多くのメーカーから出ていまして、興味をそそられます。そうした製品は電池やポータブルバッテリーで動くというメリットはあるものの、「持ち運ぶ」という用途によりどうしても故障のリスクから離れられないような気がします。

クーラーボックスとは違いますが、パソコンにおいて、最近はもはやWindowsノートを持ち運ぶのは止め、持ち運ぶのはリモート接続のできる安いクロームブックにして、自宅に置いてあるミニPCをリモート起動させて外からでもWindowsを使うというパターンを作った身から言うと、冷たさを持ち運ぶ場合は、より保冷性能の高いクーラーボックスを新たに導入し、現状ではそのクーラーボックスの温度を保つだけの保冷剤を冷やすことは不可能なので、そのための小型冷凍庫を自宅に用意するというのも有りなのではないかとも思い始めています。

基本的にはそれこそ凍るまで数日かかるかも知れない-16℃の保冷剤を使えるようにもなりますし、自宅の冷凍庫で収まりきれない場合の予備としても使えます。小さなものでもクーラーボックスを十分に冷やせるだけの保冷剤が常に用意できていれば、もし停電した場合には小型冷凍庫の中にある保冷剤を取り出してクーラーボックスに移せば、そのクーラーボックスの性能によって維持できる時間は変わってきますが、冷蔵庫の中味が腐ることを最少限に抑えることもできるかも知れません。

ハードクーラーボックスの最高の品質は、底面だけではなく6面全てが真空断熱パネルになっているタイプのものですが、最近になってアイリスオーヤマから40リットルで55時間、20リットルで40時間冷たさをキープするという6面真空断熱パネルのクーラーボックスが、釣り用のものとくらべて格安に販売が開始されたという話もあるので、行く行くはそうしたものも揃えながら停電対策を行なった方が良いのではないかという気もします。まだ実際に品物を入手したわけではないので、リンクの公開は控えますがそれら一連のものを焦ってすぐに揃えるのではなく、まずは自分が持っているハードクーラーボックスを有効に使うための保冷剤から入手し、そこで不具合がわかってきた時に優先順位を付けて他のものを買い足していくというのが無難でしょう。

今後、もしかしたら全く季節外れの時期にそうしたものの購入報告をするかも知れませんが、多分その時には品物が安く出てきている時だと思うので、これを読んでいただいている方にも役に立てるようにその時には具体的に紹介させていただきたいと思います。


車のドアをぶつけて他の車に傷を付けずらくするためのドアモールを両面テープ不用のものに交換

先日のお出掛けでスマホがあわやリセット寸前になるトラブルに遭遇したばかりなのですが、その後、さらなる問題が自分の車で起きる直前であるのに気付いてしまいました。というのも、自分の車にはドアを開けた時に隣の車などにぶつけてしまっても相手の車に傷を付けにくくするためのドアモールを4つあるドアの全てに設置していたのですが、車から降りた時に、両面テープでくっついているはずのドアモールがかなり広範囲にはがれてきてしまっているのを見付けてしまったのです。

これをそのまま放置してしまうと、走行中にもしモールが落ちてしまったら他の車の通行に迷惑になりますし、もし高速道路で落としてしまったら、道路管理を行なっている方々が命がけで片付けるような事になってしまいます。走っていてただ物を落としただけでも、高速道路の追い抜き車線にモールが落ちてしまったら、それを拾いに行くことがどれだけ危険なことかわかるのではないかと思います。高速道路のトラブルでは、たとえ路肩に車を停めていても、人間は高速道路の外で安全を保つようにしないと、命の保証ができないのが高速道路の恐さです。ということで、すぐに危険な古いドアモールを全て剥がし、新しく両面テープが必要ないはめ込み式のドアモールを設置することにしました。

蛇がとぐろを巻くような形ですが、これが今回購入したドアモールです。ゴムの中には金属の部品が入っているので、押し込むことでぴったりとはまるようになっています。自分の車の色は黒なので付けると目立たなくなります。比較的簡単に切ることはできますが、中に薄い金属が入っているので、切り口で手を切ったりしてしまわないように注意しましょう。また、普通のハサミだと金属部分まで切れないかも知れませんし、無理に切ると刃を痛めてしまう心配もあるので、できれば金属も切れるハサミで加工するのがおすすめです。

このように、カーブする後部のドアにも強くはめ込むだけで、切れ込みなどを入れなくてもそのまま装着することが可能で、写真のようにきれいに仕上がります。脱着も簡単なので、いったん外してまた付けてといったことも可能です。私の車では一応10メートルのものを買いましたが、それほど価格も高くなく、かなり余っているので、もし付けたモールが駄目になってしまった場合には改めて付け換えることも可能なので、いざという時のために残りは取っておくことにしました。詳しい耐久性については今後車を使っていて気付いたことがあったら、この内容に付け加えるような形で報告させていただきたいと思います。


ダイソーにひっそり置かれている「折りたたみうちわ」はいざという時に役立つ最少サイズ収納を実現

現在は歩きながら手持ちの扇風機で涼を取るのがごく当り前になってきました。確かに団扇や扇子のように手を動かすことなく風をコントロールできるのは便利ですし、充電すればワンシーズン問題なく使えるので、安いものでも持っていれば外で使う場合、特に冷房の効いた電車の中などでは涼しい風を自分だけのものにできます。

さらに、最近ではモバイルバッテリーを電源としてUSB接続で動くものもあるので、バッテリーをスマホと兼用できるというメリットもあるのですが、私にとって一番の問題は「それなりに大きくてかさばること」なのです。

バッグに入るくらいのサイズのものもありますが、同じ大きさのバッグなら他にも入れて持ち歩きたいものは私にとってはたくさんあるので、現在は折りたたんで携行できる扇子すら入れないくらいです。小型のUSB端子の先にファンのくっついたグッズや、パソコンのCPU冷却のためのファンを活用してモバイルバッテリーとセットにして使おうかなとも思ったのですが、手持ちの専用品と比べるとどうしても見劣りしてしまいます。何とか現状のバッグの中に忍ばせられるものはないかと思って見付けたのが、ダイソーの「折りたたみうちわ」という商品でした。

これのどこが「うちわ」なのかと疑問を感じる方もいるかも知れませんが、キャンプをやっている方ならおなじみの「ワンタッチテント」と同じ仕組みになっていまして、8の字にねじり込むことで、このサイズまで小さくなり、付属の袋に入れて持ち運び、使う時には一気に開かせて使うというわけです。

これが、広いたところですが、「ワンタッチテント」と同じように、勢いが付くとどこへ飛んで行くのかわかりませんので、両手で慎重に広げないと周りに多く人がいる所で使おうとすると迷惑を掛けるかも知れませんので、そこはご注意下さい。いったん開いてしまえばあとは普通に使えるので、扇子すら持ち運びたくない自分にはぴったりだと思って購入しました。

たたむと片手の中に収まるくらい小さくなり、厚みもほとんど感じられないので、常にバッグの中に入れておいて、いざという時に使うようにすれば、何かの時に役立つものになるのではないでしょうか。火吹き棒の代わりに使うと、火の粉が飛んで付いたら一気に使えなくなりそうなので怖いですが、純粋に夏の涼を取るために使うなら、結構長く使えるのではないかと思います。

実際問題、この商品はそれほどコストもかからず、100円ショップで売られるべくして売られた商品だと思いますが、本当にアイデアの勝利ですね。恐らく、あらゆる風を送る道具の中でも一番小さく折りたたんで携行できると思うので、すでにUSB扇風機を持っている方でも、電池切れ対策に持っていても良いでしょうし、災害対策グッズとしても十分有りではないかと思います。常に持ち歩くものと一緒にしておけば、夏の暑い最中、急に停電になっても役に立

つこともあるのではないでしょうか。こうした出会いがあるので100円ショップめぐりはやめられません。


ワークマンの角型真空断熱コンテナがこの夏に間に合わないだけでなく販売も危ういのか?

先日、サーモスのソフト保冷バッグを購入しましたが、ウーバーイーツのバッグよりは小さいものの、何とか自転車のかごに入るくらいの25Lサイズは日常使いには大きいと思ったものの、実際に買い物に行った時には大変に便利に使っていて、特に肉や魚のパックをそのまま入れて運べるのはそれだけでも便利です。ただ、簡易的なものであるので、用途は買い物や本格的なクーラーボックス・バッテリー駆動の冷蔵庫へ入れるまでのつなぎには十分使えるものの、それ自体で長距離の移動をまかなうには不向きでしょう。

この夏というか、本来は今年の夏前くらいに、ワークマンから「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」が出るという話を聞きつけ、めでたく販売になったらワークマンの方からメールをもらう手はずになっていたのですが、一昨日ついにそのメールが届いたものの、中味を読むと大変残念な事が書いてありました。

「生産工程上の遅れ」が理由で、この夏の販売が難しいということだけでなく、今年の秋以降の販売も難しいということで、現在出ている丸型の真空ハイブリッドコンテナを代替としてどうかという事がメールには書いてありました。今回販売が見送られた角型のものも同じですが、現在販売されている丸形のものは、真空断熱ボトルと同じ製法で作られているので、ウレタンや発泡スチロールのクーラーボックスよりも保温・保冷効果が期待できますが、丸形だと500mlのペットボトルが4本入るくらいの容量で、丸形ということでどうしても無駄な空間ができてしまうというディメリットがありました。だからこそ、四角型で隙間なく物を入れて運べそうな製品の販売を期待していたのですが、これでしばらくは入手不能ということになりそうです。

今後の展望ということで書くと、それでなくても現在はじわじわと円安の流れになってきているので、海外で生産するにもコストがかかったり契約を見直さなくてはいけなくなったりと、今後もスムーズに生産が行なわれないことが予想されます。どうしても真空断熱構造のコンテナが欲しい場合は、今ならまだ普通の店舗にも丸型のコンテナは置いてありますので、そちらを購入して使うしかないでしょうが、私はやはりその容量と物を入れても隙間が出てしまうというのがネックですね。

ワークマンのキャンプギアというのは、特にインターネット上のインフルエンサーによって広められ、普通に購入して買おうと思ってもなかなか買えないような状況が続いています。確かに、ワークマンのキャンプ・レジャー用品はアウトドアグッズショップに売られているものよりもかなり安いものは少なくないですが、安くて良い物であることは確かであっても、最高の性能を追求するためにはそれなりのコストを掛けて高いものを購入するという選択肢も出てきます。

たとえ、販売してすぐに売り切れになってしまう人気グッズであっても、冷静にその性能を見れば、自分の使い方と照らし合わせてそこまでして買うべきものばかりということでもないのでは? というものもあるような気もします。多くの品が売り切れになってそのまま廃版となれば、それだけ残念に思う人はいるかも知れませんが(だからこそ競って買って売切れになる流れになる)、その前に本当に他の製品と比べて優位なのか? ということも考えましょう。

今回の角型真空断熱コンテナも、発売が延期されることで、より性能の良いものが他社から出ることもありますし、別のアプローチをすることで必要なくなる場合もあります。もし、それほど必要がないと思いつつ買ってしまうと、お店にとってもなかなか商品を提供できなくなることにもつながりますので、消費者の立場として今後の新製品についても冷静に対応したいものです。

そうは言っても、やはり今回の「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」は他のクーラーボックスとは違って、小回りが効きながらも小型のクーラーボックス以上に使えそうなスペックなので、今回の公式からの販売延期の連絡は残念です。ただ、色々情報を漁っていると、今後の状況によってはもっと別の保冷バッグやクーラーボックスに乗りかえる事も自分の中ではあるかも知れません。

今後は真空断熱で保冷機能を上げるよりも、外から電源を取ったり、バッテリー駆動できる保冷温庫の方が車中泊利用では価格も下がり、使いやすくなっている可能性もあります。私自身、この夏には通常の冷凍食品の他にアイスなどの暑さ対策の食べ物も家に用意したいと思っているのですが、どうしても自宅の冷凍庫は満タンになりがちです。専用の冷凍庫を買い足す方法もありますが、だったらバッテリーだけでなく車のシガーソケットや家庭用のコンセントからでも電源を取れる冷蔵庫(冷凍庫にも温度調節をすればなるもの)を買ってしまうというパターンの方が車中泊の旅の中でも自力で氷を作ることも可能になるので、そちらの方に流れてしまうかもしれません。車中泊をする人が新型コロナが広がる中で増えたことで、過去には考えられなかった車中泊用のクーラーとか、冷蔵庫の専用品が出てきたこともあり、この夏のバーゲンセールで安くなるようなら、面白そうだとは思います。ともあれ、ワークマンの角型真空断熱コンテナについては、来年度には出るのかどうか、そのまま販売されないのかということも含めてもう少し待ってみることにします。