何事も焦って消費行動に走ることはいい結果を生まない~夏の熱い盛りでの保冷剤の入手について

ここのところあまりにも暑く、車での日帰りでのお出掛けも考えていることから、手持ちのクーラーボックスを有効に使って出発時から帰宅くらいまでは冷蔵庫くらいの保冷をさせようと思ったのですが、今の時期みんな考えることは一緒なのでなかなかうまくいかないという感じがしています。

ハードクーラーボックスに入れるべき保冷剤というのは色々種類があるものの、例えば−16℃まで凍るロゴスに代表される保冷剤がありますが、確かに性能は普通の保冷剤よりあるものの、常温から冷やして中味が凍るまで一日以上余裕でかかるので、急に行こうと思った時に夜に冷凍庫に入れても翌朝くらいの時間ではとても役に立ちませんし、常に大きな保冷剤を入れておくには自宅の冷蔵庫の冷凍室は小さすぎるので、私の使い方には合っていません。

ちなみに、私がメインで使っているクーラーボックスは底の部分だけが真空断熱構造になっているもので、車内に置いても底の部分が結露しないという理由で選んだのですが、20リットルの容量があるので、少なくとも保冷剤はその10%以上は入れたいところです。となると合計2000g以上の保冷剤を一気に冷やさなくてはいけなくなります。

保冷剤もその大きさによって色々あるのですが、以前ダイソーで110円で購入したハードタイプの保冷剤500gは凍結時間が6時間とあったので、これをあと3つか4つくらい購入すれば出掛ける前の日に一気に凍らせてそのまま持っていくことができそうです。ただ、帰るまで時間がかかりそうだったらもう少し保冷剤の数(というか総重量)を増やしたいところなので、昨日ダイソーに見に行ったところ、何と500gのハード保冷剤の材庫が無くなっていて、あったのが350gかそれ以下のものばかりでした。

まあ、日常的に使うものでもなく、今年というより来年以降のことも考えながらクーラーボックスに入れるハード保冷剤をそろえていけばいいかと思いましたが、今の状況だと新たに大きいタイプのものが入荷したとしても、すぐ無くなってしまうことでしょう。改めて今どうするかというのではなく、事前にしっかりと考えたことをシーズンオフやシーズン初めに物が入ってきた時に買うようにしないと、予定自体がおかしくなってしまいます。そんなわけですぐにお店を回って探すことは止め、改めて目的の容量のものがどこのお店にも入荷するのを待つことにしました。

実は今の時期、ネットを見ると夏用ではなく冬用の家電がディスカウントして売られているものを見ることがあるのですが、単にこの暑さで頭が回らないと、なぜ今の時期に冬用の家電など買う人がいるのかと思ってしまってそれっきりになってしまいますが、これも昨年の冬に新たな暖房器具の必要性を実感し、欲しい品物の価格を調査している人から見たら、その価格で買いなのかそうではないのかということが、はっきりして必要ならすぐ買うという決断ができていたことでしょう。

私自身、こうしたブログを書く目的は、その時に考えたことを文章として残すことで、次の機会に生かすということにつながって欲しいと思ってという部分もあります。

とりあえず、自宅にはクーラーボックスはありますが、最近はAC・DC・電池の3電源で動くクーラーボックス型の冷蔵庫・冷凍庫が昨今のキャンプブームの訪れとともに多くのメーカーから出ていまして、興味をそそられます。そうした製品は電池やポータブルバッテリーで動くというメリットはあるものの、「持ち運ぶ」という用途によりどうしても故障のリスクから離れられないような気がします。

クーラーボックスとは違いますが、パソコンにおいて、最近はもはやWindowsノートを持ち運ぶのは止め、持ち運ぶのはリモート接続のできる安いクロームブックにして、自宅に置いてあるミニPCをリモート起動させて外からでもWindowsを使うというパターンを作った身から言うと、冷たさを持ち運ぶ場合は、より保冷性能の高いクーラーボックスを新たに導入し、現状ではそのクーラーボックスの温度を保つだけの保冷剤を冷やすことは不可能なので、そのための小型冷凍庫を自宅に用意するというのも有りなのではないかとも思い始めています。

基本的にはそれこそ凍るまで数日かかるかも知れない-16℃の保冷剤を使えるようにもなりますし、自宅の冷凍庫で収まりきれない場合の予備としても使えます。小さなものでもクーラーボックスを十分に冷やせるだけの保冷剤が常に用意できていれば、もし停電した場合には小型冷凍庫の中にある保冷剤を取り出してクーラーボックスに移せば、そのクーラーボックスの性能によって維持できる時間は変わってきますが、冷蔵庫の中味が腐ることを最少限に抑えることもできるかも知れません。

ハードクーラーボックスの最高の品質は、底面だけではなく6面全てが真空断熱パネルになっているタイプのものですが、最近になってアイリスオーヤマから40リットルで55時間、20リットルで40時間冷たさをキープするという6面真空断熱パネルのクーラーボックスが、釣り用のものとくらべて格安に販売が開始されたという話もあるので、行く行くはそうしたものも揃えながら停電対策を行なった方が良いのではないかという気もします。まだ実際に品物を入手したわけではないので、リンクの公開は控えますがそれら一連のものを焦ってすぐに揃えるのではなく、まずは自分が持っているハードクーラーボックスを有効に使うための保冷剤から入手し、そこで不具合がわかってきた時に優先順位を付けて他のものを買い足していくというのが無難でしょう。

今後、もしかしたら全く季節外れの時期にそうしたものの購入報告をするかも知れませんが、多分その時には品物が安く出てきている時だと思うので、これを読んでいただいている方にも役に立てるようにその時には具体的に紹介させていただきたいと思います。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す