ダイソーにひっそり置かれている「折りたたみうちわ」はいざという時に役立つ最少サイズ収納を実現

現在は歩きながら手持ちの扇風機で涼を取るのがごく当り前になってきました。確かに団扇や扇子のように手を動かすことなく風をコントロールできるのは便利ですし、充電すればワンシーズン問題なく使えるので、安いものでも持っていれば外で使う場合、特に冷房の効いた電車の中などでは涼しい風を自分だけのものにできます。

さらに、最近ではモバイルバッテリーを電源としてUSB接続で動くものもあるので、バッテリーをスマホと兼用できるというメリットもあるのですが、私にとって一番の問題は「それなりに大きくてかさばること」なのです。

バッグに入るくらいのサイズのものもありますが、同じ大きさのバッグなら他にも入れて持ち歩きたいものは私にとってはたくさんあるので、現在は折りたたんで携行できる扇子すら入れないくらいです。小型のUSB端子の先にファンのくっついたグッズや、パソコンのCPU冷却のためのファンを活用してモバイルバッテリーとセットにして使おうかなとも思ったのですが、手持ちの専用品と比べるとどうしても見劣りしてしまいます。何とか現状のバッグの中に忍ばせられるものはないかと思って見付けたのが、ダイソーの「折りたたみうちわ」という商品でした。

これのどこが「うちわ」なのかと疑問を感じる方もいるかも知れませんが、キャンプをやっている方ならおなじみの「ワンタッチテント」と同じ仕組みになっていまして、8の字にねじり込むことで、このサイズまで小さくなり、付属の袋に入れて持ち運び、使う時には一気に開かせて使うというわけです。

これが、広いたところですが、「ワンタッチテント」と同じように、勢いが付くとどこへ飛んで行くのかわかりませんので、両手で慎重に広げないと周りに多く人がいる所で使おうとすると迷惑を掛けるかも知れませんので、そこはご注意下さい。いったん開いてしまえばあとは普通に使えるので、扇子すら持ち運びたくない自分にはぴったりだと思って購入しました。

たたむと片手の中に収まるくらい小さくなり、厚みもほとんど感じられないので、常にバッグの中に入れておいて、いざという時に使うようにすれば、何かの時に役立つものになるのではないでしょうか。火吹き棒の代わりに使うと、火の粉が飛んで付いたら一気に使えなくなりそうなので怖いですが、純粋に夏の涼を取るために使うなら、結構長く使えるのではないかと思います。

実際問題、この商品はそれほどコストもかからず、100円ショップで売られるべくして売られた商品だと思いますが、本当にアイデアの勝利ですね。恐らく、あらゆる風を送る道具の中でも一番小さく折りたたんで携行できると思うので、すでにUSB扇風機を持っている方でも、電池切れ対策に持っていても良いでしょうし、災害対策グッズとしても十分有りではないかと思います。常に持ち歩くものと一緒にしておけば、夏の暑い最中、急に停電になっても役に立

つこともあるのではないでしょうか。こうした出会いがあるので100円ショップめぐりはやめられません。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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