まだ暑さが続いている時期だからこそ急に気温が下がった時に備えることも必要になる

先日、ホームセンターを訪れたのですが、ちょっと前までは防災用品を前面に押し出した展示をしていたのですが、昨日こちらは真夏日になった暑さが続く日常なのにも関わらず、この状況にはそぐわないと思われる各種暖房機具が展示されるようになっていました。いつの間にか扇風機やスポットクーラーの展示は無くなっていて、処分価格で購入する機会を逃してしまいました。

ただ、朝夕日が出る前と沈んだ後はかなり涼しくなっているので、暑さがなくなるととたんに寒くなるということはわかっています。そんなわけで、世間がまだ日中は暑いという話題をしているうちに、秋から冬に向けての用意をしておくことも必要になってくるだろうと思います。

車で移動するような場合、車の中で過ごす場合には上着などは全国的にも必要としない地域は今でも多いかも知れませんが、今の状況でもいったん車の外に夜や早朝に出た場合には冷えるので、やはり羽織る上着を持って外に出られるように準備し、外に出る時には実際に着ていくことは大事です。

というのも、トラブルというのはいつ起こるかわからないもので、例えば深夜や早朝にトイレなどで車の外に出たところ、インキー(キーとじ込み)をしてしまった場合、車内では大丈夫だったという理由でTシャツ一枚の姿でずっと外に居なければならなくなるようなケースも考えておかないと、救援が来るまでの間はかなり寒い思いをしなければなりません。

あと、基本的なところとして、今の季節であれば上着とともにスマホは常に外に出る時にも持って出るようにしないと、何らかのトラブルに遭遇しても外と連絡を取ることができなくなります。私の場合はネックストラップで常にスマホは持ち出しています。

また、家の中でも急に部屋の中が寒くなった場合に備えることも忘れないようにしましょう。自宅には電気がなくても使える石油ストーブがありますが、いざという時にすぐに灯油を買いに行くことはできないので、本当に寒い時にすぐに使える暖房器具を用意しておくことも大事だと思います。自宅では夏冬兼用のこたつをちゃぶ台代わりに使っているので、灯油を買いに行く時間がないまま天候が急に変わってしまった場合、こたつを付けて上着を着るような事で何とかその場を凌ぐことはできます。

今年は、ようやくソーラー発電で手持ちのポータブル電源をその日のうちに充電する目処が付いたので、早朝の出勤する前の少しの時間であれば、小さく消費電力も少ない電気ストーブを導入して、手足ぐらいは温めてから出掛けるようにすることも考えています。昨年はそうした事を石油ストーブを付けて行なっていたのですが、その代わりをポータブル電源に繋いだ電気ストーブで賄えるなら、石油ストーブはリビングで主に使えるようになります。

今月に入って電気料金は下がってきているというニュースがありましたが、それも今の政府の補助があっての話なので、そうした補助はいつまでも期待できないと思っています。それでも、こちらの方は雲のない冬なので、日中は日が入りますしソーラー発電ができるというのは大きいですね。また、裸になってもなお暑い夏と違って、着込んだり湯たんぽを併用すれば、エネルギーを使わないでも何とか凌ぐことはできます。また、部屋の空気が冷たくなるような状況で寝る場合、もし持っているなら部屋の中にテントを張ってその中に布団を敷いて寝るというのも、暖房器具を使わずに外からの冷気を防ぐ方法としては利にかなっています。

また車中泊でも自宅でも、そうして寝るだけでは暖かくならないから、少ない消費電力で暖かく寝ることのできる電気毛布をポータブル電源につなげて使うというのも考える余地があるでしょう。電気毛布はタイマー付きのものの方が、時間を指定して切ることができるので、寝床を十分温めた状態で布団に入り、寝入ったぐらいで電気を切れば、ポータブル電源の容量も節約できるので、災害時や車中泊をする場合の暖房機具としてもおすすめできます。

今後は、今持っているポータブル電源を介して使える暖房器具にはどういうものがあるか? という事を考えながら、コンセントからの電気の使用料はそこまで増やさずに、ポータブル電源の有効活用を考えていきたいと思います。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す