お知らせ・各種ニュース」カテゴリーアーカイブ

このブログについてのお知らせや、ブログで扱っている内容について新たなニュースがありましたらここで紹介および解説を行ないます。

北陸地方を中心にした大きな地震と津波はここ数日の経緯に注意をすることが必要

お正月の初日からまさかこんな事になるとは、本当に思いませんでした。地震や津波警報の影響がある地域にお住まいの方々は、ご無事でしょうか。今後どんな危険が出てくるかわからないと思うので、寒い状況の中で外に出たり移動するのは大変かと思いますが、とにかく自分や家族・友人などの命をまずは確保できるような行動を心掛けて下さい。逃げる時も、多くの荷物は逃げる際の支障になると思ったら、それは持たないで、なるべく両手が自由になるような形で避難して下さい。物資自体は後から支援物資が届くなど、後で何とかなる事も多いので、どうしても肌身離さず持っていたいもの以外は持たないで逃げるような準備をしましょう。

私も含め多くの人はまさか2024年の最初の日にこんな大きな地震が起こるとは思っていなかったと思いますが、外に出ていても大丈夫なような服装と、情報収集および連絡のためのスマホ、そしてできればスマホの充電ができるようなケーブルとモバイルバッテリーは持って逃げましょう。また、今後の状況がわからないので、避難が長期化するかどうかもわかりません。情報を仕入れたり、友人・親類と連絡を取る場合であっても常にスマホの電源を入れっぱなしにしておくとスマホの電池がどんどん無くなっていくので、とりあえず安全なところまで逃げたらスマホの電源を切り、必要な時だけ電源を入れて使うような事を心掛けましょう。


2024年新年のご挨拶と年の変わり目に実感したテレビと私たちとの関係

皆様、明けましておめでとうございます。こちらは例年と比べると穏やかな年末年始といった感じで、暖房を入れなくても日中は20℃を超えているという、正く厳冬期とは思えない年の暮でした。日本海側や北海道地方の中には今まで以上に大雪に見舞われている方もいるかと思いますが、地球温暖化の影響は徐々に出てきているという感じはします。そんな中、今の社会はどのように変わっていくのでしょうか。

昨日の大晦日には、年末の風物詩となっているサッカーの高校選手権を見ていたのですが、今は地元愛だけでなく魅力的なチームの試合は、TVerで生配信をしていて、昼から夕方まで堪能しました。TVerの生配信はStick TVでは見られない仕様になっていて、大画面テレビで配信番組を見るには、パソコン・スマホ・タブレットをケーブル接続する必要がありますが、昨日は試合が長びいたせいで、PK戦の勝敗を決める最後のキッカーの登場シーンまで映して地上波テレビの中継は終了してしまったのですが、ネットでの生配信なら最後までスムーズに見られました。いざという時にサブチャンネルに切り替える気がないテレビ局は、これではネット配信で最初から見た方が良かったと思っている人は私の地元の静岡県内の視聴者の中にも多くいたのではないかと思います。

さらに、年末年始のテレビプログラムについても、私が家ではこれだけネット配信が発達していない時には見るのが難しく、どうしても見たければ高額負担をしてケーブルテレビに加入する必要があった「テレビ東京」の視聴も、夜のゴールデンタイムに限ってはサッカーと同じようにTVerで見られるようになったので、大晦日の夜にはドラマ「孤独のグルメ」の年またぎスペシャルを見ながら年を越しました。今この文章を書いているChromebookと大画面テレビをケーブルでつなぐことで、全く問題なく首都圏と同じように番組を選択できるのは、本当に良い時代になりました。

個人的にはNHKの紅白歌合戦も含め、もっと尖って新しい企画をしてくれるようでないと、もはやテレビのプログラム自体が本格的に終焉を迎えるようなパターンを見るのが今年も増えていくのかと思ってしまいます。ボクシングの井上尚弥選手の試合も、全く地上波では放送しなくなりましたし、有料の配信チャンネルは必要ないものの、少なくとも光回線くらいのネット接続およびそれを使ってパソコンやテレビに映し出すための投資というものは必要になってくるでしょう。そういう意味ではチューナーのないテレビは、今年も色々と注目されてくるのではないかという気もします。

外に出ても、飲食店に入ったら注文は専用タブレットだったり、私たちのスマホを使って注文用のサイトにアクセスして注文させるようなお店も出てきていることもあり、もはやガラケーを使っていては不便になる状況は増えるでしょうし、ガラホよりも結局はスマホを使った方が安く簡単に色々な生活に便利な道具として必須になる社会がさらに本格化していくでしょう。あらゆることにスマホを使うというこになると、当然使っているうちに電池は減ってきます。よって、外出時にはもしもの時のためのモバイルバッテリーを用意すべきですが、バッテリーだけでなくスマホを直接充電できるのはもちろん、ノートパソコンすらも共通なケーブルをつないで充電できるようなミニACアダプターをセットで持ち歩くということも必要になってくるかも知れません。

昨年から自由に国内・海外に出掛けられるようになり、スマホを使ったモバイル通信の利便性を活かす場というものは増えてくると思います。そうしたライフスタイルの変化が、新たなモバイル通信のプランを生むかも知れませんし、そうした動向にも注目していきながら、私自身も重たい腰を上げて色々な場所へと出掛けてみたいと思っています。今のところこのブログは続けて書いていくつもりなので、本年もどうぞよろしくお願いします。


2023年を振り返るとそれは新たな生活へのターニングポイントだった

2023年も本日をもって終了となります。新型コロナの影響で外出を控えていた生活が終わりを迎え、海外からコロナ前と同じように日本に観光にやってくる人も戻ってきました。ただ、生活全てが戻ったわけではなく、私たちの生活に欠かすことのできないガソリンや電気代、ガス代などが海外の紛争や円高の影響もあり上がり、国内では賃金は上がったとは言うものの、生活必需品も軒並み上がったこともあって、多くの人がその対策を考えているのではないでしょうか。

2024年も、その状況は大きくは変わらないのではないかと思うので、個人的には2023年に取ったやり方を続けようと思っています。最初は今まで家での使用電気量が多いと常々気にしていたプラズマテレビを付ける時間を減らそうと、パソコンの画面をモニターとして利用できるTVチューナーを購入したのですが、それだと作業しながらテレビが見られないので、パソコンよりもさらに消費電力が少ないモバイルモニターとAmazon TV Stickを組み合わせてサブテレビのように使うことで、毎月の電気料金を抑えることができるようになりました。2023年の早いうちにこうした判断をしたので、ハード関連の投資は十分に回収できるだろうと思います。

その後、改めて生活していく中で、ライフラインである電気・ガス・水道が当たり前に使える状況が一変した場合でも、ストレスを感じることなく過ごせるようにするにはどうすれば良いか? と考えてここまで色々と車中泊のためにも使えるような物を増やしてきました。

現在は複数のポータブル電源を自宅のベランダから吊り下げたソーラーパネルから充電するローテーションを作ることによって、もし電気の供給がストップしたり、車中泊で移動中であっても連続して様々な家電を使い続けられる目処が立ってきました。最近になってポータブル冷蔵庫を稼働し始めたので、来年はもう少し利用する家電が使えるようになるように電源回りの装備を進めたいと思っています。

海外での紛争は今も止む気配がないのは本当に悲しいことですが、そんな中でも私たちは毎日の生活を続けるために、使うところは使い、絞るところはしぼりつつ、絞ることへのストレスを感じないような知恵をこれからも考えていきたいと思っています。本年もお読みいただきありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。


2023年の年末から年始に掛けてある交通機関でストライキが行なわれているのを知っていますか?

もはや年末年始のテレビ編制になり、ニュースも細切れのようにしか見ることができませんが、この時期には年末年始の交通機関の混雑情報で、駅や空港からの映像が流れています。新幹線はのぞみが全席指定に今の期間なっているので、事前にチケットを入手できなかった人たちが自由席のある「ひかり」に乗る様子が放送されていました。しかし、こうしたニュース項目には個人的に不満な点があります。それが、現在行なわれていて(12月22日から)2024年の1月7日と、年末年始をわざわざ指定してのストライキが、とある航空会社で行なわれていることが報じられていないことなのです。

その航空会社とはLCCの中でも大手の「ジェットスター」です。乗務員の時間外勤務手当の計算方法に間違いがあり、本来支払われるべき賃金の未払い分があるとして、労働組合と会社が話し合いを行なってきましたが会社側が支払わず、ストライキは現在でも決行されています。

そのため、12月29日は15便が欠航したそうですが、ジェットスターのホームページには欠航した便に登場予定だった人に対して、自社の他の便への振替だけでなく、利用者がご自身で他社便や地上交通機関に振り替えた場合にその費用を負担(タクシーは除く)するという告知が掲載されていました。個人的に思うのは、交渉が決裂した場合、これから一週間以上も欠航する便が増えることが予想されるのに、利用者にはお金を出すのに自社の社員には今のところ残業代を払う気がないという、働く人にとってはよろしくないと思える対応ではないか? と感じられます。

LCCにとっては多くの集客が見込める今の時期にストライキを行なうというのは、それだけ従業員が大変な想いをしていることの裏返しでもあり、賃金のアップを要請している政府の見解とも違ってしまっています。今まで、LCCの中ではジェットスターはそれほど悪くない印象だったのですが、話し合いの結果とは言え、年末年始にストライキを起こさせてしまった事について、この会社で働くにはなかなか大変ではないかと思うと同時に、自分が用意したチケットの便が欠航になってしまった事を考えると、利用自体躊躇してしまうことにもなってしまいます。

さらなる問題は、テレビニュース(29日)でこうしたニュースは報じられずに、年末年始に飛行機を使わない人にはこの事がほとんど知られていないという事実です。大きく報道されれば困るのは会社側ですが、もしかしたらマスコミが会社の方に忖度をしてニュースにしないのか? というような事も思ってしまいます。前回書いた高島屋のケーキの話は毎日報道していて、ジェットスターは報じないというのはやはりおかしいと思います。ケーキについてはおよそ注文した3000個のうち800個ぐらいの事で、国内で実際に崩れたケーキが届いた人がいるとしても損害はそれだけですが、事前にジェットスターによる帰省便を確保したものの、ストライキの状況を知らないでいきなり取った便が欠航になるのと、そのダメージを比べればジェットスターの方が大きいと私は思います。2023年も押し詰まってこのような事が起こり、それが意外と世間に広まっていないというのは、やはり今後の私たちの生活を考えると、必ずしも良い方には向かっていないのではないかと思ってしまいます。

個人的にはテレビなどのマスコミに頼らず、多くのメディアから情報を仕入れ、今何が起こっているかということを自主的に入手することを心がけるということが大事だろうと思います。そんなわけで、今後のジェットスターが社員との交渉をどうしていくかということにも気に掛けながら年始に掛けて情報を追っていこうと思っています。


高島屋のクリスマスケーキの破損原因の特定は「不可能」なのか?その原因を考える

ここ数日ネットショッピングについての駄文を書いていますが、昨日は無事にプリンターヘッドを無事に受け取ることができました。ヘッドを交換したらカラーの全色が嘘のように出るようになり、これでちゃんとプリンターを使うことができます。今後の事を考えると、手持ちのプリンターは黒とカラーのヘッドが別々に用意されているので、また具合が悪くなることを考えて、来年は早いうちに手配してぎりぎりになって受け取れるかわからないような状況まで追い込まれないように気を付けたいと思っています。

そんな、何でもネットで買いがちな私も気になったのは、例の高島屋のクリスマスケーキの大量破損のニュースでした。高島屋の発表によると、注文数2879個のうち、807個が破損しているということを高島屋の方では確認しているそうです。このニュースが報じられた際には、テレビのコメントの中には、宅配業者の責任ではないか? という話も出ていました。これは裏を返すと、それだけ「高島屋」という屋号は信頼のブランドで、まさかあの高島屋が粗相をするような事はないだろうという考えを多くの人が持っていたのではないでしょうか。

ただ、今回の高島屋の発表した破損個数は全体の販売数の約3割となるので、もし配送業者が粗相をしてケーキが破損したと考えた場合、工場から配送業者(今回はヤマト運輸)が受け取り、全国に発送する前に保存している倉庫で温度が上がって解凍したケーキを運んだか、将棋倒し的に全体の3割のケーキが入ったコンテナをひっくり返しでもしない限り、完全冷凍されたケーキが破損することはなかなか起こらないのではないかと考えられます。ケーキが輸送や保管中に解凍したというのは、残りの7割が破損していなということや、さすがに温度管理がされていなければ、ヤマト運輸が運んだケーキ以外のクール便も同じように被害が出ていたのではないかと思います。普通はそうしたミスがあった時点で報告されるものでしょうから、もしそんな事が起こった場合は、普通はすぐにヤマト運輸から高島屋の方に連絡が行き、ケーキが到着するまでに代替品や返金の対応ができていたのではないかと私は思います。

では、今回の破損の原因は高島屋が言うように本当に原因の特定は不可能なのかと考えると、まだ調査することが残っているのではないか? という気がしてなりません。ここで、大量破損が起こる可能性として箇条書きで挙げてみることにします。

・原因その1 配送業者の不手際
・原因その2 ケーキを監修した方が作ったマニュアルに不備?
・原因その3 ケーキ工場で何らかの人為的ミスが発生?
・原因その4 現場と高島屋との連携不足が連鎖した?

私の考えでは先述の通り1番目の立場を取りませんが、4番目の原因になるかはわかりませんが、気になる事がニュースの中で出てきています。ショートケーキに使ういちごの入荷が非常に遅れたため、冷凍するまでの時間を短くしたという報告がニュースの中でありました。昨年までは2週間かけて冷凍していたものを、いちごがぎりぎりまで手に入らなかったので20~25時間に短縮したというのです。これは、ケーキ監修の方が作ったマニュアルなのか、高島屋の方で工場に指示したのか、ケーキ工場の現場で行なれた事が後で高島屋の方に伝えられた話なのかがわかりませんが、サンプル調査で問題なく短時間でも冷凍されていたといっても、完全に全てのケーキを冷凍するまでの時間としては、足りなかったのではないか?(だからサンプル調査をしてもかなりの数が冷凍できていなかったのではないか)というのが私の考えです。

何をもって20~24時間という時間が出てきたのかはわかりませんが、現在たまたま私はミニ冷蔵庫を購入してそれに保冷剤を入れて固まらせ、固まった保冷剤をクーラーボックスに入れて一部の品物を冷やすということを行なっています。その際、保冷剤の状況によっては冷蔵庫の中の温度は上がってしまって固まるまで時間がかかる場合も出てきます。ケーキの場合は保冷剤以上に固まるまで時間がかかるものだと思うので、一律にその時間で大丈夫なのか? と私はその報道が出た時すぐに疑問に思いました。

ですから、クリスマスまでに配送するためのいちごの手配が最後までできなったことによって昨年まではゆっくりと時間を掛けて冷凍が行なわれ、全く問題がなかった冷凍の方法を変えてしまったため、今回の悲劇が起こったのではないかと私は推測します。どちらにしても、このような大きな事故が起こるのは、どこかで修正して問題を回避するような事が現場を中心にして起こらなかったからと言えるでしょう。過去の大きな事故の原因を考える場合、途中で問題に気付いていれば、ここまでの大きな事故にはならなかっただろうと思われることが調べると出てきます。「いちごの手配は本当に何とかならなかったのか?」「手配がぎりぎりになってしまった際、冷凍時間の変更は誰が指示したのか?」「サンプル調査は本当にきちんと行なわれたのか?」など、その時にもう少しできていれば、これほど大きな問題にならなかったのではないでしょうか。

そういう意味でも、「原因は特定不可能」と言い切ってしまう高島屋のコメントは、企業として最悪なものだと思えます。どんな事でもきちんと公表することによって、「何が悪かったのか」ということがわかり、今後の企業へのイメージも回復するだろうと思うのですが、このままでは高島屋というブランドのイメージはケーキ以外でも同じようにいい加減な調査しかしないと思われてしまいかねません。

そういう意味で言えば、原因ではなく「誰が悪いのか?」という事で言えば今回の場合は圧倒的に「高島屋」という事は言えると思います。もっとも、これを書いた後に、ヤマト運輸が実は荷物を運ぶ際にミスが有りましたと発表すれば今まで私が書いてきた前提が全て崩れてしまうのですが、逆にそうなったらヤマト運輸という会社のダメージは計り知れません。先日、パートの大量解雇で厳しくニュースに書かれたばかりなので、さすがにそれはないと思いますが、今後の報道でなぜこんな事が起こってしまったのかが明らかになって欲しいです。そうしないと、単に一企業だけの問題ではなく、ネット注文をする事自体にもブレーキがかかるような事にも繋がりかねません。ネットでの「お取り寄せ」自体にケチが付くような事にはなって欲しくないので、関係される方にはきちんとした対応をお願いしたいと思います。


高速道路SA・PA駐車場の有料化への流れは場所によっては仕方ないものの道路も駐車も有料とは

高速道路会社は、サービスエリア・パーキングエリアにおける混雑対策として、長期的な方向性として、駐車場の有料化を検討していることが明らかになりました。ニュースによると、一部サービスエリアでは大型車のエリアを一時間まで無料とする有料で利用するような事をテストとして行なっているようです。今回入ったニュースでは主にトラックの駐車エリアについて混雑軽減のために有料化をするということなのですが、個人的には物流業界の働き方改革によって(2024年問題の原因とも言われている)どう利用状況が変化するのかを見てからでも遅くないような気がするのですが。

トラックについては、業務として物流の一翼を担っているわけなので、時間調整をしながら体を休め、事故のない物の運搬を行なっていただけるのなら、一部の本当にマナーの悪いトラック以外については、安心して仮眠できる環境作りを高速道路会社はして欲しいと私は思ってしまいます。もし全国で有料化がされたら、今まで迷惑駐車をしてきたトラックはどこに行くのか。恐らく高速道路を降りて少しでも車が停められる場所に違法駐車してしまう可能性があります。そうした場合については高速道路会社は関係ないわけではありますが、常にトラックの休憩場所として使われる人も出てくるわけで、その辺も十分に考慮していただきたいところです。

といっても、今回の話がニュースになったことで、今後同じように高速道路会社が普通車エリアでも車中泊対策として駐車場を有料化する可能性も出てきたわけなので、今からそうした事に対する対策を考えていかなければいけないと思っています。レジャーで高速道路を使う場合、車中泊前提で出る場合、もし高速道路のSA・PAの駐車場が1時間以上の利用で有料になってしまうのなら、逆に「車中泊・仮眠エリア」を作ってもらえないかなと思います。例えば12時間まで定額でそれほど高くなく、他の頻繁に入れ替わるエリアとの差別化が図れるとしたら、むしろ積極的に有料エリアで車中泊をするようなパターンも出てくると思われます。トイレや食事の目的で駐車場を使う車からすると、待っていれば満車でもそれなりの時間が空きが出るわけなので、うまく住み分けられるような気がします。

今回のニュースにおける批判的な意見として、有料になったら今まではちょっと仮眠を取るくらい運転疲れがある場合でも、落ちるように寝入ってしまうと予期せぬ出費になったり、本来短時間用のエリアで長時間駐車してしまうことでのペナルティが怖くなるので、休憩せずに走り続けることで事故につながるのではという指摘も有ります。

もし、そうした希望が全く叶わないまま全国の高速道路の駐車エリアが有料になってしまった場合は(普通車の場合)、とっとと高速を降りて、事前に調べた、一日以内での利用が格安な駐車場に車を止めて仮眠や車中泊をするように行動を変えると思います。当然、下道のお店の方がサービスエリアのお店よりも色々なものが選べ、安く食べられたりするようになると思うので、下道のお店にお金を落とすような旅の方法に私なら変えるでしょう。現在でも、高速道路では周遊チケットが販売されているので、「乗り降り自由区間」を有効に使って、あえてサービスエリアを使わず高速道路を降りたところで休憩・仮眠を取る事は現在でもできます。

今後、トラックドライバーの仮眠による長時間駐車は、ドライバーの立場に沿って考えていくことが必要になります。今でも高速代を出せずに下道を走らざるを得ないケースもあると聞くのに、さらに駐車料金まで負担するようになったらどうなるのかと思うと、有料化については慎重に考えて欲しいと私は思います。また普通車については、今後の検討結果についての報道を待ちたいと思いますが、今回高速道路会社が駐車を有料化したいとする背景にはそれなりの理由があり、数多くのマナーの悪いドライバーの行動に業を煮やしてこのような実力行使に出てくるのだろうとは思います。しかし、普通に使っているドライバーまで一緒にされるとなると、それはそれでいたたまれませんね。今の大きな混雑するサービスエリアの中には、その場所が目的地になってしまうようなところもありますが、その場所も全て駐車代が有料になったらどうなるの? という事については高速道路会社は考えないのでしょうか。イオンモールあたりにお客を取られるような気がするのは私だけではないでしょう。


ダイハツの不正報道を受けて思い出す「センターピラーレス車」の安全性は大丈夫なのかという問題

ダイハツ車の自動車販売における不正発覚の問題は、普通に考える以上に深刻な問題をはらんでいると言われ、今後メーカーはユーザーにどうやって内容の改善を行なっていくのかということが気がかりなのですが、個人的なイメージとしては私はあまりダイハツの車については悪いイメージはありませんでした。

以前は、主にスズキの軽自動車に長く乗っていましたが、スズキの車は車価が安い見返りとして部品自体の壊れやすさがあるという話がありました。例えば、パワーウィンドウを操作するレバーが折れるといったトラブルがあって、そんな時はスズキでなくダイハツの同車種にすればという話を聞いたこともありました。

これも本当かどうかはわかりませんが、客観的に言えばスズキは他社と比較して何とかコストダウンをしても安い車を出すという傾向は確かにありましたので、そうしたトラブルを避けるためにはダイハツを選ぶというような考え方もかつて私の中にあったことは確かです。しかし、まさかきちんと試験をしないでそのまま製品化をするような事が普通になっていたとは、特に安全性をないがしろにしているというエアバッグの話などが出ているので、今回はかつてそんなダイハツの車に感じた「不安」について語ってみたいと思います。

具体的には、ダイハツの軽自動車の中でも売れ筋の「タント」で、車からの乗り降りをしやすくするために採用された「センターピラーレス車」の存在です。サイズの小さい軽自動車にとって、4ドア車の場合ドアの大きさも小さくなるので、乗り降りがしにくいというのが普通なのですが、「タント」では前後の座席の間にピラー(柱)を付けていたのを省略することにより、前席のドアを開け、後席のスライドドアを開けばかなり広い乗り口を確保できます。

それはそれで便利なのですが、もしピラーのない側面から衝突を受けた場合、乗車中の人間の安全性はどうなっているのか? と普通は考えます。当時は、ピラーのない代わりに通常の鋼材よりも強くて軽いハイテン材を配置し、強席を確保しているという説明がありました。また、ピラーのないのは助手席側だけなので、左右の鋼材の重さが違う中で車の直進性は大丈夫なのか? という心配もありましたが、これもダンパーに左右で違うものを配置することによってバランスを取っているという説明がありました。

ただ、今回のニュースを見てしまうと、このようにメーカーが説明するピラーレス車を量販することについて行なった車の改良が、正しく機能しているのかどうかというのが改めて説明を求められるのではないかと思ってしまいます。私の知り合いでも数年前に新車でタントを購入して現在も毎日乗っている人がいるので、もし同じような他車の車に乗っていれば大丈夫だったのにといような事故があったらどうするの? と心配してしまうのですね。

今回挙げたのは数多くあるダイハツの車種の中でも「タント」一車種だけの話ではありますが、モデルチェンジをした際にすら気になったことだったので、メーカーにはこの件について安全性の検証をまずやってもらい、他社の同じような車と比べて安全性に疑問が出た場合には、特にきちんと対応(恐らくリコールでは何ともならないと思うので他社の中古車に買い替えられるくらいの金銭的な補償までする必要があるのではと思うのですが)をしてくれないと、毎日乗っている人にとって不安は消えないのではないかと思います。

今後、ダイハツについて色んな不具合のニュースが出てくると思いますが、そんなわけで私は「タント」の「センターピラーレス車」の動向についてマスコミの方々にきちんと取材をしていただけることを希望します。そして、過去の事故についてもしっかり検証して欲しいと思います。願わくば、タントの側面衝突に対する安全性能が他社並みと認定されることを願っています。


定形郵便物値上げの第一報と現在検討されていると言われる「レターパック」の値上げの動向

先日のブログで普通列車のグリーン料金の変更について書いたばかりですが、今度は普通郵便の定形郵便物について総務省が審議会への意見を出し、郵便料金を値上げする意向であることが発表されました。この案がそのまま通ってしまうと、来年出る再来年の年賀はがきの価格値上げは決定になります(予定では2024年秋に値上げ予定とのこと)。具体的には、

・25gまでの定形郵便物 84円から110円へ
・50gまでの定形郵便物 94円から110円へ
・はがき 63円から85円へ

このような値上げが行なわれることになると、ますます年賀状を出す人がいなくなるでしょうが、個人的な事を言うと、JR東日本のグリーン券と比べて使う頻度が低いので、どうしても使わなければならない際であれば、値上り後の金額でも使うと思いますが、その可能性はかなり低いと自分でも思います。

現状では友人との年賀状以外の連絡はほぼメッセージアプリや電子メールを使っているので、相手側に不具合が起こらない限りすぐに届きます。あえて郵便を使うのは、それこそモバイル通信の回線を変える際にSIMカードの返却を求めてくる場合に使うことがあるくらいでした。先日、母親がダイレクトメールで来た品物を注文すると言って、同封されていた料金は先方払いの封筒に入れて注文書を送ろうとしたのですが、その後の結果には私にはわかっているので、封筒をポストに入れて出すことを止めさせ、代わりに同じ商品をネット経由で注文しました。そうしたら、当然ながら注文日(夜)から数えて3日後に商品が自宅に届きました。

もしそのまま封筒をポストに投函してしまっていたら、以前であれば近くの場所であれば翌日に届くこともあったので、そこまでの差は出なかったと思いますが、今ではそれなりに時間がかかるように調整されていることもあり、3~4日は届くのが遅くなったのではないかと思います。これについてはちょっと前に郵送でしか応募できない、商品についている点数カードをはがきに貼って応募したパンメーカーの全員プレゼントに応募したものの、商品が届くのが遅いと母親が憤慨していたので、まずポスト投函の場合の先方への到着に時間がかかることを説明したという事があります。

今後、パン会社に製品に付いている点数を貼り付けて景品をもらうキャンペーンがどうなるのかはわかりませんが、現物を送る時に、改めてその差額に気が付いて困ることには変わりはありません。ただ、この話には続きがあります。どうしても早く届いてもらいたい場合のためにあるのが「速達」であるわけで、実は総務省は速達やレターパックについても値上げの意向を審議会に伝えているそうです。そこがどうなるかによって、生活の利便性が変わってくるように思えます。

かつて、2011年3月に起こった東北大震災直後、いわゆる宅配便のサービスはどれも休止されましたが、唯一配達が続けられ、指定した住所に届いた発送方法がありました。自動車で届けるのではなく、バイクに載せて届けるので小回りが効き、震災直後でも受付することができて、私自身も仙台在住の友人に向けて支援物資を送ることができた「レターパック」がそれで、当時は本当に頼りになりました。宅配便では最小のサイズよりもさらに小さく薄い専用封筒の「レターパックプラス」は、その中に入るもので重量が4キロ以内なら、全国どこでも520円で送れるのは大きなポイントです。毎年、友人にお茶を送っているのですが、そのために使うのがレターパックプラスであり、書類などを送るのにも大変都合が良いので(A4サイズがちょうど入ります)、かなりの頻度で使っているのです。

値上げが現実のことになってもそれが消費税分の550円くらいまで上がるならまだ納得できますが、下手をすると宅配便の最低料金より高くなるような値上げになってしまったとしたら、今までレターパックプラスを使っていた顧客は他社(宅配便も含む)に流出してしまい、値上げをしても日本郵便自体の業績が悪くなるような可能性もあります。

ヤマト運輸がメール便を止めて日本郵政に業務移管をしたのは、大きな災害時でも日本国中動ける日本郵政の機動力に立ちうちできなかったからだろうと思いますが、だからといって通常時に高い料金でサービスの値上げを決めてしまうと、それを機にレターパックを使わない人が出てくるかも知れません。宅配便の最小サイズとしてレターパックサイズの入れ物を使って書類を送る場合、レターパックではできない時間指定ができますし、場合によっては「置き配」も可能になります。今回の件を書くことになって改めてレターパックの事について調べたのですが、2種類あるうちの「レターパックライト」はポストに入ればそのまま入れられるものの、レターパックプラスについては対面での受け取りおよびサインをして受け取ることが必要になるので、その点でも宅配便とレターパックプラスの料金が接近あるいは逆転してしまうと、「安さ」というメリットが無くなってしまった場合に、レターパックが選ばれなくなる可能性も出てくるかも知れません。

というわけで、ちょっと先走ってしまいましたが、出してから届くまで時間がかかるようになっても値上げする定形郵便物の値上げに疑問を感じる向きはあるかと思いますが、現物を送るのでなければ代替え手段があるのも確かです。私は、今後値上げをする前提で考えられているという、速達およびレターパックをどのくらい値上げをするのかという点が気になって仕方ありません。今後はだんだんと多くの人の生活にも余裕が少なくなっていく傾向になっていると思うので、ちょっとでもやり方を間違えると、消費者の動向一つで、一気に状況が変わってしまうこともあるので、レターパックについては慎重に考えていただきたいと切に思います。


ニュースでは「値下げ」を強調するものの実際のところは値上がり感がすごいJR東日本普通列車のグリーン券

JR東日本では新たに中央線に普通車のグリーン車を連結し、東京方面から山梨県の大月まで運転する予定になっています。通勤通学に便利であると同時に、ゆったりのんびり普通列車の旅を楽しみたい場合には、青春18きっぷとの併用も可能なので、個人的には使う機会も多く、新たな路線で使うことを楽しみにしていたのですが、肝心の普通列車のグリーン券自体に料金変更がされるということがニュースになっています。

今までは、「平日料金」と「ホリデー料金」で分けられ、Suica利用でもみどりの窓口で紙のグリーン券を買っても「事前購入」か「車内精算」かで料金に差を出し、さらに利用区間の距離が「50キロ以下」か「51キロ以上」で分けていました。これだと、土日祝日の休日に、事前購入した場合、長距離を利用してもグリーン料金は800円しかかかりませんでした。

新しく変わる料金については平日と休日の料金の差はなくなり一律になります。また、事前購入と車内精算の差もなくなり、新たにSuicaで購入した場合と紙での出券をした場合にも料金を変えます。距離については細分化され、「50キロ以下」「51キロ以上100キロ以下」「101キロ以上」に分けられ、長く乗り続ける場合の料金も上がります。ちなみに、紙のグリーン券で101キロ以上利用する場合1810円、Suicaを使っても1,550円と、ホリデーの51キロ以上の場合の800円と比べると、価格が安い方でもおよそ2倍くらい値上げということになってしまっています。

なお、今回あからさまに紙のグリーン券の価格が上がるということになっているので、カードのSuicaでグリーン券を購入する場合、JR東日本管内の駅では、JR東海とJR東日本をまたいで乗るための購入画面が自販機に出てくるようになったそうですが、モバイルSuicaではそうした事には対応できないようです。逆に、JR東海の駅ではSuicaグリーン券の券売機がないため、カードを提示して乗務員に処理(支払い)してもらうか、高くなることを承知で紙のグリーン券で乗るかという形になるようです。現状ではカードのSuicaが新規購入できなくなっているので、私のように沼津から高崎・宇都宮・水戸というような形でグリーン車に乗るためには、かなり複雑になりますのでどうすればいいのかということは、実際に乗務員の方に教えてもらい、指示を仰ぐのが確実だと現在の状況を見ると言えないというような状況です。

こうした料金変更のニュースの見出しには「値下げ」という言葉を付けて出していむものもあります。何が「値下げ」なのかというと、今回の変更で平日と休日の価格差を無くしたため、平日に50キロ以下の範囲でグリーン車に乗る場合には、新しいグリーン料金は750円になり、今までの「平日」「事前購入」「50キロ以下」という条件で購入した場合の780円と比べて値下げになるということからのようです。逆に言うと、違うパターンであればほとんどの利用料金が値上げになってしまうわけで、こういう報道のやり方には何か腑に落ちないと感じてしまいます。

事前購入と車内精算の料金差を止めるのは、もしかしたら海外からやってきて利用する方に対しての配慮なのかも知れませんが、今回の料金改定をしても使う人は使うかも知れませんが、何とか安く旅行したいという人の選択肢を狭めるような感じがしますね。先日、普通列車のグリーン車を熱海~横浜間で利用したのですが、今後同じように横浜へ行くような場合、静岡からなら、小田原で小田急に乗り換えてそちらから私鉄で横浜を目指した方が小田原~海老名間をロマンスカーに乗っても安いので、今まで通しで買っていたきっぷを分けて買うような事になると、今までJRに払っていたお金が別の方に回るようになってしまうでしょう。公式発表での事なので、今後使うとしたら通しで遠くへ行く場合に利用することはあるかも知れませんが、状況によってはあえて普通列車を止めてJR東海の「ぷらっとこだまエコノミープラン」の方が早いし安いしとも考えてしまうので、東京方面の移動であれば、あえてグリーン車には乗らなくなるかも知れません。


NHKのBSチャンネル統合によってスポーツ中継の画質が落ちネット配信に優位性が出るか

2023年12月から、今まで2つのチャンネルを持っていたNHKのBSが基本1つのチャンネルで放送するようになりました。受信料はそれによって下がったという面はあるものの、NHKがPRしているようにチャンネルは減っても今までと変わらないのかどうか、少し見てみての感想はスポーツ中継において影響は大きいのではないかと思ったりします。

というのも、今まではニュースやスポーツライブのBS1、ドラマや映画・バラエティなどをBS2に分けていたように思いますが、特にスポーツ中継がからむところでその差というものを感じます。今まで平日昼からの定番として「衛星映画劇場」がありましたが、今後は大相撲の期間には休止となるようです。同じ作品を何度も流すこともありますが、安心して名作をテレビの前で常に見られる環境は今後大相撲中継の番付下位の取組を優先させることになるので、色々と文句を言いたくなる方も出てくるでしょう。

さらに、これはチャンネル統合前ですが、日本のプロ野球の日本シリーズ進出決定戦がセ・パ同時に行なわれたのですが、そのうちなぜかパ・リーグの試合は「サブチャンネル」での中継になりました。チャンネルが2つあった時でもこれですから、恐らくスポーツ中継をサブチャンネルで行なうことは今後も多くなるのではないかと思います。

野球の場合はそれでも投手と打者の対決が主なのでまだ我慢できるかも知れませんが、特にサッカーのピッチ全体を映すような場合、サブチャンネルの画質ではよく見えないということが起こったりします。スポーツ中継をBS4Kの方でやってくれれば問題は解決しますが、今のプログラムを見ていると、そんな感じには思えません。まだBS4Kが普及しきれていないということもありますが、せっかくあるチャンネルなのですから、普及のためにプログラムを改変して欲しいと個人的には思っているのですが。

今の状態が続くと、BSのサブチャンネルでサッカーの中継を行なう場合、もし同時に動画配信サービス(AbemaTVなどのインターネット放送も含む)で中継が、過去のサッカー・ワールドカップのように行なわれた場合、もしNHKがサッカーをあえてサブチャンネルで放送するような事になったとしたら、今までBSでサッカーを見ていた人も、ネット配信の方に切り替えてしまうのではないかという感じが、あのサブチャンネルの画質を見て思ったりしました。他のスポーツ中継でもウィンタースポーツの中継で過去にも放送延長時などサブチャンネルに移動して中継を続けたことも多かったですが、やはりその画質の差には愕然としました。

というか、BS契約をしている人には、BSで放送している内容を、NHK+のサイトやアプリで見られるようにしてくれれば、サブチャンネルの画質に不満がある方はネット配信の方を見ると思いますので、画質の問題は解決されると思います。ただ、BS放送の配信についてはまだ解決しなければならない問題もあるようです。果たして、そうした事ができるのかどうか。今後の大きなスポーツイベントでもNHKの放送が多くある場合にどうなっていくのか、その状況を見極めたいですね。