安いモバイル用のウィンドウズノートの限界を感じる中でモバイル用にはChromebookという選択は正しいか

今まで、Windows11が載った2in1のミニノートの中に入れていた(LTE通信のできるスロットがあるので)SIMカードをスマホの方に移すことにしました。今まではWindows11を入れたパソコンはその一台しかなかったので、必要に迫られて使っていて、さらにはLTE通信が単体でできることから、出掛ける時には持っていくモバイル用途としても重宝していたのですが、とにかくCPUが非力なため、大きなOSのアップデートがあるとシンプルなソフトを使っての操作すら滞ってしまうようになってしまいました。さらに、本体の記憶容量が少ないので、今後のアップデートに対応できない可能性が出てきたということもあります。

現在は、モバイル用途ではChromebookを使い、出先でどうしてもWindowsOSが必要になった場合にはリモートデスクトップを利用してこれも新たに購入したMini PCを使えるようにセットしました。Mini PCのCPUはN100で、非力ではあるもののそれなりの基本的な作業なら何なくこなしてくれますので、出先で常にスムーズにパソコンを使う場合にはこちらの組み合わせの方が良いと感じるようになりました。

Chromebookのネット接続は、Wifiでの接続の他、スマホを通じてテザリングで接続するのですが、一度スマホとペアリングしてしまえば、スマホ側の作業は必要なくChromebook側だけでネット接続および切断ができるようになります。こうなってくると、当初モバイルパソコンを単体で動かそうと思って入れていたSIMカードはパソコンに入れておくよりも、Chromebookとペアリングしているスマホの方にSIMを入れた方が使い勝手が良いことは明らかです。

今回入れ替えたSIMはpovo2.0のSIMで、au回線ではありますが基本的には0円で維持しているため、最大128kbps(実際のところは64kbpsほど)で通信は可能で、音声通話も普通にできます。改めて書くまでもないかも知れませんが、povo2.0は様々なトッピングを付けることで、通常は0円で維持していたとしても、万が一の場合には24時間フリーのトッピングもあるので、いざという時には役に立つでしょう。それを常に持ち歩いているスマホで使えるようにし、Chromebookと連携が取れるなら、かなり自分的には安心できます。

改めて思うことは、ウィンドウズノートでそれなりに外でも使えるようにするためにはいわゆる格安のものだと購入直後は使えていても、長く使うことは難しいという事と、外で高性能なノートパソコンを使う場合、落としたりすると壊れてしまうリスクを負わなければならないということです。現在のChromebookは、実は最初に紹介したWindowsノートよりもスペックは低いのですが、Chromeブラウザ上で動く事しか基本的にできないということと、リモートアクセスで別のWindowsパソコンを画面から操作するだけという軽い処理に限定することで、ほとんどストレスなく家でも外でも使えるようになっています。前にも書きましたが、今使っているChromebookは文教モデルなので、落下しても壊れにくく、キーボードを水で濡らしても使えるような基準をクリアしています。安く買えるものを選んでいけば、外で乱暴に扱って壊してしまっても、そこまでの経済的なダメージを負いにくいハードだと思います。

今後、アップルのChromebook対抗MacBookがどんなものになるかが気にかかりますが、MacOSをそのまま載せるようだと、最初に紹介した私のWindowsノートのように、重くてアプリケーションも動かすのに苦労するようなものになってしまうかも知れません。それなら、単にブラウザを動かすだけに特化したChromebookの方が快適に長く使える時間が多くなるでしょう。今後のChromebookが今と同じように格安のモデルが提供されていくなら、常にスペアを用意しながらメインのノートパソコンとして使うこともこれから考えていきます。


カテゴリー: ノートパソコン | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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