月別アーカイブ: 2024年2月

CIOのモバイルバッテリーSMARTCOBY Pro SLIM 35Wはオールマイティに使える

先日のブログで、スマホ・タブレットだけでなくPD出力でノートパソコンの充電もできる小型のモバイルバッテリーということでアンテナに引っかかってきたのがCIOのモバイルバッテリーSMARTCOBY Pro SLIM 35Wです。容量は10,000mAで、PD単体では最大35W出るということだと、載っている充電池の容量が心もとないMinibook Xの緊急避難用として使えます。今回、さらなる高寿命なモバイルバッテリーが出るまでのつなぎとして購入しました。

写真のようにスマホとの大きさを比較していただければおわかりの通り、小さくて心もとなくなるような大きさですが、色々と使えるようになっています。表面はツルツルではなく、落ち着いた加工になっているので手の指紋も付かず、それなりに高級感はあると思います。


また、私がこのバッテリーを選んだ理由として、バッテリーはパススルー充電に対応しているので、写真のようにノートパソコンを使いながらパソコンとバッテリーの両方を充電することができるようになっています。どこかでコンセントが使えることを見越せば、それなりにモバイルバッテリーを使ってしまっても一つのコンセントで両方充電できるというのは旅行用としては嬉しい機能です。

ポートはType-Cが2つとType-Aが一つの計3つあり、Aの方でイヤホンなどの充電も可能です。念のため、容量の少ない小さなモバイルバッテリー(5000mA)も同時にバッグの中に入れているのですが、二つ合わせてもそんなにかさばらないので、日帰りのお出掛けであればこれで十分なような気がします。改めてバッテリーの進歩を感じます。

本体はまっ黒ですが、電源に繋げると電池マークが出て、おおよその容量がわかりますが、逆にバッテリーを使用中には0~100%までの数字表示になります(写真は使用時)。これも以前ブログで書きましたが、モバイルバッテリーの長持ちさせるには80%くらいで充電を止めて30%ぐらいになったらまた充電してということをする方が良いと言われています。常にそうしたことをすることは難しいものの、何かの拍子でしばらく使うことがないような場合にも、満充電したものを保存するのではなくて、80%ぐらいで充電を止めるという技が使えるのも、バッテリーの%表示ができるからのことでしょう。

現在、バッテリー充電だけでなくノートパソコンの充電にも使える汎用の45W出力のACアダプターを持っているので、そこまでバッテリーにお金を出したくなかったというのが正直なところなのですが、容量10000mAのバッテリーが5千円弱という値段で買えたので、何とか許容範囲でモバイル用バッテリーの装備を増やせてほっとしました。今後の事を考えても、PD対応のソーラーパネルからの充電も可能になるので、車中泊の旅でも活躍してくれることを願います。

ダイソーの300円商品として置いてあるCOBライトはオーム電機製のもので使い勝手良し

以前からネット上で話題になっていた全国のダイソーで買えるCOBライトをついに買ってきました。複数のLEDが基板に付いており、組立も簡単だからなのか、330円で購入でき明るく使い勝手の良いライトなので、いざという時のために持っていると便利です。

本体は充電式で、LEDおよび内蔵バッテリーの交換はできません。約500回の充放電に対応していますので、困った時だけ使うのならそれほど寿命を気にせずに使えるのではないかと思います。充電方法はUSBタイプCのプラグで充電するタイプなので、スマホの充電器と共用できるのも便利です(パッケージには充電コードは付属しませんので注意)。

明るさは最大250ルーメンですが、この明るさはボタンを長押しした場合の最大光で、満充電している場合でも1時間しか連続点灯できません。普通にボタンを押すと、「強(180ルーメン・連続点灯1.5時間)」→「弱(65ルーメン・連続点灯3.5時間)」→「点滅(連続点灯0.5時間)」とボタンを押すごとに点灯状況が変わり、もう一度押すと電気が切れます。もし、災害時などで連続点灯させたい場合は「弱」でも相当明るいので、明るさをしっかりセットしましょう。

使い方に応じて様々な置き方ができるのも、このライトの特徴です。普通は手持ちで懐中電灯のように使うと思いますが、カラビナが付いているので首からぶら下げてウォーキングに使ったり、高い場所に引っ掛けて全体を照らすことも可能です。車中泊で天井がスチールの場合には、裏にマグネットが付いているので天井に付けて点灯させることもできます。また、写真のように、家庭内では冷蔵庫のところに付けることができますので、カラビナに鍵などをまとめておき、いざという時には台所回りを照らすようにもできます。

さらに、本体には写真のように、180度角度を変えられる小さなスタンドも付いているので本体だけで自立させられます。三脚や折り畳み傘の先と同じ径のネジ穴が付いていますので、夜の写真撮影の場合にはスポットライトのようにも使えます。特にこのライトのネジ穴に合う折り畳み傘(昔からあるタイプに多い)を持っていて、いざという時には先にある部品を外してこのライトを付けることで、懐中電灯では見えにくい、自分の身長では照らせない高い所を照らせるというのは覚えておくと良いかも知れません。

使用上の注意としては、給電しながら点灯させないということがあるので、あくまで非常用として使いつつ、気が付いたらスマホの充電の前か後にでもたまに充電しておくことで、いつでも手元に置いて、様々な場合に役立つ明かりとして使えるようになると思います。この製品は、非常用持出袋に入れておくようなものではなく、日常的にキーライトや懐中電灯として使いつつ、いざという時にはここまで紹介したような使い方もできる便利なライトという事になるかと思います。

最後に一つ、皆様に紹介したい事があります。このライトに限らないのですが、実はこのような「懐中電灯」を「正当な理由なく」「常時携帯している」と軽犯罪法で逮捕される可能性があり、実際に懐中電灯やペンライトを持っていたことが理由で逮捕された事例があります。なぜそんな事になるのかというと、同じように持っているだけで逮捕される可能性のあるナイフ類と違ってそれ自体が他人に危害を加えられるものではないのですが、懐中電灯は「夜間に他人の家に侵入するための道具」として使われることもあるので、職務質問でライトを携帯している理由を説明できない場合、空き巣犯と警察に思われてしまったら逮捕の可能性もあるということです。

ライトとセットで十徳ナイフを持ち歩いていた日には、これはいくら「趣味で」と言ったところで人によってはその言葉をまともに信じてくれない場合が出てきます。私自身はナイフは日常では外で使わないので持ちませんが、職務質問させてその中で「なんでライトを持ってるの?」と言われた場合、相手を説得できる答えが出ない場合は、少なくとも自分のバッグの奥の方に別の袋に入れて仕舞っておきます。首からぶら下げてウォーキングに使っている場合は、車に歩行者だと認識してもらうために点灯させながら歩いていると言えば、その説明には筋が通るので大丈夫だとは思いますが、挙動が不審だったり服装が黒ずくめだったりなど、不審がられるような事はまずはしないことが大切だと思います。

便利な道具はそれが便利なあまり、それを悪用する人がいることによって、気を使うところも出てくるという所もあります。今回紹介したCOBライトもそんな製品なので使い方には十分注意しましょう。


いざという時に浄水器を通して使える雨水を得るには居住環境の再点検が鍵になる

先日のブログで、自宅の環境(集合住宅で川からも遠い)中で、少なくともどんなものが入っているかわからないものではなく、濾過器に掛ければ飲料用となり得る水を得るためには「雨水」の活用が大事だと書かせていただきました。

昨日は日本列島で雨や雪になって、一時的に強く降ったことによって、自宅周辺でどのように雨水を得るかということについて考えながら色々と考えてみました。集合住宅の場合、ベランダがあればそこに雨を受けるものを置いて集めるということが考えられますが、自宅のベランダには天気が悪くても洗濯物を濡らさないように庇が出ていて、風の具合で正面から吹き込むようでないと、なかなか雨でベランダすら濡れないという住むには良い環境ではありますが、雨を集めるという点でいうと残念な仕様になってしまっています。もっとも、大きな器を多く並べて雨を受けるというのもなかなか大変なことなので、とりあえずはベランダから雨を集める事は、よほど外に出るのが難しい時だけにチャレンジするようにしました。

次に考えたのは、現在自分が車を停めている駐車場周辺の状態です。一応、今の駐車場には屋根が付いているのですがちょうど自分の車の置いてあるところで屋根が切れてしまっていて、雨の時の運転席からの乗り降りでは雨に濡れやすいというストレスがありました。しかし、改めて自分の駐車位置をよく見たら、ちょうど屋根の切れ目ということですぐ横に樋が伸びており、うまい具合にそこからかなりの雨水が出ているのを発見しました。

実際問題、大きな地震の際に屋根部分は無事なのかという問題もあるのですが、もし無事な場合は、車の中で待機しながら樋の下にバケツや水用のタンクを設置して待っていれば、それなりに雨水を集めることは難しくないことを発見したのです。実際問題、この雨は誰のものなのか? という問題もあるのですが、雨が降ってくる間ずっと落ちてくるわけなので、給水車がなかなか回って来ないような時には、とりあえず雨水を汲んで、その水を浄水器にかけて飲用水にすることはできそうです。

また、集合住宅に住んでいる他の人のために飲用でなく生活用水として水を分けるような事もできるのではないかと思っています。大き目のバケツに水が溜まったら、小さな子供でも持って上がれるように500mlの空ペットボトルに移してまとめて一階にカゴにでも入れて置いておけば、必要な分だけ持って行ってもらうことは可能です。駐車場の建物には反対側にも樋があるので、実際に大きな災害が起きた時にはそちらも使わせてもらって雨水を溜め、ペットボトル入りの生活用水を作りながら、全く水を飲んでいない住民の方がいたら、その人用に浄水器を通して飲めるようにした水を渡すこともできるのではないかと思います。

この辺は管理人の方との話し合いも必要になるかと思いますが、例えばペットボトルに付けて使える浄水器を複数用意してもらえれば、いざという時には自分だけでなく他の住人の方の水を用意することもできそうなので、もしマンションなどの共用部分から雨水が得られそうな場合には、そうした用意を個人でしておくと、自宅の分だけでなく他の人のためにもなると思いますので、皆さんのところでもまずは雨水を利用できる環境はないか、点検してみてはいかがでしょうか。


アトラス コーヒーサーバーACS-802はOXOコーヒードリッパーと相性抜群

コーヒーを日常的に飲むようになって、簡単にできてそれなりの味をキープできるOXOのコーヒードリッパーは個人的には必需品となっています。しっかり味を出したい場合にはプレス式の器具を使うものの、人数分の豆を挽いてその上から目盛りのところまでお湯を入れてそのまま待てばコーヒーが自動的にできてしまう電気を使わないコーヒーメーカーとでも言うべき、OXOコーヒードリッパーは時間がない朝には本当に便利なのです。

ただし、寒いこの時期には、サーバーにまとめて落としていると外気温との関係でどうしても熱々のコーヒーを飲めずに冷めてしまうという問題を抱えていました。一人用の場合には真空断熱機能が付いたカップに直接ドリッパーを載せて一人分だけ入れるようにできるのですが、家族の分と一緒に淹れたり、一人でお代わりも欲しい場合には、コーヒーを時間を掛けて飲んでもコーヒーが冷めないような工夫はないかと思っていたところ、今回紹介するアトラスの製品がヒットしました。ごく普通の保温ポットという感じのものです。

この製品の特徴は、蓋を取るとそのままドリッパーを載せてコーヒーを落とすことができる形状にあり、さらに保温性能としても、このメーカーはニトリの超保温ボトルを作っているところなので(同じような製品でもアトラスのブランドでも販売しています)、それなりに保温機能については信頼できる感じがしました。


実際にOXOのドリッパーと手動コーヒーメーカーのセットを載せてみましたが、小さなカップと比べても安定感があり、安心してお湯を入れられます。透明なサーバーと比べて外から入れたコーヒーの量を確認できませんが、このドリッパーは入れる目安の目盛りが付いているので、その目盛り通りに入れていけば、この製品の容量である800ml以内に収めることは難しくありません。

冬である今の季節はホットコーヒーおよび、これも事前に計量した上で電子レンジに掛けた牛乳と混ぜてホットカフェオーレを少し多めに作って、温かいままじっくりいただくこともできますし、夏には先にサーバーの方に氷を入れてホットよりも多めの豆を使って濃い目に落としたコーヒーをすぐに冷やしてアイスコーヒーとしていただくことも可能です。アイスカフェオレもできますし、冷やしたものの方が氷が入っている分、このサーバーでは長く冷たさをキープできると思うので、フィルターを替えて多めに作っておくこともできそうです。

価格も他のサーバーと比べるとお手軽で、超保温というわけにはいかないということを十分承知の上で使う分には、大変便利に使えるのではないかと思います。今後は、コーヒー・カフェオレ用に活躍してもらう予定です。
 

私がモバイルバッテリーとACアダプターが一緒になった製品に心惹かれないわけ

現在、新しいノートパソコンChuwi Minibook X N100を便利に使うために、ノートパソコンが充電できるモバイルバッテリーを新調することにしました。そうした検討の際、選択肢として最近はモバイルバッテリーの単機能ではなく、ACアダプターの機能を付けることで、それ1つだけを持っていけば良いという製品が出てきています。

個人的には、こうした製品というのは長く使いたいと考える場合には、かえってマイナスになってしまうのではないかと思います。ここまで書いておわかりの方もいるでしょうが、バッテリーはその中味を交換できるように基本的には設計されていないので、バッテリーの耐用回数を超えて充電した場合、購入当初の容量で使えなくなるだけでなく、状況によっては充電しても全くバッテリーがたまらなくなってしまうことがあります。最近のリチウムイオンバッテリーはメーカーのカタログ上の充電回数が500回くらいのものが多いのですが、使う頻度にもよりますが、一日一回充電するような方については、2年弱くらいは性能を維持できるものの、それ以降の品質は「?」ということになります。

私が昨年あたりから出てきたポータブル電源を積極的に購入するようになったのは、中の電池がリチウムイオンではなく、カタログ上の充電回数が2~3000回と飛躍的に伸び、毎日充電したとしても10年もの長い間カタログ性能上は使えるリン酸鉄リチウムバッテリーを採用するようになったからです。

もし、最新のモバイルバッテリーにも充電回数が2000回ぐらいまで普通にできるようなものが出てくれば、これはACアダプターと電池が一緒になったものであっても買って使ってみようかと思うのですが、今のところ小型のモバイルバッテリーにはそういった製品はないようです。そして、オールインワンの製品というのは価格が高いので、その点でも購入を躊躇してしまうというわけです。

ちなみに、リン酸鉄リチウムバッテリーを使っていて一番小さく、価格も他の大容量モバイルバッテリーと比べても遜色がないものは実はあります。Jackery ポータブル電源 100 Plusがそれで、片手には載せられるものの、気楽に持っていくにはちょっと考えるくらいの大きさになってしまいます。旅行カバンには問題なく入り、飛行機内にも持ち込みできるモバイルバッテリーなので、旅行用としてはおすすめかと思います。リンク先の概要を見て、このくらいの大きさのものでも何とか持ち運べるということなら、変なモバイルバッテリーを購入するより1万5千円くらいで購入できる、こちらのバッテリーを持ち運びながらノートパソコンやタブレット、スマホの充電用に使えば、少なくとも2000サイクルの充放電を使っても80%の容量は使えるので、カタログ値だけですが10年くらい使い続けられる可能性はあります。その頃には当然もっと小さくて性能の良いものが出てきているでしょうが、家用のバッテリーとしては使いどころは将来的にもあるだろうと思うので、むしろ購入を考える場合にはこうした製品についても購入候補として考えても良いだろうと思います。

私の場合は、充放電回数が500回と短かくても、今後画期的なモバイルバッテリーが出るまでのつなぎとして考えるなら、小型の汎用PD充電器とモバイルバッテリーの組み合わせで持ち歩き使いながら新技術搭載のモバイルバッテリーを待とうと思っています。

その際、モバイルバッテリーの性能としてこだわるのは、単体出力で今使っているノートパソコンの出力である35W以上の出力があることと、パススルー充電ができることです。このパススルー充電というのは、バッテリーを充電しながら他の機器の充電にも対応しているもので、この機能があればなにもACアダプターとモバイルバッテリーを一緒にしなくても同じ時間でバッテリーの充電をしながら電源の心配なくパソコンやスマホを使えます。

さらに言うと、個人的であまり一般的ではないかも知れませんが、今後モバイルバッテリーを充電するのに、PD出力のあるソーラーパネルを接続して充電コストを抑えようとも考えているので、そうなるとコンセントから自宅で充電すること自体そうそうなくなるので、今後バッテリーが進化したとしてもACアダプターとモバイルバッテリーとは別に入手した方が便利になると思います。

現状では60Wくらいの比較的ポータブル電源を充電するには小さいかな? と思えるソーラーパネルの中には、PDでも60Wで出力できるものもあります。現在私が使っているのはPD出力45Wのものですが、それでもモバイルバッテリー充電用としては十分です。この高出力のPD出力を持っているソーラーパネルであれば、ポータブル電源の充電だけでなく、一般的に見てソーラー充電に対応していないと思われるモバイルバッテリーでも比較的短い時間で充電できるようになります。その辺の大きさのソーラーパネルなら、車中泊の旅でも持ち運びしやすいので、将来的にはモバイルバッテリー充電専用にできそうなソーラーパネルを手に入れるつもりでいます。そうなると、自宅だけでなく車中泊の旅にも持ち出せば、旅先でも充電にコンセントをあてにしないでスマホ・タブレット・ノートパソコンの充電ができるようにもなってくるわけで、ソーラーパネルに各種バッテリーという道具さえ揃えてしまえば、そもそもコンセントからの充電がいらないシステムを組むことも不可能ではないと思います。そうなればそのシステム自体が災害に強い自家発電システムになっていくわけです。

もちろん、オールインワンタイプの製品は、たとえ内蔵バッテリーが使えなくなってもACアダプターとして使い続けられますが、それならバッテリーを搭載しない分より小さくなるものと、バッテリーも小さいものの2本立てにした方が個人的には便利です。現在、小型の45W出力のACアダプターは持っています。モバイルバッテリーについてはそのあてがあるので、改めて購入しましたらその紹介をさせていただきたいと思っています。

Chuwi Minibook X n100のファーストインプレッション

インテルのN100という新しいCPUを採用したことで、小さくて安く、さらに欲張らなければそれなりに使えるという評判のMinibook Xがついに届きました。10.5インチというのは今までモバイル用途で使っていたChromebookの文教モデルと比べると一回り小さいのですが、モバイル用途で使える道具になるのか、これから簡単にレビューします。

まず、全体はこんな感じの普通のノートパソコンです。画面は360度回転し、回し切るとタブレットのように使うこともできます。タッチパネル液晶を採用しているので、普通にノートパソコンとして使っていても、タッチパネルを使えばあえてマウスを使わなくても良いというのがモバイル用途には向いているように思います。

出力の端子は電源用と他の用途に使えるType-Cが2つと、3.5mmイヤホンジャックが搭載されているのみです。ですから、USB-Aタイプを使った周辺機器を使うためには、ドッグなどが必要になります。

先のブログにも書きましたが、私の場合は画面について、可能であれば「ノングレア(非光沢)」を選んでいました。ただ残念ながらこの製品は光沢液晶で、自分の顔が画面に写り込んでしまうというのには何とかしないとと思っていました。この点が自分がモバイル用途でMinibook Xを使うための心配事でした。

その対策として、Minibook X専用の液晶保護シートの中には、表面を非光沢処理しているものが千円ちょっとで売っていたので、そのシートを試してみました。何とか気泡が残らず、さらにカメラをシートが塞がないようにうまく貼ることができたのですが、こうした保護シートだけでもかなり映り込みを低減できます。このノートは画面をひっくり返してタブレットのように使えるので、直接画面をタッチして入力することもあるので、やはりこうした保護シートを貼るのは、モバイルで使うなら必要なのではないかと思います。

初めて電源を入れて、当然ながらWindows Updateを長々とするのですが、さすがにその時にはものすごくCPUが働いているようで、内蔵ファンは回ってはいるものの、相当本体が熱くなっていました。いったんアップデートが終わって普通に使っている分にはそれほど本体の熱さを感じることはないのですが、長いことアップデートをしていない場合には注意しましょう。

また、実物を見るまでわからずにいたことが、このサイズに配置されたキー配列でスラスラとキーが打てるのか? ということでした。同じようなサイズのパソコンとして、LenovoのIdeaPad D330というモバイルノートを使っていたのですが、数字キーの位置にはかなり違和感があり、それで入力用のモバイルマシンとはなり得ませんでした。

Minibook Xのキー配列は右端が独特で、最初に一番慣れなかったのがシフトキーより小さいエンターキーの大きさでした。普通のキーボードのようにいい加減にエンターキーを叩こうとすると、上のキーの方を押してしまいがちになります。ただ、他のキーについては思いの外11インチのChromebookのように打てるので、ホームポジションから手を移動させずに右小指を横にずらすようにすれば、ミスタイプはそこまで起こらなくなりました。逆にこのキーボードで打つのを普通にできるようになれば、他のキーボードでも問題なく入力できるようになると思います。その点だけに注意してキーボードを打つようにすれば、マシンサイズとしては小さくても、長文入力に関してはそこまでストレスにはならず、外出先での文字入力マシンとしては使えると感じました。


さらに、特に野外で使うことを考えると大きなメリットのある機能があります。このノートパソコンには、安いノートパソコンにはあらかた付いていない、キートップ自体が光る照明が付いていて、夜間に打っていて、独特な変形キーボードの刻印を確認したい時など、光って文字が浮き上がってキーの確認ができます。旅行で外で使う場合には実にありがたいです。「Fn」と「F5」の同時押しで「消灯」→「小点灯」→「大点灯」に切り替えることができます。昼間は消灯で、夜には点灯させたり、電池が少なくなった時には簡単に消灯して便利に使えるので、こうした機能はありがたいです。トラックバッドやヘッドレストが小さいという問題もあるにはありますが、これは小さなパソコンの宿命で、その点は仕方ないかなと思っています。

今回、定価51,900円(購入当時)のものを、ポイント還元12,000(1ポイント1円相当)とちょっとぐらいで買うことができたので、そのポイントで無駄遣いせず毎月必要な支出にポイントを使えば、ぎりぎり3万円台の価格で使えるので、悪い買い物ではありませんでした。メモリ12GB・ストレージ512MBとかなり余裕があるので、今までのようにWindows Updateをしながら使わないアップデートファイルをいちいち削除するようなこともなく、本体が壊れることさえなければそれなりに使えそうです。ウェブ閲覧・動画視聴・office系ソフト(互換ソフトウェア含む)の利用くらいではストレスを感じることなく、裏でWindows Updateが行なわれていてもそこそこ使えるだけのポテンシャルをこのN100というCPUは持っているのはすごいですね。

あと、このノートには楽天モバイルのデスクトップ版Rakuten Linkを導入しました。楽天モバイルのSIMの入ったスマホでテザリングするか、スマホと同じWiFiに接続していると楽天の回線の電話番号を使って電話およびメッセージ(SMS)が使えます。わざわざ電話をノートパソコンからするということではないのですが、今使っているスマホが小さなサイズなので、SMSを出す時に小さなソフトキーボードを出して使うのが大変なのです。これからは自宅からだけでなく外にいる時にでも、ちょっと込み入ったメッセージが入った場合、ログインしてパソコンからSMSを発信できる体勢が整ったのは実は個人的にはかなりポイントが高いです。友人とはもっぱらメールなのですが、職場などまだまだメッセージ機能をメインに使っている人は多いですし、これだとどんなに長文でもストレスなくメッセージが送れ、しかも無料で送信できるというのは大きいです。LINEのデスクトップ版のように使えるのは、かなりモバイル運用にとっては嬉しいです。

あと、Chromebookと違ってテザリングにWiFiだけでなくBluetoothが使えるというのも大きいですね。ノートパソコンとスマホともども、電力の消費を抑えるには、多少スピードは落ちても私は外ではBluetoothテザリングで十分なような気がします。今後、徐々にパソコン用の環境を整えながら、実践的な使い方にもチャレンジしていく予定です。

災害時の水の確保について浄水器を使って飲水にするための水はどこから持ってくる?

アマゾンの2月のセールで、前々からあると便利だと思っていたペットボトルに付けて汚れた水を飲めるようにできる登山用の浄水器がセールで安く売っていました。これは買い時だと思ったのですが、ちょっと待てよと思ってある疑問が解決するまでは購入を我慢することにしました。同じようなセールは行なわれると思いますし、大きな地震が起こった後ということもあり、とりあえず使うことのない自分が手に入れるよりも、そうしたものを必要とする人に買ってもらった方が良いだろうという判断もあってのことです。

そもそも、非常時にすぐ飲める水を何とかしたいなら、第一に考えるのはペットボトルを買ってきて備蓄することです。飲料水として必要なのは一日一人3リットルで、外からの救助が入るまでの期間を3日と考えると、家族一人が必要な分を備蓄する場合、一人あたり9リットルくらいの水が必要になりますが、2リットルのペットボトル5本弱になりますが、近くのマックスバリューでは2リットルのお水が6本で一パックのペットボトルが何と400円くらいで売っています。感じとしてはこのパックを家族の人数分だけ増やしておけば、とりあえず3日間は安泰でしょう。ちなみに、ペットボトルにある賞味期限は、中の水が蒸発することで2リットルの水として売れないということでそのような表示になっているようなので、あくまで自己責任にはなりますが、一人あたり1パックの水をずっと置いていても飲めない事はないとのこと。ただ、気になる方は3日が過ぎた後の事が心配にもなるので、家庭で使えるような浄水器を使うことを考えても良いと思います(かなり期限の切れたペットボトルの水を通すことも含めて)。

そうして、飲めない水を飲めるようにする浄水器について調べている中で、ネット上で浄水器を紹介する動画では、近くの川へ行って汲んできた水を浄水器にかけて、その水を飲んだり調理に使ったりしたレポートを出している人もいました。基本的にはかなり濁った水でも大きな汚れを沈殿させたり、布で先に濾したりして表面上の汚れを取りのぞいてから浄水器にかければ、効率を上げつつ飲める水を作ることができることは確かなようです。ただ、その川の途中に工場があり、工場排水された中に有害な化学物質が含まれていた場合には、その物質によっては濾過器を通しても有害な成分は除去できない場合もあるようです。そうした物質まで濾過するためには、そうした物質もろ過する専用の浄水器が必要になってきますが、そうしたものは多くの人が利用する避難所に備えるべきものだろうと思います。

となると、近くにある川や沼の水については、トイレを流すためであったり洗濯をするための水として使うようにした方が無難ではないか? という気もします。登山用に作られた浄水器は、比較的きれいな沢の水を入れ、問題になるエキノコックスなどを除去して飲むことを想定して作られているものです。こうした浄水器を使う場合には、使う水の「出所」がはっきりわかるものにしておいた方が良いと思います。自分だけではなく家族(特に小さなお子さんがいる場合)にはなおさらでしょう。

では、どういった種類の水が「出所がはっきりした水」であるのか? ということですが、飲用できる井戸水があれば良いのですが、そういった場所は実際に災害に遭ってしまうと多くの人が押し寄せるため、簡単には取水できないでしょう。さらには、給水車を含めて水をもらいに行くということは、水を汲んだ帰りにはその分の水の重さを感じながら、大変な思いをして自宅や避難所まで運ぶ苦労が出てきてしまいます。そうした事をせずに自宅の近くで出所のわかる水を得て、その水を浄水器にかけられるような状況でないと、いざという時にはなかなか役に立たないのではないかという気がして、その解決策を考えた上でないと、私は浄水器を買おうとは思っていないのです。
まず、日常生活を普通に送っている場合で考えると、「お風呂の水の有効活用」というのが考えられます。お風呂に入った後の水をすぐに抜かず、次にお風呂に入るまでずっと浴槽に溜めておき、次に入る際に水を抜いて浴槽を掃除してというサイクルを繰り返すというものですが、不衛生で風呂場にカビが発生するとか、大きな災害が起こらなければあまり良いことはありません。実際に飲水として浄水する前にも布でろ過をするような手間(そのままでも浄水できるものの浄水器でろ過できる水の量は少なくなります)がかかるので、よほど毎日のメンテナンスに気を付けなくてはいけないような気がして、自宅ではこうした事はちょっと難しいのではないかと個人的には思います。

では、そうして自宅でも入手可能な水とは何なのかということなのですが、一軒家に住む方であれば話はそれほど難しくありません。日本ではそれほど難しくないと思うのですが、天から降ってくる雨を利用するのです。一軒家には例外なく屋根に当たった水を流す雨といが設置されていると思います。雨といから水を容量やタンクに流すための器具や雨水タンクは普通にホームセンターで購入することができます。普段は庭木の水やりに使うようにして、いざという時には中に溜まった水を浄水器に掛ければ、酸性雨や放射能に汚染された雨でなければ、まず問題なく飲水として使うことができるでしょう。

もしタンクを設置することができなくても、雨といにホースを付けて、すでにある大きなバケツなどに水を貯められるようにすれば、災害後でも雨さえ降ってくれれば安定して飲水化できる水を確保できるでしょう。そういう意味では、一軒家に住まれている方はちょっとしたスペースがあれば大規模な太陽光パネルも設置できますし、水も雨水で何とか確保できるようになるので、家自体が住める状態であるなら災害には強いといえます。

ただ、私の現在の住居は集合住宅で、ベランダに面した雨といもないので、うまく雨水をためておくことも、いざ大雨が降った時にも効率的に集める方法がありません。ベランダに置けるだけのバケツなどを置いて水を集めるような方法もありますが、あまり効率的ではありません。せめて実際に罹災した際に降った雨くらいは飲料水にできるような形でためておきたいのですが、その方法について色々と現在調べているところです。

もっとも、水が欲しいと思った時にずっと晴れていて雨が降らなかったらそれまでです。その辺は仕方ないと思うしかなく、最初に書いた一人3日分くらいの飲料水の備蓄は浄水器よりも大事かなと思ったりします。そんなわけで、それほど費用を掛けることなく、雨が降った時にその雨を飲水としても集合住宅でも活用できるような仕組みについて、今後とも考えながら自分なりの結論を出していきたいと今は思っています。ちなみに、雨どいから雨水を利用できる環境にある方は、小さくても雨水を溜められるタンクが設置できるなら、以下の商品が手軽で意識することなく浄水可能なので、環境が許せば導入したかったものです。別売のシャワーヘッドを入手すれば、断水が続いていても別に雨水タンクに十分な備蓄がされていれば、夏であれば毎日シャワーが使えるというのもポイントが高いですね。


一昔前では考えられないPD対応ノートパソコンを旅先で活用するための装備

昨日、ようやく注文していたChuwiのMinibook Xが到着しました。このノートパソコンの私の考える一つのウィークポイントが写り込みのある光沢液晶だということで、先に多少表面のテカリを抑えるために液晶保護シートを購入しました。結果として、液晶シートを貼っただけで映り込みがなくなり、届いた状態から比べると相当使いやすくなりました。画面の保護もできますしまさに一石二鳥です。これだけの違いがあることを実感しつつ、旅先でも普通にこのノートパソコンを使えるようにするためのアクセサリーについてもそれなりに今後揃えていくことを考えています。

昔と今と一番変わったのは、出力の違いはあるものの、昔からノートパソコンを使い続けるためには専用のACアダプターとできれば緊急時にコンセントがなくても充電できる予備バッテリーを特別に用意しなくても良いことです。最初に私が購入したノートパソコン、AppleのPowrbook150(モノクロのマシン)には別名「レンガ」と呼ばれた巨大なACアダプターが必要で、バッテリーは交換できたものの、バッテリーも重い上に高額で、モバイル運用するにはそれなりの資金が必要でした。

今回購入したMinibook XはUSBのType-c端子に差すACアダプターが付いてきますが、出力などの条件を満たした上で自己責任で使えば、汎用のUSB出力の付いたACアダプターでも使いながら充電できます。そうしたACアダプターも小型化しており、接続ケーブルを別に用意して現在の出力されているワット数を確認しながら使うことも可能になっています。私はすでに65W出力の小型化した汎用USB出力のACアダプターを持っていますので、追加購入は不要というのも有難いところです。

さらに、もしもの時の予備バッテリーについても、最近ではノートパソコンの充電にも対応した30Wくらいの出力を持っているモバイルバッテリーを買い足せば、いつもはスマホ用に使っておいて、いざという時にノートパソコンの充電に使うこともできるので、現在めぼしいモバイルバッテリーを探しているところです。その際私が大切に思っているのは、その大きさで、現在スマホ用のバッテリーと同じくらいのものがあれば、荷物が増えずにいざという時にノートパソコンへの給電ができるようになります。そうした備えは心強いですね。

ケーブル類もMinibook XにはType-c端子が2つしかないのでほぼ使わないのですが、今ではMacだけでなく新しいiPhoneでも使われているので、もし忘れてきても出先で簡単に入手できます。もっとも、様々な機器(スマホ含む)との接続は、無線で簡単にできますし、旅先のホテルで映像をテレビ画面に出力するような場合には、HDMIケーブルや各種ミニドッグを空いているType-cポートに差して使えるようにドッグはすでに持っています。単体で使う分にはあまり関係ないのですが、例えばUSBメモリを差してデータのやり取りをする場合にも使えますので、これも持っておくと便利だと思います。しかしながら、こうした装備は本格的な旅に出るような場合には使うものの、普段から持ち歩く必要はないかと思います。

そうなると、日々モバイルをしながら外でパソコンを使う場合、電源関連のアダプター・バッテリー・コードくらいあれば十分なので、それだけであればかなり荷物を少なくすることができます。ですから、これからモバイルノートパソコンを買いたいと思う方がいましたら、充電関係を統合できるPD充電がモバイルノートで可能かどうかというところで、旅に持ち出す荷物をかなり減らせるということになるでしょう。

私の場合は、貴重品を入れる小さなバッグに他の必要なものを含めて全てを余裕を持って入れることができるかという観点で持ち物の選定をしています。今まではスマホの電池切れがなく、スマホの色々な機能を使えるようなものを入れていましたが、今回のノートパソコン導入で変えるところはモバイルバッテリーをノートパソコン対応のものに変えるくらいで荷物は増えることは無いと思います。こうした形でまとめておくと、いざという時に何かを忘れたということもなくなるので、昔と比べると本当に良くなったと思います。

今後は、毎日仕事に出る時にはノートパソコンを持っていくつもりなので、出先で自宅に帰れなくなっても何とかブログの更新をストレスなく続けられるだろうと思います。Minibook Xのレビューについてはおいおい行なっていくつもりですが、動画編集やオンラインゲーム用のものでは決してなく、動画視聴やOffice関連アプリを外出先でも使いこなすくらいの能力のノートパソコンですので、そういった作業を出先や旅先で行ないたい方は、今後のレビューにもご期待下さい。


ファミリーマートの一部店舗でスプーン・フォーク・ストローの有料販売スタートによる影響

私自身は現在日常的には使っていませんが、車で旅行に出掛ける時には結構コンビニエンスストアのお世話になっています。お弁当だけでなくサラダやデザート、飲み物を購入する場合に今まで当り前に付いていた商品を食べるためのスプーン・フォーク・ストローについて、コンビニ大手のファミリーマートでは全国の店舗のうち100の店舗で有料化し、1本4~6円で販売することになったそうです。

こうした背景にあるのは環境問題としてのプラスチックごみの増加を懸念してということなのですが、こうした事実を知らないで対象店舗で食品を購入された場合、今まで無料でもらえていたものが有料になるということになるので、ユーザー側でもある程度の心掛けが必要になるのではないかと思います。

まず、こうしたやり方を行なっているのは大手コンビニの中でもファミリーマートだけなので、レジの前ではじめてそんな話を聞かされて自分がトラブルになるだけでなく、レジに並んでいた他の人と店員とのトラブルが起こるのを見たくないという方は、素直に他のコンビニを利用した方が良いかな? という感じはします。

当のファミリーマートとしても、新たなサービスを開始した直後というのはどうしても混乱が起きやすいということもあるので、ユーザーとしては落ち着いて動向を探る必要があると思います。今回の取り組みにしても一気に全店舗て行なわず、一部の店舗だけでこうした試みを行なうというのは、果たしてこれによって売上が変わるのか(環境に対する意識が高いお客さんが増えることで、売上が伸びる場合も当然ありうる)、お店で働く店員の方々の負担にならないか、それによってアルバイトが他の大手コンビニに移ってしまわないかなど、営業戦略として一般化して大丈夫なのかを時間をかけて見ているのではないかと思います。そこで大きな問題が起こらなければ、次第に全店舗で同じような有料化を行なうでしょうし、それに追随するような形で、他のコンビニチェーンも同じような有料化の流れになっていくのではと思います。

ただ、環境問題を解決するためには、例えばいつまでも自然界で残らない木や紙、とうもろこしを原料にした食べられるカトラリーなんてものもありますので、そうしたものを販売したり配布するというような考え方もあります。全てを有料化するのでも、従来のプラスチック製のものと、自然に還る材質のものとの価格差を付けるというようなやり方もあるでしょう。それは各企業によって戦略は変わってくるでしょう。

少なくとも、ファミリーマートはカトラリーの無料配布から有料化というところに舵を切ろうとしているので、旅に出掛ける場合には、自分でお箸・スプーン・フォーク・ストローを用意してから出掛けるというような事もできればした方が良いのではないかという気もします。

ただし、今の時期は感染症の危険もつきまといますので、普通のものではなく、一回使って安全に捨てられる、自然に還るような材質のものを車に入れて出掛けるというのが、時代に合うだけでなく、車の中で食べるような事になれば、感染症予防という観点でも良い選択になるのではないかという気もします。

そんなわけで、今回のファミリーマートのやり方がコンビニを利用するユーザーに受け入れられるのかどうか、レジ袋のように、多くの人が常にショッピングバッグを持参するように、カトラリーを持ち歩くのが普通になるのかどうかをじっくりと見ていく必要があるように思います。それと同時に、100円ショップなどで一回のみ利用できるお皿やカップ、カトラリーを購入するような場合、自然に還る材質のものがそもそも売っているのか、売っているとして価格(同価格での量の差も)がどうかを見ていくことも大切ではないかと思います。