月別アーカイブ: 2023年8月

スマホのバッテリーが交換可能になるのは良いことか悪いことか個人的には歓迎だが問題も

EUがスマートフォンに対する新たな規制内容として、「バッテリーを簡単に交換できるようにすること」という条件を出したことにより、今後のスマホはどうなっていくのかという事が話題になっています。先日ネット上のコラムの中で、バッテリー交換が可能なスマホに変わるのは必ずしも良いことばかりではないというような内容を読み、それについてはしごくまっとうな話だと思いました。

どういうことかと言うと、現在私たちが使っているスマホは、内蔵バッテリーのものを使っているので、ほぼ100%純正のバッテリーが使われていて、スマホの高性能な電源管理を行なうための対応がされています。内蔵電池にすることで、より薄いスマホとして発売できていたものが、外付バッテリー必須ということになると、設計を再度見直す中で、今までのものより大きく重くなってしまう可能性が出てくるということなのです。また、自由に電池パックを取り換えられるということになると、別の問題も発生します。

以前ガラケー用で電池パックが別売で購入できていたころ、純正でない互換バッテリーが安く売っていました。ガラケーの場合、そこまでシビアに電池の管理を行なっていたわけでもなさそうでしたが、それでも互換電池の品質は一定ではなく、外れを引いてしまった場合には充電中に電池パックが膨らんで爆発するような最悪の結果も考えられます。

その当時と比べると遥かにスマホ内部は高性能になっているので、安いからと言って粗悪な互換電池を使用することで、爆発はしなくても、データが飛んでしまうとか、メーカー保証のない電池パックを使ったことによる故障について、メーカーの保証が受けられなくなるのではないか? というような、ユーザーにとっても不具合が出てくるのではないかというような指摘がありました。

これはもちろんその通りで、今後大手ネット通販上でわけのわからないiPhoneの交換用バッテリーパック(今後交換可能な電池パックを使う形のスマホが出てきたらという前提での話になります)を使って何かあっても自己責任になる可能性があります。個人的に思うことは、互換の安い電池パックを使う場合には今後メーカー保証が受けられなくなることを理解した人が使うようにした方が良いと思います。

ただ、インクジェットプリンタに安いインクカートリッジが利用され、工作機械の世界における標準仕様とも言って良い、マキタの工具や掃除機用のバッテリーにも互換バッテリーが存在していることを考えると、こうした流れを止めることはできず、使っている人は自己責任ということを十分理解した上で、互換バッテリーの中でも比較的安心して使えるもの(多少純正より性能は落ちても普通に使える互換バッテリーでないと、商売として成り立たないので互換でも使い方によっては全て駄目ということもないと私は思います)がそれでも出てくるだろうと思います。そうしたバッテリーを中古のスマホ(基本的にメーカー保証を求めない)で使うというのなら有りのような気もするのです。

とにかく、今のスマホというのは頻繁に回線を大手キャリアをまたいで変更しないと安く買えなくなっています。それなりに高性能で、動画編集もできるノートパソコンより高いスマホなどいくらもあります。しかしスマホの寿命というのは物によってはパソコンより短く、しばらく事故なく使っていても買い換えを余儀なくされます。今後も同じように一定期間で高額なスマホを買い換えて行けるのかということを考えると、安くスマホを使うための手段として、互換バッテリーの別買いというのも選択肢の中にあっても良いのではないでしょうか。

今後、もし今売られているスマホのバッテリーが内蔵ではなく交換式に変わっていくのならば、発売から日が経っているもののまだ十分使えるようなスマホがあった場合、安く本体が買えれば、互換バッテリーとセットにして使うこともあるかも知れません。

スマホの電源管理の中には、電池の寿命を伸ばすためにあえて満充電させず最大85%になったところで充電をストップする機能が付いているものもありますが、これだとずっとACアダプターにスマホをつなぎっ放しにしていても、電池が膨らんでしまう恐れは少なくなると思います。純正バッテリーでもずっとアダプターにつないでいたら電池が膨らんできてしまって使えなくなった事も経験していますので、交換可能なバッテリーが普通になることで、多くのスマホにそうした機能が当り前に付き、安全に使えるような流れになってくれれば嬉しいのですが。


日頃の運転をしている中で道路の選択から「アンダーパス」を意識することの大切さ

台風は過ぎ去りましたが、不安定な天気の中、ゲリラ豪雨のように集中的に多くの雨が降るような事が日本全国で起きています。先日の雨でもそうだったのですが、車がアンダーパスに降りた際、水の中に入ってしまい立ち往生してしまう状況が多くテレビに映し出されていました。普通に考えると、なぜわざわざ車が水没する可能性のある場所に入り込んでしまうのかと思ってしまうのですが、これは使い慣れた道を走っていると、天候に関係なく目的地に向けて「いつもの道」を選択してしまうというところもあるのかも知れません。

ちなみに、私の住んでいる地域の場合、東海道を挟んで南北を往来する場合、線路が高架になっていれば問題ないのですが、線路をくぐるような形で作られている道も普段は使っています。大雨の場合、すぐにはアンダーパスが水没することはないでしょうが、自分がその道に入る前からかなりの雨が降っていて、次第に水が出てしまうような状況でその道に向かった場合、水が溜まった道路に突っ込んでしまう可能性は0ではありません。

また、往来の激しいところだと、最初は全くそんなことはなかったものの、多くの車がたまってしまった中に入り込んでしまうと、前後を車にはさまれた状態でだんだんと水位が上がってきて逃げられなくなってしまうということも十分に考えられます。

元々低い土地で冠水しても、すぐには水位は上がらないかも知れませんが、下がっていて水がたまってしまうアンダーパスが冠水したら、一気に水かさが増し、高さによっては車ごと水没するにも時間はかからないかも知れません。それだけ危険なのにも関わらず、雨さえ降らなければ普通に通ることができるので、普段からあまり意識することはないかも知れませんが、毎日運転されている方であればなおさら、運転時の意識を変えることが大事ではないかと思います。

普段の雨であればそう神経質になることもないかも知れませんが、ワイパーを最大にしてもなおかつ前が見にくいような強い雨になってしまった場合、たとえ近くて便利な道であってもアンダーパスの場所や、そちらに向かう道路には入らず、遠回りをしても安全なルートを通るように日頃から意識することが、自分の車だけでなく命をも守ることにつながるのではないかと思います。

ちなみに、JAFのテストでは水深60cmの場合、セダンタイプの車では中からドアを開けるのに通常の5倍の力が必要になり、ミニバンでは大人の男性の力でもドアを開けられなかったという結果が出ているそうです。

最近のアンダーパスには水深の深さの違いについて白線などで「見える化」しているところもあります。ここまで書いてすでにアンダーパスに水がたまっている状態で突っ込むような人はいないと思いますが、車を水に浸すとエンジンや電気系統がやられ、もはや車を廃車にするしかないくらいのダメージを負わせてしまう可能性があるので、もし車で出掛けようとした時にすでにゲリラ豪雨級の雨になっていたら、車で出掛けること自体を止めることを考えつつ、どうしても行かなければいけない際には低くて水が出そうな場所や、アンダーパスのある場所は避けられるようなルートを最初に設定してから出るようにしたいものです。

最後に、そうしたルート設定の助けになるように国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」へのリンクを紹介します。過去に紹介した「重ねるハザードマップ」および、地域のハザードマップにリンクが貼られていますので、目的別に検索して危険な場所を認識した上で利用してみて下さい。

https://disaportal.gsi.go.jp/


マスコミがガソリン節約の方法をレクチャーする前に伝えていくべきことは

このブログでは直接的にはおしていないものの、「節約」に関する内容について色々書いています。これは、個人の限られた収入だけであれもこれも贅沢に生活するというのは難しいので、多少コストを抑えることで他の方に予算を使えるようにと色々考えた内容を紹介するとともに、自分の生活に活かすことを目的にしています。ただ、その場合には、できるだけそれまでの使い勝手を損なわないやり方を模索しています。そうしないとどうしてもネガティブな考え方に向かってしまうのではないかと思うからです。

最近、ガソリン代の値上りが過去と比べてもかなり高くなっていて、今年中に自宅の近くのスタンドでもレギュラーガソリンの1リッター当たりの価格が200円を超えてしまうのでは? という勢いになっています。今まで、政府の補助が入っていたものがしだいになくなってきたからだと言うことですが、同じように電気やガスの補助も無くなってしまったら生活そのものをエネルギー消費に向けざるを得なくなる以上、そのために生活自体が困窮するというケースも出てくるのではないかと心配になります。

そんな状況の中、マスコミ(ネットニュース含む)報道で見る機会があったのが、「自動車の運転の仕方でガソリン消費が減る」などという、個人ブログやユーチューブなどで発信されるべき情報を大手マスコミがコーナーを作って行なっているのですが、確かに個人的な努力が必要だと思う反面、単に節約だけを多くの人たちに紹介するだけで良いのか? という疑問も湧いてきます。

現在の日本には、一定のガソリン価格より値上がりした場合にガソリン税を引き下げてガソリンの価格安定を目指す「トリガー条項」があります。これはレギュラーガソリンの価格が1リッター160円を3ヶ月連続で超えた場合に上限25.1円分(ガソリン税の暫定徴収分)の税金を適用しないというものでしたが、東日本大震災の影響でその復興財源を確保するという事で凍結されたまま現在に至っています。

本来マスコミは、個人でいくら叫んでも変わらない政策に付いて物申すことで、社会的に訴えるような事をもっとやってもらっても良いのではないでしょうか。個人的にはトリガー条項に関わらず、現在のガソリン税の暫定税率分の徴収を止め、本体にのみ掛けないで各種税金との合計にかけている消費税を、ガソリン本体価格のみに掛けるようにするだけで、相当価格を下げることはできるでしょう。

暫定はあくまで暫定であり、それが訂正されることなく今まで続いていること自体がおかしいわけですし、販売価格のうちかなりの割合になっているガソリンに掛ける税金(ガソリン本体+ガソリン関連の税金)にも消費税を課すということも、やはりおかしいわけで、今の状況を正当化するなら、まずそうした矛盾を解消してから改めてガソリンに関する税金のあり方に付いて広く議論をすれば良いと私は思います。

ただ、今まで色々なところで同じような意見が上がっても全く政府は動かなかったわけですので、せめてマスコミはこうしたガソリン節約のためのノウハウを伝える前に、今のガソリン価格の仕組み自体がおかしいことについてもしっかりアナウンスしてから、節約のためのノウハウについての情報を流すべきではないかと思うのです。

電気自動車を使われている方もいると思いますが、今のお盆の大渋滞を伴う列島大移動をする車全てが電気自動車になった場合、途中でバッテリーが切れた場合どうなるのでしょうか。充電待ちの列とそれだけの充電をこなす施設(広い敷地)が整わないうちはとても電気自動車を主流にするのは難しいと個人的には思います。あとは電車のように高速道路を走行しながら電気を供給するような設備を作れば充電のための渋滞もなくなるでしょうが、そんな道路を作るためには果たしていくらかかるのか。そのために今の高いガソリン税や自動車関連税を取っているというのなら納得もできるのですが。


当り前に動いていたものが動かなくなる時代に私たちはどのような心持ちでいれば良いのか

昨日は、高知の方でかなりの雨が降ったということですが、現地の方々は大丈夫だったでしょうか。私の住む静岡では前の日に相当雨が降ったおかげで東海道新幹線および在来線(東海道本線)が運転をストップし、そのため日本の大動脈である真剣線全体で大きな遅れや運休が相次ぎました。

台風が日本海の方から北海道へと進路を向けたことで、北海道にも台風の影響が出ることは心配になりますが、少なくとも東京と博多を結ぶ、東海道新幹線と山陽新幹線についての運転についての障害は無くなったと考える人がほとんどだったでしょう。

自宅からは新幹線の高架が見えるので、朝には新幹線が普通に動いているのを確認してこれで前の日に東京・名古屋・新大阪の各駅で待っていた人たちもようやく動けたのかと思っていたら、何と昨日中もずっとダイヤの乱れは続き、その影響は終日続くというニュースを見た時、事前に運行情報を確認することと、代替ルートがあるならそちらも考えるなど、臨機応変に交通機関を変えるというような事も必要かなと改めて思いました。

例えば、もはや天候の影響はなく、道路の通行止がないような状況であれば、今回の事で前日に思わぬ事があって新幹線が数珠つなぎのようになって動かすことのできない状況が新幹線にはあることを知った上て、新幹線を利用するのを止め、高速バスに切り替えるという方法にも可能性を見い出せます。さらに迂回をするように東海道ではなく北陸新幹線を使うとか、格安航空の便がゲットできるなら飛行機の可能性に賭けてみるとか、何か道は残されているのではないかと思うわけです。

私自身も旅先でトラブルに遭遇したことはありますが、昔と違って今はスマホを使って各種乗り物のチケットを取得することができたりしますので、最後まで諦めないで、新幹線が動かなければそのまま待つという選択肢以外にも何か可能性はないか、例えば現在地から目的地までの代替交通機関の空きがなくても、途中からならチケットが取れる場合には、そこまで在来線を使うとか、短い距離であればタクシーを使うとか、特に天候や道路状況に影響がないなら、目的地まで行くためのあらゆる可能性を探ってみましょう。

また、駅や列車の運行状況については公式発表のものだけでなく、旧ツイッター(X)や、各経路検索アプリに付いている場合もある「口コミ」機能を利用しての情報収集もおすすめです。これは自分が身動きが取れなくなってしまった場合に、他の人に対しての情報提供をすることも考えつつ、同じように交通機関を利用している人からの情報発信を利用させていただくことで、公式な情報発表の前に、今後の運転状況(運転再開の見込みはあるのか、あるとしたらどのくらい後になるのか)ということについて類推するためにはとても重要な事だと思います。

といっても、考えることは皆似てくるので、どうしても当日移動できる交通手段が見付からずにその場で夜を明かさなければならなくなることもあるでしょう。個人的にはどうにも進めなくなってしまった場合、留まる場所を決めた後、昔はそこから宿に電話をして泊まれるか問い合わせをしたものですが、今ではビジネスホテルはスマホから予約できますし、一人で単に時間を過ごすだけなら、翌日に帰ると腹をくくれば、個室のネットカフェを事前にスマホで予約して滑り込めば、少なくとも金銭的な負担は軽減できます。

ネットカフェの多くはフリードリンクで出入りも自由なので、食事は最悪コンビニ弁当でも何とかなりますし、特にインターネットを使って今後の動き方についてスマホの電池消耗の事を考えたり、携帯電波のつながりも気にせずに調べることができるので、まだネットカフェを使ったことのない方も、とりあえず大手のネットカフェが提供しているアプリをダウンロードし会員登録しておくことで、いざという時に備えるというパターンもあります。

こうしたトラブルに備えるには、まずは自分の行動範囲の中で、常に同じ交通手段・ルートを使うのではなく、他の交通機関やルートを使ってみることも必要かなと思います。さらに、遠回りになってもたどり着ける手段を考えながらその過程を楽しめる旅的な要素も入れた移動というのもやっても良いのかも知れません。もちろん、実際に行かなくてもネット経由でいくらでもシミュレーションすることは可能ですので、様々な可能性を生むルートを調べてみるのも面白いのではないでしょうか。


車に乗るならロードサービスについての予備知識とJAFの存在くらいは知っておかないと大変な事になる

車に乗っていてパンクして、インターネット上から検索して一番上に出ていた業者にロードサービスを依頼したところ、現地から修理工場にレッカー移動し、修理を行なった料金として18万円を請求されたという事例がニュースになっていました。その方は初めてのトラブルだったのか気が動転してしまって、とにかくスマホで調べた業者に電話して来てもらったことで、いわゆるあこぎな業者に当たってしまったということなのですが、パンクだけでなく車のトラブルで道路上で止まってしまうというような事が起こると、業者の言うがままになるというのは仕方のない部分はあります。

だとしたら、安心して任せられる業者にお願いするというのがまずは第一なのですが、過去に私も同じように長距離運転をする中で起こしたパンクトラブルに遭遇した事があるので、自分の経験と合わせて、事前に何を準備して、何について知っておいた方が良いのかをここで改めて紹介してみたいと思います。

まず、車のパンクについて今の車には昔の車ならほとんど付いていたスペアタイヤの設定がありません。少し前にはカタログにスペアタイヤが載っていて、車の中にスペアタイヤ収納のスペースがあったのですが、今の車にはカタログを見てもそうしたオプションが無い車がほとんどです。その代わりとして空気注入口からパンク修理剤の入ったボンベを注入する形での「パンク修理キット」が付いているのですが、個人的な意見にはなりますが、このセットを使うことはおすすめできません。

というのも、修理剤で穴をふさげる場合というのは限られており、一旦パンク修理剤で応急措置をしてから改めて本格修理をする場合、ベトベトになったタイヤの内側をきれいに清掃してから修理をすることになるため、通常のタイヤ屋さんで修理する場合はもちろんですが、修理剤でうまく走れなかったので、最初に出てきたようなアコギな業者に修理を依頼してしまったら、さらに作業料を追加請求されてしまうでしょう。その場合、18万どころか20万は確実に超えるくらいの負担を、パンク修理剤を使ったことによって発生させてしまうことになってしまうのです。

個人的には、市内走行ぐらいでは必要ないものの、長距離を走るために出掛ける時には、自分の車に合ったスペアタイヤをリサイクル品でも構わないので用意しておき、出掛ける時に車に乗せて出掛けるのが一番安くトラブル対応ができる方法だと思います。私がパンクトラブルになった時(前輪がパンク)、幸いスペアタイアのある車だったので、タイヤ交換をして自宅まで自走することができました。ただ、タイヤ交換をするといっても大変で、前輪のパンクの場合は安全に走るためにスペアタイヤは後輪に付けるため、いったん後輪の正常なタイヤをパンクした前輪に付け替える必要があります。パンクでパニックになっている時にこうしたことまで考えが及ばないと思うので、車にスペアタイヤやジャッキが搭載されてあってもやはりロードサービスを利用することが大事になります。

その際、いかにして悪徳と思われる業者を排除するかということになりますが、パンク修理だけでなく車の故障に見舞われた場合の連絡先について2つ覚えておきたいことがあります。その前にまず、車に乗っているならほとんどの人が自動車保険(任意保険)に入っていると思いますが、自動車保険の保険証券や、ウェブ上の保険の内容の中に「ロードサービス」が入っているかをまずは確認してみましょう。ネット保険の場合は、少しでも保険料を安くするために、ロードサービスを外すことができるようになっている場合もあるので、もし保証内容にロードサービスが入っていないことを見付けた場合には、この機会に改めてロードサービスの特約を付けるようにしておきたいものです。

そうして、ロードサービスを付ければ、車の事故の時だけでなく故障やパンクの時にも保険会社に電話すれば、保険会社経由でロードサービスを受けることができます。修理の実費については支払う場合もありますが、簡単な作業を伴う基本料や一定の距離までのレッカー移動であれば、追加料金なくロードサービスを受けることができます。保険会社のサービスの中には、当日帰宅できないくらいの故障で現地に車を置いていく場合の代替交通費やホテル宿泊代も負担してくれる内容も含まれている場合もありますので、改めて自分の入っている自動車保険の内容をチェックしてみると良いと思います。いざという時にはやみくもにロードサービスをネットで調べるのではなく、自分の入っている保険会社を検索し、事故・修理対応のフリーダイヤルを見付けて電話するのが正しい処置の方法だということをまずは頭に入れておきましょう。

また、自動車保険に入っていなかったり、入っていてもロードサービスの特約を外したままだったということが保険会社に電話してわかったような場合もあるかも知れません。そうなったら、さらに絶望的な感情に襲われるかも知れませんが、そこまで悲観することはありません。日本国内で最大手のロードサービスを展開している「JAF(ジャフ)」について調べ、電話することで対応は可能です。JAFのサービスは誰でも受けられるものの、年間4,000円の会費を払って会員になっているかいないかでロードサービスに対する料金がかなり違ってきます。と書くと、それならJAFの非会員価格より安そうな普通のロードサービスを探した方が良いのではないか? と思う方もいるかも知れませんが、あこぎな業者に当たって18万請求されることに比べたらJAFを使った方が良いのではないかと思います。

各作業の料金については以下のサイトから調べることができます。現場で入会することも可能ですが、その場合は次回の救援から会員料金が適用になるということです。また、事故や故障を起こしその後にスマホからクレジットカードを使って会員申し込み、会費支払いを完了していても仮会員証をネットからダウンロードし、専用アプリで仮会員証を使えるようになるのは翌日の午前0時以降になるということです。JAFの場合は会員になれば、自動車だけでなくバイクでのロードサービスを受けることもできるようになるので、私は毎年4千円の出費については肯定的に捉えています。先述の保険会社のサービスでロードサービスを受けられる場合にも、先に保険会社にJAFの会員であることを連絡して伝え、ロードサービスの業者にJAFを指定することで、補償内容の拡大が受けられます。以下のリンクにも記載がありますが、その内容は保険会社によってちがうので、改めて自分の保険ではどうなっているのか、確認することをおすすめします。

https://jaf.or.jp/common/about-road-service/estimate-costs

車の事故や故障というのは、普通に整備していればそれほど頻繁に発生するものではないので、いざ起こしてしまうとどうしても気が動転してしまうと思います。実際にそうしたトラブルの際にどうして良いかわからなくてパニックになりかけたような経験をされている方であれば、車内に保険会社のフリーダイヤルの番号を書いた紙を貼っておくといったような事前準備もやっておいた方がいいかも知れないですね。ともあれ、まずは冷静になって行動することを心掛ければ自分からあこぎな業者に近づくような事も防げるのではないでしょうか。


災害の時ほどつながることへの需要が高いということに通信業者は心して欲しい

当初、2023年の台風7号は東海から関東に直撃するのではないか? ということが言われていたため、丸一日家から出られなくても何とか3食いただけるように買い物および水の用意をし、かなり緊張感を持って台風の進路を見ていたのですが、本当に台風の進路を予測することは難しいということなのか、台風は紀伊半島から明石に再上陸という形で関西方面を通っていってしまいました。

テレビで見ていると、相当深刻な被害が出ている地域もあるようです。皆さん事前に避難準備および対策をしてきたとは思いますが、台風が通り過ぎたり直撃していなくても雨雲や竜巻が発生するなど、日本列島の広範囲で被害が出る可能性もあります。完全に災害の心配が無くなるまでは油断をしないでお過ごし下さい。

そんな中、ニュースを見ていてちょっと目を疑ってしまったのが、この台風の中でNTTドコモの通信障害(5G)が起こっていたということです。ドコモについては通常時でもパケ詰まりが地域によって発生しているという事は広く知られていますが、災害で避難した場合、頼みの綱となるのがスマホを経由した電話(音声通話)やSNS、メール、ウェブ検索などのネット通信であることは過去の多くの災害時に活用されたことでも皆さんおわかりでしょう。

今まで、アクセスが集中することで特定のエリアに電話がかかりずらくなるということはありましたが、ネット接続そのものができないということになると、切羽詰まった状態でSOSのサインもスマホから出せないということになってしまいます。果たして今回のドコモの障害によって連絡ができなくなった罹災者に悲惨な事が起こっているかはわかりませんが、今後の現地からの報告で、そうした事例が出てきた場合、もし災害時に特定のキャリアに大きなトラブルが起こって通信ができなくなった場合の責任について、通信業者は深刻に考えていただきたいです。障害が起こるのは仕方のない面があるものの、例えば同じSIMでも、他のキャリアの通信網を使えるように、いざという時にキャリアの方でできるならして欲しいところです。

災害となると、何の情報もない中で、頼りがスマホからの情報だけという場合が災害時には多くなると思います。テレビやラジオが情報源としてあっても、たまたまドコモの通信障害のニュースを見たり聞いたりしないと、ネットにつながらず電話もできないのは災害のためなのか、自分のスマホが調子が悪くなってしまったのかとか、いらぬ心配が長く続くということになってしまいます。

そういう事もあるので、私自身は一つのキャリアに依存せず、他のキャリアと回線を複数利用しながらそうした事態に備えているのですが、キャリアや行政にすぐ期待できない場合には、特に現在ドコモ本家やMVNOのドコモ回線を使っていらっしゃる方は、月額利用料のかからないau系のpovo2.0を新たに契約するとか、自分でできる災害や回線障害を回避するために複数回線の利用も視野に入れてみても良いのかも知れません。


ゴミを出さない社会を目指すと言いながら容器を捨てるビジネスモデルが通用し続けるのはおかしくないか

現在私は、大容量のインクタンクを持つプリンターを使っています。このプリンターの場合、一本のインクボトルで印刷できる枚数が桁違いに多く、インクのランニングコストが著しく安くなりました。

以前は、「高級ワインより高い」とまで言われたインクとインクカートリッジの販売方法というのは、日本メーカーのプリンタでも、そのメーカーが海外で売る機種には大容量ボトルを付けられるモデルがあるのに、日本では僅かなインクしか入っていないカートリッジを使うモデルのみを販売するような、消費者側から言わせてもらうと実にあこぎではないか? と思われるような売り方をしていました。ただ、どこから筋目が変わったのかはわかりませんが、高容量のインクボトルを使ったモデルが出てきたので、以前のように年賀状の時だけ使って何も使わないうちにカートリッジの中でインクが固まってしまうようなこともなく、割と自由に印刷できるのは良いことだろうと思っています。

今回は、昨年あたりから専用ボトルもできた「炭酸」についての話をさせていただきたいと思います。世の中ではペットボトルを購入して炭酸飲料を飲んでいる方も、この暑さの中かなり多いと思います。この間、職場の清掃の方が集めたペットボトルのゴミがものすごい量に膨れ上がっているのを見て、改めてこの社会はなぜペットボトルを無くす方向に向かえないのか? ということを感じてしまいました。

私自身は水筒を持って出掛けることで、外で極力ペットボトルを購入して飲むことはしていないのですが、そんな中でそうしたやり方にそぐわないのが「炭酸飲料」であることはおわかりかと思います。大き目のペットボトルから炭酸泉用のボトルに移して持って行ったとしても、どうしてもペットボトルのゴミは出てしまいます。

ペットボトルを買わないで炭酸飲料を手に入れるには、家庭用に「ソーダストリーム」という炭酸飲料を作る道具がありますが、実は私もこれの購入を検討したのですが、今も購入せずにいます。なぜかというと、炭酸飲料を作るために本体以外に必要なのは、中に炭酸ガスの入った小型ボンベになるのですが、このボンベは使い切るとソーダストリーム本社に送らなければならないのだそうで、通常のゴミには出せないようです。ボンベの価格も決して安くなく、それなら格安で売られている炭酸水をペットボトルで購入して使った方がコストも良いしゴミとしても出せるので便利になるという皮肉的な結論が見えてしまっているので、思い切り炭酸を楽しむにはどうすれば良いのか、色々と考えてしまうのですね。

そんな中、メーカー保証外の使い方になるとは思うのですが、一般的な二酸化炭素を充填したガスボンベとソーダストリームを接続するアダプターなるものが海外では売っているらしいのです。私が見たのはかなり無骨な溶接用と思われる巨大なボンベとソーダストリームをつないで、そこから充填することで、純正を使うよりもかなり安いだけでなく、巨大なボンベは再充填可能なので、専用業者に二酸化炭素ガスを充填してもらえる環境が整えば、かなり無茶に毎日炭酸水を作り続けられることができるということが実際にできてしまっているのです。

こうした話はキャンプ用のガスでもありました。厳冬期でなければ、安いカセットガスの中のガスを使い切ったOD缶に充てんし、コストを下げてキャンプ用のガスストーブをメーカー保証外になりますが使っていた方もいたのではないでしょうか。

ソーダストリームにしてもキャンプ用ガスにしても、初期費用はそこそこ高くても、きちんとメンテナンスをすれば長期間の使用に耐えうるボンベにガスを充填しながら使うことが当り前になっていけば、キャンプ用のガスも使い終わってゴミにはならず、ソーダストリームに大型の充填可能な純正ボンベセットがエントリーされれば、それこそ家からペットボトルを一掃し、炭酸専用のボトルにソーダストリームで作った炭酸水を入れて毎日持っていっても、ペットボトルよりも低コストで使うことができるようになるのではないでしょうか。

本当は企業の方からこうした提案がされてこそ、ゴミ減少の社会へとつながると思うのですが、最初に書いたプリンタのビジネスモデルが変わってきたように、ソーダストリームについてもそうした流れになってくれれば個人的には嬉しいのですが。


千円台でスマホ充電用の10,000mAh以上の容量があるモバイルバッテリーが売っていたら買っておいた方が良いか?

今週に入り、いよいよ2023年の台風7号が日本に近づいてくることになりました。大雨になるとBS放送は見られなくなりますが、他の情報入手は何とかできるものの、怖いのが自宅周辺が停電になってしまうことではないでしょうか。

私の停電対策は、過去に購入したポータプル電源を用意しておき、明かりやスマホの充電でなく扇風機を動かしたり、携帯電話の電波が止まっていなければインターネットをパソコンから使うことも想定していますが、さすがに災害の恐れが出てきた時に高額なポータブル電源を購入するというのはて痛い出費になりますので、今すぐにということではおすすめしません。

改めて大切だと思うのは、日ごろ災害用品についてチェックを行ない、価格が安い時に買っておくことだろうと思います。私の場合はポータブル電源を価格が下がっている時に購入しましたが、ここでは今ではなく次に来るであろう大きな災害による停電に備えての話をさせていただきたいと思います。

大手通販のセールを定期的に見ていると、たまにではありますがモバイルバッテリーが安く売り出されることがあります。どこのメーカーかわからないものは購入すると危険な面もありますが、国内メーカーや国外でも多くの人に買われているメーカーのモバイルバッテリーで、容量が10,000mAhくらいのものが、1,500円以下になっている時があるので、特にアマゾンでそうした安売り品が出てきた時には、「サクラチェッカー」という、アマゾンの購入における判断の補助になるようなサイトにその商品のURLを打ち込み、公平なレビューでなく販売元から報酬をもらって悪い事を書かないようなレビューがほとんどと思われる出品物を排除した上で購入しています。以前にもこのサイトについては紹介しましたが、ここで改めてサイトへのリンクを貼らせていただきます。

https://sakura-checker.jp

モバイルバッテリーの場合、スマホを使っている人であればバッテリー自体をもACアダプター経由で簡単に充電できると思いますし、単体で数回スマホを充電できるくらいのバッテリーを複数持っていると、単にスマホの充電以外にも色々と使えます。それは、以前紹介した100円ショップのセリアに置いてあるUSB端子に直接差すだけで光るライトユニットだったり、同じくダイソーで売られているUSB端子につないで風を起こす扇風機だったりします。複数のバッテリーが用意されていれば、一つはスマホ充電用に使うにしても、他のものは明かり専用、扇風機として使用ということもできます。

すでに複数のモバイルバッテリーを持っている場合には、他の防災用品を使うために必要になる単三や単四充電池を充電するための充電器およびエネループなどのニッケル水素電池をセットで用意しておくと良いでしょう。私が現在使っているのは、パナソニックのエネループ純正の充電器であるBQ-CC87L(BQ−CC87急速充電器とUSB接続のライトとのセットでエネループ本体は別売りです)と、現在お使いの単三および単四電池使用の機器に必要な分のエネループをセットで用意しておくと、停電時でも役に立ちます。

というのも、この充電器はモバイルバッテリーに接続してもエネループを充電できるので、複数のモバイルバッテリーを充電して用意しておけば、日頃全く使っていないラジオや懐中電灯を充電して使うことが可能になるのです。現在の日本の電力事情は、災害復旧の面についてはそこまで遅くはないので、心配であればいざという時に使えるモバイルバッテリーを増やしていくことで、安心度は増します。ですから、通販の価格調査サイトなどで格安のモバイルバッテリーを見付けたら、上記サクラチェッカーのようなサイトを利用して、それなりの品質の製品を事前に買うようにすることで、それ自体が災害対策になるというわけです。

今回のように事前に来ることがわかっている台風のような災害を想定する場合には、事前に持っている全てのバッテリーを充電して待つことができますし、いきなりやってくる災害でも、普段使いするモバイルバッテリーを一つに固定せず、日によって持って行くバッテリーを変えていくことで、どのバッテリーもそれなりに充電された状態でいざという時に使うことができるようになると思います。

以前は、例えばマキタの充電式掃除機を使っている場合、マキタのバッテリーをモバイルバッテリー化するアダプタを用意しておけば、日々使うものだけにいざという時には掃除機のバッテリーをそのままスマホ充電など色々な事に使えるという事を紹介しましたが、マキタの充電池は純製だとバッテリーもアダプターも高いので、それなら充電器が共通で使え、2千円しない金額でそこそこの容量のモバイルバッテリーを複数用意できるなら、そちらの方がコストも安く、いざという時に頼りになります。

私自身、モバイルバッテリーの安売り情報が出たら条件反射のように購入していて、確かに懐への影響は少ないものの、モバイルバッテリーばかり増えて大丈夫なのか? と不安になったこともありましたが、台風で長期停電ということになれば、バッテリー容量が残ったモバイルバッテリーはどれだけあっても困りませんし、情報を仕入れたら今後も購入するつもりでいます。
今回の台風にはちょっと役に立たないかも知れない話ではありましたが、やはり買えるならセールで良いものを安く買うことも大切だと思います。これから本格的に台風が日本に近づくので、皆様も十分に気を付けてお過ごし下さい。


情報源はネットだけに偏るとお得な情報を漏らすこともあるかも知れない

スマホがもはや当り前に持つことが普通になり、状況によっては持たないと利便性のある生活ができないくらいまでのところになっている中で、情報の入手先がインターネット経由のスマホからほとんど入手する方が増えているというのは、もはや仕方がないような気がします。テレビ離れという状況がそもそもネットへの移行ということでしょうし、新聞からの情報は意義があるとは思いますが、購読料の値上げということだけでなく、そのままにしておくとどんどん新聞紙がたまっていくことになります。

新聞の記事をそのまま配信するようなサイトもある中、主なニュースを見るだけならネットのこまめなチェックだけでも何とかなると思った人は新聞の購読を止めることにもなります。もちろん、新聞社独自のネットワークを使った特集記事など、新聞でなければ読めないものもあるので、今でも新聞の有益性というものの否定はしませんが、最近は新聞に限らず何でも値上げの波が押し寄せ、食べる物は必ずかかるのでその分ネットで代用できる新聞を止めたり、テレビだとNHKを解約してチューナーレスのスピーカー付きモニターでネットからの動画配信・ネットテレビからの情報を入手すれば良いと考える方も出てきています。

私の場合は新聞購読は現在止めていて、どうしても読みたい記事がある場合には近くの図書館で保存されている新聞を読みに出たり、必要に応じてコピーを取ることで、新聞購読をせずに済ませていますが、テレビは解約することなくBS放送まで受信契約をしています。

というわけで、私の場合かなりの割合でネットからの情報に頼ってしまうことがあるのですが、ネットで知る前にテレビでの情報を活用することもあります。昨日、たまたまテレビをながら見していたら、全国チェーンの飲食店がお盆に一部商品の値引きサービスを行なうコマーシャルが流れていました。普通、お盆の飲食店といえば「お盆特別メニュー」のようなお品書き変更が行なわれ、いつもより高くなるようなケースも以前にはありましたが、逆にお盆だからお得になるというのは、やはり利用したくなります。

ただ、テレビのながら見をして得た情報なので、最初にはどのチェーン店かぐらいしかわからなかったのですが、そこは店名でネット検索を掛けると、そのキャンペーンの内容を確認することができました。そのチェーン店は専用のスマホアプリを持たないので、他のチェーン店と違いアプリに登録しておくとスマホにお得な情報があった時にスマホに直接通知してくれるような事がないので、どこかでこうしたお得情報を入手する必要があります。今回はたまたまテレビコマーシャルに目が留まったわけです。

このような情報は先にネット上でたまたま見付かることもあるのですが、状況によっては目に入らずに逃してしまうところもやはり多いのだろうと思います。今回はたまたまテレビCMで得た情報をきっかけにして、この休み中には有難い昼食を安上がりにできましたが、それ以外にも店頭のポップなどを見て後からネット検索をするとか、どこかで見付けたキーワードをネットを使って確実なものにするような、ネットと他のものを複合的に使うことを心掛けると、よりこれからの生活がやりやすくなります。

そういう意味では、スマホをネット接続用にだけ使うのではなく、気が付いたものを撮影して保存しておき情報用ソースにするか、直接画像検索に掛けるとか、自分の目に入ったものを記録する道具としてもさらに活用していきたいと思っています。


テロに巻き込まれる危険は全国いたるところにあることを地元で起きた事故報道によって改めて知る

昨日、私の住む静岡市にある静岡駅から近い繁華街の歩行者天国において、車が逆走するような形で歩行者のいる道路に侵入してきて、複数の怪我人が出たというニュースが有りました。実は、その時刻、事故現場となったところからそれほど離れていないところで友人たちと会っていたのですが、タイミング的に事故が起きた時には室内にいたものの、何かの拍子でタイミングがずれていたら、運悪くその道を通っていたかも知れないという状況でした。

報道によると、事故を起こした運転手は意図的に歩行者の集まる車が通行禁止の場所に突っ込んだということで、本当に被害がけが人だけで済んだことは不幸中の幸いでしたが、これはまさしく思想性のない「テロ」に間違いなく、こんなことが日本の地方都市でも起こるんだということを改めて自分の中でかみしめています。

車自体を自爆させるような形で大きな被害を出したり、アクセルを踏みまくって通ろうとするような人は、全国どの街でも今後出てくる可能性があります。そうでなくてもこれからビアガーデンなどでお酒を飲みに繁華街に出る方もいると思います。千鳥足になるまで飲んでしまった場合、普通に走っている車との事故も心配になりますが、今回の場合はそうではなく、車が入ってくることは考えられない状況で車が入ってくるわけで、命を守るためにはこうした運転手の犠牲にならないような注意は、もはや人の集まるところであれば常に心配しなければならない状況になってきたのだということを再認識させてくれます。

一般的に、歩道であっても道路を歩く時には安全が必ずしも確保されているわけではないので、それなりに注意をしながら移動することが必要であると改めて思いました。さすがに車が突っ込んでくるというのはそこまで頻繁に起きたら困りますが、無謀運転する自転車、特に電動自転車はそれなれにスピードが簡単に出てしまうので、そうした自転車にも注意すべきです。今後はさらに電動キックボードを歩道で乗る人も増えてくると思いますので、故意ではなくても歩いていて大きな怪我をする危険のある事故に巻き込まれるケースも色々と出てくるのではないでしょうか。

今回のように、意図的に突っ込まれるとなかなか避けるのは大変だと思いますが、周囲に全く気を付けないで歩くことのないよう、今後のお出掛けには十分注意していただきたいと思います。