千円台でスマホ充電用の10,000mAh以上の容量があるモバイルバッテリーが売っていたら買っておいた方が良いか?

今週に入り、いよいよ2023年の台風7号が日本に近づいてくることになりました。大雨になるとBS放送は見られなくなりますが、他の情報入手は何とかできるものの、怖いのが自宅周辺が停電になってしまうことではないでしょうか。

私の停電対策は、過去に購入したポータプル電源を用意しておき、明かりやスマホの充電でなく扇風機を動かしたり、携帯電話の電波が止まっていなければインターネットをパソコンから使うことも想定していますが、さすがに災害の恐れが出てきた時に高額なポータブル電源を購入するというのはて痛い出費になりますので、今すぐにということではおすすめしません。

改めて大切だと思うのは、日ごろ災害用品についてチェックを行ない、価格が安い時に買っておくことだろうと思います。私の場合はポータブル電源を価格が下がっている時に購入しましたが、ここでは今ではなく次に来るであろう大きな災害による停電に備えての話をさせていただきたいと思います。

大手通販のセールを定期的に見ていると、たまにではありますがモバイルバッテリーが安く売り出されることがあります。どこのメーカーかわからないものは購入すると危険な面もありますが、国内メーカーや国外でも多くの人に買われているメーカーのモバイルバッテリーで、容量が10,000mAhくらいのものが、1,500円以下になっている時があるので、特にアマゾンでそうした安売り品が出てきた時には、「サクラチェッカー」という、アマゾンの購入における判断の補助になるようなサイトにその商品のURLを打ち込み、公平なレビューでなく販売元から報酬をもらって悪い事を書かないようなレビューがほとんどと思われる出品物を排除した上で購入しています。以前にもこのサイトについては紹介しましたが、ここで改めてサイトへのリンクを貼らせていただきます。

https://sakura-checker.jp

モバイルバッテリーの場合、スマホを使っている人であればバッテリー自体をもACアダプター経由で簡単に充電できると思いますし、単体で数回スマホを充電できるくらいのバッテリーを複数持っていると、単にスマホの充電以外にも色々と使えます。それは、以前紹介した100円ショップのセリアに置いてあるUSB端子に直接差すだけで光るライトユニットだったり、同じくダイソーで売られているUSB端子につないで風を起こす扇風機だったりします。複数のバッテリーが用意されていれば、一つはスマホ充電用に使うにしても、他のものは明かり専用、扇風機として使用ということもできます。

すでに複数のモバイルバッテリーを持っている場合には、他の防災用品を使うために必要になる単三や単四充電池を充電するための充電器およびエネループなどのニッケル水素電池をセットで用意しておくと良いでしょう。私が現在使っているのは、パナソニックのエネループ純正の充電器であるBQ-CC87L(BQ−CC87急速充電器とUSB接続のライトとのセットでエネループ本体は別売りです)と、現在お使いの単三および単四電池使用の機器に必要な分のエネループをセットで用意しておくと、停電時でも役に立ちます。

というのも、この充電器はモバイルバッテリーに接続してもエネループを充電できるので、複数のモバイルバッテリーを充電して用意しておけば、日頃全く使っていないラジオや懐中電灯を充電して使うことが可能になるのです。現在の日本の電力事情は、災害復旧の面についてはそこまで遅くはないので、心配であればいざという時に使えるモバイルバッテリーを増やしていくことで、安心度は増します。ですから、通販の価格調査サイトなどで格安のモバイルバッテリーを見付けたら、上記サクラチェッカーのようなサイトを利用して、それなりの品質の製品を事前に買うようにすることで、それ自体が災害対策になるというわけです。

今回のように事前に来ることがわかっている台風のような災害を想定する場合には、事前に持っている全てのバッテリーを充電して待つことができますし、いきなりやってくる災害でも、普段使いするモバイルバッテリーを一つに固定せず、日によって持って行くバッテリーを変えていくことで、どのバッテリーもそれなりに充電された状態でいざという時に使うことができるようになると思います。

以前は、例えばマキタの充電式掃除機を使っている場合、マキタのバッテリーをモバイルバッテリー化するアダプタを用意しておけば、日々使うものだけにいざという時には掃除機のバッテリーをそのままスマホ充電など色々な事に使えるという事を紹介しましたが、マキタの充電池は純製だとバッテリーもアダプターも高いので、それなら充電器が共通で使え、2千円しない金額でそこそこの容量のモバイルバッテリーを複数用意できるなら、そちらの方がコストも安く、いざという時に頼りになります。

私自身、モバイルバッテリーの安売り情報が出たら条件反射のように購入していて、確かに懐への影響は少ないものの、モバイルバッテリーばかり増えて大丈夫なのか? と不安になったこともありましたが、台風で長期停電ということになれば、バッテリー容量が残ったモバイルバッテリーはどれだけあっても困りませんし、情報を仕入れたら今後も購入するつもりでいます。
今回の台風にはちょっと役に立たないかも知れない話ではありましたが、やはり買えるならセールで良いものを安く買うことも大切だと思います。これから本格的に台風が日本に近づくので、皆様も十分に気を付けてお過ごし下さい。


カテゴリー: 防災グッズ | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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