月別アーカイブ: 2023年8月

アマゾンプライム会費がついに値上げを発表年間千円月間100円の値上げについてどう考えるか

世の中のありとあらゆるものが値上りする中、アマゾンプライム会員の年会費も上がることが発表されました。2023年8月24日から値上げが適用されますが、すでに会員になっている人の場合には2023年9月24日からの支払いにおいて新しい料金が適用になります。この値上げをきっかけに月払いを年払いに変更する場合には、8月24日より前に変更しないと新料金が適用になるとのことです。

その料金は、年会費が4,900円→5,900円に、月会費が500円→600円となります。個人的には仕方がないくらいの値上り幅なので、しばらくはそのまま続けるつもりですが、現在月会費を払っている場合には月ごとの負担を軽減する技があります。というか、私が使っているのは電力会社のアマゾンプライム会員プランなのですが、この仕組みは月ごとに年会費を12等分してその分余分に電気料金を払うという形になっています。つまり、年会費の金額を分割で払っているということになるので、現在アマゾンと直接月会費を払う契約をされている方は、毎月の支払いでアマゾンプライムの年会費を払うような、アマゾンプライムプランがあるような他のサービスと組み合わせることによって、月々の支払いを500円弱にすることができます。

年会費をそのまま払っている方については単純に値上げではありますが、年間5,900円というのは果たして続ける価値があるものなのか、冷静に考えるべきでしょう。基本的には非会員だと2,000円以上買い物をしないと送料無料にならないのですが、ここで過去のアマゾンの買い物で、2,000円以下の買い物をこの一年間でどのくらいしているのかということを確認してみることが大切になります。ちなみに、私の2022年の買い物のうち、2,000円未満の買い物は30回以上行なっていることがわかりました。1,980円の商品もあり、またとんでもなく通常価格から安くなった品物があり、例えば通常時は余裕で2,000円オーバーの商品がまさかの千円以下で買えてしまったりした時もあるので、私の場合は買い物だけで30回以上2千円以下のものを買っています。

ちなみに、非プライム会員が2千円未満のものを購入した場合の送料は、離島を除く本州・四国だと410円、北海道・九州・沖縄・離島だと450円となるので、私の場合余裕で買い物だけでアマゾンプライムの年会費分は元を取っているということになります。この方式で毎年計算していき、送料を自弁した方がお得なくらいアマゾンからの買い物を利用しなくなったら離脱も考えて良いだろうと思います。

あと、アマゾンプライム会員の特典として、プライムビデオ・プライムミュージック・キンドルなどをお得に使えるということがあります。全く買い物をしない場合、こうしたエンタメ系のサービスを比べて、年払いなら月額500円、月払いなら月額600円以下でアマゾンの提供するものよりも自分にとって有利なエンタメ系のサブスクサービスがあれば、いったんアマゾンから乗り換えることも検討すべきでしょう。ただこの会費は送料無料とも関係しているので、特にセールで1,980円なんてものをよく買っているという方は、まだまだ値上げしても続けて入る意味はあるのではないかというのが私自身の感想になります。

しかし、今後さらにアマゾンが会費を上げてきた場合には、無駄使いを防止する意味でも、ネットショッピングとの付き合い方を見直す方向で考えるのも有りかも知れません。そもそも、先日のブログで書いたように、送料無料が当り前という状況も変わってくる可能性もある中で、アマゾンがこの仕組みをいつまで続けられるのか? という問題もあります。この点については今後いきなり変わる可能性もあるので、どういう形で変わるかを予想しながら、その時に借えたいと個人的には思っています。


ネットショッピングで購入するサイトを選ぶ決め手は今後きちんとした対応をする業者との連携になるのでは

少し前に案内をいただいていた、この夏に古い友人達と集まるための会合のお誘いが往復はがきで来ていたのですが、ぎりぎりまで当日の予定が立たなかったことから返送するのが本当にぎりぎりになってしまいました。

普通の郵便物については、それまで日曜日の配達はお休みだったものの、隣県であっても投函した翌日に届くこともあったものの、現在はそうした翌日配達が良くなっただけでなく、土日には配達はお休みなったことで、例えば金曜の夜に投函した場合、恐らく週半ばくらいまで到着までの時間がかかってしまいます。今回はそうしたことを見越して、土日にかからないように返信をしましたが、この辺を出す方も良く知っておかないと、相手の指定した期日までに返事が届かないことにもなってしまいます。

まあ、どうしようもなくなったら幹事さんの携帯番号は知っているので、先日導入したばかりのデスクトップ版Rakuten Linkアプリを使ってパソコン上から相手の電話番号に直接着信するショートメールを出すという最終手段はあるのですが、何事もぎりぎりにすることはせず、余裕を持って物事に当たりたいものです。

ただ、急に必要になって今後物を送るような場合にも注意が必要になってくるでしょう。個人用の荷物全般において、2024年に配送ドライバーの労働条件が変わることにより、今までは翌日配達が当り前だった宅配便の到着日数が伸びる可能性があります。

先日このブログにも書きました台風6号対策のインスタント食品送付についても、物販サイトでは当日の14時までに注文をすれば当日発送(倉庫から宅配業者へ)ということで、安心して注文したのですが、注文したのが土曜日で、荷物追跡で見たところ、同じ土曜日夜には通販サイトの近くの東京から発送がなされていたものの、その後日月火と注文番号から荷物問い合わせをしても、荷物は東京から動いておらず(表示的に)、東京~九州だったので翌々日の月曜日には着くのでは? と相手にメールしていたことも有り、かなり焦りました。

実際にはその翌日の火曜日の夕方には相手のところに到着していたのですが、これは相手のお宅に配達してから表示が変わったような形になっていて、これでは経過中継の意味がないのではないかと思ったりしました。別に私は何が何でも早く届いて欲しいと思っているのではなく、宅配業者が目安として示している配達までの期間(今回の場合は荷物を出してから翌々日中)に届かないのであれば、不安になって調べる荷物追跡のページを、きちんと更新して欲しいと今回ほど思ったことはありません。

というのも、今回の荷物はお中元的なものではあるものの、注文しようと思ったのは沖縄に台風が停滞していて、台風が九州方面に動きを変えると言われていたからなのです。もし、台風が一気に速度を上げていたら、届くのがぎりぎりになってしまったと思うので、その時に相手から「いつ届くのですか?」と問われた時にきちんと返せるような情報が欲しいというのが正直なところです。

まあ、そうそう急ぎの荷物なるものはあるわけではないのですが、いつも日時を守ってきちんと届いているものが、届かないとなると気になります。中には中の人たちのミスでとんでもない場所に回ってしまったりとか、中味が破損してしまって送り直しとか、何の連絡もないとどうしてもそのような悪い方向に考えてしまうような所もあるので、流通各社は中の人の労働問題で大変なところもあることは承知の上で、せめて電話などせずネットから荷物の経過を見る人に向けての状況更新くらいはきちんとやって欲しいと願います。

私自身色々なネット通販を使ってみて思うのは、きちんと日時の指定ができる業者(名前も公表)なら送料がかかるものの、そうした指定もできず業者も来てみないとわからない場合は送料が安いというように、配送のサービスにも違いを用意することで、注文主がどちらか選べるようなところには好感を持ちます。すぐに使わないし、日時の指定をしなくても受け取れるなら送料を節約し、きちんとどこの業者が来るかわかった上で対応したい場合には送料を払うというのなら、私はそうしたサービスが必要な場合にはその分を上乗せして払います。有名な業者でネットの荷物追跡がずっと入力されないような事があれば、その特定の業者を配送に使っているところから買うのを控えることもできます。

これまで、送料無料であることを基準に買うサイトを決めるということをしてきましたが、今後はそんな単純なパターンがうまく回らないところも出てくるのではないかと思います。まずは注文時に細かな指定ができたり、特定の業者を指名することができるかといった事も考えながら注文するような形になってくるのかな? という気もします。まだ、宅配サービスが2024年題によってどのように実務の状況が変わるのかというのはわからないので、それまでは心を広く持って現場の方々に対応していくべきではないかと今は考えています。


モバイルバッテリーに接続可能なUSB接続の手持ち扇風機は手元でON・OFFできるスイッチを別購入して使うと便利

100円ショップのダイソーでは、複数の値付けの商品がありますが、在庫が残ってしまった(?)商品などでは200円商品を110円に価格改定して売るような事があります。キャンプ用品でというと、ダイソーのメスティン用の網の中で、中型および大型の網について現在は値下げされて売られていると思います。普通のメスティンおよびラージメスティン用の網としては、蒸し料理にも使えて便利ですので、見付けたら購入を検討するのも良いかもです。

今回は同じように値下げされていた手持ちで使える扇風機の中で、商品名「USB差込型ファン」というパソコンやモバイルバッテリーのUSB-Aタイプの差込口に差して使えるファンが110円で売っていたので購入してきました。

ピンクで、しかもかわいいキャラクターが付いたものしか残っていなかったので、かなり使うには勇気が必要なのかなと思ったのですが、色はともかくキャラクターの部分だけでなく羽の部分も取り外しが可能になっていたので、分解しての持ち運びが可能です。私はケースに分解した状態で入れて持ち歩くことにより、破損のリスクを軽減しながらもいざという時にモバイルバッテリーと組み合わせて使うことにしました。

このタイプのものは物理的に羽が壊れたらアウトですが、運搬時の破損リスクを軽減できたことで、個人的にはかなり使えるものになったような気がします。当然ながらこのファンは本体に電源を持たないので電池関連のトラブルとは皆無で、いざという時には使わないモバイルバッテリーの有効活用にもなります。日常持ち歩くバッグの底に忍ばせて、同じようにダイソーで購入した折りたたみ式のうちわと一緒に持ち歩き、状況に応じて使い分けたいと思っているのですが、一つ不便なことがあります。

それは、このタイプのファンが値下げになったこととも関係していると思うのですが、本体自体にスイッチがない単純構造のため、ファンを回したい時にはモバイルバッテリーに差し、止める時にはモバイルバッテリーから抜かなければ止まらないということです。これだと手元にスイッチがある普通のUSB扇風機と比べると明らかに使い勝手は悪くなってしまいます。

ただ、こうしたUSB端子に差して使うグッズとモバイルバッテリーの間に装着することで、手元でスイッチのON・OFFができる@スイッチがあります。これはLEDライトをモバイルバッテリーに差して使う時にも紹介しましたが、このスイッチを間に付けると手元でファンの回転をコントロールすることができるようになります。

個人的にはこのスイッチ自体を100円ショップで扱って欲しいと思うのですが、私はAmazonで380円で購入しました。使い勝手については過去にライトを付けて紹介したリンクを貼っておきます。

モバイルバッテリーを利用したUSB接続ライトを作るための具体的な方法

このスイッチを購入した時にはまさかミニ扇風機を作るために役立つとは思っていませんでしたが、十分な性能の出なくなったモバイルバッテリーを使うようにすれば、それほど容量はなくてもワンポイント的に涼むことができるので、かなりおすすめです。最初に紹介した「USB差込型ファン」も徐々に在庫が切れているような感じですので、興味があり、さらにUSB接続の小型USBライトを懐中電灯代わりに使っているような方は、同時にこのファンも用意しておくと複数の用途にモバイルバッテリーが使えて便利になると思います。


ワークマンからのお知らせで知った「スクエア真空ハイブレッドコンテナ」発売中止の報について

少し前に、ワークマンのキャンプグッズブランドで登場することが予告されてきた、真空断熱水筒と同じ方式で保温・保冷性能が高いということで発売を待っていた「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」について新たな展開がやってきました。すでに丸型のコンテナは店頭で販売されており、人気商品となっていますが、丸形ということで意外と物が入らないというのが不満で購入は見送っていたのですが、四角タイプの商品だと保冷剤を入れても色々入りそうで、それなりに小さいのに性能が高いなら買いだと思っていたスクエアタイプに期待していました。

昨日届いたメールによると、商品そのものが発売を断念され、発売自体が中止になるということでした。自分が思うには、想定外の円高で海外生産を依頼していた相手との交渉が決裂したのではないかと思ったりします。現在の状況で新たな業者と話し合ったとしても、当初の予定価格からかなりかけはなれた売値になることが考えられるので、ワークマンの方でもこのような結論に達したのではないかと思われるのですが、個人的にはそれなりに小さいもので保冷が効くクーラーボックスは憧れだったので今回の発表は残念ではあります。

ただ、キャンプや車中泊での食材の保冷用の商品というのは、単なるクーラーボックスではなく3電源(ACコンセント・DCシガーアダプター・付属電池)で冷蔵および冷凍まで行なえるポータブル冷蔵冷凍庫の方に向かっているというところもあります。日常的な買い物であれば、クーラーボックスというよりも中がアルミの保冷バッグでも十分で、車にポータブル冷蔵冷凍庫をセットしておき、その中で冷やしたり、長期旅行の場合でも保冷剤を凍らせることを冷凍庫で行ない、別にハード系のクーラーボックスを持って行った方が良いですし、その場合安いクーラーボックスでも保冷剤を頻繁に変えれば、安いクーラーボックスでも十分使えるということになるでしょう。

今回の事で思うのは、思い立ったら早く企画を進めるようにして、従来の丸型と早いうちから併売させるくらい早く商品化を進められれば良かったのだろうと思います。ただ、様々な要因でそうした事ができなったというのは個人的には残念で、できればこのコンテナを使ってみたかったです。

個人的には、もはやワークマンの丸形のものは自分の使い方ではそれほど便利には使えないような気がするので、その代わりに真空パネル6面でも3万円くらいで40Lのクーラーボックスがアイリスオーヤマから出ているので、そちらの購入を検討します。あえてポータブル冷蔵冷凍庫を購入するよりも、物として壊れる心配のない、電気を使わず恐らくワークマンのスクエアコンテナと比べても保冷能力が桁違いに高いクーラーボックスがあれば、停電時に冷蔵庫の中のものを避難させるのにも都合が良いので、私は購入に考えていた資金の上のせをして、次シーズンにでも高性能のクーラーボックスを購入して、本格的な災害対策用に使うことも考えています。

今回のブログは決してワークマンの姿勢を否定するものではありません。個人の希望に沿った商品を出しても、全く一般には売らない可能性もある中、利益を出すためには十分な検討が必要な場合もあり、もしコスト的に合わなくなってしまうのであれば、今回の決定は勇気ある撤退として受け取れつつ、今後の魅力的な商品の発売に期待したいと思います。


新しいものを買う前から考えておきたい物を使い終わった後の処理をどうするのかということ

現在、なかなか大きな不用品が出た場合にそれを処理するには手間がかかります。お金があれば有料でゴミを引き取ってもらうこともできるのですが、私の住む場所では事前に電話連絡して捨てるものの内容を伝え、指定された日に出すというかなりな手間がかかるようになっています。そうしたこともあって、粗大ごみをできるだけ出さないために日々努力はしていたのですが、先日ずっと使っていたやかんが水漏れするようになり、いよいよ買い換えなくてはならなくなったのですが、新しいものを買うのは良いのですが、使えないものをどう処分するのか? 部屋にそのまま置いておくにも邪魔になりますし、たった一つのやかんを捨てるために手間を掛けざるを得ないのか、その辺が色々と面倒です。

こういう場合、ネットで格安の品物を買うよりも、手間なく小物の金属ゴミを回収してもらうには、購入するお店によりますが、新しいやかんを購入する場合、古い(ダメになった)やかんを下取りしてもらうことができるところがあります。これは、フライパンならフライパン、鍋なら鍋というように、同じ種類のものを購入した場合に下取りできるという条件になっているようでした。

今回は、そのお店には買い換えではなく旬の生落花生を一気に茹でるためにアルミの大きな鍋を買うために出掛けた際に、そのお店は日用品全般について下取りのサービスを行なっていることを店頭表示で知ったのです。ただ、いつまでこうしたサービスをやっているかはわからないので、こうした表示があるうちに、さっさと新しいやかんを買って古いものを処分してもらうのが良いようですね。

こういう話は、家電製品を買い換える場合にも色々考えるとこるがあると思います。ネットで最安のものを買うという場合には、下取りではなく有料での引き取りになる場合もあるでしょうし、その金額を考えると、例えば価格表示で一定以下の金額を出すことができないので、あえて今まで使っている製品を下取りに出すことでその下取りした製品を買い取ったといった形での値引きを行なっているジャパネットたかたのような業者から購入した方が良いケースもあるかも知れません。
特にエアコンとか掃除機、テレビや先日は扇風機も下取りがあれば安くするというかつてのカメラのキタムラを彷彿とさせるようなセールをやっていましたが、自宅に設置してもらう場合、下取りをそのまま持って行ってくれること自体がありがたいと言う方もいるのではないでしょうか。

私自身はネットオークションで単体で売れそうなものならそのまま残しますが、さすがに0円にしても売れないものもあります。今後は、新しい大きな物を買う場合には、製品が寿命になってしまったらどうするのかという事について考えながら新しいものを購入することも大事になってくるでしょう。

それは、通常の購入でも新しい製品を買う場合に古い製品を下取りに出すことができるということだったり、旧製品をネットオークションやフリマで売れるだけの需要がある製品だったりするわけですが、品物の仕様によっては公の需要が無くなるケースもあるので、まだニーズがあるうちに壊れていなくても現品を売りに出してしまい新しいものに買い換える選択も必要になるでしょう。

最初に紹介した日用品であるやかんについてはそうした事とは無縁ですが、電化製品やパソコンの場合は、新しい技術が一般化するに従って、あまり古いものは使われなくなってしまうケースもありますので、日頃の情報収集をこなし、日々色んな道具を使いながらその買い換え時期を図るということもこれからの生活の中では大切になってくるでしょう。また、家電やパソコンを処分する際には購入時に家電リサイクル券やPCリサイクル券の保管状態を確認しておくことも大切です。


線状降水帯の出現は予想できなくても台風の進路なら予想できるので台風通過コースにいる友人に救援発送

2023年8月に南西諸島に接近して大きな被害を出した台風6号は、当初沖縄を抜け中国方面に進むと思われていましたが、まさかの逆戻りで沖縄から奄美方面に進んだ後、南九州から北九州~中国地方というように九州から本州方面に動いていくように進路予想されています。台風の通過とともに私の住む東海地方でも大雨が降ることが予想されており、日本列島のかなり広い範囲で交通網が遮断されたり、住宅や堤防など、大きな被害が出る可能性があります。北海道やでも大雨が降っているという情報もあり、現在雨が全く降っていない地域でも大雨や強風の被害が出ることが予想されます。皆様も十分にお気を付け下さい。

外に買い物に行けない場合に備えた食料の備蓄(常温保存できるもの中心)およびカセットコンロや関連用具の用意、停電に備えるための明かりの準備、ラジオの用意やモバイルバッテリーの充電、さらには冷蔵庫が使えなくなった場合に備えて、ありったけの保冷剤を凍らせてクーラーボックスで冷やすための準備などをおすすめします。車を持っている場合はとりあえずガソリンを満タンにし、外に出ても危険でないことを確認してから車の電気を使ってのスマホ充電などができるよう、シガーソケットからUSB出力できるアダプターもあれば同時に用意しておきましょう。

全く予期しない状況で起こる天災と比べて、台風は予報精度の向上により、いつまでが安全で、いつから危険になるかの判断をテレビなどから情報で得ることができるようになっているので、このような事前準備ができるのですが、一つ問題があります。というのも、台風は地域一帯に危険が及ぶので、準備のための物品を揃えようとしても、ちょっとタイミングを逃すと同じように準備したいと思っている人と物の取り合いになってしまうので、買い出しに出掛けても常温で食べられる食料品がどこにもないというような事が起こりがちになります。

私の住む静岡でも、一時期どこのスーパーにも山積みされていたペットボトルの水が大雨で断水になったらかなり範囲を広げてもどのスーパーに行っても手に入らなくなりました。今回の台風でもそのような経験をする人はいるのではないかと思いますので、準備の買い出しはできるだけ早くということを個人的にはおすすめします。

今回の台風について、私のところでは台風直撃による被害はないと思われるので、今回は恐らく台風の通り道になるであろう九州在住の友人に向けて支援物資を早めに送ることにしました。といっても、私自身が出掛けて色々なものを買い込むような事は今回はしませんでした。大きな地震の場合にはできませんが、今回の台風が沖縄や九州を中心に被害の恐れがあるということもあり、東海や関東についてはそこまで支援物資の調達についての不便は起こっていないということもあります。

今回送るのを決めたのは、なかなか自分から買わないもので、台風で長く家から出られない場合でも役に立ちそうなものということで、インスタント食品の中でも食料と容器が一体化している「カップ麺」を中心にしたサマーギフトセットというものが注文可能だったため、そこから友人宅に注文をすることにしました。

果たして現地ではどのようになっているのかはわかりませんが、すでにネットサイトで注文済なので、恐らく現地が台風の影響を受ける前には届くだろうと思います。運良く台風が逸れた場合でも、一応非常食やおやつとして、家に買い置きがない場合に食べることもできますし、いわゆる賞味期限間近の安売りのものでもないので、いつかは役に立つのではないかと思います。

今回は水にしようか食料にしようか迷ったのですが、水の場合は大量に発注すると重くなるので、乾燥しているので軽く、しまっておくにも便利だという理由でカップ麺ギフトにしたのですが、ネットショッピングの場合には思い立った時にすぐ送れますし、普通の荷物の場合、出荷日の翌日には届くので安心感があります。

こうした方法は台風の動きが遅いからこそ使えるものではありますが、状況に応じて流通が普通に使えるならネットを利用して直接注文してしまうというのは悪くない選択ではないかと自分でも思っています。

ちなみに、これは以前にも書きましたが東日本大震災の際には日本の宅配便は全て利用不可の時期が長かったですが、その中でバイクで配達され日本中に配達網がある、郵便局の「レターパックプラス」が一番早く被災地への配達を始めました。仙台で被災したものの自宅に避難している友人と連絡を取り、必要なものをメールで聞いてレターパックの中に詰め込めるだけ詰め込んで、まだ現地で買えないものを中心に送りましたが、今回の災害についても状況によって現地での荷物の引き受け自体ができなくなるなど(私が注文した時には沖縄および南九州地方の一部への発送は中止されていました)、状況は刻一刻と変化しますので、送る場合にもそうした状況について情報を収集することが大切です。


現在感じているストレスの原因が日常使っている道具や契約にあるなら思い切って変えるのが良いか?

暑い時に暑くて不快な話をすると、さらに暑く感じてしまうかも知れません。ただ、自宅でパソコンを使ってブログなどを書いていると、ここのところの暑さが心底体に堪えてしまうような事があったので、まずは特にこれからパソコンを買おうと思っている人に対しての話ということから書かせていただきたいと思います。

現在使っているクロームブックは、CPU性能は低いものの複雑なアプリが入っておらず、基本的にはウェブブラウザ上で作業をするような類のパソコンであるので、ネットさえ繋がっていればアプリの起動時間を待ったり、裏でOSのアップデートやクラウドの同期作業が行なわれていても、そのために作業を待つようなことをしなくても良く、ストレスなく使えています。さらに、先日購入したMiniPCについても、CPUは廉価版のものではありますが、動画エンコードや画像処理などをしないのであれば、十分なCPUパワーを持っているので(インテルのN100)、これもほぼストレスなく使っています。

ただ、今まで使っていた元から中古で購入したWindows10のノートブックや、売り出し価格が安いということで購入したインテルセレロン搭載のノートブックは、やはりそのCPUパワーとメモリが少ないことによって、何もなければ普通に使えるものの、バックグランドでOSのアップデートをやっているような時には明らかにパフォーマンスが落ちます。今まではそうしたパソコンを複数使うことで、どちらかがだめな時には別のものを使うようにしていましたが、安いといっても複数台のパソコンを常にアップデートしながら使うというのは大変です。

前回デスクっトップ用のRakuten Linkをインストールしたことで紹介したタッチパネル付きのモバイルノートが、セレロン搭載の安いものだったので、実はRakuten Linkアプリをインストールするまでが画面が固まってなかなか進まず大変でした。いったん導入してしまえば、外で使う時には出発前にアップデートを済ませるか、勝手に更新しないようにセットしてから持ち出すこともできるのですが、もし何らかの状況で、このモバイルパソコン一台で全ての事をやらなければならなくなったらと考えると、かなり恐しいと感じてしまいます。

もちろん、頻繁にパソコンを買い換えるわけにもいかず、ネットで見て一番安いものくらいしか買えないような状況では、それなりに性能の良いノートパソコン(色々と調べるとやはり最低でも6万から8万円くらいは予算が欲しいところ)が買えない場合もあるかと思います。それでも、私のように格安とは言ってもそもそもウィンドウズと仕組みが違って、ネットショッピングをするとか、文章を書くだけならばどんなに安くてもそれなりにストレスなく使えるChromebookを併用することで状況は変わってきます。

現在の真夏の気候の中において、画面が固まって待たされることは、部屋の気温原因だけでなく不快度が上がることにもつながりかねませんし、特にパソコンでの作業をこれからやっていきたいという場合には、基本スリープで画面を開けば電源がすぐに入り、途中の作業から続きを行なうことのできるChromebookはやはり便利です。私はクラウドを複数使っている中でも、Officeアプリを使うものについてはOne driveを使っているのですが、One driveの中でOfficeアプリをオンラインで利用する場合、オンライン用のMicrosoft Office(One driveを使っていれば無料で使えます)が開き、作業した内容についてはいちいち保存しなくても勝手に更新内容をOne driveに保存してくれるようになっているので、単に入力に意識を集中させていれば大きな失敗にはならないので、その点は便利に使えています。

CPU能力が弱いパソコンでだましだまし使うのも良いですが、最初からウェブブラウザを中心に、オンラインとクラウドで使うとしてしまうと、1万円で売っている安いChromebookでも十分使えることがわかります。そうした使い方に慣れてしまうと、もはやChromebookをメインに使っていて、ウィンドウズでしか動かないソフトを使う時だけノートパソコンを使うようにして、ネットショッピングや普段の作業をChromebookで維続して使うことで、だいぶパソコンが固まってしまう事に対してのストレスが無くなりました。この夏はまだまだ暑くなりそうですし、ハードの制約さえなければすぐに終わるような作業もハードの起動を待って行なっているような方は、少なくとも次に買い換える場合には一番安いものを買うのではなく、それなりのCPUパワーやメモリを積んでいるものを事前に狙って、それが安くなったように買うようにするか、私のように作業を別のハードごとに分けるような工夫が必要な気がします。

おかげで、今年の夏は例年と比べてもそこまでストレスは溜まっていないですし、以前はこうしたブログで書くことが決まっていてもハードが動き出すまでのタイムラグがあってその内容を忘れてしまうといった大きなストレスは無くなったので、多少は生活に余裕ができるようになりました。

まだまだ暑い日が続きますが、そんな中でも自分で何とかできる事については思い切って変えることも必要なのではないかと思います。スマホのデータプランについても、ちょっと見渡せば、今の出費と同じか、それより低い金額でも今より便利に使える組み合わせは当然あります。問題は、そうした良いハードであったり通信プランがあったとしても、面倒くさがって何も変えずにもんもんとしていることだと思います。これからお盆休みに入っていくと思いますが、そうしたお休みの時を利用して、改めて自分の今の生活全般について、変えられることなないのか考えてみるのも良いかも知れませんね。


ついにベータ版が公開になった「Rakuten Link」デスクトップ版のファースト・インプレッション

事前にネットニュースで紹介されていたのですが、これまで出る出ると言われていたもののなかなか出てこなかったネットを使用した通話アプリ「Rakuten Link」デスクトップ版がベータ版ではありますが2023年8月2日にリリースされました。MacはMacOS10.15以上、WindowsはWindows10以上のパソコンで使えるようなアプリになっています。

このアプリは、すでに楽天の回線を使ってスマホ用のRakuten Linkを使っている人が対象になります。パソコンにソフトをインストールして実行すると、まずはセキュリティ関係の警告が出るので、このソフトを使ってセキュリティソフトの設定を変えて通信ができるようにすると、パソコンの画面に大きなQRコードが出現します。

このQRコードを、楽天回線を使っているスマホの方でRakuten Linkアプリの設定から「QRコードを読み取る」で内容を読み取ることによって、スマホと同じ電話番号を使っての通話やメッセージ、留守番電話の設定などが行なえるのですが、一つ条件が有ります。

それは、スマホで使っているWi-Fiと同じWi-Fiをパソコンからも使うことで、私は最初、有線LANにつないだミニPCで設定しようとして失敗しました(パソコンがWi-Fiに接続されていなかったため)。そんなわけで、自宅で使う場合でも、Wi-Fiがセッティングされたノートパソコンの方にインストールするのがおすすめです。

ちなみに、ソフトは複数のパソコンにインストールできますが、パソコンを変えて通話をするためにはその都度QRコードを読み取ることでの認証が必要なようです。私の場合、いったんミニPCで読み込んで失敗してしまったので、改めてノートパソコンにソフトをインストールして、起動する際にはQRコードを読み取ってノートパソコンで使えるようにする中で、以前インストールしたパソコンでは使えなくなるという旨のメッセージが出ました。具体的にノートパソコンを使って通話をするシチュエーションにもよりますが、自宅で使う場合のメインのノートパソコンと、外に持ち出して例えばホテルのWi-Fiに接続して使う場合のモバイルノートに分けて入れておくのも有りという気がします。

通話の方は、私が持っている昔の電話の受話器型イヤホンマイクを使いましたが、光回線での利用だったため、問題なくかけることも受けることもでき、番号通知をパソコンから掛けてもきちんと表示されました。通話品質についてはスマホのRakuten Linkと同じだろうと思いますが、安定しないテザリングなどで行なう場合には、一応注意が必要でしょうが、私の場合は楽天回線のスマホ以外にもう一台テザリング用にスマホを使っているので、やろうと思えばモバイル環境でもデスクトップ版Rakuten Linkは何とか使えるのではないかと思います。ただ、移動中などの場合は普通にスマホから電話を使った方が良いと思いますが。

また、電話がかかってくると、当然ながらスマホでの着信はありますが、パソコン画面にも右下に着信を示す表示が出るので、そこからソフトを起こし、マウスなどを使って電話を受けることも可能です。家の中や外でパソコンを使って仕事をしていて、ずっと画面から目を離さないようにしているなら、スムーズに受けることができるようになるといった感じでした。

ただ、対応のOSはあるにしても、他の作業をやりながら電話を受けるということになると、ある程度CPU性能の高いマシンを使った方が安心でしょう。マシンパワーに心配な点があるハードで使おうとして、電話がかかってきているのにデスクトップの画面が固まるような事になってしまったら大事な電話を逃すことにもなります。これについても、心配なら素直にスマホで受ければ良いわけで、この辺についてはどこまでデスクトップ版を使う意味があるのかという話にもつながってきてしまいます。

ただ、タッチパネル付きのパソコンに入れるなら、それこそ電話のように大きい画面をタッチしながら電話を掛けることができるので、昔の電話風にして使うこともできるので、スマホを使うことが難しい人にRakuten Linkの無料通話で電話してもらうには良いかも知れません。ちなみに、インストールした2in1のウィンドウズマシンに受話器型イヤホンマイクを入れてソフトを走らせ、自由にダイヤルできるようにするとこのようになります。

ただこれだと、プッシュボタンの大きさが小さいのがネックですね。個人的には、プッシュホン的にもう少しダイヤル用の表示を大きくして、画面の半分半分で電話帳とダイヤル表示の画面をカスタマイズできれば、それはそれで面白く、性能の低いウィンドウズノートを電話専用にするなんてことも面白いかなと思います。今後、ベータ版の表記が取れるとどんな形になるのか、今後の進展が楽しみです。そして、ようやくデスクトップ版Rakuten Linkの概要を報告することができて嬉しく思います。


ワイドFM化した手回し発電ラジオ「ECO-5」を常時持出品とする場合に合わせて持ちたいもの

一昨日と昨日は、台風が沖縄に接近したことにより、沖縄ではラジオから情報収集されている方が多かったようですね。私はラジコプレミアムで沖縄のRBCiラジオ(琉球放送)を聞くことがしばしばあるのですが、昨日は那覇市内でも停電しているところが少なくなかったようです。中にはスマホを使ってradikoアプリからラジオを聞いているものの、スマホの電池が切れてくるようなメールも入ったりしている事を番組で聞いていると、日常的に動く時だけでなく、旅行の際にも(沖縄に旅行に行ってホテルが停電しているケースもあったようです)何とかラジオを聞ける環境を持ち運ぶことの大切さを感じざるを得ません。

電気が使えなくてもラジオが聞ける手回し発電ラジオの中でも、スーパーキャパシタを内蔵しているラジオであれば、日常的にはほとんど使う状況がなくても、いざという時に役に立つのでおすすめです。スーパーキャパシタ内蔵の手回しラジオについて、今までは東芝のTY-JKR5を災害対策用として使っていますが、先日それよりひと回り小さく価格も安い太地ホールディングスのECO-5というラジオについて、現在販売されているモデルがワイドFMに対応していることを知りました。

これについては、例えばアマゾンのような大きな通販サイトにあるECO-5の商品写真がワイドFMについての記載がないばかりか、ワイドFMに対応しない旧モデルの写真をそのまま使っているので、果たしてアマゾンで安値のECO-5を購入した場合、ワイドFM対応のものが送られてくるのかどうかわからない状態になっています。今回、アマゾンの売値より安く購入できるサイトを見付け、そのサイトで紹介された写真でFMの周波数が最大90MHzではなく最大108MHzまで受信できる表示になっていることを確認して購入してみました。ここで書いてもしょうがないかも知れませんが、実際にワイドFM対応のECO-5を売るなら、きちんと最新の商品写真に変更し、さらに内容説明にも「ワイドFM」の表記をすべきだろうと思います。この辺は、特にメーカーさんがきちんとサイトをチェックし、問題のあるサイトにきちんと申し立てることが必要なので、その辺を消費者対応ではできないのが歯がゆいですが、もし旧機種の写真を乗せている写真から購入しようと思った場合、購入前に旧機種かワイドFM対応の新機種かの確認をすることをまずはおすすめします。

写真の周波数表示を見てもらえばわかりますが、新たにECO-5がワイドFM対応になったことで、自分の中では常に持ち出すことを考えた場合のベストの手回し発電ラジオはこれ以外にはないと考えます。TY-JKR5や同じ太地ホールディングスから出ている最新のECO-303と比べると、防水対応ではなく、電源も乾電池が使えないといったディメリットもありますが、その分本体は小さくできていますし、イヤホンやUSB-A端子にゴムカバーは付いていないので、取り回しは楽になっています。さらに、サイレン機能も付いていないので、持っていて誤ってスイッチが入ってしまい、いきなりけたたましいサイレンが鳴り出すことに気を付けなくても良いので、常に持ち運ぶラジオとしては十分です。

さらにストラップが付き、もしもの時にはラジオとしてだけでなく懐中電灯のようにも使えます。常に乾電池や充電池の残量を気にしなくても良いので、本当に必要な時だけ使うために持っていてもそれほどバッグの中の容量を圧迫しません。他のライトを併用せず、一応予備の明かりとしてモバイルバッテリーに接続して光るUSBライトを持っていれば、あえて電池を持たなくても何とかなるので、ラジオは使わずにライトとして主に使うのも十分に有りでしょう。

ちなみに、LEDで明るく光るライトを常に持っていると、ナイフと同じように暗闇の中でどこかに忍び込むために持っているのではないかと疑われる可能性があり、極端な話軽犯罪法で捕まる可能性も0ではありません。このラジオが軽犯罪法に定植するのかはわかりませんが、もしECO-5について聞かれた場合、ラジオ聴取やUSB端子を使ってのスマホ充電のために持っていると言えば別にそれ自体を疑われることはないということは確かです。ナイフや単体の懐中電灯については、日常的に持ち歩く目的について説明することは難しい場合もありますので、スマホのライトを明かり代わりにするのと同じ理屈で、ECO-5を持ち歩くのも有りではないか? と個人的には思います。

ただ、手回し発電しか使用する方法はなく、満充電しても容量が少ないので連続してラジオを聞き続けられないというディメリットもあるのですが、そもそももしものために持っているものですから、使う時に手回し発電を行なえば良いと割り切れば、それなりに役に立つのではないかと思うのです。ただし、これは同じような災害対策用手回しラジオ全般について言えるかも知れませんが、ロッドアンテナが短いことで、近くに送信所がない局がよく聞こえない場合があります。そうした局が肝心のコミュニティFM局や、民放AM局のFM同時放送であれば、そのままではECO-5では小さくしか聞こえないという致命的なウィークポイントになってしまいます。

この点については、私の場合、自分で動いてロッドアンテナを窓際のカーテンレールに当てるようにすればかなり大きな音で放送が入るようになるのですが、そうなるとロッドアンテナに付ける補助アンテナがあれば、本体だけでは貧弱なECO-5での受信状況も改善できるのではと思われます。そのための外部アンテナは普通のアンテナ線をつないでも良いのですが、持ち歩いてスマートに使うために、それ用に作られた専用の電線だけがつながれたアンテナを追加購入しました。

写真のものがXHDATAのAN-80という、イヤホン型のアンテナ端子や、ロッドアンテナに直接付けて入感の弱いFMや短波(今回の検証では短波については試していません)の受信状況を良くするための補助アンテナになります。ロッドアンテナが短くて大きく聞こえない放送局に合わせたら、窓のカーテンレールなどにクリップでこのアンテナを固定し、そこから線を伸ばしてロッドアンテナに接続すると、一気に信号が大きくなって安定して聞くことができるようになります。

ただ、元から良く聞こえる放送局については、このアンテナを付けてもそれほど変化はありません。それなりに感度の良いラジオに付けても、あまりこのアンテナの効果を感じることはできないかも知れないので、手持ちのラジオで、本来ならば聞けるはずの放送局が小さくて聞きずらい場合にこそ効果があるので、ロッドアンテナが短く、ラジオ単体では聞くのが難しい放送局がある場合には、セットで持ち歩くことによって、いざという時には十分役に立つのではないかと思います。

今回、こうしたセットを手に入れたタイミングで沖縄を大きな台風が襲うような事になってしまいました。もし、沖縄在住の方や旅行で沖縄を訪れて停電で何もできなかった体験をされた方は、両方手に入れても5千円でお釣りが来るような価格で揃えられますので、地元でも大きな災害時の情報収集用に持っているのも悪くはないと思います。

台風は今後本州の方にもやってくるかも知れませんので、事前に用意できるなら、あえて手回しラジオでなくいつも使っているラジオがあれば、乾電池の用意や充電池の充電などを行なうことによって、ラジオを活用できるようにしっかりと準備することも大切だと思うので、食料品とともにしっかり用意してみてください。


何事も焦って消費行動に走ることはいい結果を生まない~夏の熱い盛りでの保冷剤の入手について

ここのところあまりにも暑く、車での日帰りでのお出掛けも考えていることから、手持ちのクーラーボックスを有効に使って出発時から帰宅くらいまでは冷蔵庫くらいの保冷をさせようと思ったのですが、今の時期みんな考えることは一緒なのでなかなかうまくいかないという感じがしています。

ハードクーラーボックスに入れるべき保冷剤というのは色々種類があるものの、例えば−16℃まで凍るロゴスに代表される保冷剤がありますが、確かに性能は普通の保冷剤よりあるものの、常温から冷やして中味が凍るまで一日以上余裕でかかるので、急に行こうと思った時に夜に冷凍庫に入れても翌朝くらいの時間ではとても役に立ちませんし、常に大きな保冷剤を入れておくには自宅の冷蔵庫の冷凍室は小さすぎるので、私の使い方には合っていません。

ちなみに、私がメインで使っているクーラーボックスは底の部分だけが真空断熱構造になっているもので、車内に置いても底の部分が結露しないという理由で選んだのですが、20リットルの容量があるので、少なくとも保冷剤はその10%以上は入れたいところです。となると合計2000g以上の保冷剤を一気に冷やさなくてはいけなくなります。

保冷剤もその大きさによって色々あるのですが、以前ダイソーで110円で購入したハードタイプの保冷剤500gは凍結時間が6時間とあったので、これをあと3つか4つくらい購入すれば出掛ける前の日に一気に凍らせてそのまま持っていくことができそうです。ただ、帰るまで時間がかかりそうだったらもう少し保冷剤の数(というか総重量)を増やしたいところなので、昨日ダイソーに見に行ったところ、何と500gのハード保冷剤の材庫が無くなっていて、あったのが350gかそれ以下のものばかりでした。

まあ、日常的に使うものでもなく、今年というより来年以降のことも考えながらクーラーボックスに入れるハード保冷剤をそろえていけばいいかと思いましたが、今の状況だと新たに大きいタイプのものが入荷したとしても、すぐ無くなってしまうことでしょう。改めて今どうするかというのではなく、事前にしっかりと考えたことをシーズンオフやシーズン初めに物が入ってきた時に買うようにしないと、予定自体がおかしくなってしまいます。そんなわけですぐにお店を回って探すことは止め、改めて目的の容量のものがどこのお店にも入荷するのを待つことにしました。

実は今の時期、ネットを見ると夏用ではなく冬用の家電がディスカウントして売られているものを見ることがあるのですが、単にこの暑さで頭が回らないと、なぜ今の時期に冬用の家電など買う人がいるのかと思ってしまってそれっきりになってしまいますが、これも昨年の冬に新たな暖房器具の必要性を実感し、欲しい品物の価格を調査している人から見たら、その価格で買いなのかそうではないのかということが、はっきりして必要ならすぐ買うという決断ができていたことでしょう。

私自身、こうしたブログを書く目的は、その時に考えたことを文章として残すことで、次の機会に生かすということにつながって欲しいと思ってという部分もあります。

とりあえず、自宅にはクーラーボックスはありますが、最近はAC・DC・電池の3電源で動くクーラーボックス型の冷蔵庫・冷凍庫が昨今のキャンプブームの訪れとともに多くのメーカーから出ていまして、興味をそそられます。そうした製品は電池やポータブルバッテリーで動くというメリットはあるものの、「持ち運ぶ」という用途によりどうしても故障のリスクから離れられないような気がします。

クーラーボックスとは違いますが、パソコンにおいて、最近はもはやWindowsノートを持ち運ぶのは止め、持ち運ぶのはリモート接続のできる安いクロームブックにして、自宅に置いてあるミニPCをリモート起動させて外からでもWindowsを使うというパターンを作った身から言うと、冷たさを持ち運ぶ場合は、より保冷性能の高いクーラーボックスを新たに導入し、現状ではそのクーラーボックスの温度を保つだけの保冷剤を冷やすことは不可能なので、そのための小型冷凍庫を自宅に用意するというのも有りなのではないかとも思い始めています。

基本的にはそれこそ凍るまで数日かかるかも知れない-16℃の保冷剤を使えるようにもなりますし、自宅の冷凍庫で収まりきれない場合の予備としても使えます。小さなものでもクーラーボックスを十分に冷やせるだけの保冷剤が常に用意できていれば、もし停電した場合には小型冷凍庫の中にある保冷剤を取り出してクーラーボックスに移せば、そのクーラーボックスの性能によって維持できる時間は変わってきますが、冷蔵庫の中味が腐ることを最少限に抑えることもできるかも知れません。

ハードクーラーボックスの最高の品質は、底面だけではなく6面全てが真空断熱パネルになっているタイプのものですが、最近になってアイリスオーヤマから40リットルで55時間、20リットルで40時間冷たさをキープするという6面真空断熱パネルのクーラーボックスが、釣り用のものとくらべて格安に販売が開始されたという話もあるので、行く行くはそうしたものも揃えながら停電対策を行なった方が良いのではないかという気もします。まだ実際に品物を入手したわけではないので、リンクの公開は控えますがそれら一連のものを焦ってすぐに揃えるのではなく、まずは自分が持っているハードクーラーボックスを有効に使うための保冷剤から入手し、そこで不具合がわかってきた時に優先順位を付けて他のものを買い足していくというのが無難でしょう。

今後、もしかしたら全く季節外れの時期にそうしたものの購入報告をするかも知れませんが、多分その時には品物が安く出てきている時だと思うので、これを読んでいただいている方にも役に立てるようにその時には具体的に紹介させていただきたいと思います。