世の中のありとあらゆるものが値上りする中、アマゾンプライム会員の年会費も上がることが発表されました。2023年8月24日から値上げが適用されますが、すでに会員になっている人の場合には2023年9月24日からの支払いにおいて新しい料金が適用になります。この値上げをきっかけに月払いを年払いに変更する場合には、8月24日より前に変更しないと新料金が適用になるとのことです。
その料金は、年会費が4,900円→5,900円に、月会費が500円→600円となります。個人的には仕方がないくらいの値上り幅なので、しばらくはそのまま続けるつもりですが、現在月会費を払っている場合には月ごとの負担を軽減する技があります。というか、私が使っているのは電力会社のアマゾンプライム会員プランなのですが、この仕組みは月ごとに年会費を12等分してその分余分に電気料金を払うという形になっています。つまり、年会費の金額を分割で払っているということになるので、現在アマゾンと直接月会費を払う契約をされている方は、毎月の支払いでアマゾンプライムの年会費を払うような、アマゾンプライムプランがあるような他のサービスと組み合わせることによって、月々の支払いを500円弱にすることができます。
年会費をそのまま払っている方については単純に値上げではありますが、年間5,900円というのは果たして続ける価値があるものなのか、冷静に考えるべきでしょう。基本的には非会員だと2,000円以上買い物をしないと送料無料にならないのですが、ここで過去のアマゾンの買い物で、2,000円以下の買い物をこの一年間でどのくらいしているのかということを確認してみることが大切になります。ちなみに、私の2022年の買い物のうち、2,000円未満の買い物は30回以上行なっていることがわかりました。1,980円の商品もあり、またとんでもなく通常価格から安くなった品物があり、例えば通常時は余裕で2,000円オーバーの商品がまさかの千円以下で買えてしまったりした時もあるので、私の場合は買い物だけで30回以上2千円以下のものを買っています。
ちなみに、非プライム会員が2千円未満のものを購入した場合の送料は、離島を除く本州・四国だと410円、北海道・九州・沖縄・離島だと450円となるので、私の場合余裕で買い物だけでアマゾンプライムの年会費分は元を取っているということになります。この方式で毎年計算していき、送料を自弁した方がお得なくらいアマゾンからの買い物を利用しなくなったら離脱も考えて良いだろうと思います。
あと、アマゾンプライム会員の特典として、プライムビデオ・プライムミュージック・キンドルなどをお得に使えるということがあります。全く買い物をしない場合、こうしたエンタメ系のサービスを比べて、年払いなら月額500円、月払いなら月額600円以下でアマゾンの提供するものよりも自分にとって有利なエンタメ系のサブスクサービスがあれば、いったんアマゾンから乗り換えることも検討すべきでしょう。ただこの会費は送料無料とも関係しているので、特にセールで1,980円なんてものをよく買っているという方は、まだまだ値上げしても続けて入る意味はあるのではないかというのが私自身の感想になります。
しかし、今後さらにアマゾンが会費を上げてきた場合には、無駄使いを防止する意味でも、ネットショッピングとの付き合い方を見直す方向で考えるのも有りかも知れません。そもそも、先日のブログで書いたように、送料無料が当り前という状況も変わってくる可能性もある中で、アマゾンがこの仕組みをいつまで続けられるのか? という問題もあります。この点については今後いきなり変わる可能性もあるので、どういう形で変わるかを予想しながら、その時に借えたいと個人的には思っています。