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「サブスク」は本当にお特なのか?自分の中で何にどこまでお金を掛けるべきなのか冷静に考える

前回紹介した家電量販店「ヤマダ電機」の安心会員はこちらから解約を申し出ない限り、一年に一度4千円あまりが引き落とされる、いわば「サブスク」のサービスなのですが、現在はあらゆるサービスの中に「サブスク」という選択肢がある社会になってきています。

飲食店では一定額を払うことで定期的な物品の提供がされたり、ジムでは月額の支払いで施設を使い放題になったりしていますね。考えてみると、モバイル通信の世界では、改めてサブスクという言い方はしなくても一定額を毎月支払うことで安定したモバイル通信が提供されるので、これもサブスクの一種として考えても良いのかも知れません。

現在私が毎月支払ってサービスを受けているものとしては、アマゾンプライムを始めとしてヤマダ電機の安心会員の他に、JAFの年会費やラジコのプレミアムサービス、そして光通信を含めたネット関連費というのもその中に入るでしょう。現在払っているのは、それなりに毎月かかる費用について適正だと思っていますが、何でもかんでもサブスクにしてしまうのはちょっとどうかと思います。

基本的に、節約をする場合には必要とするものだけを買うようにすれば良いのですが、毎月何にいくらくらい使っているのかをデータ化した場合、必要最低限とした金額と、サブスクの月額がほとんど変わらないという方は積極的に使えば良いと思います。特にモバイル通信の費用というのはそんな感じで加入して使っていて、今よりさらに条件が良いものがあれば、後くされなく新しいサービスに移ることができる(止められる)ものが良いでしょう。

現在、ちょっと加入しようかどうしようか考えているのが、旧Office365の「Microsoft365」です。今まで紹介してきたのは主に月額のサブスクですが、こちらの方は個人向けであるMicrosoft 365 Personalの年間の利用権を購入することで、いつでも最新のオフィスアプリを同時に5台まで使え、インストールできる機器にはスマホ・タブレットを含め制限なし、さらにMicrosoftのクラウドサービスOne Driveが最大1TB利用できて年額14,900円(月額1,241円相当)となっています。

買い切りのオフィスアプリと比べてこれを高いと見る向きもあり、私自身もそういう感じで見ていたことは確かです。また、最新価格が値上げされたように今後もMicrosoftの考えによって値上げが行なわれ、利用コストが上がる事についても納得して使わなければなりません。ただ、モバイル用のPCとして常にネット接続をすることが前提のChromebookを使うようになって、改めてクラウドの存在価値というものを考えるようになりました。そこでキーポイントになるのがMicrosoftのクラウドサービス「One Drive」1TB利用可という事のメリットです。

実は、One DriveでOfficeで作ったファイルをオンラインで使うと、パソコンにMicrosoft Officeがインストールされていなくても、「Office for the Web」というオンラインで使えるOffice環境を利用することができます。どうあがいてもOfficeをインストールできないChromebookでも使えます。当然パッケージアプリと比べると機能制限は付きますが、Word文章をちょっと直したり、Excelで作ったデータに入力するといったことなら問題なくできます。さらに嬉しいのは、Office for the webで入力したデータは、One Drive上で使うとその都度こまめに保存しなくてもその内容が反映されるようになっています。

ちなみに、WindowsパソコンですでにOfficeアプリをインストールしている場合は、ファイルを開く時にFor the Webかアプリかを選択した上で開くことができるようになっています(ウェブブラウザから開く場合)。機能制限版のfor the webでは修正できないような変更をする場合にはパッケージ版も併用できるので、仕事やプライベートなどでOfficeを使っている場合はOne Driveとセットで使うのが便利だし当然使用頻度も多くなります。

このように便利なOne Driveではありますが、無料で使えるOne Driveの容量は5GBと心もとないので、すでにパッケージ版のOfficeを導入している方でも容量の増量は考えたくなるところです。

ちなみにOne Drive単体での利用については容量100GBのMicrosoft365 Basic(こちらはOfficeアプリは利用できません)だと年間2,440円(月額は203円相当)となっています。これだけあれば十分ということであれば、この金額はそれほど高くなく(私が現在契約しているラジコプレミアムの月385円より安い)、今持っている買い切り版のMicrosoft Officeのサポートが切れるまでは使うのも良いかなと思います。

もし、動画や写真など(スマホで撮影したものをアップロードする設定にしていればなおさら)を多く利用し100GBでは足りなくなってくるようであれば、現在使っているOfficeのサポート期限が切れるタイミングで、今後常にOfficeアプリが最新版になるMicrosoft365を購入して使うというのも、あながち悪い選択ではないようか気がします。

これをMicrosoftの囲い込みと言うのかも知れませんが、本来クラウドについてはGoogle Driveを使わせようとしているChromebookでもやはりOne Driveは便利なので、パソコン上でOfficeを使うという人であれば、導入を考えてもいいのではと思います。

ちなみに、Microsoft 365 Personalは直接Microsoftからでなく、ネット通販サイトでも販売されています。売価そのものが定価より安くなっている場合(セール時)もありますし、キャッシュバックキャンペーンも過去にはあったようです。ポイント還元の点からも1年分を購入してから安いと思った時には先に購入して、翌年はその安いもので更新するようなパターンにすれば、多少はサブスクに掛かる費用を安くできます。かなり期間が残っている場合でも、安くなった時に追加の権利を購入すれば、登録した時点からさらに一年間有効期限を伸ばすことができます。

ここでは定価より若干安い「オンラインコード版」へのリンクを貼らせていただきます。私もそうですが、通常価格ではできるだけ買わず、ここからセールでどのくらい安くなるのかという傾向をつかみ、その価格と同じかさらに下がった時が購入のチャンスとなります。一年ごとの更新はめんどくさいですが、細かなチェックを行なうことによってサブスク費用を安くできると思えばそれも良いのではないでしょうか。パソコンやタブレット、スマホを複数持って使い分けている方は、買い切りタイプの製品を使っていると、特にWindowsとMac、AndroidとiOSが混在している環境の方はソフトにかかるコストを考えると、年間ライセンスのみで複数端末で使う方が安く使えるようになりますので、そのような使い方をされている方は改めて導入を考えてみてはいかがでしょうか。


ヤマダ電機の「安心会員」特典のデジタルクーポン化はお財布の中味を軽くするためには有難い変更だった

ネットでの買い物をすることが多いものの、長く使うもので不具合が出た場合においそれと買い換えることができないようなものについては、実店舗での購入が推奨される場合があります。私の場合は今はその電気代の高さに今後どうしようかと考えているものの、今でも問題なく動いているテレビなど大物家電がそれに当たると言えるかも知れません。

大手家電量販店の中でも、私はヤマダ電機の「安心会員」(NewThe安心)にずっと加入しているのですが、年間4千円ちょっとの会費を払っていると、このプランではヤマダで購入したものだけでなく、他社(ネットを含む)で購入したものでも、ヤマダ電機で取り扱っているメーカーの品であれば、購入後からしばらくの間はメーカー保証と同じような保証が受けられます(現在、こちらの安心会員の新規受付は終了していてヤマダ電機で購入した商品に限っての保証が受けられる「ヤマダ安心保証」へとサービスが変わっていますのでご注意下さい)。私の場合かつて、ヤマダ電機で購入していないテレビの部品を、自宅にメーカーのサービスの方に来てもらって2回換えてもらったり、冷蔵庫の部品についても(こちらはヤマダ電機で購入)同じように出張修理をしていただきましたが、その際の修理費の負担はありませんでした。

さらに、新旧プラン問わず会員になると2ヶ月ごと500円ずつ、一年間にわたって現金と同じように店舗で使えるクーポン券が6回(3,000円分)出るのですが、このクーポン券は今まで冊子になったものを切り離して2ヶ月に一回使うような形で郵送されてきたのですが、それがこのたびスマホアプリから呼び出せる電子クーポンに変更になるというメールが来ました。ただこれは任意で、今まで通りの郵送も選べるということですが、このクーポン券は財布の中に入れていると結構邪魔になり、ちょっと出掛けた先でクーポン券を使おうと思っても、常に財布の中に入れていなければ使えないという不便さが何とかならないかと思っていたので、すぐにデジタルクーポンの申込みをしました。

とりあえず、私の場合は今のところ以前の「NewThe安心」の会員として維続できるようなので、2023年の10月から使える形のデジタルクーポンになるようです。安心会員の仕組みは2023年の1月に変わったようで、今から入る方はヤマダ電機で購入する必要はあるものの、現在加入可能な「ヤマダ安心保証」の保証でもメーカーの修理対応の派遣費用や部品代をもしもの時には面倒見てくれるので、修理対象の家電を買う時にはアフターサービスを考えると、悪くない選択だと思います。幸いにして私のところでは最近は大きなトラブルはなく、もし今度テレビが使えなくなったら買い替えになると思いますが、その際はよほど購入価格に開きがなければもしもの時の出張修理をお願いできる特典のある方を選ぶだろうと思います。

ちなみに、修理対象の商品はどちらの保証でも同じで、テレビ・大型マッサージチェア・洗濯機・乾燥機・電子レンジ(オーブルレンジ)が6年間、エアコン・冷蔵庫が9年間の保証になっています(「ヤマダ安心保証」ではテレビと冷蔵庫の大きさにより対象にならないものがあります)。これらのうち大型テレビ・洗濯機・乾燥機・エアコン・冷蔵庫の故障というのは大きくて入れ替えもすぐにできない場合もあるので、すぐ新しいものを買うよりも、出張修理で直せるものならこうした保証に入るのも十分に有りだと思います。

最近は出張修理をお願いする機会はほとんどないこともあり、年会費を支払った分の少しでも取り戻すためにも、電子化されたクーポンを使い忘れることなく、日々のちょっとした買い物に役立てられればと思っています。ただこうなると、ますます日常的にスマホを持ち歩き、その中に多くの機能が入る事になるので落としたり失くさないような注意をする必要が増々出てくるようになるでしょう。

私はネックストラップをして胸ポケットに入れるくらいの小さなサイズのスマホにデータを移行させていますが、外出時には体から離さないように気を付けています。こういう話をするとスマホは便利だなと思いますが、出掛ける時に持って行くのを忘れたり、充電が切れたりしたら何もできなくなってしまう事にもつながるので、その点も十分考えた上での外出を心掛けたいものです。


正直自分が災害に巻き込まれた場合に情報を得るため何を準備するべきなのか

現在のスマホの使われ方を見るにつけ、もはやスマホによる情報収集に慣れ過ぎてしまい、もしスマホが使えなくなった場合にどうすれば良いかということ考えにくくなっているのかも知れません。先日私が目にしたネットニュースでは、日本のスマホからなぜワンセグ搭載が無くなったか? 災害時の情報収集は大丈夫か? というような内容の記事がありました。

確かに災害時にはインターネットがつながらない場合も考えられるので、ガラケーやスマホにワンセグ搭載が無くなったというのは問題があるかも知れません。ただ、日本で一番人気のスマホiPhoneにはワンセグもFMラジオも最初から搭載されていませんし、アンドロイド搭載機からワンセグが消えたのは、それまで日本国内で販売されているスマホが世界の標準外だったものが他の地域並みになったとも言えます。

NHKがワンセグ搭載のスマホを持っていると受信料を徴収するという事をことさらに主張する方もいますが、今やNHKはワンセグ搭載に関係なくネットで同時配信が見られれば徴収する方向であるとも言われていますので、今後はスマホへのワンセグの搭載がそこまで問題になることはないような気もします。

個人的にはスマホの販売価格との関係で、スマホの設計で、ワンセグやラジオ機能を搭載するとコストがかかることからその機能が省略されているのではないかと思うので、今後新しく出てくるスマホでは、まだFMラジオは付くことはあるにしても、ワンセグが付くことは恐らくないと思います。さらに、FMラジオについてもスマホ単体ではラジオを聞くことはできず、現在でも有線のイヤホンを接続する必要があるのです。そう考えるとイヤホンジャックのないiPhoneや一部のAndroidスマホはそのままでは使えませんし、今後充電用の端子も無くなってしまうと、そもそもイヤホンはBluetooth接続のみになってしまうので、FMラジオのアンテナとして使えるものが無くなってしまいます。

それでもまだ、一部の端末に充電用端子は残るでしょうが、変換プラグを使っても充電しながら聞くということはできないのが痛いところです。緊急時に使うためには、簡単に、しかも手持ちのバッテリーで給電しながら使えることが必要ですし、普通ならイヤホンジャックに差せばすぐに使えるものが、変換プラグを途中にはさむことで、普段使わない部品を探す手間もかかりますし、緊急時には間に合わないかも知れません。

まだ今のところは手持ちのスマホのうち、有線イヤホンを使ってFMラジオを使うことができるようになっていますので、スマホといっしょに有線イヤホンは持ち歩き、インターネットが全く使えない場合に備えようと思っていますが、今後のスマホの仕様はどのように変わっていくのか、個人ではコントロールすることはできないので今使っているスマホがお役御免になった後に、スマホでラジオが聞けるようになっているかはわからないというのが正直なところです。

そうなると、やはり話は元に戻るというか、単体のラジオを持ち運ぶという形になることも想定しておいた方が良いのかも知れません。以下のリンクは2016年5月に書いたものですが、多少大きくて重くはなりますがハンドルを回して、充電池と比べると劣化の恐れの少ないキャパシタ(コンデンサ)に電気をためてラジオ(AMおよびワイドFM)が聞け、LEDライトを光らせ、USB端子(Aタイプ)から微弱ながら給電もできる東芝の災害用ラジオ「TY-JKR5」の有用性は現在でも変わらないのではないかと思います。改めて保管しておいたTY-JKR5を出してきて、手回し充電で動くかテストしたところ、購入から7年経ちますが全く問題なくラジオもLEDも使えました。電池で動くワンセグテレビも出てはいますが、手回し発電では連続しての視聴は難しいので、人力発電で何とかできるのは、ラジオを聞きLEDライトを光らせるくらいのもののような気もします。リンク先では当時かなり詳しくまとめてありますので、興味のある方は読んで見て下さい。

東芝充電ラジオ TY-JKR5の研究 その1 外観とその機能について


熱中症の危険のある中であえて外出するよりもネットの生LIVEを利用して多くのコンテンツを楽しむ方が良いか?

ここ数日、東北地方、特に秋田では雨による甚大な被害が出ているようでお見舞い申し上げます。私が実際に出掛けたところでは、黄金崎不老ふ死温泉のところにも水や土砂が押し寄せたようで、今後の大雨が心配になりますし、今後の営業についても相当大変になるのではないかと心配しています。東北以外の地域でも体温を超える気温にまで外の気温が上がっているので、三連休に出掛けて体調を悪くするような事が各地で起こっているのではないかと、こちらも心配になります。

私自身は、さすがにこの状態で外出する気にはなれず、この連休は自宅に籠もっておりました。ただ、連休ということで多くのイベントがあり、個人的には出掛けたかったのですが、体の方と相談してインターネットの配信がされているスポーツイベントをモニターや大画面テレビで映して行った気になって楽しんでいました。

今の時期は高校野球の地方予選が行なわれていますが、以前は地上波テレビで予選の早い段階から生中継されていました。これは、日本のスポーツ中継において夏の甲子園大会が最も早くからラジオ・テレビでの中継を行なっていた名残りだったのではないかと思います。ただ、歴史的に野球が最も古いスポーツ中継で、甲子園大会がそのはしりだと言っても、高校生のスポーツは野球だけではないという批判もあります。選ぶスポーツの違いだけで県大会の1回戦からテレビ中継をするというのは、さすがにフェアではないのでは? と私も思います。

高校野球の地方大会も大詰めになればテレビ中継はあるものの、最初から色んな試合を見たいという場合には基本的には実際に球場に出掛けるしかないというところなのですが、実はネットの世界では現在主な試合については全国の地方大会でライブ中継を実施しています。自宅でも外でもインターネット環境があれば、地元の試合だけでなく全国各地の地方大会の様子をLIVEで見ることができます。私はヤフー系列の「スポーツナビ」から見ているのですが、パソコンの小さな画面ではなく、大型テレビの画面で見たい場合には、ChromebookをHDMIケーブルで接続して大画面テレビで見ると、ほとんど普通にテレビで見ているのと遜色ありません。

当然エアコンを付けっぱなしにして大画面テレビを付ければ電気代はかかるのですが、外出するにもエネルギーは要りますし、移動するためのガソリン代やイベント入場料その他もろもろがかかるわけですから、みんなで楽しむにはこうしたやり方で家で楽しむ事も有りだとは思います。ただ、Chromebookの画面をそのままテレビ画面に映そうとしてケーブルをつないでも、なぜか一面壁紙の初期画面しかテレビには映らない時があります。この現象を解消する方法があります。

Chromebookの「Ctrl」キーを押しながら、上部にある「全画面」キー(上部左から5番目)を押すことで、それまでうまくシンクロしていなかったChromebookの画面がそのままテレビに映し出されるようになります。自宅にいる時だけでなく、外出先のホテルのテレビにChromebookの画面を映すことが簡単にできるようになるので、私のようにChromebookをモバイル環境で使っている方なら覚えておいて損はありません。

高校野球が心底好きな方は、全国の有力校がどのような戦いをしているか気になって実際に遠征する方もいるかも知れませんが、全ての試合ではないものの全国の試合が無料(通信費は別ですが)で自宅にいながらにして見られるので電気代を掛けても自宅から出ない方が良いのではと思います。

Amazon FireStick TVを持っている方は、アプリとしてYouTubeアプリを入れることによって、他の競技についてもYouTubeなどでの生配信が行なわれることも少なくないので、パソコンやChromebookを使わなくてもテレビだけでLIVEを楽しむことができます。次回のパリオリンピックの選考がかかる卓球の国内・国際試合もLIVE配信されているので、スケジュールさえつかめば、テレビのニュースの結果でしか見ることのできない様子も、試合の内容をすべて網羅して見ることができます。YouTubeでは、Jリーグはハイライトしか見られませんが、昨年にはJFL(Jリーグ下部のリーグで上位チームにJ3へ昇格への道もあるリーグ)昇格プレーオフの中継をYouTubeで行なっていました。

その時には元日本代表で現在は沖縄県在住の高原直泰選手兼監督がいる沖縄SVが奇跡的に昇格した試合をアナウンスなどが全くない中継ながら、満喫することができました。沖縄SVは、会社組織として単にスポンサーに依存しない体質を作るため、高原氏が主導し沖縄でコーヒー栽培を行ない、その利益でクラブを運営していくという、全国でもないチャレンジをしながらJリーグ入りを狙っています。今シーズンのJFLでの成績は残念ながら最下位ではありますが、JFLの試合もYouTubeでLIVE配信されているので、コアなサッカーファンの方は自宅に居ながらにしてその様子を楽しむことができます。これらは主に私の興味あるスポーツについての情報ですが、この他にもBSを含むテレビでは放送されないスポーツ中継をネット中継しているところがあるかも知れませんので、探してみるのも良いでしょう。

基本私はAmazon FireStick TVのアプリを使って見られないものについては、パソコン(WindowsかChromebook)の画面で見ているものを大型テレビに映すことにしています。その際必要になるのはテレビと接続するHDMIケーブルおよび、Type-C端子しかないChromebookについては変換ケーブルが必要になります。スマホやタブレットからは単にケーブルで接続しても画面がテレビに出ない仕様の製品が多いので、すでにケーブル接続だけでテレビ出力可能なハードを持っている方以外については、基本的には安いものでもパソコンを使って画面を映す方がコスト的には掛からず、個人的にはおすすめです。


「DiXiM Play Amazon Fire TV版」をチューナー付きテレビにインストールする意味について

私が便利に使っているモバイルモニターは、当初2チューナーが付いた単体のテレビチューナーを使って、省電力でテレビを見るために買ったのですが、HDMIケーブルで接続するとチューナーの近くでしか使うことができず、不便に思っていました。購入したチューナー(IOデータのREC-ON EX-BCTX2という機種)にはパソコンおよび、スマホ・タブレットを使ってワイヤレスでテレビ放送やチューナーにつないだハードディスクに録画した番組を楽しめるアプリが無料で使えるのですが、モバイルモニターにはOSが付いていませんから、そのままでは無線で接続することはできませんでした。

Amazon Fire TV用に専用のアプリはあるのですが、その仕組みはスマホでテレビを見ている映像を同時に映す(キャスト機能)ようなものだったので、アプリ単体でチューナーに無線でアクセスするようなものはメーカーから提供されておらず、それも仕方ないと思ったところに出てきたのが、今回紹介する「DixiM Play」というアプリでした。FireStick TV版もあり、それを使えばテレビ放送および録画しているハードディスクにも無線でアクセスでき、モバイルモニターにFireStick TVを接続すれば、家の中であればどこでもテレビが見られるようになることを知り、速攻で買い切り版を購入して今に至ります。

実は2023年7月17日まで、一連の「DixiM Play」アプリのセールが行なわれていまして、FireStick TV用(Fireタブレット用と間違いやすいので注意しましょう)が買い切りで何と550円(通常価格は1,650円)で売られていました。ただ、移動して使う場合には無線でテレビを見られるようにするのは便利ですが、今使っているもう一つのFireStick TVはアンテナとつながっている大型テレビにつながっているので、あえて別に設置したテレビチューナーから無線で飛ばしてテレビを見るかというと、見ることはないので無駄だと思われました。ただ私の場合テレビを見る以外にも使い方があることに気付き、追加でライセンスを購入しました。これで2本のFireStick TVでDixiM Playが使えるようになったわけです。

なぜ追加で購入したかというと、実は今テレビ本体での録画を止めて録画を外付けチューナーに接続したハードディスクに一本化しようと考えているのですが、そうするとテレビチューナーにつないだ機器から録画番組を見ることはできても、画面の大きなテレビからは録画した番組を見ることが難しくなってしまいます。そんなわけで外付チューナーで録画した番組を見るためには、FireStick TVにDixiM Playを入れて、そこからチューナーにつないだHDDにアクセスさせることが必要だったのですが、DixiM Playセールのおかげでアプリを安く手に入れ、テレビの機能アップを図ることができました。

私が今使っているテレビは本体にハードディスクがあり、2チューナー内蔵のものではあるのですが、本体のどこかがこわれてしまうとそれまで本体内に録画していた番組を見ることは難しくなってしまうリスクがあります。現在はチューナー単体にハードディスクを接続しているので、必要に応じてコピーやムーブすれば、他のテレビでも視聴可能ですし、チューナー単体の故障のリスクも少ないと思います。今後新しいテレビを購入する際には、あえて本体に複数のチューナーが無いものにして、録画は全て単体チューナーで行ない、録画したテレビ番組をテレビで見るためにFireStick TVに入れたDixiM Playで見るようにすれば、消費電力を考えてそれなりに安いテレビにしても十分使える感じがします。無線で自宅内で使うことを前提にすると、単に録画番組を見るためだけにFireStick TVにDixiM Playを入れても、それなりに意義はあるのではないかと思います。

DixiM Playは、しばしばセールが行なわれ、期間限定で安く購入できますので、今回のセールを逃してしまっても、次の機会を待つようにして、使っているハードに合わせたアプリを購入することをおすすめします。今回はたまたまアマゾンのセールの直後にDixiM Playのセールが行なわれたのはラッキーでした。以下のリンクはアフェリエイトとは関係ございませんが、同じものでも通常価格のものとセール価格のものが並列して出ているので、セール時に通常価格のものを買うことや、月額払いではなく買い切りのものにする他、対応するOSがとにかく多いので、Fire TV版を買うつもりでFire タブレット版を間違って買わないように気を付けて下さい。

https://store.dixim.net/


これから夏にかけての電気代を節約しながらも冷房を切らないためにはエアコン以外の節電がカギになる

先日、先月分の電気料金が確定しました。ロシアとウクライナの紛争以降、ガソリンを含む燃料代が高騰し、電気料金も影響を受けています。それでもここまでは政府の補助があったことにより、今年に入ってからはびっくりするほど電気代が伸びてはきていません。

ただ、電気代を安くするために節電のためのグッズを買ったことも大きい気がします。それは、リビングに置いてある大型のプラズマテレビを常に付けたくないため、私一人の時に主に使おうと思って購入したモバイルモニターと単体のチューナーのセットが意外と節電に貢献しているのです。

ちなみに、モバイルモニターはスピーカー付きなので、単体チューナーと接続してテレビを見たりだけではなく、モバイルモニターにAmazon FireStick TVを接続して、ネット上の動画をあえてモバイルモニター上で見ることによって、テレビを付けるよりも大幅に消費電力を抑えられることがわかりました。特にFireStick TVをモバイルモニターに接続する場合、コンセントがつなげない所でも、タブレット用の少し大き目なモバイルバッテリーがあれば動いてしまうので、モバイルバッテリーを充電するだけでも見ることができるわけで、相当電気は食わないことが考えられます。

ちなみにモバイルモニターを購入してから約6ヶ月が経過しました。昨年の電気代と比べ、全体に電気代自体が上がっていることを考えても、6ヶ月トータルで5千円分くらいは電気料金を安くしています。逆に言うとコロナ下でそれだけ自宅でゴロゴロしながらテレビや動画を一昨年は見ていたということになるのでしょうが、今は時間に関係なく、家族が揃わなければテレビを付けず、自分が楽しむだけならモバイルモニターやタブレットでテレビを見るような生活にもはやなじんでしまっています。

ちなみに、モバイルモニターの購入費用は1.5万円と、普通のモニターとしては多少値がはりましたが、バッグに入れてどこへも持って行けるというのは旅にもかさばらずに持って行けるわけで、いい買い物をしたと思っています。現在はモバイルモニターをミニPC用のモニターとしても使ったりしていて、またこのミニPCが電気を食わないものを買っているので、単体チューナーの放送をミニPCに飛ばして作業をしながらテレビを見るというような事もできるようになったことで、一人の時にはますますテレビを付けることが無くなりました。

怖いのがこれからさらに日本列島が暑くなると思えるので、エアコンの電気代がいくらくらいかかるかということになると思いますが、自宅にはサーキュレーターはないものの、これも節電家電とも言えるDCモーターの扇風機は複数あるので、これで風を回し、冷たい風が部屋の中に行き渡るようにして、比較的設定温度は高めで運用しています。といっても、あまり温度を上げると寝苦しくなってしまうので、その加減も大事でしょう。

今のところ、基本27℃自動でエアコンを運転し、冷気が降りてくるところに扇風機を上向きにセットして風を回すことで、エアコンに近いところでは扇風機の風が直接当たるのでしばらく運転していると少し寒いくらいまで夕方から夜の時間だったらもっていくことができます。状況によっては26℃以下に設定温度を下げたり、体が冷えた時には28℃まで設定温度を上げることもあります。夜は扇風機にはタイマーを付けて時間によって止めるものの、エアコンは止めずに朝まで付けっぱなしにしていますが、その方が暑さで起きることも少なくなりました。

むしろ、エアコンとプラズマテレビを同時に使うことで我が家の電気代はかかると思っているので、自分一人だけ早起きしてしまったら、モバイルモニターで自分だけテレビを見るように心掛けています。

基本的には、多少電気代がかかったとしても、暑さを我慢するためにエアコンを止めるという選択は避けることをこの夏は心掛けようと思います。特にリビングとキッチンとの温度差は、朝食・夕食の準備中にはかなり出てきて、それで熱中症にかかってしまう恐れもあります。いざとなったら涼しい部屋に避難できる体勢を整え、エアコンの温度設定はシビアでも決して朝まで止めない事を心掛けながらこの夏を過ごしたいと思っています。

また、休みで一日中自宅にいる場合、涼しくなってから買い物に行くのではなく、暑いうちに車で買い物に出るというのも、自宅エアコンの出力を上げずに済むということもあるので、出掛ける時間と場所にもこだわって、うまく節電ができるように色々と考えてやってみたいと思っています。昨日一日の使用で、電力会社のホームページは今月分の料金予測なるものが出ているのですが、できるだけその予測金額を下回れるようにやっていければ良いのですが。この結果については、また来月にでも報告することができるかも知れません。物の値段も上がる中、家計のコストを下げるためにも多少は気を使いたいものです。


2023年のアマゾンプライムセールで購入したものは結局アマゾンのグッズFireStick TVだった

事前セールから続いていたアマゾンプライムセールが終了しました。夏と冬のボーナス時期を狙って安いものがオールジャンルで出てくるので、物欲を抑えるのも大変ですが、後で振り返ってみて、あえて高値で買う可能性があるような物については、安いうちに購入するというのも十分にありです。

今期は、何せセール直前にアマゾンでなく楽天でミニPCを買ってしまったので、買うにしても最少限の必要性があるものに絞っていたのですが、結局はアマゾンが出している家電関係に落ち着いてしまいました。

今回のセールの注目は、先日このブログで紹介しましたスマートスピーカーのEchoシリーズのスタンダードモデル「Echo Pop」が59%引きで2,480円というのが、まだスマートスピーカーを持っていない人にとってはかなりの狙い目だったと思います。今後同じようなセールがある時には、この価格を基準として、これより高い価格で出た場合は多少待っても良いかなと思えるくらい安かったことは確かでしょう。

私の場合は、数世代前のEcho Dotスピーカー(第三世代)を現在も使っていて、ながら聴きぐらいにしか使っていないのでとりたてて不満はないですし、これもプライムセールでかなりの割引を付けて購入したFireタブレットをEcho Showモードにして使っているので(2つのスピーカーの動作は呼び掛ける名前を変えることで対応しています)、改めて買い足す必然性は感じませんでした。ただ、スマートスピーカーは同じ機種を2つ揃えて使うとステレオスピーカーになるので、今回のEcho Popを2個購入して使うというのも有りかも知れませんが、それぞれに電源が必要になるという事もあり、私はそこまでしてステレオスピーカーを作ろうとは考えませんでした。そんな私が今回のセールで購入したのが、FireTV Stick(4K Max)で、購入金額は3,980円と少々微妙ではあります。

現在、FireTV Stickは4Kでないものを世代違いで2台持っているのですが、一台はモバイルモニターと一緒に持ち歩くことで、旅に持ち出してもスマホテザリングをすれば、モバイルモニターでFireTV Stickの機能を使うことができるようになるのです。ただ、2台あるうちの一台は世代が古いため、アプリの中でも入れて使いたい「NHK+」などインストールできないアプリがあるので、何とかしようと思っていたのでした。

今回購入した4K Maxは、今自宅の大型テレビに付け直し、テレビに付けていた2KのFireTV Stickを持ち出し用にして、古い世代のものは予備に置いておくつもりです。新しいものは自宅のテレビ用にするにあたって、今回のセールから仕様が変わった点があり、それが購入に背中を押された点でもあります。

FireTV Stickのリモコンには基本のボタンだけでなく、特定のアプリを呼び出すことができるボタンが付いているのですが、今回のセールでは「TVer」を呼び出すボタンが追加されました。4つのボタンは「ネットフリックス」「アマゾンプライム」「アベマTV」「TVer」で、それぞれ使えるボタンとして便利に使えるのではないかと思います。

これで、今まではアプリのうち「NHK+」が使えなかったので残念だったのですが、今後は旅先でFireTV Stickを使って、ABEMA・TVer・NHK+からリアルタイム配信の番組を見ることが可能になるので、自宅にTVサーバーを付けていなくても、かなり外での使い勝手はアップすると思います。そして、今後テレビを4Kにしても(まだ自宅のテレビは2Kなのです)FireTV Stickの買い換えはとりあえず必要なくなるということもあります。

それにしても、アマゾンでは今回の購入額である3,980円を5回払いにするオプションというのがあって(金利などはかかりません)、それだと5ヶ月800円弱の支払いになったようですが、さすがに支払いが長引くのはあまりいい気もしませんし、そこまでお金には困っていないので一括払いにしましたが、どういう理由で分割の回数を決めているのか、ちょっと謎ですね。

年に数回というネット上のセールというのは、普段目にする販売価格と比べて、普通なら考えられそうもない場合にこそ使いたいところですが、今後は円安の影響もあって、今以上に安くなるのか? ということも出てくるように思います。どちらにしても安いからといって何でもかんでもポチッとしていると、自分の収入に見合わない支出になってしまうかも知れませんし、じっくり計画的に購入するのが良いと思います。

そういう意味では、アマゾンの機能の中にある「ほしいものリスト」というのは便利です。今回のセールで買いのがしたものがあれば、今のうちからリストの中に入れておいて、その価格をウォッチしながら買い時を見定めるというのが一番良い買い物をするための手法なのかも知れません。


インターネット上で限度を超える誹謗中傷を受けたことを想定した対策についての覚書き

生まれた時からスマホというものが存在し、その中でネットによるコミュニケーションを取ることが当たり前になっている現在、人と人というのは面と向かってもお互いにわかり合うことは難しいのに、文字を中心にしたコミュニケーションだけではわかり合うことは難しいでしょう。

これはインターネットの前の時代、パソコン通信の時代からネット上での書き込みや表現に対してトラブル・炎上ということは起こってきていて、いつでもどこでも発信可能なスマホを多くの人が持つことにより、日常生活にも関わる問題として認識する人も出てくる中、悲しい事も起こってしまいます。

今は新型コロナによる自宅での引きこもり生活も収まってきたのでいくらかはましでしょうが、外に出ていても常にスマホで自分に対して何か誹謗中傷があるとなると、そうした糾弾はあくまでネット中であるという割り切りができる人は良いですが、ネットとは関係ない生活の中で影響が出てしまうこともあるかも知れません。お隣の韓国では早い時期から芸能人の自殺という事件が起こっていましたが、日本でもそのような原因なのではないか? と思われるような事件が報じられる度に、何とかならないのかなとも思います。

ただ、多くの人は急に自分のところに多くの人から誹謗中傷が嵐のように届いてしまったら、その後どうすればいいのかわからなくなってしまうのではないかと思います。というわけで、ここでは政府の総務省の出している「インターネット上の誹謗中傷への対策」というページを参照して、その中味を見ていこうと思います。そのページにリンクを貼っておきますので、そちらの方も合わせてごらん下さい」

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/hiboutyusyou.html

リンク先には様々な事例集と対策について書かれた広報のリンクが貼られていますので、興味のある方はぜひお読みになって下さい。そしてページの最後の方に「インターネット上の誹謗中傷に関する相談窓口のご案内」というフローチャート形式になった状況別相談窓口の書かれたチラシが出てきます。PDFファイルとして印刷できるリンクも貼られていますので、必要であればプリンタで出力して保管しておくこともおすすめです。

このフローチャートには、自分がYouTube・ブログ・SNSをやっていないのにネット上で誹謗中傷を受けてしまった場合や、自分が誹謗中傷を受けた場合だけではなく、自分の目から見て明らかに不適切ではないかと思える書き込みや写真・動画などを通報する先まで掲載されています。これについて一つ気に留めていただきたい事は、自分の目から見たおかしいと思った事がどこまで公共の考えに合致するか(つまり、自分の考え方が世間から見るとおかしいと指摘される事もあり得る)によって、通報が取り上げられない可能性もあるということです。それでも、全く誰にも相談しないで状況が全く進展しないということになると、事態は悲劇的な方向に向かってしまうかも知れません。ある意味自分が泥沼にはまってしまうと、自分だけで何とかするのは難しいので、人に相談する意味があるということで、対応別の窓口を知っておくことは良いことだと思います。

これは私自身にも言えることですが、全て一人で何とかしようとはせずに、他人に頼ることも大事になってくると思います。もし自分が誹謗中傷されていなくても、家族や友人がそうした被害を感じているとわかった場合、このフローチャートを利用してどこかに相談したりプロバイダと連絡を取って削除をお願いしたり具体的な行動を起こすことで、回りが問題を可視化できるということも大事なことだと思います。

あと、小さなネット上のトラブルを大きくしないために、パソコン通信の昔から言われていて、それを自分の中でも考えつつ行動していることについて紹介します。これはネットでトラブルが起きた時、さらなる炎上を防ぐためにという事で心掛けているのですが、もし自分に対して誹謗中傷まで行かなくてもムカつくような書き込みをされた場合、瞬時に対応しないのが大事だということです。

おそらくトラブルから炎上にまで発展し、普段の自分なら言わない(書かない)ような暴言を書いてしまうのは自分が一人でスマホやパソコンに向かっている夜から深夜にかけて起こることが多いと思います。そこで、ある程度は腹が立ってもすぐに反応せず、その日は布団に入って寝てしまい、次の日起きて朝ごはんを食べた後にまでそのムカつきが最大限残っているようなら、できるだけ言葉遣いには気を付けつつ、反論を冷静に書くことも考えましょう。

多くの場合は、そこまですることなく、無視をすることで自分も相手も収まったりすることもあります。ただ自分の中では収まっても、相手の方はどうなるかはわかりません。もし自分では書き込まないと決めた件でさらに誹謗中傷ぐらいまで相手の発言がエスカレートしてきたら、改めて返事を書かずに、その時こそ通報で良いのではないでしょうか。

ネット上のやり取りというのは直接向き合う喧嘩と違って、やり始めはそこまで覚悟はいらないように感じますが、現在は言葉や映像の暴力とも言える内容が拡散してしまうと刑事事件や損害賠償請求にまで発展する可能性もあります。ですから、書き込みする前には現在の生活を壊してまでネットにこだわることは本当に自分にとってやりたいことなのか? ということも考えながらネットでの発言をするくらいに考えた方が良いような気がします。

こういうことは厳密に勝ち負けが付くような所で収まらないかも知れませんし、お願いしたいのはネットよりも今の生活を大事にして欲しいというところに落ち着くのではないかと思います。極端な話、全ての発信するツールを止めて閲覧のみに徹するくらいの覚悟も必要かも知れませんね。


Chromebookをリモート接続させて実際に外出先からWindows11を使ったレポート

個人的には「ついにここまで来たか」という感慨があるので、同じようなテーマでブログを書き続けてしまっていてすみません。今回は、実際に車中泊を含む日本国内のお出掛けに行った先で使う状況を再現しようと、自宅のWi-Fiが届かないくらいの近所にある、日中には十分にクーラーが効いて涼むことができる市立図書館の学習室のスペースをお借りして、実際にChromebookをリモート接続させてきちんと自宅にあるミニPCの電源を入れ、さらには自宅と変わらない状況で作業ができるかという事について、試してみることにしました。

まず、私のChromebookの起動画面はこんな風で、Windows11のスタート時のデスクトップと比べるとかなりスカスカになっていて、アイコンもデスクトップには置かれていません。ただこのままではChromebook自体がインターネットにも接続されていないので、ペアリングしているスマホから直接テザリングをして、高速によるインターネットが使える状況にしました。ちなみに、使っている回線はnuro mobileのNEOプラン(ドコモ回線)で、月20GB高速利用可能で、使い切ると最大1Mbpsに制限がありますが、今回は高速通信の状況にし、実測では28Mbpsくらい出ていました。

Chromebookがネットに接続できたら、次に自宅に置いてあるミニPCを起こすために、スマホにインストールしているAlexaアプリを開き、さすがに図書館なのでスマホに向かって声を出すのは迷惑になりますので、キーボードから指示内容を入力して動かすモードにし「パソコンをつけて」と打ち込んだのが上の写真です。チャット風の画面になり、Alexaの方も文章で答えてくれますが、今回の場合は単に電源を入れるだけなので、Alexaから「はい」と返ってくれば正常に動作しているということになります。

そうして、改めてChromebookからリモートデスクトップの画面を呼び出し、ミニPCとのリモートデスクトップを接続すると、今まではChromeOSしか使えなかったChromebookの画面に見事Windows11のデスクトップ画面が表示されるようになりました。これで、このままWindows11をリモートコントロールして使うことができるようになりました。ちなみに、この文章もリモートデスクトップを使って自宅から離れた図書館の自習室からChromebookを使って書いています。

作業を終了する場合にはそのままシステムをシャットダウンしてしまって大丈夫で、再度使いたい時にはまた改めてスマホのAlexaアプリでパソコンを起動させるようにすれば、使いたい時にだけ外からミニPCの電源を入れ、その場でWindows11を使っての作業を再開できます。

ちなみに、それなりの高速で接続しているせいか、かなり早めのタッチタイピングにも画面は十分追い付いてきて、長文を書いていても自分の中でストレスがたまることはありませんでした。

今回は公共の場所でもありコンセントを自由に使うことはできませんでしたが、来店を見越して席にコンセントやWi-Fiの用意があるファミレスやカフェなどで使う場合は、特にWi-Fiテザリングをしているスマホの電池の減りを気にすることなく、比較的長い時間でも使い続けられるのが良いですね。

Chromebook自体はそこそこ電源に繋がなくても長い時間動くとは思うのですが、スマホは電池の減りが気になるので、通常はモバイルバッテリーの用意も必要になるでしょう。本格的に旅行に行く場合は、もう少し大きなモバイルバッテリーを持って行き、使わない時にでも充電しておけば何とかなりそうです。

まあ、単にブログを書くくらいでしたらWindows11を呼び出してそこで作業をしなくても、Chromebookのみで完結してしまうのですが、Windowsでしか動かないソフトを使いたいような事も全く無くはないので、これだけ普通に外でも自宅のように使えることがわかり、基本はChromebookの機能を使いつつ、必要に応じて自宅でWindowsを扱う時と同じ作業ができるようになり、この環境を作るためのコストも少なくできたので、今後はモバイル用に高性能のノートパソコンを用意しなくても良くなるということで、私のモバイル運用を考えても、相当な状況の変化を感じています。

もちろん、これは私のような基本的には動画編集などCPUに負荷を掛けるような作業を行なわないからこそできるという事はあるのですが、どこまでがこの組み合わせでできるかということを把握すれば、多くの方でもそれなりに使えるのではないかと思います。さらにこの組み合わせの有利な点は、高価なハードを持ち出さないことによる気楽さではないかと思います。

出先でChromebookが壊れるくらいの大トラブルが発生したり、車で走行中に冠水しそこから逃げるような事が起こったとしても、Chromebook自体にはデータが入っていないだけでなく、比較的安価に再調達が可能なので、いわゆる「命の次に大切」なものとはならず、割り切って置いていけます。災害時に大きくて重いモバイル機器を持ちながら移動したために命の危険があっては大変ですから、外に持ち出すものは最悪失っても大丈夫なものを使うという意味でも、格安で手に入るようなChromebookがあればストックして、リスク対策のモバイルマシンとして持つのも十分有りではないかと私には思います。

こうなってくると、今の他のWindowsノートを買い替える場合に、素直にWindowsノートを買うのか、今のミニPCより高性能なミニPCを追加購入してモニターの裏にセットして自宅内で移動できるようにして使うか、ちょっと考えてしまいます。とりあえずは今のミニPCを使いながらCPUインテルN100の実力を普段遣いの中で見極めながら、次の手を打っていきたいと今は考えています。


CHUWIのミニPCをアマゾンのスマートスピーカースキルを使ってスマホから電源投入のあらまし

CHUWIのミニPC「LarkBox x 2023」は実に小気味よく動いてくれています。今のところ自宅で使う分には全く問題ありません。購入時期についても、アマゾンのプライムセールが始まっても、私が購入した楽天の公式ストアからの購入金額の方が安かったので、この時期のほぼ最安で購入できて満足しています。

これから外出先で使いたい場合には電源を入れてから出掛けるようにしようと思っていたのですが(最大でも25Wと消費電力が少ないので)、やはり電気代高騰と、ここ数日の天気でエアコンをフル稼働させているので、少しでも電気消費量を抑えるために、できれば外からミニPCの電源を入れたいというのが次の課題だったのですが、思わぬところから解決への道が見えてきました。

というのも、アマゾンのスマートスピーカーだけでなく、スマホにアプリを入れておくとスマホに話し掛けたりキーボード上から司令を出すことで設定した家電などをコントロールできる「Alexa」の「スキル」の中に、パソコンの電源を外から入れることができるスキルの中に「Wake ON LAN」というものがあることを知り、もしかしてこれで有線LANに繋がったミニPCをコントロールできるのではないか? と思って試してみたのです。具体的なやり方については以下のリンク先に詳しく書いてあります。

Amazon Alexa のWake on Lanスキルを使って0円でパソコン電源をONする

ちなみに、LarkBox x 2023はデフォルトでWake on lanが使える状況になっていました。私は以下のサイトと同じ手順でデバイスマネージャーから辿ってみて、Wake on lanが有効になっている事を確認しました。もしうまく動かないのであれば、改めて使えるように設定を変更してみて下さい。

https://eizone.info/window-wake-on-lan/

後はミニPCのMACアドレスをメモし、その後でAlexaのスキルを導入し、設定をする中でパソコンを追加し、改めてAlexaにパソコンを認識させれば、特別なハードもアプリを使うことなく、少なくとも私の持っているLarkBox x 2023では問題なくスマホのAlexaアプリ上から音声でもキーボードからでもミニPCを起動させることに成功しました。スマホにアプリを入れるだけならスマートスピーカーを買わずに使えるので、正に追加投資0円で外からパソコンの電源を入れられることになりました。

当初予定していたSwitchBotを使って物理的にパソコンの電源ボタンを押す場合は、SwitchBot本体とハブが必要で、合計約1万円くらいの追加投資になるので、正直スイッチを入れるだけの事に1万円も掛けたくないというのが正直なところでした。それが無くなり、私の場合には既に自宅内ではアマゾンのスマートスピーカーを購入して使っているので、自宅でも物理スイッチを押さず「アレクサ、パソコン(この部分は設定で変えられます)を付けて」という一言でミニPCの起動が可能になり、かなり便利です。

あと、物理スイッチを起動のたびに押さなくても良いということになると、ハード自体のスイッチ故障のリスクからも逃れられます。家でChromebookを使いながらWindowsを使いたい場合には、近くにあるスマートスピーカーに向かって「アレクサ、パソコンを付けて」と呼び掛けるだけで電源が入るので、改めてリモートデスクトップを立ち上げれば、Chromebook上でWindowsを使うことができます。

たまたま昨日と本日の二日間、アマゾンのセールで、一番安いタイプのスマートスピーカーが格安で購入できますので、外出先はともかく家の中で簡単に起動させたい方は購入するのも良いのではないでしょうか。運悪くセールを逃した方でも、時期を待てば値下げされて販売されることも多いので、うまくこうしたデバイスを活用してさらなるモバイル生活へと進んでいくのも良いでしょう。