月別アーカイブ: 2023年4月

将来の食料自給率を上げるために消費者目線でできることを真剣に考える

昨年(2022年)のウクライナにロシアが攻め込んでからと言うもの、直接的には被害はなくても、世界の流れが変わり、それが電気料金の値上りや食料品全般の値上りが起こって私たちの日々の暮らしに影響が出ていることは紛れもない事実ではないかと思います。

そんな中、ニュースでは日本の農業の中でも酪農を行なっている農家の存続が危ぶまれています。現在の日本はかなりの量の生乳を海外から輸入していると聞きますが、私たちがスーパーで買う牛乳は海外から輸入されたものでなく、国内の生乳が使われた牛乳パックなのですが、今後酪農家を取りまく環境が厳しくなり、牛乳だけでなく加工品も輸入に頼らざるをならなくなった場合、普通に輸入ができているうちは良いのでしょう。

しかし、今の日本の政府は国防費に大金を投じるほど、日本の防衛に力を注いでいるように見える半面、大切なことをあえて行なっていません。それが日本国内の農産物の自給率をいかにして上げるかということだということは、歴史を見ていけばそれは明らかでしょう。

「武士は食わねど高楊枝」という言葉が日本にはあるものの「腹が減っては戦ができぬ」の方が物事の真実を表わしています。戦国時代の日本でも本気で戦をやる場合、その規模が大きくなればなるほど、兵士たちの食糧をいかに工面するかをまず考えないと、いくら大軍を動かしたところで、兵糧が尽きれば身動きが取れなくなってしまいます。過去の戦の中でも「兵糧攻め」を行なった戦はかなり悲惨で、食べるものがない地獄というのは、羽柴秀吉の鳥取城攻めの話など、本当に酷いことが起こっていたことがわかります。

現代の日本ではスーパーへ行けば常に物資が豊富で、お金があれば何でも買うことができます。しかし、現在鳥インフルエンザの影響で、時間をずらしてスーパーへ行くと、残っているのは高価な卵ばかりだったりしますし、同じものでも安いものからなくなっていくため、今までぎりぎりの生活をしていた人にとっては物があるのに買えないという状況になりつつあります。

もし、日本政府が心配するような有事が起こった場合、日本の貿易相手であるものの立場が違うような国からの今まで通りの食料輸入が期待できなくなりますので、その時にはお金があっても物が買えなくなり、残った国産品の価格が高騰し、一部の人しか買えなくなります。

そうしたことを防ぐために、将来の有事を想定するならばまずは日本の食糧自給率を上げる政策は必要で、今日本の酪農を潰す方向に舵を切るというのは、今後日本が有事に対応できなくなる可能性を秘めています。私は政府の人間でも農家の人間でもないため、今の状況の中でできるだけ農家のみなさんが生産を続けられるように日々の行動を考えていますが、国産の農産物を優先して購入するとともに、生産ロスを生まないために、早めに消費できるものは賞味期限の短いものから買ったり、スーパーではなく地産地商を推進する農産物直売所や、地元農家が直接収穫しているものを売っている、無人販売を活用するというような事を日常的に行なえれば良いと思います。

そういう意味では、車で旅に出ることが頻繁であれば、自分たちで消費するものだけではなく、親しい人へのお土産に、そうした農産物直売所で購入した農産物を買って帰るようなこともありでしょう。例えば新鮮な卵をお土産にすれば、それなりに喜ばれるのではないでしょうか。ちなみに、食には人それぞれ好みがありますので、購入前にLINE電話などで連絡を取り(きちんとスマホプランを契約すれば利用費用は格安でテレビ電話も可能です)、お好みのものを買ってお土産にすれば、それが現地の農家の方々の収入となるなら、微力ではありますが意味のあることではないかと思うのですが。


データをクラウド任せにしないで自衛する試みはテレビ録画のための機材から

私は、あることに疑ると、とりあえず自分で一通りできるようにしてしまうようなところがあります。以前はコーヒーを豆から淹れるためのグッズについて、ああでもないことでもないと試行錯誤し、現在は自宅で淹れるコーヒーセットを外に持ち出すものと兼用にするために、コンパクトにまとめることを目指し、現在はその目的は達したので、コーヒーについては毎月飲む豆以外は道具にお金を使うことはなくなりました。短期集中でいろんな情報を仕入れながら、そこそこの投資で良いものを買いたいというところは、別の興味が出た時も同じで、現在は違うことに労力を注ぎ込んでいます。

他の方も将来に向けての漠然とした不安があるかも知れませんが、自宅のテレビはまだ十分に利用できるのですが、かなり長く使っており、いつ突然死してしまうかというのは正直なところわかりません。古いハイビジョンテレビなので、最近になってNHKの4K放送が独自放送になることを見越してはいるものの、今使っているテレビが見られなくなったらそれまであまり考えずに増やしてきてしまったテレビのハードディスクおよび、外付けのハードディスクに保存している番組を見ることができなくなってしまうのです。

今まではテレビとは別にハードディスクレコーダーを使わずに、あくまでテレビ自体の機能としての録画をしていたのですが、今さらですが残したいものについてはDVDやブルーレイに焼いて残さないと、パソコンを含む他のメディアで見られなくなってしまうという事に気付いたので、改めて色々と機材を揃えました。

まず、現在使っているノートパソコンに「PC TV Plus」という有料のソフトをインストールしました。このソフトを入れたパソコンは、現在の私の場合だとIOデータのTVチューナーにつないだポータブルハードディスクの内容を読み取ることができ、LAN経由でパソコンのハードディスクに番組データをムーブすることも可能です。一旦パソコンに取り込んでしまえばしめたもの。そのデータをディスクに焼けば、今後テレビやパソコンを買い替えたとしても読み込めるようになるのです。ちなみに、「PC TV Plus」は、パソコン一台にインストールできる最新版の価格が4,400円(税込)で、このソフトはIOデータのテレビチューナーにアクセスし、パソコンの画面をテレビのようにも使えるようになります。

残念ながら、現在「PC TV Plus」をインストールしているパソコンのディスクドライブはCD・DVDの再生専用なので、番組をディスクに買き込む場合には新たに書き込みに対応したディスクドライブの購入が必要です。

ただ、ソフトとディスクドライブは2万円くらい出せば入手することができ、以前購入したLAN接続が可能なTVチューナーは1万5千円~2万円くらいで、現在のテレビに録りためたデータを取り込むための準備ができました。
まだ、外付けのディスクドライブは注文したものの到着していないのですが、今後は内蔵ドライブと外付ドライブとの間でコピーも手軽になるのではないかと思った時に、改めて思い出したのは、まだクラウドに保存するような手段のなかったころから撮ったデジタル写真やビデオ、各種書類などの情報について、大量のCD-Rに保存していたことでした。

テレビの録画をしたものの場合、一回しか記録できないDVD-RやBD-Rに保存してしまうと、ディスクからの移動ができなくなり、ディスクが破損したら終わりになります。著作権保護の機能がなく、いくつものコピーを取っておけるデータであれば、一回記録のメディアに順次移していけば、膨大なCD-RがあってもDVDやBDの容量は多いので、持ち出す場合の枚数は少なくできます。さらに、同時にクラウドにも保管しておけるので、安いメディアを使って暇な時にでもコピーを取っておくことで、かなりデータをすっきりさせることができるでしょう。

テレビ録画したものをディスクに移す場合、今のところ考えているのが大体1,000回ぐらいは書き換えが可能なDVD-RWやBD-REに保存しておいた方が、テレビを買い換えた時にもそのまま使うことのできるDTCP-IPという著作権保護規格に対応したNAS(ネットワークHDD)を繋いだ時に、必要に応じてハードディスクに戻したりもできるので、自宅での利用の幅が広がるのではないかと思っています。

今回は、そんな風にまずは自宅のテレビ内にある昔の録画番組を救出するところから始めたものの、現在までのPCデータをバックアップしながら、コピーできるものはDVDとBDの両方にコピーしておくことも今は考えています。つまり、CD→DVD→BDと3つの同じデータで持っていれば、容量が小さくなったBDを持っていくものの、残したCDやDVDが置いていったことで壊れなかったという場合も出てくるでしょう。

さらに言うと、写真や動画を撮るハードがデジカメからスマホに変わっていく中で、かなりのデータがGoogleドライブなどのクラウド内だけに存在している状況もあるので、これも早めにパソコンにダウンロードしてからディスクに焼いて、クラウド依存からの脱却をはからなければと思います。

今回はあえてNASを買わなくても、インターネットに接続したパソコンがNASの代わりとなっているのですが、パソコンの場合には電源を入れている時しか使えないので、光回線が入った後で、そのシステムの中にNASを導入することで、放送中の番組だけでなく録画した番組も複数の端末で見られるようにすることも考えたいと思います。ただこれをつきつめるといくらお金を掛けてもさらに購入するようなことも起こるかも知れませんので、自分の中でそこまで熱中しないように気を付けて徐々に装備は揃えていきたいと思っています。


システムトラブルで生活に影響が出る時代の中では交通機関が止まる事に諦めも必要なのか

先日、ANAの飛行機がシステムトラブルのため多くの欠航が出ました。たまたま、新年度の最初の時期だったため、新入社員の人たちが東京の本社で入社式を行ない、帰ろうとしたところでトラブルになってしまったようなこともあったらしいとのこと。こうしたトラブルは自分が交通機関を利用する時には起きないで欲しいと祈りたいですが、今回のシステムトラブルは本当に偶然のトラブルが発端だったとのことで、誰もが立ち往生してしまう可能性があることを再認識させてくれました。

そんな中、私がちょっと気になるのが、JR東日本がSuicaで新改札システムを導入し、これまで駅改札でローカル処理を行っていた運賃計算をクラウド型のサーバ処理へと移管していくことを発表したことです。こうした移行は、QRコードを使ったチケットレスのシステムを作ったり、JR各社をまたいでの利用がSuicaでできるようになるなどのメリットがあります。

しかし、クラウドにデータを集中させるようになると、恐らく今回ANAで起きたようなトラブルが起きた場合、自動改札は全く使えなくなるので、飛行機の場合よりさらに状況は混乱し、相当なストレスを多くの人が抱えることになるでしょう。私の場合は、地域の違いで電車に依存した生活はしていないので、主に自動車を使わないで移動している時に起こって欲しくないというぐらいのものですが、通勤通学で電車やバスを使っている人は、今後は災害時や台風などで電車が止まる可能性のある時だけでなく、突然のシステムトラブルでどこにも移動できなくなってしまうケースも出てくるわけです。

そうは言っても、トラブルが怖いと言ってシステムの進化を止めてしまってはいけないわけで、これからはシステムトラブルが原因での交通機関ストップに対する心構えをしていた方が良いだろうと思います。特に私の住む静岡から首都圏への路線である東海道線(在来線)は、宇都宮・高崎・成田空港・水戸あたりまで直通の電車があると、単区間の不通がかなり広範囲の遅れにつながるというのは、頻繁に起こる人身事故による遅れを経験したことのある人なら十分おわかりでしょう。ただシステムトラブルの場合は、物理的な理由で電車が動かないのではないので、人によっては理由がわからずに騒ぎたす人もいて、駅員とそうした人が揉めて大事になってしまうような事も起きかねないのではないでしょうか。

ですから、まずはJR東日本をはじめとしてSuicaのシステムがクラウド型のサーバ処理へと移行してからは、今回のANAのような災害や事故・故障とは関係なく交通機関がストップする可能性が出てくることを十分に把握した上で電車を利用するということが大事になると思います。毎日電車を使わない私としては、もしシステムトラブルが起こったとして、その原因がハッキング以外であったら、サーバ負荷なのかシステムのエラーなのか、さらには利用客が急激に増えることでサーバがパンクしたのか、原因からその傾向がつかめるものなら、旅行や仕事などで長距離移動を電車でする場合、そのタイミングをはかることもできるかも知れません。


未だ電子マネーの本命は定まらずなのでその時一番お特な電子マネーを使うべし

車持ちの人にとってはまた一年に一回の憂鬱な時期がやってきます。自動車税の通知がもうしばらくしたら届くので、納期限までにお金の工面をしないとというように、今から考えておいた方がいい方もいるでしょう。

請求書自体を銀行やコンビニに持ち込んで現金で一括払いにするというのが長いことの定番ではあったのですが、以前は支払い時期を延ばすためにクレジットカードでの支払いをしようと思ったこともあったのですが、過去はクレジットカードで支払いをする場合には一定の手数料が余分にかかってしまうので、支払いを先延ばしできる代わりに、余分に支出分が出てしまうようなことがあったのですが、今はそんなことはありません。

2023年の公共料金の電子マネーによる一番熱い支払い方は、やはり「楽天キャッシュ・楽天Pay」でしょう。楽天カードを持っていれば、クレジットカードから楽天キャッシュにチャージすると、チャージした分の0.5%が楽天ポイントとして付与されるのですが、今年はそれだけではありません。

というのも、楽天では2023年4月17日から地方税の納付書に印字された地方税統一QRコード「eL-QR (エル キューアール) 」の利用を開始することになったことで、新たなキャンペーンを行なうそうなのです。「税金・公共料金のお支払いは楽天ペイで!抽選で全額還元、はずれても全員もれなく最大1%還元」キャンペーンの開催を予定しているそうで、私はテレビニュースで知りました。私自身は楽天カードも持っていて、楽天ポイントを貯めていることもあり、今後改悪されるまでは、地方税についてはあえて銀行振替にせずに楽天カードからチャージした楽天キャッシュで税金の支払いをし、運が良ければ全額ポイント還元? というスリルを味わうことにしたいと思っています。

こういうキャンペーンに乗るということは、普通車に乗っている方の自動車税であれば、全額還元になると結構大きい額になり、宝くじで現実的な額が当たるぐらいのインパクトがあります。PayPayのキャンペーンでもそう思うのですが、最大の大当りはめったにないとわかっていても、普通の生活の中でどうしても支出しなければならない場面で、現金を使うよりもこのようにポイントが溜まったり還元されるというのは明らかな客引きとはわかっていても利用した方が幸せになれます。

まだまだ将来の電子マネーの行方はわからない中、細かいキャンペーン情報を得ること自体がお得に直結するわけなので、特に今回の地方税の支払いについては、電子マネーでの支払いについて考えてみるのも良いのではないでしょうか。


多少高くなっても「セット割」を契約し気軽に変われなくなることの方が不利益になることも

このブログでは色々と書くことの多いモバイル通信をはじめ、現在はライフラインに関わるものの中でも電気の自由化が行なわれて消費者が自由に購入先を選べるようになっています。今後はライフラインにかかる費用と言えども、今まで通り選択肢のない中で選べないのではなく、自己責任で利用する先を選べるようになっているのですが、新しい電力会社に契約したことによって、毎月の電気料金が高くなったというような、自らの選択が相応の結果を招くことにもなり、改めて問題が出てきているような気がします。

特に私が感じるのは、ライフラインの費用をまとめることによって「安くなる」とうたったり、例えば携帯電話代が特定の電力会社と契約すると安くなったり、業種を超えた「セット割」とも言うべき営業手法があることです。

私自身は大手キャリアの「家族割」とは全く縁がなかったということもあるのですが、早くからMVNOの安いモバイル通信で毎月の支払いを安くしてきました。セット割の恩恵は受けられませんが、当時使っていたMVNOより安い、新たな画期的なプランが出てきた際には、契約満了を待たずにすぐ移ることができたのですが、私の友人には家族割だけではなく、高額な端末代の分割払いも残ってしまっているため、MVNOや大手キャリアのサブブランドの方が安くてそれなりに使えることはわかってはいるものの、今だに大手キャリアと契約を続けている人がいます。さすがにアドバイスを送るにしても、短期で解約しての違約金の仕組みは無くなったものの、端末の負担や、家族割などの割引があるので新しい回線に変えられない方は少なくないでしょう。

通信と電気との結びつきも少なくなく、サブブランドでもUQモバイルが同系列の電力会社に加入することを条件にUQモバイルの利用料を割引するようになっています。auだけでなくソフトバンクも早くから電力会社の営業を代理店でもしていました。今はほとんどありませんが、テレビコマーシャルでも新しい電力会社のスポットが流れていたこともあり、かなりの人が新電力会社に移ったり、電話や直接訪問などで営業を受ける形で、電力会社を変えた方の中には、現在の高額請求に喘いでいる人もいるというニュースを見ました。

新電力会社の中には、電気料金を安くする代わりに、燃料費調整額の上限を設けないことなどで、現在の電気の元売り値が上がっている状況の中で、他の電力会社からするとびっくりするような燃料費調整額を請求していたことを明らかにしました。ニュースで出ていた電力会社は、「グランデータ」という名前なのですが、ニュースで報じられた内容によると、情報通信会社「光通信」の子会社だったそう。この会社については単に「光通信」と検索しようとしてもその概要すら上がってこないのですが、それだけ素人にはその会社の事情をよく調べて、今回のような原料が足りなくなった時にも安く電力を供給してくれるのか? ということを判断して大丈夫だと思えるような具体的な確信がないまま契約していまっている可能性が大きいと言えます。

現在の電気料金をとりまく状況は、もちろん想定外のロシアによる軍事侵攻の影響ということがあり、上記の会社でも軍事侵攻以前であれば以前の電力会社より安く電気を使えていたわけで、こんな問題に気付くことなく今でもそうした会社を利用しながら以前より電気料金が下がったことを喜んでいる人もいたかも知れません。ただ、今回の燃料費調整額についてはその内容がよく説明されないまま最悪の状況を迎えてしまったことはあるにしても、自ら契約する場合にはきちんと会社を選ぶようにしないと同じような悲劇は今後も起こってしまう可能性も0ではないでしょう。

毎日の生活が大変で、できるだけ月々の支出を抑えたいと思った時、割引やキャッシュバックなどの目前の安さにつられてしまうことについては私もそうなので大きな事は言えません。ただ、趣味や嗜好で購入するものでなく、普通に生活をしていく上で必ずかかってくる費用については、やはり動かす場合には慎重にした方が良いということを今回の電気代値上りの中で感じているところです。少なくとも私は、失敗したと思ったらすぐに抜けられるように、長期の契約であったりセット契約のような方法で入ることについては慎重に検討するでしょう。


投稿の連携テスト

この投稿は毎日更新しているものとは違い、ブログ自体の動作チェックのためにアップさせていただきました。

というのも、このブログが投稿されると同時にTwitterのアカウントの方にもその内容をツイートする仕様にしているのですが、今まで無料でできていたサービスが急に有料化されるということになり、違う方法でTwitterへの通知が正しく行なわれているかを確認するための投稿になります。

さらに言うと、Twitterの仕様も変わっていまして、ネットで新たなプラグインを設定するのにも、アカウント情報を入手するための方法が変わっていたりして、つくづくこうしたサイトの運営というのは、ネット全体の状況の変化を見ていかないと、急にできなくなったりエラーが出たりして慌ててしまうなあという事も感じています。

ただそれでも、インターネット上にある情報は私にとっては救いの神で、もし今回の投稿がうまくTwitterと連携できていたら、またしばらくは投稿に集中することができます。というわけで、このブログを読んでいただいている方にとってはちょっと毛色の違った内容の投稿になってしまいましたが、これは他のネットサービスにも言えることですので、自分のところに来るメールはこまめに確認して仕様変更に備えるようにお互いしたいものです。

追記:今回の変更にあたり、単にWordPressのプラグインの問題ではなく、連携するTwitter自体の有料化も進んでいます。スパムなどで嫌な思いをしなくなるためには安易に誰もが利用できることなく、それなりの対価を払って利用するような社会の流れになってきていることを感じるとともに、今後も改定が進むと、自動化された同時投稿にこだわらずに、手動で更新しつつ、Twitterの方でもブログで書くほどではない内容も出していった方が良いのではないかと改めて思うところがあります。というわけで、状況によってはTwitterへの投稿の時間がずれてしまうことも今後あるかも知れませんが、その点についてはどうかご了承下さい。


使わなくなったワイファイルーターはスイッチングハブとして再利用することに

今月末の光回線設置を待ちながら、徐々に自宅内の通信環境を整備しています。現在は楽天モバイルの回線を使ったホームルーターで自宅のインターネットを賄っているので、ホームルーターを窓際に置いているのですが、通常全てのネット接続を利用するためのWi-Fiルーターは日の当たりにくい別の部屋に置いています。そこから外からの視聴も可能なTVチューナーなどに接続しているのですが、そうなると、ホームルーターの置かれた部屋に大画面テレビなど、それ自体でもLAN経由でインターネットに繋がる機器も置いてあるので、今まではテレビにはあえて繋がないようにしていました。

今後は、家族が一緒に過ごすことが多いテレビのある部屋の方にIP電話を持って行こうと思っているので、「テレビ」「4Kチューナー」「IP電話」をできれば有線でつなぎたいと思っています。すでに窓際のホームルーターの回線をWi-Fiルーターで安定して使うために、長めのLANケーブルを部屋またぎで這わせているので、光回線が来たらWi-Fiルーターの置かれている場所にモデムを置き、そこからテレビ方面に今まで這わせてあったLANケーブルを接続する予定なのですが、その際にテレビ以外のネット接続をするためにスイッチングハブを必要とするのです。

当初、新しいものを買おうと思っていたのですが、考えてみると、少し前まで現役として使っていたものの、無線接続が不安定だったので新しいものに変えて使っていたためお蔵入りになっていたWi-Fiルーターがあったのを思い出しました。スペックを見ると有線LANについては全て1,000Mbps対応のLANポートになっているので、設定で利用形態をアクセスポイントモードにし、さらに混信を防ぐためにWi-Fiを使わない状態にすれば、わざわざスイッチングハブを購入しなくても十分に自宅で有線LANが使えるポートを増やせるとわかり、早速設定および設置をしてみました。

たまたまですが、テレビ台の下に設置していた4Kチューナーの横幅とぴったいサイズが合ったので、例えばインターネットはつながっているものの無線の調子が悪い場合など、テレビのある部屋ではパソコンを有線接続して使うこともできるようになりました。ほとんどの場合、無線で大丈夫なのですが、てっとり早くつなげる場合には、やはり有線が使えるようになっていた方が心強いですから、しばらくぶりに現役復帰ということになったわけです。

この他、現在楽天のSIMを入れているホームルーターについて、今まではサブ回線としてpovoのアクセスポイントを設定していたのですが、それに加えて、いざという時に使う頻度が増えるだろうと思われるdocomo回線のmineoのapnもついでに登録しました。

来月からは待望の夜間フリーが利用できるようになりますし(「ゆずるね。」で権利獲得から翌々月の1日から利用可)、深夜と平日お昼の時間以外は低速でも最大1.5Mbpsで使えるような形で契約しているので、光回線のトラブル対策として、つなぎ直して電源を入れればすぐにネットに繋がるような設定ができました。光回線のトラブルということで言うと、NTTのフレッツ光の回線は2023年4月3日の朝から、NTT東西の一部の地域で数時間利用できなくなり、光でんわも不通になったというニュースが有ったばかりです。自宅のIP電話はそんなトラブル時でも、ホームルーターにつなぎ直せばすぐに電話はできるようになるので(緊急通報は元々利用できないので、その場合は携帯電話から掛けることになります)、トラブルを見越して、やはりこうした用意は必要でしょう。

光回線が開通するとホームルーターはいらなくなり、すぐにネットオークションやフリマに出せばてっとり早くお金にはなるものの、いざという時に改めて新しいハードの買い直すよりも、今まで使っていたものを引っ張り出してきてすぐに使えるなら、その方が私としては良いのではないかと思います。

今回は、同時に大型テレビに付けているFire TV Stickを有線化できるケーブル・アダプターの導入も考えたのですが、これについては実際に光回線を使ってやってみて、それでも頻繁に画面が止まるなら(現在は状況によって画面が止まることがあるのです)、新しく買うのも良いかな? と思ってはいるものの、早くFire TV Stickの電源がmicroBでなくType-CのUSB端子になってくれないかなと思っているので、端子の形が変わるであろう、次世代が出るまで待ちたい気持ちもあります。

どちらにしても使いたいハードがあった場合、すぐに注文ではなく、自宅にストックしてある過去のもので代替できないかという事を考えることも大事ではないかと思います。それこそ、回り回って配送業の方々の労力を削減するには、ネット注文を必要以上に行なわないことも大切なのではないかと思います。


運送業の「2024年問題」と荷物の「再配達」を極力無くすための個人的な取り組み

運送業のトラックドライバーの勤務時間を制限することで、今まで通りに荷物を運ぶことができなくなり、流通がうまく回らずに問題が発生するのではないかと言われる「2024年問題」はネットショッピングでの利便性を大きく変えることになる可能性があります。各メディアで紹介されていますが、国内の宅配業者のほぼ全てが、膨大な数の再配達の荷物を抱えて、過重労働に喘いでいるケースがあるようです。

国内ではどの業種も人手不足になっていて、その中でトラックドライバーの労働時間が制限されるとなると、必然的に今まで普通に行なわれていた荷物の流通が滞るようなことが起こってきます。そうした滞りを解決する一つの手段が、膨大な「再配達」の手間をいかに無くすか? ということになってくるのだろうと思います。

対策は企業でも行なわれていると思うのですが、もしそれがうまくいかなかった場合、恐らく確実にこれまでの送料と今後の送料を比べると値上げされると考えておく方が良いでしょう。ただ、企業が再配達をなくすための対策を利用者の側で活用することにして、今の送料のままで利用できるような方法を模索し、結果として再配達の荷物を減らすような取り組みをすることも大事になってくるような気がします。

現状で、私はかなりネットショッピングを利用するのですが、ここ数年は不在で再配達を利用したことがありません。自宅に配達員の方が来て、インターホンを押してくれればすぐに気が付いて荷物を受け取ることのできる環境にあるので、在宅なのに不在だと思われることはないということが、まずは良い環境であると言えるかも知れませんが、大きな家の場合は、家のインターホンとスマホを連携させるような事もできるならやることで、いろいろ便利になります。

インターフォンとスマホとの連携は自宅にいる時だけでなく、自宅にいない場合にもスマホが鳴って自宅に荷物を持って来ている配達員の方と連絡が取れるようなものもあります。最近は資産家のお宅を狙っての配達業者を装った強盗事件も頻発しているので、配達ボックスを設置し、不在時でも再配達なしで配達が終了するような環境は十分利用者側の工夫で作ることはできるでしょう。

ただ、仕事中にスマホに着信があっても急に電話を取れないような事もあると思うので、次に行ないたいことは、各宅配業者のアプリやLINEを使っての事前配達予告を受け取れるようにしておくことです。私の場合はヤマト運輸・佐川急便・日本郵便の配達がある場合に、事前にメールやLINEなどでメッセージが来るように設定しており、そこでだいたいいつ荷物が来るかを判断し、必要に応じて配達日時を自分が自宅に帰ってきている時を指定したり、荷物の受け取りを業者の事務所に変更することができるようにしています。連絡が来るのはある程度荷物が届くまでに余裕があるので、そうしたメッセージを見逃すことなく、荷物が自宅近くの営業所に着く前の段階で配達日時などの変更を終了させるようにしています。これで、いったん時間に関係なく配達手配されることなく、効率良く荷物が届くようにできるというわけです。

さらにもう一つの工夫は、最初から自宅に送らないで、専用ロッカーやコンビニ、業者の営業所で直に受け取るような設定で荷物を注文できるなら、そういった条件の元で注文するということです。私の場合遠くても1km以内に荷物を受け取ることのできる場所がどの配送会社を選んでもあるので、よほどの事がなければ、自宅で受け取る設定にしないで、自分の都合の良い時間に自分から受け取りに行くことで再配達になることを防いでいます。

それでもまだ商品によっては、自宅での受け取りに限定されることはあり、特に危険物(燃料など)はさすがに自宅で受け取らなくてはなりませんし、大きくて重い米や飲み物のまとめ買いなどでは玄関先まで運んでくれるサービスは大変ありがたいものです。ただ、せっかく運んでくれても不在で持ち帰り、再配達させるのでは悪いですし、今後もし再配達に手数料がかかるようになることも十分考えられることです。そういう風に状況が変わってから慌てるのではなく、今のうちから注文した荷物はできる限り再配達させないような手段を考えておくことが大切ではないかと思います。

今後の事を考えると、宅配ボックスを利用した「置き配」の利用についても考えていきたいですね。これは住環境によっても変わってきますが、ワイヤーで固定し、ボックスの開閉のためにダイヤル式のキーや南京錠を利用することによって、盗難被害を防止できるようなら、事前の宅配業者への連絡事項として、投函後に鍵をかけてくれるようにお願いすることで、不在時でも宅配ボックスを使っての置き配で大切なものを置き配してもらっても大丈夫なように対応できるような環境を作ることも一つの方法です。もし今後、置き配と受取ロッカー、営業所留めでの受け取りが普通になるような状況も考えられますので、もし自宅前にボックスを置けるスペースが有るなら、自宅での置き配用のボックス設置の可能性あたりも考えてみてはいかがでしょうか。


実は家族間の安否確認のためには十分使えるのではと思う050plusの留守番電話

IP電話の「050plus」に紐づけしたIP電話は本体に留守番電話機能はありませんが、スマホに入れたアプリから留守番電話の設定ができます。専用のコールセンターに電話すると様々な設定をすることができ、利用料金もかかりません。
メッセージは1件90秒まで最大20件までセンターに残すことができます。センターに残すことのできる期間は7日間です。メッセージの聞き方はコールセンターに電話して操作をする(入っているメッセージを消去する時にも)方法の他に、事前に登録しておいたメールアドレスに、録音されたメッセージを音声ファイル化した添付ファイルを送ることで、コールセンターに確認を取らなくても聞くことができるようになっています。

自宅では基本的にIP電話に050plusを紐づけて、番号に電話を掛けるとIP電話が鳴るようになっているのですが、留守番電話を設定する時には、繋がってからの秒数を短くすれば電話に出られないことになり、長くすれば基本的には電話に出るものの外出時や室内にいてもどうしても出られない場合に応答メッセージが流れることになります。私の場合は30秒出なければ留守番電話のメッセージが出るように設定しています。

普通はここまでの使い方をレクチャーすれば終わりなのですが、IP電話に050plusを紐づけた場合、大きな災害などで家族や親戚同士の安否確認をする際にも役に立つのではないかと思ったので、今回改めてそのやり方を紹介しようと思います。準備としては、私の場合は留守番電話に切り替わる時間を最長にしておくので、まず自宅にいる時には留守番電話が作動することはないのですが、ある事をすると相手が050番号に電話をするとすぐに留守番応答メッセージが流れるようになります。

留守番電話を設定しておくと、通常はスマホにアプリを入れて運用するので、スマホの電源を切っている時とか、アプリを起動していない時、さらには電波が圏外になっている時などは設定した秒数に関係なく留守番電話用のメッセージが流れるようになっているのですが、常時利用可能なIP電話の場合はどうでしょうか。IP電話につながらないのは、IP電話のコンセントやLANケーブルを抜いた時です。普通は「接続されていませんので掛かりません」というメッセージが流れるだけなのですが、留守番電話をセットしてあるので、停電やネット不通の際にはすぐに応答メッセージが流れるようになるのです。

不幸なことに自宅周辺で大きな災害が起き、停電してしまった場合、固定電話にはメタル回線の場合つながって電話が鳴るかも知れませんが、電話を取れなかったらそれまでです。自宅のIP電話の場合は、最悪自宅が崩壊してしまったとしても、IP電話宛にかかってきた電話は留守番電話メッセージが流れるようになるので、そこで相手がメッセージを吹き込んでくれれば、スマホなどを全て失くしてしまったとしても、ネットカフェに飛び込んだりして、どこかで自分が使っているメールをチェックすることができさえすれば、設定で留守電に吹き込んだ声を添付ファイルで送るように設定しておけば、センターにメッセージの内容を照会しなくても、その内容を全国どこにいても聞くことはできるようになるのです。

もちろん、IP電話を使わなくてもあえてスマホにアプリを入れて起動させておかなければ、同じように緊急用のメッセージ録音機能を使うことはできるのですが、固定化されたIP電話に050plusを紐づけることで、日常的には家庭内での固定電話で使っていながら、特別な切り替え作業などもしないでいざという時にメッセージを録音しておける機能が使えるようになるわけです。

基本的には自宅のIP電話番号は安否確認したい親戚だけには教えてスマホに登録しておいてくれるようにお願いしようかと思っているのですが、もしお互いのスマホに電話しても不通になってしまった場合、災害用の公衆電話からでも自宅IP電話の番号に電話し、留守録メッセージに安否情報や現在いる場所を吹き込んでくれれば、そこで情報を得て何とかして連絡をすることも可能になるのではないかと思っています。

災害用の伝言サービスというのも確かにあり、災害当初は音声電話回線が非常に混むことを考えるとやみくもに使うのは控えたい部分はあるのですが、災害伝言ダイヤルに吹き込んでも返答がないような場合の最後の手段として、できるだけトラフィックに影響を与えない災害用の公衆電話などを使って利用できる余地を残しておくことはできるのではないかと思うのです。

実際に、こうしたことで使いたくないというのが正直なところなのですが、これだけ応用の効く留守番電話を備えたIP電話を固定電話化することで、普段の留守番電話の機能とは別の使い方もできるということは、何かと役立つのではないかと思います。海外に出掛けていても留守電にメッセージが入れば、メールさえ受信できればこちらからの操作の必要なくメッセージをその場で聞けるというのも、時差を考えて電話してもらわなくても良いので、そうしたメリットを感じつつ様々な活用法について今後も考えていければと思っています。


2023年4月から努力義務となった自転車乗車の際のヘルメットは普及するのか

昨日から自転車に乗る場合のヘルメットの着用が「努力義務」として、今後はヘルメットを着用しての乗車が普通になるのか、気にかかるところです。昔は、それこそ原付のヘルメットも必要なかった時代、車ではシートベルトの着用義務もなかった頃から考えると、自転車のヘルメットも一般化していくのか? と思いますが、今回の「努力義務」とは「義務」ではないというのもポイントになります。

この「努力義務」という言葉は、新型コロナワクチンの予防接種についても言われていた言葉で、「着用は強制ではなく、最終的には、あくまでも、本人が納得した上でヘルメット着用を判断する」というところに留まるため、着用の勧告を聞かずにスルーしても罰則の対象には今のところはなりません。前出の原付のヘルメットや車のシートベルトのように、免許の点数に傷が付くという、なかなか勧告を無視して行なわない事は現実的に無理な状況とは違うということになります。

今後、自転車でもヘルメットが強制になるのかはわかりませんが、自転車を利用する中でヘルメットを使いやすいようにする工夫がなされなければ、努力義務のままで普及していくのは難しいと思います。以前の原付の場合と比べると、ヘルメットの収納や持ち運びをどうするのかというのがすでに色々なところで言われていますが、一番大切なことではないかと思います。

原付の場合は「メットインスペース」を搭載したバイクが普及したことで、わざわざヘルメットを持ち運ばなくてもよくなったことで、利便性が上がったように思います。自転車のヘルメットは、原付のものと比べると小さくて軽いので、自転車に収納できなくても持ち運べるための工夫があれば、変わってくるのではないかと思うのですが。

ちなみに、私の場合はスポーツ自転車を買った時にヘルメットと一緒に揃えたのが、ヘルメットを付けて持ち運ぶことができるような構造になっているバックパックを買ったのですが、さすがに全てのお出掛けの時にバックパックを付けて出るわけにもいきませんし、できれば自転車でお気軽にお出掛けする際のバックに装着できるようなものが出てくれればうれしいですが。

あとは、自転車の種類にもよりますが、鍵のかけられるワイヤーでつなぐというのが現状ではベストの選択になるかも知れませんが、今後はヘルメットが収納でき鍵がかかるリアボックを付けるようにした方が、買い物には便利だし雨具類も載せたままにできますし、そういうのも考えていった方が良いのかも知れません。ただ、リアボックスを付けられない、後ろの荷台にお子さんを乗せるチャイルドシート自体が閉まって鍵がかかるような構造になったものが普及する事も必要かも知れません。

あと、自転車に乗るシチュエーションというのは家の自転車で出掛けるだけではないと思います。車で出掛けて出先で自転車を借りて利用する場合、自転車といっしょに提供されるであろう汎用のヘルメットは付けたくないという方は少なくないでしょう。となると、旅先で自転車に乗ることを考える場合、マイヘルメットを持ち歩くことになると思うのですが、その場合は例えばですが、今後の技術の進歩で災害用にはすでにある折りたたみ式のような形での自転車ヘルメットの登場があるのか? ということも気になりますね。先述のバッグに取り付けるやり方というのは、どうしてもヘルメットの大きさ分持ち歩くにはかさばってしまうわけですから。

本来は、そうした準備があって努力義務化となって欲しかったところはありますが、データ的にもヘルメットをしている場合としていない場合では転倒による大怪我をする可能性という点では圧倒的にヘルメットをかぶっている方が怪我をしにくいわけですから、まずはお手ごろなヘルメットを使いながら、今後日常生活の中に溶け込んでくれるような商品の出現を待つのが良いだろうと思います。