月別アーカイブ: 2021年11月

ネット通販の業者別の賢い利用の方法について考える 購入後のトラブルで泣かないために

私はこのブログでも専門にカテゴリーを設けているように、ボトル関連については新しいものや、自分の持っていない種類のものについては興味深く様々なところで情報収集をしています。先日、とある大手で比較的紹介している商品についての信頼度が高い(そのサイトが推している商品を購入しても痛い目にあったことが少ない)サイトに、Amazonでサーモスのボトルの安売り情報が書かれているのを見てちょっと興味がわきました。

ただ、そのサイトの紹介文では正直に「この価格が最安値なのかはわからないが安くなっている」と書かれていたこともあり、自分でも他サイトの価格を調べてみたところ、確かにAmazonが安かったのですが、同じ送料無料のヨドバシカメラ通販の価格と数十円しか違わないことがわかりました。ヨドバシの方は値下げでなく元からその価格で売っていることがわかったので、焦って飛び付くだけのインパクトはないと判断し、物の購入は見送ったのですが、ちょうどそんな時に入ってきたニュースが、AmazonでCPUを購入したら肝心のCPUが何者かに抜き取られていてAmazonと返金対応の事でトラブルになっている人が複数いるというニュースでした。

AmazonはAmazon本体での販売だけでなく、登録をすることで誰でも物を売ることができる「マーケティングプレイス」が並列して成立しています。これだと一時的に品切が起きた場合でも誰かがその商品を出品していればユーザーは品切れを意識することなく購入ができるものの、出品者の中にはあえてプレミア価格を上乗せした値付けをしている人もいるので、しっかりと商品の定価を把握したり、送料の有無なども確認するようにしないと、購入のためのクリックをしてからしまったという事になるので(トラブル時の対応も直接購入とは違うので)、注意が必要です。また、悪質な出品者の場合、製品の説明とは違うものを送り付けてくるケースもあるそうですので、なおさら注意は必要です。

今回のCPUの場合は、Amazonが直接購入者との対応を取っていることを見るとマーケットプレイスの商品ではなさそうで、それがさらなるAmazonに対する不安要素として今後考えていかなければならないと思います。CPUは高額なのに小さくて軽いので、こうした抜き取りによる被害は十分に考えられます。さすがに、Amazonの倉庫に運ばれる前の最初から中味がないというとは思えないので、倉庫内か流通過程の中で抜き取られたのか、それとも購入して返金対応を求めている人が嘘を言っているのかという話になるかと思います。ネット上ではもし不安な場合は、配送品を受け取るところから動画を撮影し、箱を開けて中味を確認するまでを通しで撮影してもし中味がなかった場合、購入者が意図的に抜き取ったという濡れ衣を晴らす証拠をきちんと確保した方が良いという書き込みもありますが、そこまで通販を利用する際にしなければならないのなら、実店舗で購入するか、きちんとトラブル対応してくれる国内の小売通販業者から買うべきだと思います。今回の事例はいわゆるフィッシング詐欺とは違いますが、正規のルートで購入してもこうした通販に対してのトラブルは今後も十分に起こり得るということはきちんと考えた上でユーザーは利用するしかないですね。

私自身は現在アマゾンプライム会員になっていますが、それでも怪しい日本国外からの船便でやってくる商品については、十分に購入する前に考えたり、同じ商品を購入した人の生の声を聞けるサイトを探したりして、失敗しないように考えてから注文します。もし売価がほとんど変わらないなら、ヨドバシやビック、楽天などの店舗を比較してそちらから購入するという事も今後は考えるべきでしょう。

年末に向けて、さらに感染症の関係もあって買い物に出掛けないで、ネット通販で多くを済ませたり、通販のセールに心躍らせている方も少なくないかも知れませんが、特にAmazonで購入する場合にはいくつかの超えなければならないハードルがあることも確かです。まずはまとめサイトで商品の価格を見て安いものを発見した場合、その価格で購入できるようになっているか(Amazon本体の販売分が終了しておりマーケットプレイス出品者の品物が表示される場合は事前に調べた価格と違ってきます)をまずは確認し、さらにその商品は本当にAmazonが直接販売しているものかという事を確認した上で購入手続きをされるのが良いと思います。こうした事が良くわからないという場合には、Amazon以外の通販サイトの利用が賢明でしょう。比較的高額になりがちな年末年始の買い物で泣かないためにも、注文前にしっかりと調べることを徹底するようにしましょう。


キャンプ場のサブスクリプションサービスとモバイル通信との関係

ここ数日というか、かなりキャンプ関連のニュースが増えてきたように感じています。昨日見たのは、千葉県で限定的に行なわれている複数のキャンプ場を「ソロキャンプ」「平日利用」という条件で一ヶ月6,000円で何回でも利用可能というサブスクリプションの「Outdoor Life」というサービスです。単なる野営地を日ごとに貸すサービスも紹介されていましたが、一応きちんとした設備のあるキャンプ場を安く月ごとに利用することができれば、利用者にとってもうれしい事ですが、キャンプ場の方でも今まで平日はほとんど利用がなかったということもあり、キャンプ場の稼働日が増え、さらに賑わっているということで、さらに利用者が増えるのではないかという目論見もあるようです。

ただ、この募集は2021年11月より3ヶ月間限定で、定員も50人と先んじて情報を得ることができないと利用はなかなか難しいのではないかと思いますが、今後キャンプブームが途絶えることなく、全国に気軽に使えるキャンプ場ができて、その中で全国にこうしたサブスクリプションのサービスを利用できるなら、生活の中心をソロキャンプにしてしまう人だって現われるかも知れません。ただし、このサービスはあくまで「ソロ」利用の料金で、利用者が複数になると本人以外は正規の料金がかかるそうです。

ただ、いわゆるファミリーキャンプとは異なり、ソロキャンプを趣味にする方というのは、一人になりたいのでキャンプに行くわけで、今後こうしたサービスが全国で使えるようになり、さらに仕事自体もリモートワークであらかたのところが済んでしまうなら、今後今までとはまったく違うライフスタイルで生活する人も出てくる可能性は大きいでしょう。例えば普段の住居を極力簡便なものにし、その住居では荷物や郵便を受け取ったり、基本の住所として使う事を主にし、実際には年間のほとんどをキャンプするような暮らしというのもできるかも知れません。ただ一つ問題があるとすれば、一般的には市街地と比べるとインフラが弱いのではないかと思われる山間部などのキャンプ場で、仕事に不便を生じないようなネット環境を利用できるのか? という事は気になります。

ネット環境という意味ではキャンプ場自体が光回線を引くなどして、キャンプ場利用者が誰でも使えるような専用Wi-Fiを用意するというパターンもありますが、広大な敷地内でどこでも安定した通信ができるように設備を構築するためにはやはりそれなりのコストはかかってしまいます。そうなると利用料金が上がってしまうと思うので、個人的にはそこまでする必要はないのではないかと思います。少なくとも大手三キャリアのうちどのキャリアが使えるのかという内容を知らせるだけでも、わかっている人はちゃんと自分の方でスマホやモバイルルーターを用意した上でやってくるでしょう。問題はハイスピードの出る場所と同じようなスピードで通信ができるかということですが、今後そうしたキャンプ場を作ろうと思っている方は、逆に大手キャリアのエリアマップを確認し、自分で利用してみた上でそれなりに快適な通信ができることを確認した上でその場所にキャンプ場を作るような取り組みがあると、比較的仕事にも使えるキャンプ場ということになってくるのではないでしょうか。

今後、通信衛星を飛ばして限りなく携帯電話利用可能がエリアが広がってくるようであれば、かなりの山間部でもこうした心配をすることなしにキャンプ場の立地はできると思いますが、そうした事が実現されるにはまだ時間がかかります。人の来ない場所でキャンプをするということは、外からの通信そのものをシャットアウトすることだと考える方もいるかと思いますので、全てのキャンプ場でスマホを使えるようにする必要もないでしょうし、逆にそういう方はネット通信利用可能でリモートワークに対応可能なキャンプ場は敬遠するかも知れません。それでも新しい価値観によってキャンプ場自体の差別化(この場合は携帯電話の電波が通じるか否か)が進んでいけば、状況に応じた利用について利用者側も考えることができますし、新たなキャンプや車中泊の方法が増えていくことは良い事だと思います。

個人的には、サブスクリプションまでは行かなくても、平日の空いた時に安く、スマホから直接予約して決済までできるようなソロキャンプ場が全国に多くできたら、車中泊をするために使う事もできそうです。私としては、寝るのは車の中にして、食事はキャンプギアを出して気がねすることなく楽しめるような旅が全国どこへ行ってもできるようになれば、車旅の可能性がさらに広がるような気がします。


これだけ普及しているカセットガスについて単純にゴミにしない可能性を考える

ネットサーフィンをしながら様々なウェブサイトを見ていて、岩谷産業からカセットガスを使ってご飯を炊くことができるカセットガス専用の炊飯器(型番はCB-RC-1)が出ていることを知りました。コストコへ行くとイワタニカセットガスのまとめ売り(12本?)がありますが、カセットコンロだけでなくこれからの季節だとカセットガスで動くファンヒーターや、先日ちょっと紹介した冷蔵庫もカセットガスで動きます。さらに、カセットガス専用の発電機もあります。そんな中、常にカセットガスを消費するならそのラインナップにこの炊飯器を加えるのもいいかも知れませんが、定価は59,800円となかなかの値段がします。

私自身のエネルギー事情としては、最近はゴミを出さないようにアルコール燃料に移行しつつあるのですが、実際美味しいご飯を炊くためには、自動炊飯の固型燃料やアルコールストーブでの炊飯よりも、火の調節の可能なガスの方が良いと思います。というのも、自宅での炊飯はガステーブルが自動炊飯に対応しているので、電気炊飯器を全く使わずに短時間に炊飯できるガスを使っていて美味しいごはんをいただいているからです。

ただ、自宅のガスは都市ガスなので使い終わってもゴミは出ませんが、カセットガスは使い終わった後の缶はゴミとして捨てなければなりません。私としては必要最低限のカセットガスを用意することはあっても、ゴミ捨ての大変さを考えてしまうので、優先してガスを使うよりも火力の調整については我慢して、アルコール燃料を使っての調理を工夫するようになると思います。ただ、カセットガスを使ってご飯を炊く場合には、専用の炊飯器を買わなくても、汎用の鍋としても使えるライスクッカーを導入した方がスマートではないかと私は思います。

私が持っているのは最大3合用のミニタイプですが、ユニフレームのライスクッカーのシリーズは重い金属製の蓋が付いており、最初に強火にすると中が沸騰した時に蓋が動くカタカタという音で知らせてくれます。その時点で火を弱火にし、湯気が上がらなくなるくらいまで火にかけ、ちょっと香ばしい匂いがした時点で火を止めて蒸らせば、それで美味しいお米が炊けています。メスティンなどのように重しなども必要ありませんし、同じカセットガスで炊飯したい場合には各種カセットコンロや小型のキャンプ用バーナー(カセットガス用)および風防と組み合わせれば良く、小さくまとめて持ち運べます。さらにそれらの品々を購入するコストをトータルしても、カセットガス炊飯器の半分以下で済み、他の調理への流用が可能になります。

そうは言っても、全てカセットガスで動かすことができる機器がこれだけあると、お金に余裕があるなら揃えてみて、キャンプで一味違ったカセットガスの使い方を見せつけたいと思う人もいるかも知れません。そんな中でやはり考えたいのがやはりカセットガスを使った後始末のことになります。それでももし、カセットガスの中味を店頭で詰め替えて複数回使え、耐用回数を使い切ったらお店に持って行き新しいものと交換できるような商品が出てこないものかという事はありますね。私の場合なら2~3本そうしたカセットガスボンベを持っていれば、遊びに行く時に持って行き、さらに旅先で中味を充填できるステーションがショッピングモールに出店しているアウトドアショップにあれば、基本的にゴミは出ませんし、回数を使い切ったボンベを回収して再販売につなげられれば、実質的に燃やすガスだけを買うような形になります。

飲料のボトルの場合はまだ衛生面から難しい面もありますが、イオンの一部のお店ではガムや消臭剤や洗剤などを専用のリターナブルボトルの形で売られている「Loop(ループ)」という取り組みが2021年5月からスタートしています。将来への可能性を感じているものの、まだ全国の多くのお店では使えていませんが、こうした取り組みの広がりの一つとして、店頭で詰め替えられるカセットガスが実現すればすばらしいと思うのですが。


あいにくの天候で自宅でスポーツ配信を楽しむ週末 もはやネット配信が当り前に

時期的には年末年始あたりの状況が怪しいので、本当はこの週末あたりに出掛けたいところだったのですが、天気がそこまではっきりせず、いつ雨が降るかというような天気になったため、昨日はテレビでスポーツ観戦をしていました。

今の時期は行楽のシーズンではありますが、やはり屋外スポーツをやるのにはかなり適した時期ではないかと思います。地域により差はあるとは思うのですが、主に高校スポーツの大きな試合が続き、静岡県内では高校サッカー全国選手権の県予選準決勝が行なわれ、二試合のうち一試合が地元のテレビ中継があったのですが、一試合はネット配信での中継になりました。

また、来年の高校野球の、春の甲子園大会の参考となる秋季東海大会の準決勝があり、静岡県代表がどちらも準決勝に勝ち上がっており、もし両方の代表が勝てば二校出場の可能性が上がるという、かなり注目の試合になっています。

野球の方は地元テレビでは全く放送されないのですが、大会を主催する毎日新聞のサイトで全国各地の地域大会の様子をライブ配信で、無料で行なわれていますので、いつも見ているテレビに入れたウェブブラウザから全画面表示で試合を見ることができます。過去は、この東海大会の様子についてはNHKのラジオによる中継はあったものの、テレビで放送するにはファンが限られるということもありますし、何より現状ではいくら高校野球が人気があるとは言え、他のスポーツへの配慮もあるので、昔のようにテレビで野球放送自体が無くなっていく傾向にあるのも仕方ないでしょう。野球ファンにとっては残念な時代の流れです。

ただ、テレビとは関係ないネット配信の世界であれば、ある程度の配信を望む人がいれば、それほど難しくなく実現できてしまうので、野球に限らずライブ中継をインターネット配信で行なうケースが増えてきたのではないかと思います。ちなみに試合結果については、特に二試合目はもつれにもつれ、最終的に静岡県の高校野球関係者としては最高の形になりました。こうしたライブ配信のない時代であったら、結果だけを聞いて一喜一憂するだけでしたが、今回は最後の最後までその瞬間を自宅にいながら堪能することができて、自宅に籠もっている状況でしたが、それなりに充実感を味わうことができました。

こうしたライブ配信とテレビ中継を渡り歩きながらスポーツ観戦をする状況が当り前になってくると、もはや見る場所すら選ばなくなります。今までは、地域のスポーツというのは旅行中にはまず見られないということになりますが、ネットの世界では地域というものは日本国内であれば関係なくなり、いつでも目的の配信をどこでも見ることができるようになっています。最大1Mbpsくらいのスピードであれば、テレビと比べてもそこまでカクカクになるようなことはないくらいの通信品質を今ではモバイル回線でも使えるようになっていますし、スマホやパソコンの映像をケーブルで旅行先にあるテレビに接続することができれば、特別な用意はなくても滞在先のホテルのWi-Fiを使ってパソコンで動画を表示し、映像用のケーブルでテレビに接続すれば、まるでテレビ中継を見ているかのようにネット配信のライブ画像を楽しむことができます。

来週はテレビ中継のないサッカーワールドカップのアジア最終予選の2連戦があり、さらに同時期にプロ野球のクライマックスシリーズ(日本シリーズ出場決定戦)が行なわれます。どちらもpovo 2.0で一週間のダゾーントッピングをすれば見ることができますので、ここに来て外に出歩くことなくずっと家でテレビ観戦になってしまいそうです。

ただこれは、決してテレビがオワコンになってしまったという事ではありません。今回は日本での観戦するためのメジャースポーツである野球とサッカーについて紹介しましたが、なかなかテレビで見ることができないマイナーなスポーツであっても、オリンピック以外に見られる機会が増えてくるのではないかと期待しています。今後も様々なスポーツイベントが開催されると思いますので、ネット配信について調べてみるのも面白いと思います。


中国で起こった食料買い占め騒ぎは笑って済ませられないと思う理由

お隣中国の江蘇省の食品スーパーで起こったとされるかなり半端ではなさそうな食料争奪戦の動画が拡散し、日本国内でもニュースとして報じられています。お隣りの韓国では新型コロナ感染者が比較的増えていることは知っていましたが、中国では来年早々に北京で冬季オリンピックが開催されることもあり、新型コロナ感染者の話も聞こえてきません。そんな中でこうした人民の連帯感なきパニック的な行動というのはちょっと予想外でした。

実際は、私が思った通り大きな問題は起こっていない中で、ある一つの情報に尾ひれが付いたことで一部の人たちのパニックにまでなったというのが本当らしいです。理解を深めるために、中国政府の商務省が出した文章を紹介すると、「日常生活や緊急事態に対応するために、生活必需品を備蓄しましょう」というものです。ここで言う「緊急事態」とは何か? ということが問題になったようです。

日本で同じような通達が政府から出たとしても、いわゆる「緊急事態宣言」が出た際にお店だけでなく個人や家庭にも自粛を呼び掛けるものとして捉える方が多いでしょう。当然この場合の「緊急事態」は「新型コロナの新たな波」ととらえる方が多いと思います。しかし、現在の中国政府は香港への支配を強めた後、台湾の統一を狙いかなり際どい発言や軍事行動をしているため(台湾の方も同様)、どうやら中国の一部の人民からは「緊急事態」を台湾へ侵攻して戦争になる可能性と捉えた人がいたため、一気に兵糧を集めにかかったのではないかと思えてきます。

私自身は全く戦争の経験がありませんが、いったん戦争となれば経済活動よりも戦争の遂行が優先されるので、食品を買う場合でも軍へのものが優先され、一般には配給制になる可能性もあります。この辺の事については、過去に中国でどうだったのかということも関わってくるものの、やはり何を差し置いても食べる物がなくては人間生きていけないので、大量にお米を買い込んで保管するというのは、目前に迫ったという誤解だとしても、戦争を前にしての人々のごく普通な行動だと思います。

翻って日本では、こうした実際の戦争に関わるデマというものは今のところ出てこないものの、昨年のマスク不足の際にはかなりあせった記憶があります。新型コロナ以前には、職場ではインフルエンザが流行する時期になると職場に用意されたマスクをして仕事ができていましたが、日本中からマスクが一気に無くなった時には不織布マスク自体をお店で買えなくなり、どうしてもマスクを使うためにはそれ以前に売られていた価格から相当高額な価格になったマスクを購入せざるを得ませんでしたが、それでも購入できずに争奪戦が起こりました。

私の場合は、しばらくは自作のマスクでお茶を濁しながら、何とか職場の方で用意してくれたマスク(不織布や布マスク)を使えるようになると、あえて高額なマスクは買わないようにしましたが、こうした援助がない場合には行列に並んでマスクを入手する事にもチャレンジしなければならず、そこでもしかしたら集まった人同士のトラブルに巻き込まれる可能性もあったと思います。

今の時期は新型コロナ感染も日本国内では少なく、不織布マスクも安く買えますし、その時あせっていた事はすっかり忘れたようになってはいますが、やはり今後の事を考えるとまたデマなのかどうかわからない情報に踊らされ、人に先んじようと改めて時を置いて見ると実に莫迦らしい行動を取ってしまわないとも限りません。

元々、中国の商務省が出した情報も、いざという時に慌てないように、少しずつでも生活必需品を備蓄しておいて欲しい(恐らくこれは台湾との関係ではなく新型コロナ感染でロックアウトした際に買い物に行けない事に対する話だと思います)ということだと思うので、本当はそういう細かいところまで解説しながら中国政府はしっかりと発信した方が良かったのではと思うのですが、はっきり言わない事で台湾への圧力を掛けているということもありそうなので、やはり普通の市民としては、あまり目前の物事に一喜一憂せずに冷静に考えて行動することが大切なのではないかと思います。

ちなみに私のところでは、あまり多くの米を買い過ぎると米が傷む可能性もあるので、5キロのお米を切らさないようにローテーションするように買い、その他に乾麺やインスタント食品、おかずになりそうな缶詰やレトルト食品を賞味期限までに食べられるくらいに買い揃えています。冷凍食品は近々食べる予定があるものしか買いませんが、冷凍うどん(別に粉末のうどんスープ)だけは切らさないようにストックしてあります。こうすると、お米が切れてもうどんや乾麺で対応可能ですし、冷凍うどんはおやつ的に食べてもいいと思っています。前日書きました電力危機についてもそこまで深刻に考えずとも、もしライフラインが不通になっても、おうちキャンプで何とかできるような備蓄およびグッズの準備をするぐらいが良いのではないでしょうか。


2022年2月に電力危機は起こるのか? 起こらなくても電気料金節約のために考えること

世界的なエネルギーを作るための燃料の争奪戦のため、日本国内の主流の燃料である液化天然ガスや他の燃料の価格が上がり、そのために家庭の電気料金まで影響を受けているそうです。改めて考えてみると、かなりの暑さが先日ぐらいまで続いた夏の季節にそこまで影響しなくて良かったと思えますが、冬は冬で暖房費として電力と灯油・重油のダブルパンチで値上げされることが予想されます。

ただ、お金の負担だけで済むようならそれでもいいと思う方もいると思いますが、もし電力利用量が供給量を超えてしまう可能性があると、あの東日本大震災の時のような計画停電が2022年2月あたりに行なわれる可能性もあるという話を耳にしました。もちろん、マスコミ報道というのはそれを頭から信じることはしなくても良いと思いますし、可能性としてそれほど計画停電になるかというと、個人的にはそこまでの緊迫した状況は電力に関わる人の力で解消することができるのではないかと思っています。

ただ、実際に計画停電が実行された時のことを考えると、突発的な災害(地震だけではなく大規模な落雷などで設備が損傷を受けてにわかには復旧できない事もあるかも)がきっかけとなって時間限定で電気が使えないような事も考えられます。個人的には自宅での生活の中においても、車中泊をするための準備で得たノウハウを活用し、急な停電になっても慌てないような下準備だけはこれからしていきたいと考えているところです。

まず、家庭の中で停電が起きた場合、一番困るのは何かという事を考えた場合、夜の場合は明かりですが、一日中通して困るのは常に電力を使って動いている冷蔵庫だと思うのですね。幸いにして今回の電力危機の予定が一年を通して一番寒い時期であるので、いわゆる冷蔵室にあるものについてはバルコニーなどの外に置くことである程度の保存はできると思うものの、雪国で雪が降らない地方であれば、冷凍室にある冷凍食品は電気が止まった瞬間から溶けていくことになるでしょう。

幸いにして手元には複数のクーラーボックスがあるので、とりあえず日常的には最低限の保冷剤を入れているので、その保冷剤と一緒に冷凍庫の中味をクーラーボックスに移し、冷凍食品から先に食べていくような感じで日々の買い物をしています。冷凍食品は便利なので、ついつい買い過ぎてしまう方もいるかも知れませんが、その量に応じて、一時しのぎではありますが大き目のクーラーボックスを複数用意して、できるだけ冷蔵庫内の食品を無駄にせずに食べられるような体制を考えることをおすすめします。

さらに、今ある冷蔵庫の中味を保管するだけでなく停電時にも氷を作ったり他のクーラーボックスに入れるための保冷剤を冷やしたいという方については、複数のクーラーボックスだけでなく、AC・DC以外にも市販のカセットガスを使って冷やすことのできる冷凍冷蔵庫COMBICOOLのような製品をレジャー用に用意し、いざという時には他の普通のクーラーボックスと合わせて活用するという方法もあります。ただ、常温からカセットガスを使って冷やすのはかなり効率が悪いので、日常的にサブ冷蔵庫としてコンセントをつないで寝室の飲み物やアイス用の冷蔵庫として使うなどの工夫はあった方がいいと思います。

次に、明かりの問題ですが、先日自宅周辺が数分間だけですが停電になった時、当然ながら周りの家々の電気も消えてしまっていて、月明かりがない日でしたら本当に真っ暗になります。逆に言うと真っ暗な中であれば少しの明かりでも十分部屋の中を照らすことができると思いますので、100円ショップで売っているLEDランタンでも用意して、同時にそのランタンで使える、これもできれば充電可能な単三型のエネループを呼びとともに用意しておくことをおすすめします。

私の場合はランタンと懐中電灯を常に使えるように明かりのチェックを行ない、暗かったり付かなかったりした際は予備電池に交換し、同時にエネループの充電を行ないます。エネループは自然放電量が少ないので、なかなかこうした充電作業は必要ありませんが、予備を含めた複数のエネループを用意しておくと、ポケットラジオの電源など他のもの用にも使えますので、必要な分の倍くらいの本数を目安として充電器とともに用意しておくことをおすすめします。個人的な充電器のおすすめは、過去にこのブログで紹介した純正のUSB充電器で、いざという時にはコンセントのないポータブルバッテリーからエネループに充電することができます。

パナソニックエネループ充電器 BQ-CC87 USB充電が基本のモデルその使い勝手は?

明かりについては、以上の用意でもそれなりに長期間の夜の室内を照らすには十分なのですが、もう一つ電気と私たちの関係を考えた場合、どうしても確保しなければならないのが、スマホの充電をどうするのか? ということではないかと思います。

さすがにスマホの充電は普通に使っていれば毎日することが必要なので、ある程度容量の大きいモバイルバッテリーか、他の家電製品も使えるポータブルバッテリーの用意が必要になるのではないでしょうか。これがあれば上記リンクのUSB経由でのエネループ充電も可能になりますし、安心して一日中スマホを使えるだけの電気があれば、計画停電を乗り切ることができるでしょう。

基本的には計画停電でない時間にACアダプターを使ってモバイルバッテリーやポータブルバッテリーを充電し、コンセントが使えない時に(特に夜間など)、ふと手元のスマホを見たら全く充電されていなかったというような急に備えるために、各種バッテリーを使うという形を考えます。さらに一日中コンセントが使えないような災害時を考えると、モバイルバッテリーやポータブルバッテリーを充電できるソーラーパネルの併用というのもできればあった方がいいですが、計画停電対策としてはそこまで考えなくても良いでしょう。もし購入する場合にはポータブルバッテリーの方を優先し、ソーラーパネルはネットでの安売りがされるタイミングで考えれば良いのではないでしょうか。

モバイルバッテリーについてはお使いのスマホに合わせたものを用意すればいいと思うのですが、ポータブルバッテリーについてはその用途で様々な容量のものがあります。個人的には夏に計画停電があることを考えると、できればコンセントが付いていて家庭用のDCモーターの扇風機が夜通し動かせるくらいのパワーのあるものが良いと思います。ちなみに、私が持っていて一番パワーが有るのが、最小の電気炊飯器を何とか使うことのできる以下のリンクのポータブルバッテリーです。

Enginstar ポータブル電源 R350を購入してみて PanasonicのミニクッカーSR-MC03との組み合わせでご飯を炊いてみる

どちらにしても、こうしたものは実際に電力危機が起こり、多くの人が準備の大切さに気付いた時点で品薄になってしまうことが予想されます。個人的には今後行なわれるであろうネットや実店舗のセールで通常より安くなった時を見逃さずに必要だと思うものから購入していくことだと思っています。個人的には全ての家庭の電力をソーラーパネルでまかなうような事は難しいと思いますが、暖房なら昔懐かしい湯たんぽをこたつの中に入れていざという時にはあたたまるような工夫も可能です。その際には湯わかしのできるキャンプ道具の家での利用も視野に入ってくるでしょう。まずは今揃っているキャンプ道具やモバイルバッテリーてできることできないことをまずは検証してみることからおすすめします。


2021年11月3日から再開したETC休日割が使えない人は「ETC割引プラン」の検討を

車を使っての旅行を計画する人にとって、今までネックだったのが高速道路の割引が新型コロナ関連で緊急事態宣言が出ていた時の影響が続いていて、ETCを搭載する車でも高速道路の休日割引が行なわれていなかったということでしょう。もっとも、長い間隣県への移動については自粛が呼び掛けられていたので、仕方のない部分はあるのですが、何はともあれ昨日から地方の高速道路線において土日祝日の高速道路代が割引されるようになりました。

ただ、私の場合は週末に出掛けることもできるものの、週末には多くの観光客がどっと出ることが予想されますので、あえて平日に休みを取ってゆったりと旅行したいと思っている人も少なくないかも知れませんが、残念ながら割引の対象とはならず、何の対策もしなければ通常の料金を払わなければなりません。

しかし、そうした平日に動くようなドライブのスタイルでも同じくらいの割引をゲットできるものがあることをご存知でしょうか。全国で呼び名は違うのですが、NEXCO東日本(ドラ割)NEXCO中日本(速旅)NEXCO西日本(みち旅)という名前で同じく11月3日から利用可能になった様々なETC割引プランです。

例えば、NEXCO中日本が販売している「信州めぐりフリーパス2021」の場合は、信州地域を自由に乗り降りできる2日間のパス、首都圏や名古屋エリアから出発する場合のフリーエリアまでの往復高速料金がセットになったパス(2日間および3日間の選択が可能)があります。

静岡から行く場合は信州フリー区間が乗り降り自由なパス(普通5,600円・軽自動車4,600円)を利用することになりますが、このプランは平日にでも利用可で、静岡側から走ってくるとフリー区間入口の諏訪南インター手前までは事前にETCマイレージに登録し、100km以内に押さえれば、利用する時間(朝・夕の二回)によって平日では通勤割引が使え、ETCマイレージサービスの還元額(無料通行分)として割引された料金相当分が後日還ってきます(請求されるのは通常時の金額になるので注意しましょう)。

時間があれば私の住む静岡からならずっと下道で長野に向かってもよく、フリー区間の諏訪南インターに入れば飯田方面・松本長野方面・軽井沢方面まで高速道路で行き来できるので、せっかくならどこかに一泊(車中泊でももちろん可)して、かなり欲張った行程を取ればこのプランの元を取るくらいも可能ではないでしょうか。

同様に全国にも様々なプランが出てくると思いますので、出掛ける前にまずは高速道路会社のホームページにアクセスし、現在どのプランが利用可能なのかを見た上で行き先を決めるというのもいいかも知れません。

ただ、例に挙げさせていただいた長野県はガソリンの価格が現在日本で一番高いかも知れない地域ですので(^^;)、個人的にはもう少しガソリン価格が下がってくれないかなと思いますし、個人的にはGOTOよりもガソリン税の暫定税率部分だけでも価格に転嫁しないような政治的判断があってもいいのになと思うのですが。しかし、何の対策も無く出掛けるよりも、高速道路に乗る前にこうしたプランを申し込むことができれば、それなりに安く車での旅を利用でき、高速道路に乗り降り自由なので、急な出発で宿が取れない場合でも車中泊で何とかしながら回ることもできるので、休日割引が使えないという方は、こうした方法を検討してみても良いのではないでしょうか。


値上げはあらゆる状況で起こり得るのでその対応が大事

選挙が終わった後で、さて今後の生活はどうなるかということを考えると、燃料の高騰の影響で、ガソリン代や電気代が上がることがほぼ決定しており、食料品についても様々なものの値上りがニュースになっています。普通の生活をしていると収入をその分増やすことは難しいので、少しでも現在のお金の出入りを見直して、決してケチケチするのではなく(^^;)、今まで無駄に払っていた分の支払いについて見直すことも必要になってくるでしょう。

かくいう私は、さらなる通信費削減を目指して通話用メイン回線を基本料0円のpovo 2.0に変えているのですが、昨日になってpovoからメールをいただき、サービス開始当初にばたばたした事のおわびということで、今月30日まで使用できる15日間有効な10GBのデータトッピングがプレゼントされるということになったようです。これは、私と同じようにサービス開始直後に契約した人のほぼ全員に出しているみたいですが、景気良くこうしたサービスを行なったり料金を下げているのは通信関係のみという感じもするので、まだ高いままでの通信料を払い続けている方は、古い契約でも解約料が0円になるそうですので、本格的に安くてクオリティも今まで使っている回線と変わらない大手キャリアのサブブランドあたりに狙いを定めて、とっとと移るのが良いのではないかと思います。

ただ、今使っているスマホをそのまま使おうとした場合、スマホの買い換えをしたくなければ、ドコモ・au・ソフトバンク回線はそのままで別の業者に変えるというのが基本です。SIMロックを解除する手続きだけは必要になりますが、それさえできれば問題なく使い続けることができます。

個人的には、実は私の使っている安いサーバーが本格的に値上げをするという案内が来まして、ちょっとどうしようかなと考えているところです。確かにサーバーは通信とは違って今までそこまで高額ではなかったため、回線のクオリティを維持するためには値上げもやむを得ないところは十分わかるのですが、何の経過報告もなくいきなり値上げの案内が来るのはちょっと堪えますね。ただ、長期契約に変えると逆に負担は減るので、他の支出も見直しつつトータルで今の使い勝手を変えずにキープする方向性は見えています。とりあえずはこのブログ自体が迷走する危険はなさそうです。

また、スマホ上で使っている一部制限ありながらフリーでも使えていたアプリが、今までと同じようにクラウドにファイルをアップしようとしたところ、その機能を使いたいなら有料ですという表示が出るようになりました(^^;)。これは今の日本の政治とは全く関係ありませんし、無料でサービスを使わせてもらっていてなかなか文句も言いにくいのですが、アプリを他のものに変えるにしても、それなりにエネルギーがかかる作業をしなくてはなりませんので、こういうことが立て続けになってくると、少々心が折れます。

ただ、スマホ用のアプリというのはかなり膨大にあるので、どうしても使わなければいけないところにはお金は出しますが、それほど必要ではないところにはお金を出さずに使わせていただくというスタンスはそのまま取っていきたいですね。

ただ、そんな中で気を付けていただきたいことがあります。私自身はこの引きこもり状態の中でスマホやパソコンを使っていわゆる「ポイ活」なるものをわずかではありますがやっていて、毎月支払っているradikoの有料会員サービス「ラジコプレミアム」(月額税込385円)くらいを稼ごうとそんなにアクセクせずに行なっています。ポイントを買い物をしないで得るには、様々な動画広告を見る必要があるのですが、そんな動画広告で目立つのが、「スマホを使って簡単にお小遣い稼ぎ」のような怪しげなサービスも混じっています。

「今回たまたま定員が空いた」「数十分で10万円入金」とか、普通に考えればありえないような煽り文句が続くのですが、本当にお金に困っている人がこの広告を見て申し込んだ場合、こちらから何も支払いが無ければいいのですが、何らかのお金を振り込むようになっていたとしたら、広告の通りにお小遣い稼ぎができるかどうか、個人的にはさらに怪しいと思わざるを得ません。

現在ではYou Tubeでお金を稼ぐためのページ登録者を集めるのも大変ですし、私のこのブログに至っても、やはり今のインターネットは動画が主流なためか、かせぐというにはほど遠く、何とかサーバーやドメインの経費を賄って自由にコスト負担なくブログを続けられれば良いと思っています。潤沢な資金があれば投資という手段もあるかも知れませんが、当然ながら元本は保証されない自己責任の世界です。というわけで、個人的におすすめしたいのは、基本的なことですが、まずは家計簿で現在の自分のお金の使い方をしっかりととらえ、無駄な消費をカットして、生活の質を落とさないで多少のお金を浮かすことを考えた方がいいのではないかと思います。くれぐれも心の隙間に入ってきそうな甘いお誘いにはお気を付け下さい。


総選挙投票日に起こった電車内でのテロ事件は今後も起こるのか

昨日は前々日に衆議院議員選挙が行なわれて即日開票された結果が大きくテレビでは報じられましたが、たまたまあるワイドショーを見ていたらトップニュースは東京で起こった京王線車内での無差別テロとも考えられるような事件報道の方が先でした。

選挙のスケジュールがハロウィンと重なり、今回事件を起こした犯人はそれほど国政選挙の投票日であることをあまり認識していなかったのかも知れませんが(人が多く出ている時を狙った犯行であることから)、これだけ世間で注目を集めた選挙結果よりも大きな扱いで報道されるというのは、それだけ衝撃度が高かったからなのか? という感じがしないではありません。

先日、私は久し振りに電車を使って横浜まで行ってきましたが、横浜から桜木町方面に向かおうとしたところ、電車が止まっているということでしばらく待たされました。駅のアナウンスによると車内で緊急停止ボタンが押されたそうで、その時は車内で気分が悪くなった人が出たため、電車が出発を遅らせるためにボタンが押されたそうです。それは恐らく気分が悪くなった人を降ろすだけの事だったと思うので、私自身はそこまで待たされることはなかったのですが、いつどんな事が起きて自分が巻き込まれるか(その場から動けなくなるということを含めて)という事の不安はやはりあります。

地震や強風、大雨のような自然災害の場合は仕方ありませんし、事前に列車の運休が予想できるくらいの天候の場合には出掛けることそのものを中止することを考えますが、それ以外に人身事故の予想をすることは流石に難しく、一つの事故で復旧を待つためのタイムロスだけでも事前の旅行の計画が変わってしまう可能性はあります。今回は、人身事故以上に自分の身まで危うくなるようなテロに近い事件なので、こんなことが頻繁とは言わないまでも具体的な計画のもとに、私たちが忘れた頃に再び実行されるような事が複数起こるようなら、今後は何らかの対策を鉄道会社が取ってくれないと、安心して旅行にも出掛けられなくなってしまうような気がしています。

特に今回の犯人は過去に起こった小田急線での暴力事件を見て、刺激を受けて今回事件を実行したような供述も挙がってきています。また犯行の内容を見ると、車内で火を付ける際に、小田急の事件で燃えなかったものを使わずに、実際に火を出してしまったライターオイルを使うといった、過去の事件の内容をよく調べた上で用意をしているような事も供述しています。今後同じように閑散とした地方の鉄道ではなく、あえて人が乗り合って相当混雑する時期の車両を狙って同じような事を計画する人が現われたとしても全く不思議ではありません。交通機関が発達して便利になっている都市であればこそ狙われる可能性があります。

さらに言うと、政治的、宗教的な理由ではなく単なる個人の思い付きでこんな大きな事件が起こってしまうということは、危険と認識しているテロ組織を警察がいくらマークしていてもこうした事件を防ぐことは難しいということになってくるでしょう。この辺は日本が特殊なのかどうかはわかりませんが、安全な交通機関を守ることについて、今までのようにテロ集団をマークするのではなく個人に対しての対策を考えるなど、多くの人が様々な対策を考えて防御策を考えていかないとまずいでしょう。今回は普通の電車(特急運転)でしたが、より社会的な影響の大きい新幹線内での事件ということも想定されてしまいますので、鉄道の中での対策および、社会的な人々の不安を和らげるような政策も必要ではないかと思います。

今回の選挙の結果を受けて国内の政治の流れも決まっていくと思うのですが、政治家は票のコントロールはできても、こうした事件を100%未然に防ぐことは難しいと思います。選挙の開票中にこんな事件が起こったこともあるので、ぜひ政治の世界でも交通機関の安全対策および、教育や社会不安を少なくするような政策の実現をする中で、現状に不満を抱く自分勝手な実行犯を出しにくくし、安全に旅行を楽しめるような社会に向けて今回当選した議員の方々は奮闘指定ただきたいですね。


NUROモバイルのNEOプランはスペック上はお薦めだがやはり速度の実測値が気になる

2021年11月1日から利用可能なNUROモバイルのNEOプランは、スペック的にはahamoやLINEMO、そしてYmobileやUQモバイルのスマホプランを意識した戦略的な内容になっています。具体的には以下のような内容になっています。

・音声SIMの提供
・回線はドコモのみ(他のプランではFOMAエリアでの使用可)
・登録事務手数料、SIM準備料、解約料、転出手数料0円
・他プランへの変更は不可
・LINE、Twitter、Instagramがデータフリーで利用可能(外部サイトの利用は不可)
・LINEのビデオチャット、ビデオ通話およびライブ配信、視聴は対象外
・Twitterのスペース、ライブ動画、公式アプリ以外での利用は対象外
・Instagramのライブ動画の利用、ビデオチャット、ビデオ通話の利用は対象外
・高速クーポンは月20GB
・高速と低速との切り替えは不可(他のプランでは不可なので)
・高速クーポンは翌月まで繰越可能
・家族や友人と高速クーポンのやり取り可能な「パケットギフト」あり(NEOプラン間のみ)
・高速クーポンを使い切ったらバースト転送ありの最大1Mbpsに制限
・ソニーグループのAI技術を使い帯域を自動割当
・音声通話はオートプレフィックスで専用アプリ不要、料金は通常の半額
・オプションで10分定額の設定あり
・オプションなしの料金は月額税込2,699円

後出しのプランということもあり、データ容量と料金のバランスも良く、ドコモ回線をメインに使いたい場合、ahamoより使える可能性はあるのではないかと思えます。ただ、今までのnuroモバイルでは高速データを使い切った後の低速制限時にはかなり遅くなったという報告もありますので、実際にサービスがスタートしてどのくらい制限速度の1Mbpsで使えるのかというのは、利用者からの報告が出ないとわからないというのが正直なところです。

ただ、そうした事も新規契約から転出・解約まで全て0円でできるということもあるので、人柱的に契約しても、そこまでの痛手を生じないと思われるので、積極的にモバイル通信について発信している他サイトやYou Tubeでの報告を待つというのも一つの手ではありますが、すぐ契約しても実害は少ないとも言えるのですが。

かくいう私はというと、現状ではUQモバイルの月15GBプランを契約していますが、4GタイプのSIMということで低速にしても最初はバースト転送がかなり早く、データの読み込みが早いので低速でもそれなりに動画が快適に見られるというメリットを当分手放したくないというのが正直なところです。先日、横浜から静岡まで高速バスを使用した際、バス内部のWi-Fiは一定の時間つなぐと自動的に切れてしまうので、UQモバイルの低速通信で動画を見ていたのですが、高速道路走行中も少々もたつくところはあっても、ほぼ満足に帰路の中で動画を見続けることができました。

UQモバイルとnuroモバイルを比較した場合、どうしても大手キャリアと同じ回線を使える使えないの差について考えてしまいます。ずるいようですが、現状ではそこまでの回線品質についての信頼性が私の中ではUQモバイルと比べると乗り換えするほどではないですし、UQモバイルのように他のプランに変更できないというのが地味に痛いという感じもします。

もちろん、ドコモ回線でそれなりに低速通信が平日の昼間に使えるようになってくれば、他の方へのおすすめ回線としての立場にはなっていくと思いますので、今後のネットでの口コミの内容についてはチェックしていきたいと思っています。