月別アーカイブ: 2017年5月

GW中の東京往復旅 その5 帰宅はあえて国道へ 夜間走行の課題

ここまで東京まで車で出掛けた顛末を紹介してきましたが、今回の東京都内を走行するにあたり、カーナビはスマホ用のアプリ「Y!カーナビ」を使いました。他の優れたアプリもあることは承知していましたが、この「Y!カーナビ」はトンネル内に入っても表示が止まることなく、さらにトンネル内では表示が夜間表示に切り替わるように、あたかもジャイロセンサーのあるカーナビのように表示されます。そのため、トンネルの途中で止まっても位置がわからずにあたふたすることも少なく、さらに走行車線はどこを走ればいいかという指示も早めにあるので、だいたい中央から次に曲がることを見越しつつ車線をキープしていれば、急に車線が右折専用や左折専用の車線に入ってしまうことも少なく、かなりスムーズに運転ができました。ここまでスマホアプリのカーナビは進んでいるということになると、あえて専用品を使わなければならない状況というのは、限られてくるのではないかと思います。

帰りの道順については自宅をカーナビアプリに登録してあるので、他の目的地への経路を検索するのとは違い、一発で経路がわかるようになっています。問題はどのルートを取るかということで、大まかに言うと、おすすめか有料優先か一般道優先かということになりますが、さすがに普通は高速道路を通るルートを選択されるだろうと思います。ただ今回は、翌日も休みということもあり、夜間ドライブも久し振りだったので、国道246号線を沼津まで走る一般道コースを取ることにしました。

ちなみに、友人と別れてからカーナビを操作したところ、自宅のある静岡市までは約180kmで、高速道路を使わなくてもノンストップで約4時間あれば帰ることができるとカーナビでは示されていたので、基本下道で行けるところまで行きながらゆきには楽しめなかった下道の運転を楽しみ、限界を感じたら道の駅か高速道路に乗ってサービスエリアあたりで仮眠でも取ろうかと、かなりアバウトな気分で出発しました。

国道246号線はかなりの繁華街を通っていますので、その辺を車で走り抜けるというのもなかなか普段利用している地元の道を走るよりも面白く、さらに途中からはカーナビの画面を見なくても、道路標識上の国道246線を走っていれば自宅に近づくということもあり、ずっと走ってしまいました。あくまで私の場合だけかも知れませんが、高速道路をずっと走るよりも、信号があって気を付けることの多い下道を走った方が眠気に襲われにくい傾向にあるようです。

ただ、そうは言ってもロングドライブをする場合の基本としてできるだけこまめに休憩をする必要があります。私の乗っているホンダ・フィットでは連続運転が2時間を越えると女性の声で注意を促すメッセージが入ります。この辺は下道をずっと走っていると陥りやすい点ですが、渋谷を出発してしばらく走っても、当然国道には道の駅はありませんので、一定区間ごとにSAPAのある高速道路と違ってドライバー自身が何とかしなければならないところです。

私の場合は、まず道路左側にあるコンビニの中から、好んでいただいているレギュラーコーヒーを飲みたいと思って駐車場の広いセブンイレブンを見付け、コーヒーをいただきながら休息を取りました。この場合、紙のカップもそのお店のごみ箱に入れて処理できますので、車内にゴミを残すこともなく、トイレも借りることもできるので、自然と夜間から深夜にかけての一般道のドライブは全国のコンビニチェーンに支えられているなという感が強くなりました。

たまたま走行中にラジオを聞いていたら、TBSラジオの番組で全国の外食チェーンについての話題で盛り上がっていました。具体的なメニューについてあれやこれやと話す内容は実に面白かったのですが、外食産業については24時間営業によるアルバイトの確保のしにくさが問題になっていて、今まで普通に24時間営業をしていたチェーンが深夜にはお店を閉めるケースが普通になっています。前回の報告のように夕食が少し遅かったため、食べ物が恋しくなるのはまさにそうして多くのチェーン店がお店を閉めた後になってしまったので、この点においては高速道路上の大きなサービスエリアなら24時間営業をしている飲食店もあるのですが、立ち寄るにしても閉店時間やラストオーダーを気にしながら注文することにもなり、下道派には厳しい状況になってしまっています。最近のコンビニには「イートイン」コーナーもあるのですが、やはり店内で注文して食べるのとは微妙に違うのですね(^^;)。

その後、さらに車を進めて、国道沿いの道の駅として初めて出現したのは静岡県に入った「道の駅おやま」(静岡県小山町)でした。残念ながら道の駅内にあるお店は閉まり、自動販売機で飲み物こそ買えるものの、車だけがいっぱいで格好の車中泊場になってしまっていました。これだと深夜にドライブするような場合は単なるトイレ休憩に寄るだけになってしまいます。これなら、国道246号線に限って言えば、中にコンビニが営業している東名高速の駒門PA下りに一般道から入ることのできる「ぷらっとパーク」を利用した方がいいかと思います。

その後は一気に帰ってきてしまいましたが、深夜に車で長距離を走る場合には、昨今に問題になっている全国チェーンの外食店における加重労働を避ける傾向により、24時間営業を行なわない店舗が増えているので、その点も考えて高速を使うか一般道を使うかを判断する必要がこれまで以上に増えることは確かでしょう。

今回利用した道の駅では、深夜に食事や買い物をしたいと思う人に対しては、そのニーズを満たすだけの設備を用意していませんでしたが、全国の道の駅でも一部を除けば同じようなものだと思います。そうなると、下道を通るから高速料金が掛からず安く上がるという単純なものではないことがわかります。常に一定時間を走って休憩というペースを維持し、必要に応じて眠気覚ましに買い物をしたり食事をしたりという事を考えると、十分に利用してその途中に何があるかわかっている道なら今回のように大丈夫だと思いますが、ほとんど予備知識がない中で深夜に走りまくるような予定を立てている場合には、お金はかかっても高速道路を利用する方向で考えるのがいいだろうと思います。


GW中の東京往復旅 その4 都心での食事場所探しに苦戦

今回の予定で一番苦労すると思っていた東京近郊での時間調整に何とか成功し、もう一人の友人と会うために向かったのはJRの錦糸町駅でした。実際私は今まで車で錦糸町駅に乗り込んだことなどはなかったのですが、友人が仕事の後で用事を済ますという場所が錦糸町だったので、合流するためにはとにかく行かなければなりません。

そこで、船橋から出掛ける前にカーナビで検索した経路を見つつ、錦糸町駅の南口から入るということを確認し、着いたら南口方面に出て自分の車を見付けて欲しいとLINEでお願いしてから出発しました。道路もそう混まなかったので、時間通りに実際に着いてみると、やはりというか一般車が出待ちするようなスペースはありません。道路上から駅に入るのに、バス停をこえてタクシーが客待ちをしている方面に進むと、メトロの出入口があり、その横断歩道の人の往来が激しかったので、なかなか駅から出られなかったので、その横断歩道の前で待っていてもらえれば何とかピックアップできそうだと思って、いったん横断歩道を越えたところで、タクシーが客待ちをしている中で信号待ちをしている時に友人に電話して場所の確認をし、もう一周ロータリーを回ったところで何とか友人と合流できました。全く土地勘のない私がこのような形でピンポイントで人とおちあうことができたのも、カーナビアプリと地図アプリのおかげです。

そうして友人には車に乗ってもらったものの、次の問題が発生しました。というのも、車に乗ったままでは話はできても車を停める場所が一向に見当たらないので食事もおいそれとはできません。友人の住まいが本郷ということでそちら方面に向かってはいたものの、お店自体がまずありませんし、あっても駐車場がない所がほとんどだったのです。

仕方がないので車はどんどん都心を離れていきまして(^^;)、これはもしかしたら赤羽から埼玉県突入かと思ったところ、王子駅近くにようやく駐車場のあるファミリーレストランを見付け、入ることができました。ちなみにそのファミリーレストランはその日の昼食を食べに入ったファミリーレストランと同じ「ジョナサン」でした(^^;)。

ちなみに、このお店は食事をした人には120分間無料の駐車券を出す仕組みになっていたので、夕食を楽しみながらその友人との用事を済ました上で何とかゆっくりと話をすることができたのでした。それにしても、都内で車を使って食事をするということが、これだけ大変とは思いませんでした。

これがGWでなかったら友人の知っているお店で食べられたかも知れませんが、連休中にはそうしたお店も全て休んでいたようだったので、大型チェーン店に頼らざるを得ません。その時ほど、普段は全く利用する気が起きないチェーン店に駐車場があってくれと願わずにはいられませんでした。

今回のお出掛けは東京の都心を目的地にしたことで、普段は多くの人が働いているせいか、お店などもそうした平日に重きを置いて営業しています。そんな街にわざわざ出掛けていくわけですから、出発前から難しい部分はあるかなとは思っていたのですが、やはり事前の下調べは大切だなと思いました。全国チェーンのファミリーレストランはカーナビでも検索はできるものの、「駐車場のあるファミリーレストラン」というような形で調べたい場合は、カーナビよりもグルメサイトで条件検索をした方が見付けやすいということが改めて調べてみるとわかります。

今考えてみると、車を降りてインターバルを取っている時にきちんと調べておくべきでした。東京在住の友人の情報をあてにしたからの怠慢でしたが、その友人も車は持たず、食事をするにもいちいちそのお店に駐車場があるかどうかを確認しているわけではないのです。ですから、グルメサイトでの検索結果をもとに車を走らせた方が、あてもなく車を走らせて探すよりも早く目的の施設にたどり着けただろうと思います。

それでもまあ、適当にやってきてやみくもに突き進んだのに、ここでも何とか無事に用件を果たし、友人を自宅の近くの車を止めやすい場所まで送ってから別れました。さて、ここからは一人で自由に自宅まで帰ることになるのですが、次回はその内容について最後に紹介します。


GW中の東京往復旅 その3 駐車料金を安くするショッピングモール選び

前回は車で東京都内を移動しながら、いかに駐車料金を掛けずに車を降りて休むかということも考えていました。まずは東京都内から離れることでようやく駐車場のあるコンビニを見付けることができ、そこで改めて次の移動はどうしようかと作戦を練ることができたわけです。とりあえずカーナビの検索機能を使ってたどり着いたのが前回のブログ内容をアップしたdaieiの浦安駅前店でした。

この店舗は一階が駐車場になっていて、入庫時に駐車カードが発券されます。駐車料金の仕組みは、全く何も買わない場合には駐車料金を払う必要があるのですが、1円でも買い物をしてレジに駐車券を出せば1時間駐車料金が無料になるというものでした。

二階に上ると売り場はワンフロアですが、最近のスーパーではよくある、店内で購入した食品を食べたりするためのスペースがありました。ここで残念だったのは、その席にはパソコンなどを使えるようなコンセントが席ごとに付いていたのですが、過去に何かの問題が起こったためか、全てのコンセントが塞がれて使えなくなっていたことです。もしこのコンセントが使えたなら、飲み物だけでなくデザートも購入してこの席でゆったりとブログを書きたかったのですが、ここでは冷たい飲み物だけを購入し、無料の駐車時間の範囲内でパソコンをコンセントなしで使わせていただきました。

ただ、それでもなお3時間ほど次の待ち合わせまでの時間があったので、浦安から近く、さらに駐車料金が安いかかからないショッピングモールはないか検討したときに思い付いたのが船橋市にある「ららぽーと東京ベイ」の存在でした。

車を使って全国を回っていると、移動中にトイレだけでなく買い物や情報収集までできてしまう大型のショッピングモールの存在は本当にありがたいものです。田舎道を移動する際に目立つのがイオングループの「イオンモール」ですが、さすがにイオンモールは東京には見付かりませんでした。

その時、なぜ「ららぽーと」がひらめいたかと言うと、静岡県にもららぽーとは出店していて、磐田市に一店舗が存在し、さらに東京近郊にも点在していたということを思い出した事があります。スマホでららぽーと東京ベイの駐車場事情について調べてみると、全ての車について一時間は駐車場無料であることがわかりました。浦安から船橋までの往復時間と、店内で一時間過ごすことを考えると、ちょうどいいくらいの時間を過ごせることがカーナビの到着時間予測から考えるとできそうだということで、東京から離れてしまうことは気にせずに改めて車を出しました。

実際に現地に着いてみると、地元の店舗と違って相当広い売場面積があり、ちゃんと自分の歩いたルートを見ていかないと迷ってしまいそうです。お店はいろいろありましたが、キャンプ用品の一大ブランドになっているsnow peakの店舗があり、高品質な製品の数々をじっくり見ていたら思いの外時間が経ってしまっていました(^^;)。

今回はほぼ1時間弱ショッピングモールに滞在し、そのまま改めて都心へと向かいましたが、一つ気付いたことがあります。今回利用したららぽーとには、「三井ショッピングパークカード」というポイントカードがあります。このカード会員限定サービスとして、多くのららぽーとで無料の駐車料金が増えるというサービスがあり、今回利用したららぽーと東京ベイではカードの種類によって無料で駐車できる時間が増えます。

クレジット機能付き(セゾン+アメックス)があれば1時間+3時間で計4時間無料になり、クレジット機能が付かないカード会員でも1時間+2時間で3時間無料で車を停めることができるようになるのです。今回の東京滞在ではそこまではお店を回らなかったのですが、後から考えてみると無料で作ることのできる会員カードを作っておけば後々で便利に使えるのではないかと思いました。

そこで、連休中に改めて地元のららぽーとまで出向き、クレジット機能のない方のポイントカードを作りました。カードはカウンターでもらえるので、住所氏名などの情報は自宅に戻ってからパソコンやスマホで登録すれば完了です。

もちろんスマホから外での登録も可能です。クレジットカード型の会員カードはは店頭なら即時発行なので、すでにクレジットカードを持っている人でも、VISA・Master・JCB以外にアメックスが使えるカードが欲しいなら年会費は無料ですのでクレジットカードを作ってしまってもいいかも知れませんし、カードはもういらないならば私のようにクレジット機能のないカードを作ってもいいでしょう。ただし、クレジットカードはネットからの申し込みでも作れますが、クレジット機能のないカードは店頭でないとカードをもらえませんのでご注意下さい。

今回は、あえて他のショッピングモールについては検証していませんが、全国を車で回ることが多ければ多いほど、地方だけでなく大都市の中でもより長く無料で駐車できる時間を確保することのできる、このような会員サービスを十分に生かすのもいいのではないかと思います。


ドライブエージェントパーソナル まさかの不具合とは?

先日紹介した東京海上日動の自動車保険に入るとレンタルで使うことができるドライブレコーター「ドライブエージェントパーソナル」ですが、実はまだ満期日が来ていないので基本の撮影はできているようなのですが、他の機能(いざという時の通信機能など)は全く使えない状態が続いています。

ただそんな中で気になっていたのが、ある程度連続で運転していても、一向に内蔵電池の容量が満充電にならないことでした。このドライブレコーダーには通話機能があるので、もし大きな事故が起こった際に、エンジンが止まったとしてもそれまで本体電池に充電できていれば割と長い時間通話をしても大丈夫なのですが、これで本当に大丈夫なのかと思っていたところ、まさかの本体のバグがあるということが明らかになりました。

最初にいただいた説明書には、走行中に満充電すればスリープモードで約7日間は本体電池だけで起動可能になるとあったのですが、現状でスリープモード約1日で本体の電池がなくなるケースがあるとのことで、大がかりなアップデートとなったようです。

アップデートの方法とは、microSDカード2枚と説明書類の入った荷物が送られてきて、それを本体に入れることで新しいシステムを入れ直すような感じのもので、添付された書類を見ながらやればそんなに大変ではないかも知れませんが、全くこうしたアップデートをやったことがない方がいたとしたら大変だろうと思います。

というのも、アップデート手順が書かれた説明書が2枚あるアップデート用のmicroSDカードを使ったやり方が書いてあるものの、わからない人は一枚目のアップデートが完了した時点で終わったと勘違いするようなこともあるかも知れません。最低限、アップデートする前のバージョンと、今回のバージョンアップを終えた後のバージョンはどうなっているのかという点についても書いていて欲しかったというのが正直なところです。ちなみに、私が完了した時点でのバージョンは「01.10.13」となっています。

ちなみに、このドライブレコーダーのOSはアンドロイドだということが、2枚目のmicroSDカードを使ってのアップデートをしている時にわかりました(^^;)。本体設定のところをいろいろ見ると、Wi-Fi設定やBluetooth設定ができるところもあるので、スマホに動画を飛ばすことができるようならうれしいですが。とりあえずまだサービスは開始できていないのですが、先日長く運転した後には本体の充電はほぼ満タンになっていたので、無事にアップデートは終了したと思います。これから新たに導入される方にはこうした自分でアップデートする必要はないそうですが、すでに導入されている方の中で、電池の減りかたが気になる場合や、自分でアップデートの作業ができない方は、専用の問い合わせ番号に連絡することをおすすめします。


GW中の東京往復旅 その2 時間調整と未知の道路走行

2017年5月5日の早朝から静岡を出発した旅の目的は、まずはダンボールで15個もの荷物を新宿在住の友人に受け渡すというものでした。時間的にはお昼前後に到着して受け渡したらお昼でも一緒にということだったので、だいたい11時から12時くらいに目的地の新宿への到着を想定してペース配分を考えました。

幸いにして途中交通集中による渋滞も、事故による渋滞もなくスムーズに進む中、中井パi-キングエリアで24時間営業をしている「中井麺宿」で朝食を取ることにしました。先日東京から帰る時に足柄のサービスエリアで系列店の「足柄麺宿」でうどんをいただいたのですが、お店としてはこちら中井の方が先で、本場四国で学んだためか店構えもそれなりの雰囲気を出しています。ただ、ここではうどんだけではなく蕎麦も食べられ、天ぷらを御飯の上に載せて丼というような事もできます。もちろん、うどんのトッピングとして天ぷらを後のせするようなこともできます。

今年も四国のうどんは食べられませんでしたが、ここのうどんはコシもしっかりしていてそれなりにおいしいうどんであることは間違いないので、この辺に来るとついぶっかけうどんをいただいてしまいます(^^;)。

そうしてしばらく走った後で、海老名のサービスエリアにやってきました。個人的な感想として、下りのサービスエリアと比べるとちょっと狭さを感じ、ゆっくり買い物もできないような感じがするのですが、ここで時間調整をしないと目的地に早く着き過ぎてしまいます。そこで、海老名のサービスエリア内のテーブル席はさすがに使いずらいので、ベンチの上でラップトップ状態にしたノートパソコンで書いたのが前回のブログ記事です。ただぼーっとしていると時間というものは経たないものですが、考えながらそれまでの旅の行程を思い出し、まとめているだけでも時間というものは意外と早く経ってしまうものです。

私自身は以前から、気の遠くなるほど長く電車移動をしているような時には昔の乾電池で動くモバイルギアというキーボード付き端末を使ってそれまでの旅日記を書くことで時間を有効に使ったということがありましたが、今回も時間調整しているうちに前回にアップした文章を書くことができましたので、けっこうそうした作業もあなどれないと思います。

その後、東名最後のパーキングエリアである港北パーキングエリアでトイレ休憩を取り、カーナビに入れておいた友人宅の住所まで行く時間が目標の11時を越えたのを確認して東名終点から首都高に入るルートに入ったわけです。

ただ、さすがに東京都内には車が集中しているようで、多少の渋滞はありましたが、何とか予定より20分遅れの11時30分頃には無事に友人宅に着きました。マンションの地下に駐車場があり、そのマンションではお客様用として駐車スペースを数台確保してあるということで、車を無事に駐車すると、持ってきた荷物をマンション内の倉庫に収めるのにひいひい言いながら行ない、今回の旅の第一のミッションを終了しました。その後は昼食をいただきながら結構長く内輪の話で盛り上がりました。

友人の方の立場としては、昼食の場所をファミリーレストランにしなくてはならなくなったことに申し訳ないと言われてしまいました。残念ながらGWはいつも行っているおすすめのお店が全て閉まっているのでとのことでしたが、こちらとしては都内で駐車するだけでもかなりお金が取られると思うので、そのような心配なしにゆったりと歓談できただけでも嬉しかったです。

そうして、一人目の友人と別れたのは午後2時半くらいだったのですが、問題はその後です。次に会う友人は連休中仕事なのですぐに会えずに夕方にならないと連絡すら取れないのです。

とりあえず都心にいてもしょうがないと思い、とにかく都心にそれほど遠くない郊外のショッピングモールで時間を潰し、友人と合流することを考えて次なる目的地を定めました。郊外に出れば出るほど、少しの買い物で駐車料金がちゃらになるお店があるので、そういったお店をはしごしながら時間をやり過ごす事ができればいいさと思って、周辺のお店の状況を見ながら進みました。

実はこの文章もとある東京近郊のスーパーマーケットの駐車場内で書きました(^^)。このお店は一応バーの付いた駐車場がありますが、1円でも買い物をすれば駐車料金が最低1時間は無料になるという仕組みになっていました。当然東京の観光地に行き、周辺の駐車場を探して観光をするという手もあったのですが、観光地に行っても混雑するだけですし、どうしても東京で見たいものも思い浮かばなかったので、あえて連休中の東京をふらふらするのもいいかなと思うようにしました。このように、まずは車の駐車料金を使わない今まで電車で通過していた場所を車で通るだけでも新たな発見があるというものです。

そんな感じて車を運転している時、大手門のあたりで、マリオカートを模したカートでスーパーマリオのコスプレをした軍団に遭遇したのにはびっくりしました。ニュースで、本家の任天堂から著作権がらみの告発をを受けたというのは記憶に新しいのですが、海外旅行客が使っているのでしょうか、信号待ちで止まっている時に記念撮影などしながら団体走行していました。こんなことも、実際に現地に来てみないとわからないものですね(^^;)。


GW中の東京往復旅 その1 忘れ物に注意!

当初、2017年のGWの予定は全く立てていなかったのですが、必要に迫られて東京在住の友人2人と会って用事をこなすことになりました。特に一人の友人とは、ダンボール15箱にもなる荷物(ほとんどが本)を預かっていて、機会を見て手渡しに行こうと思っていたところ、このGWは自宅にいるということなので、私の車であるホンダフィットに入っていたほとんどの車中泊用の荷物を出してダンボールを詰め込み、何とか車に全ての荷物を載せることができたので、当日はとにかく早く出た方がいいと、午前6時前に自宅を出発しました。

予定としては高速でとりあえず東京付近まで行き、早ければ時間調整をしますし、遅ければそのまま進むように計画は立てていたのですが、出発した際は十分に時間があったので、最寄りのインターである静岡インターチェンジから乗らず、少し一般道を東へ進んで清水インターから東名高速に乗るつもりで出掛けました。
そして、車が旧静岡市から旧清水市へかしかかろうとした時にあることに気付いたのです。今回は車にかなりの荷物が載っているので余分な自分の荷物は持っていかないようにまとめておき、それでも帰りに体力的に力尽きた時のために最低限の車中泊のためのグッズは別に用意しておいたのですが、しっかり確認して落ち度はないと思って出発したのに、大事なものをひとつ忘れていました。

今回友人に会うに伴って、ちょっと前から手土産の算段をしており、その手土産一式をこともあろうに忘れてきてしまったのでした(^^;)。特別にということで用意した荷物と分けていたことがあだとなったようです。

幸い、高速道路に乗る前に気が付いたのは本当に怪我の功名でした。もし出発してすぐに忘れ物に気が付いた場合は相当へこんでいたことが想像されましたが、かなりのタイムロスがあるとは言え、来た道を戻るだけですので、何とか気分を直して自宅に戻り、無事に忘れた手土産を車に積み直して再出発となりました。
先日のブログで、他人のスマホの置き忘れについて書いたばかりだったので本当に恥ずかしい事になってしまいました。持っていく荷物は絶対に離して置かないという基本中の基本を守れなかったために、改めてここで自分のしょうもなさを宣伝するような事になってしまったわけですから。

ただ、こうした忘れ物をしても、すぐに切り替えて戻るなりする決断力というものも大切であることを自分でやってみて、大切だとわかりました。同じ忘れ物でもそのまま戻らずに行っていいものか、そうではなく必ず取りに戻らなければならないものかという判断も大切です。今回は友人に会うために買って来た手土産だったので、さすがに持っていかないで無かったことにはできませんでした。

今回のエントリーは、実は旅から帰ってきてからではなく、行程の途中でノートパソコンを広げて書いています。現在地は海老名サービスエリアですが、自宅へのおみやげとして名物のメロンパンを買って、これから東京方面に行きたいと思います(^^)。


ノンアルコールで体にいい? 「信濃錦」の「純正あま酒」

このブログは車で旅する車中泊をメインに書いていることもあり、あまりお酒の事について書くのも何だと思うのですが、最近はビールのようなものだけでなく酎ハイのようなノンアルコール飲料もあり、多くのそうした飲料がブームになっています。これなら運転中にも飲めるので、ロングドライブの気分転換にももってこいでしょう。ただ今回は、さらに大人だけでなくお子さんと一緒でも大丈夫というノンアルコール飲料として古くからある、「甘酒」について紹介します。

今回紹介する甘酒を製造販売している長野県伊那市にある宮島酒造は、昭和42年から自社で出しているお酒を全て防腐剤無添加にして製造している人に優しいお酒を作っている蔵です。その宮島酒造の出している日本酒の銘柄「信濃錦」の名を冠したノンアルコールの甘酒が今回紹介するものです。

最近売れているノンアルコール飲料と比べると、あまり好みではないという方もいるかも知れませんが、実は正直に言うと私の世代でも甘酒と言えばそれほど美味しくないというイメージが強く、特に冬場の自動販売機でコーヒーと間違えて熱々の甘酒缶を買ってしまった時には、かなり落ち込んだという経験を私自身が持っています(^^;)。

しかし、私にとって甘酒の概念が変わったのは、大晦日からお正月に掛けて伊勢神宮を参拝に訪れた時、地元の人のお接待で行なわれていた甘酒の接待のうち、自動車で来ている人やお子さん向けに行なわれていたノンアルコールの甘酒をいただいてからです。今となってはどこの甘酒なのかはわかりませんが、砂糖の味がしないのに甘みがあり、さらに日本のヨーグルトとも呼ばれるだけのほど良い酸味を出しているのがすばらしく、これが本当の甘酒かと感動しました。その時はかなり寒かったこともあり、熱々の甘酒をいただいて体の中から温かくなった記憶は今も色あせていません。

そんな記憶だけが残り、美味しい甘酒を飲みたいなと思っていたところ、地元の酒屋さんのホームページを見ていて、米と米麹だけを使って作る昔ながらの製法で、さらに防腐剤も使っていずにお子さんにも安心してすすめられる甘酒を売っているという情報を読み、どんなものかと興味を持ち、早速そのお店で購入してきました。

いつも甘酒は湯呑みに入れていただくのですが、購入時にもらったパンフレットには、一日30mlと少量を続けて飲むのが体にいい(この点については、あくまで飲んだ方の感想ということで、実際に全ての人に向けて効果があるかということについては確かなものではありません)という事が書いてあり、自分自身甘酒は好きだったので、騙されたつもりで試してみることにしました。もっとも、購入したものは750mlの瓶詰めなので、湯呑みに入れて飲んでしまったら、すぐに無くなってしまう量だったので、お猪口に電子レンジで熱した甘酒を入れて毎日ちびちび飲むことにしました。こういう形で飲む場合、防腐剤などを一切使っていないので、開封後には冷蔵庫で保管しないとたちまち飲めなくなってしまいますので、その点には十分にご注意下さい。

少量ずつ朝食の前にいただくことにしたのですが、ペース的にはこの大型連休いっばい十分持ちそうなので、ここのところ天気の方も不安定で、体調を崩さないかと心配なところもあり、その効果には期待しています。とりあえず温めていただいたところ、かなり甘い中にも酸味があり、記憶の中にある伊勢神宮の甘酒に近いこともあり、美味しく飲めるとで無理なく続けられると思います。

もちろん、気分転換に缶入りのノンアルコールビールをいただくのもいいですが、日本古来のノンアルコール飲料の甘酒を見直してみるのもいいかも知れません。ただし今回の銘柄以外で、同じような効能を持つ甘酒を購入される時に気を付けたいのは、「原材料名」のところです。今回紹介した「信濃錦」の甘酒は「米・米麹」以外の記載はありません。

多くの方は普段から多くの食品添加物を摂っているので、添加物が人体に与える影響についてそこまで心配することはないと言われればそれまでですが、添加物を使わない美味しい甘酒の味に慣れてしまうと、やはり今後は他の安いものがあっても、昔ながらの製法で作られたものに手が出るのかなと感じます。もし旅行や帰省中の土地で酒蔵が売っている甘酒を見付けたら、まずは「原材料名」のところを見て確認してみることをおすすめします。


「由比桜えびまつり」は車では無理?

今年は昨日の2017年5月3日に開催された、桜えび漁で有名な静岡市由比の由比漁港で一年に一回のおまつり、「由比桜えびまつり」に行ってきました。ちなみに、私は静岡駅が最寄り駅の静岡市在住ですが、朝8時から始まる桜えびまつりに行くには、人が集まりすぎるので車で行っても交通規制で近づけないので、まずは最寄り駅ではないのですが、広い駐車場が点在する東静岡駅まで車で行き、周辺の駐車場に車を停めてから会場のある由比駅まで電車で行くことにしました。そして、東静岡駅では片道でなく往復のきっぷを買っておくことを忘れないで下さい。そうしないと帰りに駅が混んでいると切符を買うだけで往生します。

さすがにそこまでしなくてもと思われる方もいるかも知れませんが、ゴールデンウィークに一日だけ行なわれる桜えびまつりをなめてはいけません(^^;)。由比駅では通常の改札の他にもう一つの臨時改札口をもうけ、切符回収だけでなくIC乗車券対応の機械まで設置してありました。また、臨時の帰り用切符売場をもうけ、券売機もその中に設置するなどかなりの対応が見られました。

私が由比駅に着いた時にはすでにスタート時刻の午前8時をちょっと回ってしまっていたのですが、それでもすごい人出で、会場はJRの線路をトンネルでくぐった先にあるのですがかなりの人が押し寄せているのがわかります。奥にある会場に向かって歩きていると、早速行列に行きあたりました。これはタイムスケジュールで午前9時半、10時半、12時、12時45分の4回、生しらすか生桜えびの無料プレゼントがそれぞれ500個ずつ行なわれるので、そのために並んでいるらしかったのですが、これから一時間少し待っても、もしかしたら500人並んでいてプレゼントが貰えない可能性があるということで、その列はスルーしてイベント会場の方に歩いていきました。

本会場の方はさらにすごいことになっていて、生しらすが1パック500円、冷凍の生桜えびが150グラムで700円の他、桜えびのかき揚げを売っている漁協売店のところに長蛇の列ができていました。とりあえず、生しらすの方は今日でなくても購入して食べる機会があるし、早く食べないと痛むということもあります。かき揚げも当日中に食べないと味が落ちますし、さらに桜えびよりも生しらすの列の方が長かったということもあったので、今回は冷凍の桜えびを2パックだけ購入しました。

なお、桜えび購入時に小さな保冷剤は入っていましたが、家に帰る途中で溶かさないためにクーラーボックスは必要です。今回は電車移動で自宅からも近かったので小型のソフトクーラーボックスに保冷剤を別に用意して行きました。遠方から行く場合は、車の中に高性能なクーラーボックスを置いておき、電車移動には小さくて軽いソフトクーラーで対応するというのがいいかなと思います。会場内でもスチロール製のクーラーボックスと保冷剤の販売はされていましたが、最初から持って帰ろうと思っているなら、しっかりと持って帰る際に必要なものを用意して出掛けましょう。

こうして、とりあえず最低限の目的である桜えびは確保したのですが、朝早く出てきて朝食もまだだったので会場で軽食をと思って並んだのが、漁協の婦人部の方々が作る桜えびのかき揚げがのったおそば500円です。これも新鮮な桜えびが取れるので食べられるということもあるので、多くの人が並んでいましたが何とか行列に並びながら待って食べることができました。他にも練り物やホタテ、焼き牡蠣などをおいしそうに食べている方もいましたが、これらはあくまで桜えびが主役の由比港で祭をやるということで、今回は軽くおそばをいただきました。みずみずしい桜エビのかき揚げがアクセントにになっており、大変おしいしくただけました。

そして、実は先週由比に出掛け、残念ながらお店が休みで買って来られなかったものを会場のブースに出店しているのを見付け、購入してきました。皆が大好きなまぐろのツナ缶はいろいろありますが、地元由比で製造販売を行なっている「由比缶詰所」がサラダオイルの代わりイタリア産オリーブオイル100%で浸けている高級ツナ缶です。会場では5缶のセットをフレーク状になったものだと1,100円、マグロの形を残したファンシーなら1,200円で売っていましたが、個人的にはフレークが好きだったので、写真の緑色のフレークを買ってきました。これなら冷凍も必要なく日持ちもするので、個人的には由比までお出掛けの際のおすすめのお土産だと思います。お祭り以外でも由比にある工場内の直売所で販売していますので、興味のある方は訪れてみてはいかがでしょうか。

そうして一通り食べて買っても、実は会場内には1時間もいませんでした(^^;)。入場の時に並んでいた9時半からのプレゼントを待つ人はまだ並んでいましたが、とっとと出てきて正解だったように思います。さらに出口付近で多少かさばることもしょうがないと安くておいしい甘夏を買って帰りましたが、多少のお金は地元に落とし、さらに人が増える時間帯を避けて会場を後にする方が個人的にはいいかと思います。お昼をどこかで食べながら周辺の散策をするのもいいでしょう。私はというと、午前中のうちに自宅へと帰りました。

私にとっては近場でありながらも十分ゴールデンウィークにふさわしいようなイベントに参加できて良かったと思っています。ただ、遠方から来る場合はできれば前日から出て、車中泊でもしながらオープニング前か同時に会場に入るのがスムーズに色んなものを見たり買ったりできるのでおすすめです。ただし、車で会場に乗りつけることはしないで、車は前夜から周辺の駅に近い定額の駐車場に置いて電車を使って現地まで移動という頭でいた方が今回紹介した由比桜えびまつりを心おきなく楽しめるのではないかと思います。


車の建物突入事故を施設面から考える

昨日起こった大分市内中心部の病院の待合室に高齢者ドライバーの運転する軽自動車が飛び込んで多くのけが人が出た事故について、夜のニュースで現場の状況を把握することができました。

相変わらずブレーキとアクセルを踏み間違える人が多いということと、パニックを起こした後の車の制御ができない点において、高齢者ドライバーへのバッシングが強まるような感じがするのですが、今回の事故現場の様子をテレビで見ただけの私でも思ったのは、病院側の事故防止のための対策がもう少しあれば今回の事故は防ぐことはできたのではないかとも思えたので、今回はその点について書いてみたいと思います。

現場となった病院の入り口は駐車スペースも少なく、両側が車椅子マークの付いた駐車スペースになっています。病院に薬をもらいにやってきたドライバーは駐車スペースがいっぱいのため道の端に車を停車させ、車をそのままにして病院の中に入って受付をしている様子がたまたまその車の後ろで客待ちをしていたタクシーのドライブレコーダーに記録されていました。

普通に考えて、かなり多くの人が待合室で自分の番が来るのを待っていたため多くの怪我人が出たわけですが、そうした人が全て車でやってきて同じスペースに駐車することができていたのか、まずは判然としません。そんなに広くなさそうな病院の前の道で車を停車させて待てるというのも、昔からの慣習と言われればそんなものかとは思いつつも、すぐ前が待合室という駐車スペースに薬をもらいに来るような人が車で来て停められてしまうというのは、ちょっとルール的にゆるいという感じがしました。

そして、もう一つ感じたのは、駐車スペースはすぐ前が待合室になっているのですが、前の道の往来の様子を考えると、今回のような事故はなくても道路通行中の車同士が衝突してそのはずみで病院に突っ込んでくるという可能性も考えられなくもないので、なぜ建物の前に最近の駐車スペースにはよく設置されているのを見ることができる「ガードパイプ」がなぜ設置されていないのか不思議に思いました。

このガードパイプというのは結構車との衝突にも強く、私は実際そうした現場に居合わせたことがあります。といってもアクセルとブレーキを間違えたわけではなかったのですが、お金を下ろしに銀行にやってきた私の前に見るからに危なっかしい運転をしている新車とおぼしきBMWがやってきました。その車は車庫入れをするために銀行の入口付近の駐車スペースにバックをして車を入れようとしているのですがうまく入らず、もしかしてこれはやるかもと思っていた私の心配そのままに、かなりの勢いでガードパイプに車を当ててしまい、さらに前後に動かす中で何回もパイプに当てていました。かなり車にへこみが出来てしまったのがわかりましたが、驚いたのはかなり勢いよくぶつかったのに、パイプにはちょっと見た限りでは傷が付いていないように見えたということです。

もし病院の待合室前のところにガードパイプが設置されていれば、今回の事故を起こした車両は軽自動車の中でもかなり小さいダイハツのエッセだったので、かなりアクセルを更かして前から進んだとしても、ガードパイプは車を跳ね返したのではないかとも思えます。もちろん病院の方になかなか設備を新しく作るだけの予算がなく、安全のため待合室の前を駐車禁止にもできない事情があったのかも知れませんが、今回の事故の影響というのはかなり大きかったようで、連休に入る前にやってきた人たちは診療ができずに大変困ったということですから、何とかして今後は同様の事故が起きても病院内に車を入れさせないような設備の増強をした方がいいように思います。

あと、自分が車を運転するということもありますので、広い駐車場ならできるだけ建物の前に駐車することは避けるとともに、コンビニのようにお店の前にしか停められないような場合は、今回の事故のように車を頭から突っ込むのではなく、あえてバックで慎重に停めるように気を付けることを実践したいと思います。

連休中には駐車場内にも車があふれるので、空いたスペースに一気に車を停めたいといきり立ってしまうこともあるかも知れませんが、そんな感じで運転していて勢いがつきすぎて人身事故を起こさないように、くれぐれもお気を付け下さい。


Amazonアカウントを乗っ取られないために二段階認証をはじめよう

私もそうですが、インターネットショッピングの利用にアマゾンを使っておられる方も多いでしょう。そんな中、アマゾンに関するちょっと心配なニュースが流れてきました。というのも、アマゾンで商品が売られている場合、アマゾン本社が直接物販をするという場合がほとんどなのですが、広く一般のアマゾンユーザーが品物を確保し、アマゾン本部で扱っていない商品だったり中古品をユーザーの言い値で販売することが可能な「マーケティングプレイス」という仕組みがあります。

割と需要の多い希少本を集めてきてアマゾンに出品し、その売上げて利益を得ている人もいますし、新品で購入したものの思ったような使い勝手でなかったとアマゾンに出品し、お店の下取りで受け取る金額よりも高額の売上を期待して出品する人など、人によってそれぞれです。

問題になっているのはそうした一般のアマゾンユーザーが出品した商品が、購入してお金を払ったにも関わらず届かないという状況が生まれているということです。特徴は、相場から考えられないような高額なはずの商品が数百円で出品されていることで、何の目的でこんな事をするのか、ちょっと考えてもわからないということでニュースとして報道されました。

こうした事実を基に調べたところ、上記のようなわけのわからない出品者のIDは、ハッキングされて他人のIDでなりすましを行なっていたものだということがわかってきました。購入したのに届かないということで、出品者のIDに向けてメールを送ったところ、その本人は出品自体を行なった覚えがないというケースがあったそうです。

となると、簡単なパスワードでIDを管理している場合、そのパスワードを見抜かれると、なりすまして好き勝手なことをやられてしまう可能性も出てきます。そこで、ここでは改めてアマゾンから来たメールを参考にしてログインの際に「二段階認証」を行なう方法について紹介しようと思います。

さて、「二段階認証」とはどういうことかですが、通常はログイン画面が出たらIDとパスワードを入れれば自分のアカウントのページを利用できるようになるのですが、そうではなくパスワードを入れてアクセスする前に、もう一つの段階を経ることでIDの乗っ取りを防止しようとするものです。この二段階認証には大きく分けて2つの方法があります。

まず一つ目は、自分の持っている電話番号にショートメール(SMS)を送り、そこに書かれている新たに作成されたコード番号を入力しないとアクセスできないというものです。これは、登録した電話番号は一つだけなので、第三者のアクセスを制御することができるというものです。ただ、SMSの使える音声通話用のSIMや、SMSオプションの付いたSIMを持っていない場合はこの方法は使えません。コード番号については端末が変わればその都度SMSに配信されますので、アクセスに必要な情報は常に手元にキープできるので、利用できる通話用SIMやSMSオプションのSIMがある場合にはこの方法をおすすめします。

もう一つの方法は、アクセスしようとした端末でパスワードを入力すると、四角いQRコードが端末上で表示され、そのQRコードを汎用の認証用アプリ(特定のアプリがあるわけではなく、「google認証システム」や「Microsoft Authenticator」などをスマホにインストールして使う)で読み込むことでコードナンバーが表示されるので、その番号を改めて入力することでログインできるという方法です。なお、もし最初に設定した電話番号にSMSが届かない場合に備えて、バックアップとして認証アプリを使って読み取ったコードを入力するように設定することも可能なので、個人的には通常はSMSに送ってもらうようにし、もしうまくいかない場合には画面にQRコードを表示し、認証用アプリから読み取ったコードを入力してアクセスする方法があります。

また、今回アマゾンの例で紹介しましたが、もっとパスワードをハッキングされたら恐ろしいGoogleのIDについても同じように二段階認証で安全性をアップできますので、連休中に自分の使っている端末に設定しておいた方が後の安心感が違いますので、この機会に利用しているアカウントについて二段階認証できるものは全てやっておくというのもいいのではないでしょうか。

アマゾンのIDというのは紹介してきたように、単に物品を購入するためだけでなく、不用品をまとめて売りに出して現金を入手することも可能なものなので、特にセキュリティに注意をして、もし今回紹介した二段階認証を設定していない方はすぐに設定することをおすすめします。家の中で使う端末なら、一度設定をすればそれ以降の認証コードの入力を省略することもできます。端末が盗まれなければ今まで通りの使い勝手でアマゾンにアクセスできますので、特に家でネットショッピングを楽しんでいる家族でこうした事に無知な方がいた場合、設定を手伝ってあげ、今後もあまり意識しないでセキュリティを高めるようにしてあげましょう。