月別アーカイブ: 2023年10月

事務的な書類を送るような用途の場合には新しく出た「郵便局アプリ」が便利そう

個人的にはたまに出すくらいの「手紙」ですが、最近になって毎年届いている年末調整のための保険会社からの控除証明書がなかなか届かなくてやきもきしていました。職場からは早めの書類提出を言われているのですが、肝心の年末調整用の証明書が来ないのでは困るのですね。ただこれは保険会社の怠慢というよりは、郵便局の労働環境の変化(?)により、全体的に普通郵便が届くのが遅くなったからという話もあります。

といっても、例えば今日、郵便を出そうとした場合、それが相手先にいつぐらいに着くのかというのは自分ではわかりません。さらに言うと、日頃あまり手紙を出すこともないので、そんな時には直接郵便局に行くことが多いのですが、近くのポストがわかれば、夜のうちに出しに行くとかできるのにと色々不便になっていることに気付いてはいたのです。そうした不満を一気に解決してくれそうなのが、新たに導入した「郵便局アプリ」でした。

まずは、今まで多くのアプリで別々にやっていたことが、このアプリで一元化されたというのがありがたく、タブっているアプリはスマホから削除することである程度はすっきりしました。

また、現在地から一番近いポストや郵便局を地図上に出してくれたり、差し出し側と受け手側の郵便番号を入れると、どのくらいで先方に届くのかの目安を自動計算してくれる機能はまさに欲しかった機能でした。この他にも、これも以前は別にアプリを導入して行なっていた、ゆうぱっくの「スマホ割り」のラベルも新しいアプリでも作れるようになりました。この10月からヤマト運輸や佐川急便と同じように郵便局も値上げしましたが、個人で使う場合にはまだ郵便局の方が安い? という風には思うので、今後はスマホ内で価格を比較できるので、色々な要素がまとまったアプリになったことは歓迎できます。

話は郵便局の話から離れますが、スマホにアプリを導入することで財布の中のポイントカードは減ったのですが、その分どの業者でも専用のアプリがあるので、それを起動して使うこと自体が大変になってしまっています。先日もとあるファミレスでランチを友人とご一緒したのですが、その際は同行者の方に迷惑がかかるので、そのファミレスのクーポンを探すのが手間だったので早々に諦めました。最近は特定のポイントアプリを使って利用時にポイントがたまるようにするのが精一杯という感じです。

現在、地元のお店でもお店限定のポイントと、dポイントに楽天ポイントやPayPay、auPayなどのポイントが二重に付く場合があるのですが、スマホにそれらのアプリが入っていて会員登録のデータが入っていれば、タッチするだけでそれらが簡単に加算されるような仕組みがあればもっと楽なのになと思います。今後も色々な企業がアプリを出すと思いますが、それを使うユーザーがかんたんに使えるようなアプリ開発をお願いしたいですね。


「フル電動自転車」だけではなく電動自転車でも乗り換える場合には注意が必要か

フル電動自転車なるものがあるということをテレビのニュースで知りました。ペダルを子がなくても進むといいますから、自転車のなりはしていますけれど、原動機付自転車(原付)そのもので、ナンバー取得およびヘルメットの着用が義務になり、保険に入る場合には原付の保険に入る必要が出てくるそうです。

一部の場所において、この「フル電動自転車」をノーヘルで自転車と同じように乗り回している人がいることが大きな問題になっているということです。ただ、知らないで買ったという言い訳は通らないと思うので、原付と自転車の違いを理解するとともに、ヘルメットも努力義務で、保険も安い「電動アシスト自転車」の方を買って乗るようにするのが、生活のコスト面を考えれば良い選択だと思います。

ただ、私もそうですが、ずっと電動アシストでない自転車に乗っている人が急に電動アシスト自転車に乗ると、アシストする場合のスピード制限は付いているものの、軽車両としてはかなりのスピードが出るので、今までと同じように運転するのはちょっと注意が必要ですし、スピードが出ているところに飛び出しが起きた場合、今までならそれほどスピードは出ていないのでブレーキをかければすぐに停まれる感じなのが、スピードに簡単にのれてしまう中できちんとブレーキについての整備を行なわないと、思わぬ事故につながる危険性はあるでしょう。

JAFのページでもこの電動アシスト自転車の利用方法についてのページがあるのですが、電動スイッチを入れて使う場合、軽くペダルを踏んでも急発進してしまうことがあるため、ペダルに足を載せた状態でスイッチを入れないことがまずは大事ということでした。そして、勢いを付けて乗る「ケンケン乗り」や、立ちこぎはバランスを崩しやすくなり(電動のアシストがあるので、思ったより進んでしまうため)、坂道でもゆっくりとペダルを回すことが大事になるということです。

ちなみに、電動アシストを行なう場合は速度が24km/hを超えたところでアシストがなくなります。逆に言うと、混雑しているようなところでも簡単にそこまでの速度が出てしまうということになります。車と人との衝突実験などでは、20km/hだと1,5m上から、30km/hでぶつかったら3m上から落下するぐらいの衝撃になるのだそうです。電動の場合はスピードに簡単にのれますので、もし運転を誤って人身事故を起したり、転んだりした場合の自分のダメージも心配になります。

以前、ロードバイクもどきの細いタイヤの自転車に乗っていて、見事にこけたことがありました。その時には歩道の車道の段差のところでつまずくような形になってしまったので、当然ながらすり減ったタイヤを使っているとタイヤ自体の破損の心配もありますが、突然タイヤがパンクした場合にはバランスをくずして転倒するかも知れませんので、ブレーキとともにタイヤの整備というものも大切になってきます。もちろん、今までの自転車もきちんとした整備をして乗ることが必要なのですが、電動自転車の場合は整備不良が重大な事故に結びつきやすいのでは? と私には思えます。

と、いいながらも将来的には電動アシスト自転車に乗り換えることも考えています。今までより自転車に掛けるお金が多くなったとしても、タイヤもブレーキを含めた整備費もバイクより安いですし、何より任意保険の安さというのがあるので、うまく使いこなせれば、原付の代わりには十分なりえる存在でしょう。

話を最初に戻しますが、どうやら無免許・ノーヘルで「フル電動自転車」に乗っている人は、「電動アシスト自転車」だと思って購入したケースもあるということでした。せっかく購入しても、「フル電動自転車」というよりも「電動の原付」という方がふさわしい乗り物なので、もし原付の免許がなかったら公道は乗ることができなくなってしまうだけでなく、警察に検挙されれば原付の無免許運転になるので、それだけでも「3年以下の懲役か50万円以下の罰金」ということになってしまうかも知れません。

どちらにしても乗り出してからも定期的な整備が必要になってくるものなので、ネット販売の場合であれば、近くの大手販売店のサイトで店頭受け取りを選択して、その後はそのお店でアフターサービスを受けるようにするとか、直接自転車屋さんで購入する方が、最初の購入費用はかかるかも知れませんが、長く乗れば乗るほど運行コストは下がっていくと思います。毎日乗るなら、その後の事も考えて購入しようと私は思っています。


IOデータから新しく3および2チューナーが付いたテレビチューナーが出たものの

私が今、リビングにあるテレビとは別に置いて使っているのは、ハードディスクやSSDを接続すると番組の録画ができ、さらにはスマホ・パソコンからテレビ番組が見られるIOデータの「REC-ON」シリーズのチューナー(2チューナー内蔵)です。

テレビと違って画面はスマホやタブレットの他、モバイルモニターでも良いので、ある時は2台目のテレビとして別室でテレビを見る時に使い、またある時は防水機能のあるスマホの画面から見ると、水回りやお風呂でテレビを無線LAN経由で見ることができ、重宝しています。ただ、自分が購入したものはかなり前に出ていて現在は生産終了になっていると思ったら、今度新しいものが出るということで、そのスペックについて調べてみました。

新しいものは3チューナー装備のHVTR-BCTZ3(店頭予想価格税抜34,800円)で、アマゾン専売で2チューナーのHVTR-BCTZ2/E(予想価格32,800円)ということでした。アマゾンのセールで安くなれば2チューナーの方が安いかも知れませんが、この価格通りに売られるのであれば、3チューナーの方がお買い得でしょう。

新しいハードのポイントは、Andoroid TV OSと連携できるようになっているので、ケーブルでの接続なしに対応ハードがあればメーカー提供のアプリを使って見ることができるということです。チューナーレスのAndorid TVを持っていれば、かなり使えるのではないかと思いますね。

また、3チューナー付きのハードをアプリでは4台まで連携させることができるということなので、同じものを4台購入すると(以前販売された古いモデルとの混在も可)、同時に12のチャンネルを録画可能というのも売りだということです。個人的にはそこまでする人というのはテレビを仕事にしている人くらいではないか? という気もしますけれど、新しいアプリを使って、チューナーを買い足すことで今までよりも多いチャンネルの利用ができるというのはテレビなしでは暮らしていけない人には良い機能なのかな? という感じですね。

個人的には、こうした外付けのTVチューナーにおいて、いよいよ今年12月からNHKのBS放送が一つ減ることになり、その分NHKのBS4Kを気楽にどこからでも見たい(恐らくオリジナルの旅番組とかが増えるので、出掛ける際の役に立つのでは? と考えています)のですが、今回の新製品には4Kチューナーは組み込まれていないようです。

現在、私のところではテレビ自体が4Kではないということもありますが、単体の4Kチューナーを買い足して、コンテンツ自体は自宅で見られるようにはしています。しかしこの手のネットに繋がるサーバー的に使えるチューナーに4Kチューナーが付くのがいつ頃になるのか、そうなった時には買い足して今持っているチューナーとの連携を図ることで、画質は落ちてもモバイル環境で4K放送を見られるようにしたいと思っているのですが。

ただ、来年になって、NHKの4K独自の番組が増えてくれば、そうした声もさらに大きくなることが予想されますので、私は今回の発表はスルーしてさらなる新製品を待ちたいと思います。


2028年に民放のAMラジオ局が電波を停止させワイドFMに移行するとどうなるか?

すでに日本のラジオ局において、出力が大きいAM波で放送しているAM局が、ワイドFMでの同時放送をしていることは知っている方が多いと思います。ラジオといっても自宅でラジオは私も聞きませんが、車に乗るとAMラジオを付けることが多いです。

ただ、今の車のラジオは古いので、FMはワイドではありません。2028年には在京の3局(ニッポン放送・文化放送・TBSラジオ)のAM送信所が電波を停止させ、FMでの放送に切り替えることが予定されています。FM電波だけで問題がないようだったら、広い敷地と維持費のかかる民放のAM放送が日本全体で止まる可能性が出てくるわけです。

FM電波は小規模な送信所で使え、さらにビルなどの中でも電波が入りやすいなどの特性がありますが、一つの送信所のエリアは狭くなります。そうなると、車で長距離移動をするような場合、いわゆる「県またぎ」をした場合に、それまで合わせていた放送局が聞こえなくなり、改めて別の局に合わせ直しをしなくてはいけなくなります。これは電波の特性上仕方のないことなのですが、それが最新の車に搭載されたラジオであっても、長距離移動では苦労をするということになります。

そのため、将来的にはラジオでなく、スマホを使ってインターネットラジオを車内でも聞けるようにした方が良いでしょう。AM放送が全く無くなってしまうわけではなく、地方によっては地元局がAM放送を続ける所もあります(今のところわかっているのは北海道2局と秋田1局は2028年に停波しない予定)。

また、特に北海道の2局は今でも場所によっては私の住む静岡県内からでも昼間に入感することがあるので、他の放送が停波すると混信が少なくなる関係から、地元のFM放送局が電波を出せないような天災が起きた場合でも場所を選んで受信機を選べばうまく長距離受信が可能になってくる可能性もあります。古いものでも感度の良いラジオならいざという時には役に立つかも知れませんね。

ここまで書いているのは民放の話ですが、NHKについては2026年度にはAM放送(現在は第一・第二放送)を一本化する予定になっているので、地域のNHKラジオはそれほど感度が良くない普通のラジオでも聴きやすくなるのではないかと思います。

ですから、NHKに限っては古い車のラジオでもとりあえずは継続して聴取することが可能であり、AMとFMが使えるラジオが家にある場合には、全くのゴミになることはないので、しばらくは生かしておいて、安定した受信をしたい場合にはradikoなどのネット配信を利用することを併用すると良いでしょう。ただし、現在一部のスマホに付いているFMラジオを利用する場合、今はやりの完全ワイヤレスイヤホンはラジオを使う場合には利用できませんので(有線イヤホンをアンテナとして使うため)、十分そのつもりで有線イヤホンが使えるアダプターなどを用意しておくと良いでしょう。

ただし、NHKではなく、民放AM局を古い車のラジオで聞くことが楽しみという方は、車から電源を取って使えるBluetoothスピーカーとスマホを接続して利用することも今後考えてみてはいかがでしょうか。


首都圏のJR普通グリーン車内で天井のランプが赤なのに座っている人は不正乗車なのか?

関東近郊を走るJRの普通列車の中には、グリーン車を連絡している車両があります。普通車のグリーン車は座席指定ではなく、満席でなければグリーン券(距離および、車内精算と事前購入およびSuicaグリーン券の価格は変わります)を購入すれば自分で決めた席に座ることができるようになっています。

現在はほとんどスマホからSuicaグリーン券を購入し、空いている席があったらスマホを赤ランプの付いている場所にタッチすると、購入情報が送られてランプが録色に変わり、グリーン券を購入していることが外からわかるようになります。

たまたま色んなネットニュースを見ていたら、JR運行の普通列車のグリーン車でのグリーン券を購入しないで乗車している人がいるのに、人員不足でそうした不正を見逃してしまうのは頭の痛い問題だというような記事でした。その中で、書き手の方の意志とは違うと思いますが、あえて赤ランプを緑ランプに変える事をしないで乗っている人全ての不正乗車だとミスリードさせるような書き方があったと、ニュース記事に対してのコメントで書かれているのも見ました。

ちなみにですが、Suicaのない時代には紙でグリーン券が出されており、それは今でも事前に購入すればみどりの窓口で他の乗車券と同じ紙の切符を発行してくれ、車内で購入する場合には車内乗務員が発行するペラベラの紙のグリーン券が発行されます。天井上のランプが赤なのに座っている人の中には最初からグリーン券を買わずに、何も言われなければそのままタダ乗りしてしまおうと思いながら乗っている人もいるかも知れませんが、もしグリーン車を回る乗務員に聞かれてグリーン券を事前に用意していなかったら、事前購入より高額なグリーン券の代金を車内精算させられることになります。ただ、その場合もぎりぎりに列車に飛び乗り、スマホも持っていない場合にはあえて乗務員が来るのを待って車内精算でグリーン券代を払おうと待っている人もいます。

ですから、もし自分が普通列車のグリーン車に乗った時に、天井のランプが赤のままで平然としているからと、避難したり写真を撮ってSNSにアップすような早とちりは控えた方が良いでしょう。そして、今のJR東日本の普通列車のグリーン券については、一部の区間を利用する場合にはSuicaグリーン券が購入できないこともあるのです。

試しに、スマホにモバイルSuicaアプリを入れている方は、東海道線から高崎線に乗り入れる列車に始発から乗るための区間である「沼津から高崎」までのSuicaグリーン券を買おうとしてみてください。高崎は候補の中にあり入力ができますが、沼津については候補も出なければ購入のための入力自体ができません。

なぜこんなことになるかというと、Suicaというサービス自体がJR東日本のもので、沼津駅というのはJR東日本でなくJR東海の駅です。つまり、JR東日本から別会社(この場合はJR東海)にまたがったグリーン券を購入するにはJR東日本提供のモバイルSuicaでは無理ということになります。

ただ、だからといってJR東日本の駅である熱海から高崎までのグリーン券をSuicaで購入し、始発の沼津から乗った場合、いったん普通席に乗ることになりますが、普通車両とグリーン車両は通路が通っておらず、いったんホームに降りてから改めてグリーン車内に入る必要があります。熱海は最近多くの観光客が訪れますから、満席にはならないものの、4人のボックス席を確保したいと思う場合は、やはり沼津~高崎間のグリーン券を買って乗り込みたいと思うのは人情でしょう。その場合はSuicaでは買えないのですから、乗車前にみどりの窓口で紙のチケットを購入するしかないのです。

これは静岡県に住んでいる人だけでなく、青春18切符シーズンに静岡より西から乗る人や、関東方面から静岡より西に向かう人であれば、熱海起点ではなく沼津起点のグリーン券を持っていた方が便利で安心できることは十分わかるでしょう。その場合は、車内乗務員にグリーン券を見せてそちらの方の操作で天井のランプを録色にしてもらう必要があるのです。こればかりはJR東海からJR東日本に入るような乗り方をする場合には避けることができません。

本来なら、列車自体が沼津まで伸びているのですから、モバイルSuicaアプリで沼津発着のSuicaグリーン券を買えるようにしてくれれば良いのですが、そうしないのは利用者が悪いわけではないということはここで主張させていただきたいと思います。2024年度末には中央本線にもグリーン車を連結させることになると思うので、この問題はずっと続くことになります。私が乗る場合にはあえてテーブルを出してその上に紙のグリーン券を置いておくことで、自分は決して不正乗車を狙っているわけではないということをアピールするつもりですが、今後も早とちりでSNSにアップすることによって騒動になることが起きてくることも考えられます。それならば、紙の切符自体を無くす流れの中で、きちんとSuicaだけではなく他のJR系会社のアプリからも関東方面へのグリーン券が買えるようにしてもらいたいものです。


ポータブル電源とソーラーパネルを買っただけでは節電は難しいが考え方を変えることで電気代も安くなる?

NHKのクローズアップ現代という番組で、2023年10月4日の放送された家庭内太陽光発電を行なっている家庭について取材をしていたのに目がとまりました。私だけが焦ってソーラーパネルとポータブル電源を導入して頑張っていたわけではないことがわかり、ほっとしたというのが正直なところです。取材を受けていた家では、ベランダに早朝から折りたたみ式のソーラーパネルとポータブル電源を置き、毎日ほったらかしにしてポータブル電源およびLEDライトを充電するのが日課だそうです。

2023年7月(まだそれほど暑くない時期)には前年と比べて5千円くらい電気代が安くなったそうですが、室内の電気を消してその代わりにソーラー充電したLEDライトを天井からつり下げて使い、エアコンや大型冷蔵庫などはポータブル電源ではなく家庭用のコンセントから使うと割り切っているそうですが、晴れの日はともかく、取材日の曇りの日ではポータブル電源は0から35パーセントまでしか充電されていませんでした。

取材を受けた方のソーラー充電セット(ポータブル電源とソーラーパネル)の価格はトータル6万円くらいで購入したといい、私が見ただけではありますが、ポータブル電源は300~400Whくらいでソーラーパネルが100Wくらいかなと思いました。それだけで月5千円電気料金を節約するというのは、ポータブル電源をソーラーパネルで充電して使ったからというよりも、家の証明をソーラーパネルから充電した電気を使った明かりに切り替えるなど、ポータブル電源とソーラーパネルのセットを購入したことにより家庭での電気の使い方を見直すことで、電気の消費量を節約できたからなのではないかと私には思えました。

それはそれで素晴らしい事だと私は思います。私の場合でも、家庭内での電気消費量全てをポータブル電源からの電力供給でまかなうことは自宅においては難しいと思っていますが、小さなポータブル電源にためて使う際に、一気に残量が減っていくのを見ると、家庭用の電気をきちんと供給してもらう有難さを感じますし、いつでも当り前のように使えるという今の状況についても考えるところがあります。

現在、イスラエルとパレスチナではかなりの緊張状態になっていますが、戦闘状態になる前にパレスチナで生活する非戦闘員の人が困るようなライフラインの供給を止めるような事を実際に目にしてしまうと、そうした力から自由になるためには、まずは電気にそこまで依存しないでも生活できるような方法を考えるということと、自分の住む環境の中でソーラーパネルを使って電気を作り、その範囲内で何とかできるような方法について模索することは、今後においてどんな悲惨な状況がこの日本で起こっても電気が全く使えないというストレスはなくなるでしょう。

ただ、何を用意していても戦争は駄目ですね。今回の空爆されたガザ地区の様子を見ていても、元から電力の供給が不安定だったためか、市街地には少なくないソーラーパネルを設置している建物があるのを映像で見ましたが、爆撃はソーラーパネルを破壊し、充電池の機能を停止させます。発電セット一式は重いので、それらを持って逃げることになってももたもたしていれば逃げ切れない事になる恐れがあり、折角の太陽からの恵みを受けられない状況を戦争にともなう破壊は作り出してしまいます。現地で被害を受けている方の状況が改善されることを祈るとともに、日本がそうした争いに巻き込まれることが無いように願わざるを得ません。


ポータブル電源を使うようになるまでは購入候補にも上がらなかった暖房器具

皆さんは暖房器具と言われて何を連想するでしょうか。エアコンを使っている場合はそれほど意識することはないでしょうが、冷房と違って暖房器具というのは様々な種類があります。

エアコンを電気代を上げないために使わないように昨年は考えていて、基本は電気代はエアコンほど高くならない電気こたつを使いながら、人が来て部屋全体を暖めたかったり、朝起きる時にすぐ回りを暖めて起きやすくするために昨年は小型の石油ストーブを購入しました。昨年はかなり限定的に石油ストーブを使ったので、それほど灯油の消費もなかったのですが、先日中東でまた大きな戦争が起こったことを考えると、ガソリンや灯油の価格もさらに上がり、ひいては安くなってきた電気代にも影響が出るのでは? と思い、慌てる前に一つ新しい暖房器具を購入しました。

それが、写真にある昔からある石英管による電気ストーブ(山善/あしもとあったかストーブDS-F041)だったのです。この電気ストーブというのは、小さいけれどもかなりの電気を消費するというのが昔からの印象でした。学生時代に利用していた下宿では石油ファンヒーターは利用可だったものの高く、安価な石油ストーブは禁止になっていて、代わりに電気ストーブを使っている人が少なくありませんでした。ちなみに電気代は部屋別ではなく全ての部屋の利用量を人数で割るという形になっていたので、こちらは電気こたつで我慢しているのに、割高な電気代を払っていたこともあり、自分の家の暖房器具として電気ストーブを候補にすることはありませんでした。

しかし、ポータブル電源を日常の中で使うようになると、かなり状況は変わってきます。私はポータブル電源をACコンセントから充電せず、陽の照る時にソーラーパネルを出して充電しているのですが、そうして充電した電気を何に使うのか? というのが問題になります。私の場合は大きなポータブル電源を単独で使うのではなく、比較的小容量のものを複数使い回すような使い方になります。ただ、小容量といっても250Whくらいはあります。

ちなみに、今の季節に扇風機を回しながらノートパソコンを使い、さらにモバイルモニターとFireStick TVで動画を楽しんでもトータル30Wくらいの消費量しかなく、単純計算でも6~7時間使い続けないと使い切れないことになってしまいます。扇風機を付けないと、さらに消費電力は少なく10W行かない場合もあります。それはそれで使えるのですが、利用と充電のバランスが取りにくいというのが正直なところです。

太陽というのは気まぐれなもので、ずっと曇りだったり雨の日には発電できませんが、これからの季節は気持ち良い晴天の日も多くなります。そうなると、パソコン作業をやりながらポータブル電源にためた電気を消費しようとしても、せっかくの晴れを活用できないということも起こります。そこで必要になるのが、手持ちのポータブル電源で使えて、かつそれなりの電気を消費し、さらに日常生活で使える家電であったりするわけです。

今回購入したのは山善の小さな石英式電気ストーブは、出力切り替えのないスイッチ岳のある400Wの製品です。価格も3千円くらいで重さも1キロぐらい、持ち運びはしやすいですが出力は抑えめといったものです。ただ、実際にポータブル電源に接続すると、消費電力は420Wくらいになっています。これは恐らく私が西日本に住んでいるので電気の周波数を60Hzにしているからなのかも知れません。50Hzにすれば多少は消費電力は下がるかも知れません。

私にとってはこの400W出力というのは、新しく購入したポータブル電源の出力が最大600Wと450W(X-Boost使用)なので、2つのポータブル電源どちらでも使えるということで、メリットはかなりあります。連続運転をすると、どちらのポータブル電源でも30分も使えばほぼ使い切ってしまうくらいなのですが、逆に言うと短時間でポータブル電源を消費でき、晴れている時には2つのポータブル電源をローテーションして使うこともできますし、日は当たっているものの部屋が相当寒い日には、純粋にソーラーパネルからの電気で暖を取るようなこともできそうです。

お出掛けの場合も、ポータブル電源とセットで使えば、走行充電もできるというのがポイント高いですね。朝起きて車の中で着替える時に使い、充電は走行充電をすれば再度使いたい時でも常にポータブル電源を満タンにした状態で動くことができそうです。今年は、朝の暖房はこのストーブを主に使うようにすれば、電気代というよりは灯油をこまめに買いに行かずに済むので、シーズン途中で灯油が切れても何とかなりそうです。

これからの季節は、調理器具よりも暖房器具の方が使うことは多くなりますし、使い方を工夫することで、電気代を気にせず暖を取れるようになるのは便利だと思います。まだ本格的に使える時期ではありませんが、今シーズンはこのストーブをうまく使って乗り切りたいと思っています。


ハンドルを握ることについての責任とあえて車に乗らないというプロ意識

先日、たまたま見ていたテレビのバラエティ番組でお笑い芸人のハリウッドザコシショウが色々と語っているのを見ました。(フジテレビ「トークイーンズ」2023年10月12日放送分)

最近はYou Tubeで手品・マジックの種明かしがされてしまうほどの物事を裏側を見せるような事で注目を集めようとする傾向がテレビバラエティにもあるようで、今回紹介する放送でも、裸で大声を挙げてネタを行なう、人によっては生理的に嫌うような芸風のハリウッドザコシショウさんの内面について、本人から言わせると「営業妨害では?」と思わせるような感じで番組は進んでいきます。

このハリウッドザコシショウさんは、私の住む静岡市出身の方で、まだ売れる前から地元のローカルバラエティに出演していたので、比較的好意的な感じでその出演番組を見ていたのですが、こうした番組だけでなく、ネットニュースでも真面目に努力している姿が紹介されていまして、単なるネタ披露ではない内容のものもなかなか面白いと思えました。

今回、ハリウッドザコシショウさんがデビュー当時からの仲間である野々村友紀子さんとの対談の中で、野々村さんが「これだけ売れているのになぜ車を買わないのか?」という疑問に答えたその内容が、最近の大きな芸能ニュースとシンクロしてとても印象に残りました。

ハリウッドザコシショウさんは学生のころから芸人を志し、吉本興業のお笑い養成所に入ったもののそこで人気者となることができず、相当苦労をして現在の事務所に入り、40代になってようやくテレビに出ることができるようになりました。本人の考えでは、学生の頃からの夢が叶い、お笑い芸人として認知されているので、この立場を手放したくないという事がまず第一にあるということでした。

お笑い芸人を含む、人気のある芸能人が「事件」を起こし、檜舞台から強制退去せざるを得なくなった状況については多くのパターンがあります。特にハリウッドザコシショウさんにとっては、先にちょっと触れた静岡発のローカル番組に呼んでくれてかわいがってもらった、お笑い芸人ではありませんがピエール瀧さんの事件にはかなりのショックを受けたのではないでしょうか。

また、過去に所属していた吉本興業所属の芸人についても、様々な事件がある中で、外的要因でお笑い芸人として自粛したり、その場から退場したくないという事がまずあり、そのためには自分で移動するために車を運転すること自体をしないので(免許は持っていても)、「事故をしたら終わり(大きな人身事故をしたら続けられないことが前提としてあったのでは?)」だから、車を買う必要はないと野々村さんに答えたそうです。

この収録がいつあったのかはわかりませんが、まさに自分で車を運転したことで事故を起こしただけでなく、その場から逃げてしまった藤本敏史さんとは完全に明暗を分けたような感じになってしまいました。藤本さんも逃げてしまったら芸能活動ができなくなることは十分わかっていただろうと思いますが、それでも逃げてしまうというのは、魔が差したということになるでしょうか。そんな事を起こさないために、そもそも最初のところで、車を買わないという選択をするというのは、相当プロ意識が高いのではないかと私は思います。本当は、こういうことは外に向かって出すような話ではないと思っているかも知れませんが、逆にそれくらいの想いでお笑いをやっている人は少ないでしょう。そこに、私はハリウッドザコシショウさんの凄さを感じます。

車を日常の足として使っている私としては、車を使わないという選択をしろといわれても難しいですが、だからこそ守らなければならないルールを守ることを今以上に大切に考えたいと思いました。私は芸能人や有名人ではないので、事故をして名前が出ることはまずないと思いますが、それでも、当て逃げやひき逃げをした場合には全国ニュースに名前が出るだけでなく、回りからの信用や仕事を失なうことになる可能性は十分にあります。

過去に様々な芸能人が事故を起こすたびにそうしたことを思いますが、今回ははからずも相当なプロ意識を持つことで、ハンドル自体を握らない決意をしてテレビに出ている人がいるということも頭の片隅にでも入れておくと、運転をする場合に生半可な気持ちではできないなとも思えます。これから行楽で車を利用する方も多いと思いますが、事故が起きるのは回避できない点もありますが、その後に逃げるような事は本人の問題ですので、その場から逃げずにきちんと事故処理のための対応することを第一に考えていただきたいと思います。


全銀システムの障害は人ごとではなくその対策は毎月の支払いに余裕を持たすことに尽きるのでは

過去には銀行のシステム不具合といえば、特定の銀行がシステム変更をした際や、連休をはさんで利用が集中し過ぎることによって起こることがありましたが、先日発生して復旧まで時間がかかっている全銀システムの不具合による、他行からの振り込みができなくなっていた(現在は解消)ことによって、色々なところに実害が生じているような状態です。

全銀システムに加盟している銀行を使っている方が、口座から他行への振り込みをしようと思っていてもできないということなのですが、個人が直接振り込みできない場合は、現金を出して別の方法で送金することは件数がさほど多くなければ何とかなるレベルかも知れません。ただ、給与の支払い元が全銀システムを利用していたり、各種公的な手当てや年金の場合もあり、そのいずれも毎月(手当などの種類によっては2ヶ月に1度のこともありますが)入ってくるはずの収入が入ってこなくなってしまうので、振り込みがされなかった当月から深刻な影響が出てくることが今回のトラブルでははっきりしてしまいました。

少なからぬ人が、銀行口座からの口座振替を利用したり、クレジットカードで毎月利用した買い物の代金を翌月にまとめ払いしていると思うのですが、もし翌月の給料の入金を見込んで口座の残高以上の買い物をしてしまった場合、もしかしたら口座からの振替が行なわれないことになったら大変です。入金されないことで信用取引の根本が崩れてしまいますので、クレジットカードの信用について問題が起き、新たに別のクレジットカードを作ろうとした場合に、実際に利用料金が引き落とされなかった事実が残っていることで、新たなカードやローンの契約が成立しなくなるということもあるかも知れません。

今回のトラブルの場合は、利用者側に問題があって支払いが滞ったということはないので、何らかの救済策が出るとは思いますが、例えばクレジットカードの引き落とし日直前になって口座残高が足りない場合、支払い方法を変えたり、キャッシングを行なって本来入ってくるべき分の不足分を補ったりした場合、果たしてその金利などを銀行が補償してくれるのかどうかについては、私が見た限りはテレビニュースでは触れられていませんでした。もし自分のところでそんな事になった場合は、まずはクレジットカード会社の方に問い合わせをしてみて、とりあえず自分で対策するのか、そのままにして銀行やクレジット会社の対応を待つのかをしっかり確認して動くことが大事だろうと思います。

このようなことが実際に起きてしまうと、やはり日頃から自分の口座に振り込まれるものがすぐに振り込まれないのに、引き落としだけは普通に落ちてしまう場合の対策を考えておくことは大事でしょう。それこそ、安易に何でも口座振替にすることを止め、電子マネーによる支払いの方へ移行したり、複数回払いを止め、お金を用意した上で翌月一括払いの方にシフトするような事もそうでしょう。また、毎月多くのお金が入ってくるあてがあるので無駄遣いしても何とかなるというような考えから、日頃から無駄を極力抑え、一回ぐらい給与の支払いが滞っても、十分な口座残高を確保するような生活に切り替えるような事も大事になってくるように思います。

最近は生活に関わる様々なものが値上げされ、中には今までの貯金を切り崩しながら生活している方もいるかも知れません。そんな中で蓄えをするというのは大変であることは十分に理解した上で、いかに今の生活を維持しながら使うお金を少なくしながら、少しでもいざという時に役に立つように口座にお金が残るような生活をするように考えを切り替えるのも大事です。これは何も毎月の給与が安い人だけの問題ではありません。生活が便利になる中で、気付かないうちに必要のないところに必要以上のお金を掛けて手間を減らすことに慣れてしまうと、一気にそうしたサービスを止めたり、使っている商品のレベルを下げる事ができなくなってしまう事も起きます。見栄を貼るということとも違い、ある程度毎月決まった金額のお金を使う生活が当たり前になってしまうと、節約をしながら生活をすること自体が難しくなるということは良く言われています。

私の場合を考えても、収入が低い時でも高い時でも、毎月残るお金はほとんど同じだったような事を経験していて、後から考えてみると、収入の低い時には色々なことを我慢してきたことで、収入が入るとそのタガが外れたように自分でもわからないうちに、色々な必要のないものまで買ってしまうというような事がありました。今はそうした事について反省し、本当にそれは自分にとって必要なのか? ということを考えながら物やサービスを購入することを実践しようと思っています(まだ完全にできているわけではありません)。

ただ、あまりに我慢する生活を続けてしまうと逆に生活自体が面白くなくなってしまい気が滅入ってきますので、自分で限度を決めながら生活を楽しむための出費も必要になってくる部分はあるでしょう。しかし今回のような事は、規模が大きい場合も小さい場合も、システム変更やハード変更のタイミングで起こり、たまたま自分の口座利用がストップさせてしまう可能性は0ではありません。そんな、いざという時にお金が足りなくなった時の事を考えて、お金に対しての問題がない時からその対策を立てていくことは、中東での戦争のような状況に触れてしまうと、やはり大切なことだろうと思います。支出をセーブしながら生活を楽しむような事について、これからも考えていきたいなと改めて思った今回の全銀システムの不具合に関するニュースでした。


自家用車のライドシェアを普及させたければ若年層の「車離れ」を何とかしないと

以前このブログでも紹介しましたが、全国の路線バスが無くなっていくような状況が問題視されているように思います。大きな都市では、公共交通機関を使って旅をするような場合、タクシーはつかまりやすいと思いますが、地方の人が少ないような地域の駅にタクシーを呼んだとしても、駅で待っているタクシーがいない場合にはかなりの時間待たされる可能性が高く、場合によってはタクシーの運行が休みになっている場合にはタクシーを呼ぶこと自体が難しいような状況も出てきます。

そんな中で政府が出してきた解決策が、地域住民にお願いして必要な時に住民の自家用車を使って送迎をする「ライドシェア」です。当然タクシー業界は大反対していますが、どんな車でも送迎に使えるのか? ということがまずは気になります。

タクシーは走っていて故障で止まる事がないように、きちんと整備をされ、事故が起こった時にもその対応が専門のスタッフによって管理されているのですが、もし整備不良の車で送迎を行なっている時に途中で止まってしまった場合など、運行している中での様々なトラブル対応について安心できないという気もします。

そして、タクシー業界で働いている人の高齢化が問題になる中で、最大80才まで運転手として働くことができるようにするという話も出ています。これは、逆に言うと若年層の人がタクシーの運転手として働く人がいないことの裏返しでもあります。これは路線バスが消える原因の一つでもあるわけですが、現在新たな技術として無人運転の研究が進んでいますし、電車網が発達している地域で生活をしている人の中には、わざわざお金を出して免許を取っても車が買えないし、買ったとしても駐車場代が払えないからそもそも車を持つ前の段階の免許を取らないという方向に考えが行ってしまっても仕方がないでしょう。

最近増えてきた電気自動車にしても、自宅に充電用のコンセントを付けるのにはガソリン車と比べて車両代以外の費用がかかりますし、昔からの分譲マンションで生活をしている場合には、マンションの駐車場に設備が追加されなければそれまでです。また、駐車場を借りるにしても、電源完備の駐車場だと今よりさらに高くなるでしょうし、今後はガソリン代と比べても電気代が常に安くなるかどうかという問題もあります。

となると、そんな中で「ライドシェア」を普及させたい場合には、自家用車ではなく、カーシェアリングとして用意した車を誰かが運転して送迎するというような形で考えていくことも必要になってくるのではないでしょうか。私自身も今の駐車場で車のバッテリー充電はできないので、電気自動車は購入候補にはなりません。中古車でガソリン車が手に入るうちはまだ良いですが、ハイブリッド車の中古は電池が劣化すれば燃費はガソリン車よりも悪くなることが予想されます。それならもはや車の所有は止めてしまって、必要な時だけ車を借りて使う「カーシェアリング」に移行せざるを得ません。

しかし、これから免許を取れるようになる年の人が、カーシェアリングやレンタカーを運転するためだけに免許を取るか? という問題はあります。将来的にはタクシー業者がむしろ積極的に「ライドシェア」の業者に入っていき、車の整備や運転手の研修制度などのノウハウを生かし、タクシーとは別にパートタイムで免許があれば働けるような仕組みを作るようにして、車の送迎でもそれなりに稼げるようにすれば、それなりに送迎を空き時間に副業的にやりたいという人は出てくるかなという気もしますが、それで免許を取る人が増えるかどうかは、やってみないとわかりません。

とにかく、今では軽自動車でさえ高額で、さらに衝突を回避する安全設備が加わったこともあり、メンテナンス費用も上がり、人々が普通に車を持つことが難しくなっていることで、免許をあえて取らない人が出てくることを個人的には懸念します。せめて、現在かなりかかっているガソリン税を含む自動車関連の税金を安くして、車の維持費を圧縮するような事ぐらいは政府の方で行なってくれないと、さらに状況が悪くなるような気がしてなりません。今後は地方での交通が不便になる時期が続き、その見通しが良くなるためには自動運転で動く車をタクシーにできる時代まで待たなければならないのでしょうか。