月別アーカイブ: 2022年11月

「119」のライブ通報の仕組みと通報するためのスマホに入れておきたい回線

昨日は11月9日の語呂合わせで「119の日」ということでそれに関するニュースを見ていたところ、私の住む静岡県内で藤枝・焼津両市を管轄する志太消防本部が2022年12月1日からスマホを使った新たな通報の仕組みを一般にも利用可能にするということを発表していました。大変興味深い内容であり、こうした試みが全国に普及するのも時間の問題ではないかと思うので、ここでその内容について紹介させていただこうかと思います。

通常の119では、「火事」「救急」の連絡となりますが、今回紹介する「ライブ通報119」は、どちらかというと車の事故でけが人が出たような場合、救急車到着までにどうすれば良いのか、詳しく現場の状況を伝えるために使うようなケースが今後は出てくるだろうと思います。

もし、志太消防本部の管轄内で事故を起こした場合、119にスマホから電話をすると通常の司令本部で受けられますが、その後もしこの「ライブ通報119」を利用した方が良い場合には、司令部の方から様々なアクションがあります。

まずは、スマホを操作しながら会話を保持するために電話をスピーカーフォンに変える必要があるのですが、ほとんどの電話アプリの場合、電話中にはスピーカーの形をしたアイコンが画面に現われるようになっています。そのスピーカーのアイコンをタップすることでハンズフリー通話ができるスピーカーフォンに変えることができますので、今後何かで電話をすることがあったら、通話中にスマホの画面にスピーカーのアイコンがあるかどうか確かめ、必要があれば実際にスピーカーフォンにしてみることをおすすめします。

新しい機能というのはこの後です。司令部には掛けた人の携帯番号が表示されますので、司令部でライブ通報が必要と判断された場合には、その電話番号にショートメール(SMS)が送られてきます。通話をしながらそのメールの内容を確認するには事前にスピーカーフォンに切り替える必要があることがここでわかります。そのメールには特定のURLが記載されていますので、そのURLをクリックするとそこからスマホのカメラで現在起こっている事故の内容やけが人の様子などを送ることができるのが「ライブ通報119」であるということになります。

便利なサービスではありますが、動画を撮影しながら送るための通信については通報者の負担になってしまいますので、通報者が利用したいと思っても、データ通信の容量の関係で動画が送れなかったり、送れたとしても翌月の通信料がかさんでしまう可能性があります。ですから、必要なのは、いつもは必要ないと思っていても、常に動画が見られるくらいのスピードで使えるような回線を契約しておくことではないかと思います。ただここでも注意事項があります。

私が主にデータ通信用に使っているのが最大1.5Mbpsのmineoが提供する「マイそく」ですが、このプランは平日お昼にはスピードが最大32kbpsという動画などまるで送れないくらいのスピードダウンが行なわれることになっています。こうしたことをわかって契約していても、事故が起こる時間を自分でコントロールすることはできませんので、今後この種のサービスが全国で使えるようになった場合には、時間に関係なく最大1Mbpsくらいのスピードでデータ通信ができる回線で使うようにするのが良いと思います。

具体的にはドコモの「ahamo」、UQモバイルの「くりこしプランM」、ワイモバイルの「シンプルMプラン」、LINEMOの「スマホプラン」、そして楽天モバイルの回線であればどれも月額3千円前後で高速データを使い切っても最大1Mbpsで大手キャリア(楽天モバイルの場合はパートナーエリアではau回線)とほとんど同じ品質で使用することができますので、このようなサービスを利用しやすくなります。

となると、同じような連絡する側が高速の通信費を負担することで成り立つサービスが増えてくるようになると、現在は月額3千円くらいまで通信費を利用者側が負担することで、便利なサービスを使えるようになる可能性が高いということになります。

ただ、個人的にはどこかのキャリアが直接、最大1Mbpsでそれ以上でも以下でもなくずっと使えるようなプランを作ってくれれば、もう少し安く提供がされるのではないかと思うのですが。通話定額を付けて月3千円あたりが、高齢者にも安心してスマホのサービスを利用してもらうための落とし所ではないかと個人的には思います。


年賀状の時期だからこそ連絡する可能性のある人の連絡先を漏らさないよう気を付けよう

今月末に車が車検を迎えるので、今までは自分で交換できる部品を交換してきましたが、準備が整ったので毎回車検の時にお世話になっている整備工場に電話をしようとしました。が、ここで想定外な事が起こってしまいました。

というのも、整備工場の方の電話番号を控えてあるつもりだったのですが、何せ今回は新型コロナ関連の活動自粛により相当車に乗る機会が減ってしまったので、車の不具合が出なかったこともあって、連絡するのはほぼ2年ぶりということになっていました。私の場合、電話帳はGoogleの連絡先で管理しているつもりだったのですが、よく考えてみると前回は電話だけはスマホでなくガラケーを使っていて、ガラケーでのやり取りの中で電話番号を入力していたのですが、スマホでないガラケーの場合には入力し終えたデータはきちんと管理しないと他の端末で共有できないということを忘れていたのでした。

というわけで、あわてて以前使っていたガラケーを探し出して、そこから整備工場の方の電話番号を見付け、無事に車検の予約を取ることができました。もし、以前使っていたガラケーを処分してしまっていたら、別の方法で連絡先を探さなくてはいけなくなったことを考えると、無事に連絡先を知ることができてほっとしました。

例年、11月になるとそろそろ年賀状を書くという方については、毎年の年賀状のあて名書きをするための、今年のお世話になった方の住所録を作ることになると思うのですが、私の場合はそれでも、このように連絡が必要になる方の連絡先を無くしてしまうところでしたので、皆さんも十分に注意してほしいと思います。

普段ほとんど連絡しなくても、年またぎで連絡する事のある人は住所録に残っているでしょうか。改めてそれを年一回確認することで、連絡先を失くすようなトラブルとは無縁になるのではないかと思います。

私の場合は少し前まで、あえて電話専用にガラケーを使っていたからこその連絡先落としだったのですが、他のケースでも一回電話を掛けてそれで終わりかと思っていたら、もう一度連絡する用事ができたものの、電話番号を登録していなかったため、改めて電話番号を調べ直す必要ができてしまったというようなパターンもあると思います。どちらにしても今の時期は連絡先の整理をするには良い時期だと思いますので、必要な連絡先が自分が今メインで使っているスマホの中にきちんと入っているかということを確かめてみてはいかがでしょうか。


冬の時期は停電時の明かりの選択肢を増やしつつ安全性にも配慮するための準備をしよう

私の住む静岡県はまだまだ暖房の出る幕はないくらいの天気ではあるのですが、北海道では初雪が降るなど、徐々に冬の足音がしていることは確かです。そんな中で、大きな災害というのはいつ起こるかわからない中で、改めて何を準備すべきかということは改めて問題になってくるだろうと思います。

日本には四季があり、どの時期に災害が起きても厄介ではあります。ただしここでは11月以降の冬の時期にあった方が良いものという観点で考えていきます。他の季節であれば、停電時の明かりについては電池を使って広い範囲を照らせ、それなりに長く使用することができるLEDを使った電池式ランタンがあればいいと思うのですが、冬の場合には「明るさ」だけではなく「暖かさ」が求められます。灯油を使った暖房を使用している方であれば、普段は使っていなくても停電時に使うために石油ストーブを普段の暖房の呼びとして用意しておくだけでも、停電時には明かりとしての役目も一応は果たすので、それなりに役に立つと思います。

ただ、石油ストーブ自体は電気は使わないものの、ファンヒーターと比べると多くの灯油を消費するので、暖房の常用として使うには現在の灯油の価格が上がっていることも考えると、あまり得策ではないという気もします。最近では、一部のポータブルバッテリーからの電力供給で動く石油ファンヒーターもあるようですが、そのために停電時にポータブル電源の充電はできるのか? という問題もあります。

そうなってくると一軒家か集合住宅か、外から冷気が入るか入らないかというところも関係してくると思うのですが、石油ストーブで部屋を暖めないと動くこともできないような地域や環境であれば、とりあえず安いものでも石油ストーブを一台、普段でも使いながらいざという時に備えることをおすすめしたいと思います。私自身過去にはカセットガスを使った暖房器具を持ったこともありましたが、長時間安定して使える燃料としての灯油というのは心強く、特に毎年冬に灯油を購入しているなら、普段使っている燃料が使え、ゴミも出さない灯油が使える器具の方が良いと思います。

ただ私の環境の場合、部屋を閉め切れば外からの冷気をかなり抑えることができるだけでなく、日中は日の入る部屋で過ごしていれば(その日の天気が晴れであることが条件ですが)、暖房要らずの地域に住んでいるので、そこまで気を利かせて普段使わない石油ストーブを一台増やすということについては考えてしまいます。

停電になったら湯たんぽを作り、寝床やこたつの中に入れれば一応の暖は取れますが、夜に部屋の空気が冷えることについてはつらい場合もあります。そのため、非常用のキャンドルを用意し、実際にろうそくに火を付けることで部屋の空気を暖めるような事も考えてキャンドルは複数用意しています。ただその際、地震による停電である場合は余震によってキャンドルが倒れて火事になってしまうことが恐いので、倒れても火の回る範囲をコントロールできるように、金属製のバットの上に火器を置いて消火用の水も常に用意し、決して火から目を離さないような二次災害を防ぐ対策とセットでの利用が必要になると思います。

普段は石油ファンヒーターを使っていて冬の間はご自宅に灯油があるような場合には、そこまでの暖房効果は期待できないものの、「明かり」として使えるだけでなくそれ自体が炎で暖められて部屋の空気を暖めることが少しではあるもののできる、オイルランタンを使うのも十分有りです。ただ、その場合はローソクと違って、非災害時にも使っていないと、いざという時に満足に火も付けられないかも知れません。長期にわたって使うには替芯が必要になりますし、灯油でオイルランタンを使うと煤が出ますので、その対応もしながら使うということになると、お出掛け先でLEDランタンだけでなくオイルランタンも使って、その操作に慣れること自体が災害対策になります。

厳冬期には車の中に避難して、車内で石油ストーブを使って中毒事故を起こしたりすることもありました。それでなくても、アイドリングをしながら暖房を付けっぱなしにした場合も、雪でマフラーが塞がることによって排気ガスが車内に充満する恐れがあるので、車内泊をする場合には寝袋に入り、さらに湯たんぽを併用するような方法がおすすめです、LEDランタンは中毒事故を起こさないということもあるので、様々な状況に備えて、複数の種類の「明かり」を用意することを考えるということも今後必要になってくるでしょう。


軽車両である自転車の交通ルールは今後しっかりと把握しないと大変なことに?

2022年10月末より、今までは厳しい取り締まりがなかった自転車について「赤切符」を切るような取締が行なわれることになっています。私自身も日常的な移動に自転車を使っているので、それまでの適当な考えで自転車を利用していると、手痛いしっぺ返しを受ける可能性は大きいのではないかと思えます。
警視庁によると、以下の4つの違反において、事故を伴わない場合でも悪質な場合には赤切符を切るということです。

・信号無視
・一時不停止
・車道の右側通行
・徐行せず歩道通行

今までは自転車だからと「止まれ」の標識を素通りしたことのある方もいるかも知れませんが、自転車も軽車両であるので、標識には従わなければいけません。さらに「車は左、人は右」という言葉は自転車にも当てはまるので、歩道の走行以外に車道を通る場合には左側通行を遵守しなければなりません。

また、上の四つにはありませんが、自転車やバイクでは一発で止められて切符を切られてしまう、横断歩道を歩いている歩行者を遮るように走っているような場合にも指摘される可能性があります。四番目の「徐行せず歩道通行」というものも、歩行者の保護という考え方の上にありますので、どんなに急いでいても歩道を通行する場合には歩行者の安全に気を付けて走行する必要があります。

これら4つの違反の中で、一番無さそうなものが最初の「信号無視」ではないかと思う方も多いと思うのですが、実は後から指摘されてはっとすることがありそうなのも信号無視に関する事です。私がいつも通る道にはスクランブル交差点があるのですが、まず車用の信号が青になり、その後斜め横断用の歩行者用信号が青になるのですが、見ていると車の信号が青になってすぐ交差点に入る人、車用の信号が青になっても動かず、歩行者用の信号が青になってから交差点に入る人と二通りのケースがあるのですが、実はこれは前者の方が正しいのですね。

というのも、自転車は押して歩けば歩行者ですが、乗って運転すれば自転車は「軽車両」という立派な車両ですので、基本的に車用の信号を守って進むことになります。もし、今回例に挙げたスクランブル交差点で進行方向の車用信号が変わってしまった場合、歩行者用信号がたとえ青であっても、立派な信号無視として最悪の場合赤切符を切られてしまう可能性はあるということです。

自転車の場合、なかなか交通法規を学ぶ機会なく乗る人も少なくなく、新たな取締範囲の変更についての対応も自分で調べてきちんとやるようにしないと、事故は起こさなくてもかなり強烈な取締を受ける場合もあるかも知れません。これは自分の備忘録も兼ねていますので、これをお読みの自転車を日常的に利用されている方も十分に注意しましょう。電動自転車の場合は歩道でも徐行とみなされるような走りができなくなる可能性もありますので、その点にも十分に注意して下さい。


サッカーJ1リーグ最終節終了で改めて地域クラブとしての地元チームのあり方について考える

サッカーに興味のない方にとってはどうとない話ではありますが、今年サッカーのJ1リーグで試合をしていた静岡県内の二チームが揃って下部リーグのJ2に降格となりました。ぎりぎりのところでJ1に残れるか、それともJ2チームとのプレーオフに回るかというところだった清水エスパルスも、終わって見ればここ数試合の戦い方をなぞるような逆転負けを喫し、プレーオフ出場の芽も絶たれました。プレーオフは見てみたい気もしましたが、ここまで同じようなパターンでやられてしまうと、もしJ1に残留しても翌年も同じような降格争いに巻き込まれる事は目に見えているので、ここでいったんリセットした方が良いのでは? とかえってさばさばしたという面もあります(決して負け惜しみで書いているわけではありません(^^;))。

もっとも、プレーオフというのは最終節以上に何が起こるかわからないもので、過去にはジュビロ磐田がモンテディオ山形に最後の最後で決定的な得点を相手ゴールキーパーに決められて敗れるという、もはやファンにとってはトラウマでしかないような立ち直れないほどのショックを受けることもあるので、今年の磐田も清水も、現在の状況を素直に受け入れ、もはや翌年に気持ちを切り替えて真剣にチームの建て直しを図っていってほしいものです。

実際にこうなる前から、ニュースではついに「サッカー王国」の終焉だとか、色々言われていますが、静岡県のサッカーというのはまだサッカーが全国に普及していない時から学校で積極的に取り入れたり、小学生年代からの強化を行なうことで他の地域に先行していただけのことで、これだけサッカーが多くの人々に注目されるようになると、競技人口も大都市を中心に増えるので、当然その勢力図も変わってきます。大都市には大企業の援助を受けるビッククラブがあり、さらにJリーグの理念でもある、地域性も際立ってきています。プロリーグは3部まであるため、将来J1で戦うことを目標にして、全国に多くのプロチームがあり、どこからでもトップを狙ってしのぎを削っています。

そんな中で、必ずしもビッククラブではない静岡県内のチームが当り前のようにJ1リーグに留まるくらいの実力を維持するのは大変で、特に磐田は獲得した選手の契約の問題でペナルティを受け、新しい選手をしばらく獲得できないという話も出てきています。清水としても、J2リーグであっても簡単に勝ち抜けるというものではなく、最悪の場合さらに下部のリーグに落ちてしまう可能性も無くはありません。

ただ、そんな事になっても、無くして欲しくないのは地元密着のクラブの姿勢ではないかと思います。できれば、地元に住んでいる人が小さい頃から知っている地元の子が主力として活躍するようなチーム編成であった方が地域密着度は増します。ただ、そうは言ってもそれなりの補強をして選手層を厚くしなければ長期にわたるリーグ戦を戦えません。海外では育成に力を注ぎ、その選手がビッククラブに移籍する際の移籍金を得てそれをチーム強化にあてるようなところも少なくありませんが、そうした若年層からの育成システムこそ、静岡県が他地域に先がけて行なってきたことであり、すぐに結果を出すのではなく、種を蒔いて育てるという長期スパンの中でチーム力を上げていって欲しいと個人的には思っています。

このブログで以前に紹介しましたが、現在J3(三部)にいる藤枝MYFCがJ2昇格圏にとどまっているのが、個人的には明るい希望になっています。来季にもし静岡県内の3チームが同一リーグで戦うということになれば、地域全体で改めて静岡県のレベルを上げていくこともできるのではないか? とも思います。

今月から始まるサッカーのワールドカップに選出された選手自体、静岡県出身の選手の存在感が無くなったことがこれもニュースになりましたが、この事自体も別に珍しいことでも何でもなく、サッカーの全国的な普及の中で起こるべくして起こった状況であるとも言えます。ただ、サッカー王国かはともかく、周りにはかなり熱くサッカーについて語ることのできる人が多い地域であることは確かなので(^^;)、来年は静岡県の各地域で盛り上がるような試合が多く行なわれるJ2リーグであって欲しいと思います。J1リーグと比べるとテレビ中継もされない試合も増えると思うので、来年もpovo2.0でのピンポイントDAZN視聴をする機会も増えるのではないかと思いますね。来年もpovo2.0の契約維持はDAZN視聴をメインに行なっていきたいと思っています。


車検料金を安くするために個人的にできることは前もってやっておくことにする

今月は自分の車の車検切れの時期になっておりまして、そろそろいつもお世話になっている整備工場の方に連絡をしなければなりません。その際、気になるのが車検費用なのですが、2年前に払った金額はわかっているので、大体の金額がわかっているものの経年劣化のための部品交換などもあるかも知れないので、この年末の時期にいったいいくら請求されるのか不安でもあります。

今回の車検では自分で運転していて不安なのが、ワイパーの劣化とバッテリーの寿命でした。ワイパーについては先日このブログでも書きましたが、ホームセンターでも取り付け簡単なゴムが付いた金具の部品が千円以下で売っているので、苦もなく交換可能です。車検を受けるにあたり、運転席側のゴムが切れてしまったために、急遽ワイパーを先日交換したのですが、車検ということで、助手席側のワイパーについても新品交換をしてから車検に持っていくことにしました。今回は車検まで時間があるので、お店ではなくネット通販で先日購入した同じ会社のものを注文することにしましたが、ネットの方が安く購入できました。実際、整備工場でワイパーの交換をお願いすると部品代の他に取替工賃も付いてしまうのが普通です。ですから、自分で取り付けられるものは自分で取り付けてから車検に出すのが良いかと思います。

同じ理由で、車のバッテリーもワイパーと同時にネットで購入しました。事前に自分の車に付いているバッテリーの型番を調べ、カー用品店ではいくらくらいするのかということを調べた上でネットでも一方国内メーカーの名前が付いた同じ型番のバッテリーを注文しました。実は以前、バッテリーを交換した際、出先でバッテリー上がりを起こしたのでJAFを呼んでその際に交換を勧められ、すぐにカー用品店に出向き、ノーブランドの一番安いバッテリーをとりあえずということで付けている状態だったため、今回の車検では交換しなければと思っていたのでした。

私の車は古いので、そこまでの電装品は使ってはいないものの、今年の夏は常にエアコンを使いながら、シガーソケットから前後の記録が可能なドライブレコーダーを使いながらスマホ・タブレットの充電やBluetoothスピーカーの電源用と、それなりに酷使しています。ちなみに、近くにあるホームセンターに行ったらスタンダードタイプで安いもの(全てノーブランド)でも4~5千円くらいで、保証できる走行距離が多いものだと6~7千円くらいしていました。

結局、私が注文したのはスタンダードタイプのメーカー品で、4千円を切るくらいの価格でした。基本的には次の車検の時まで普通に使えればいいかなと思うので、バッテリー本体代だけで済むということもあり、車検時にワイパーおよびバッテリーの交換を依頼する場合と比べると、そこそこは安くできるのではないかと思います。

なお、車検については重量税と自賠責保険、さらに印紙代の支払いは業者に関係なくかかります。また、足回りやブレーキパッドなどは、追加料金を請求されたとしてもきちんと点検・交換をしておかないと整備不良でトラブルになることもあるので、その点で車検費用がかさんだとしてもそれは安全のためには仕方がないと思っています。そんな中で、自分でできることは何とかこなすことで、いくらかでも車検費用の節約ができてくれると嬉しいのですが。


2022年11月から変わったアマゾンプライム会員用サービスの「Amazon Music」の評価

私はアマゾンプライムの会員としてそのサービスを便利に使っているつもりですが、その中の会員なら追加料金が必要ないサービスのうち、今まで「Amazonプライムミュージック」が新しく2022年11月より「Amazon Music」として新しい音楽ストリーミングサービスとなりました。

今までは約200万曲が楽しめ、追加料金なく聴ける楽曲も時期によって変わっていくような形のサービスでした。ただ、CM無しでお気に入りの曲やアルバムを普通の順番で聴くことができていたので、プライムミュージックで聴ける楽曲の中でお気に入りの作品があれば、スマホアプリから自分の好きなように聴けていたのですが、それは追加料金なしのおまけサービスの辛さと言いますか、聴きたい作品の多くが対応していないという場合もけっこうありました。そんな時は、同じAmazonが有料で提供している「Amazon Music Unlimited」に加入して聴く必要があったわけです。

今回の改定で、CM無しで聴ける曲数は「Amazon Music Unlimited」と同じく約1億曲に増えたということなのですが、問題なのはその利用の方法です。今後は聴きたい曲やアルバムの中の曲を指定したりアルバムの順番通りに聴くことができなくなり、全てシャッフル(ランダム)に聴く形に変更になったということです。好きなミュージシャンやアルバム、プレイリストを指定してランダムに聴くような事をしている方、特定のジャンルの曲を聞き流すように流し続けるような場合には大いにメリットがありますが、アルバムの順番に聴きたかったり、自分で作ったプレイリストを作った順番に聴きたいような場合はAmazon Music Unlimitedを追加料金を出して利用するように誘導されるわけです。

実は私自身はこのAmazonの音楽ストリーミングサービスは現在ほとんど使っていなかったので、そこまでショックは受けていないのですが、今後スマホで自分の好きな音楽を好きなように聴きたいという場合には、それなりのお金を出して利用することが必須になりつつあるようですね。

私の場合は、家にいる時や外に出る時は、あえてCMや番組案内が途中で入ることを了承しながら、Amazonの音楽サービスでなく「Spotify」の方を使っています。Spotifyの無料会員でスマホアプリを使って音楽を楽しむ場合には「Amazon Music」と同じくシャッフル再生しかできないのですが、パソコンやタブレットからSpotifyを使う場合には、アルバムの途中でとんでもなく興ざめするような番組案内やCMが入ってくるものの、アルバムを順番通りに再生でき、一曲だけ聴きたい場合にもその楽曲をすぐに楽しむことができるようになっています。

先日紹介したAmazonのFireタブレットでも強制シャッフルにならずに再生が可能なので、外で利用する場合にはいったんスマホからテザリングをした上で、タブレットの方からSpotifyを楽しむようにしています。

自宅のパソコンで利用する場合には、音の出力について室内に置いてあるAmazonのEchoスピーカーを出力先として指定できるので、パソコン作業をしながらノートパソコンのスピーカーよりも音が良いスマートスピーカーからBGM的に好きな音楽を流すことは良くやっています。この場合も強制CMは入るものの、強制シャッフル再生にはならず、自分のペースで音楽鑑賞を楽しめます。

これはあくまでも個人的な考えですが、もし楽曲のつなぎ目で番組案内が入ることを許容できるなら、タブレットを持ち運ぶことで動画だけでなく音楽を聴くために持つことも一つの選択肢になると思います。私の場合はスマホのテザリングで動かしますが、タブレットの場合はそれ自身にSIMカードを入れて使えるタイプもありますので、タブレットの方を動画・音楽用として使うのも一つの考え方です。スマホ一台で全ての機能を背負わすと、電池の減りが激しくなりますし、スマホの方と通信業者を変えることで、トラブル時のスペアのハードとして使えるというメリットもあります。

ちなみに、そうしたタブレットを作る場合には平日お昼以外には最大1.5Mbpsで利用可能なmineoの「マイそく」(月額990円)がベストだと思いますが、平日お昼に聴きたい場合や、動画は見ないので音楽だけで安いものということでしたら、申込手続きは必要ながらオプション料金がかからず、Spotifyも対応しているOCNモバイルONEの「MUSICカウントフリー」サービスを使えば、月額600円弱で音楽聴き放題(この場合は通信手段自体も確保されているのでモバイル運用では最安ではと思います)環境を作ることができます。

そんなわけで、私自身はAmazon MusicはあくまでSpotifyの補完として使う予定で、特定のミュージシャンやジャンルの曲を途中番組案内などない状況で聞き流したい時に使用することもあるかも知れません。かなり長時間電車に乗り続けていたり、ドライブをしている場合にはアプリを操作していちいち聴きたい楽曲を切り替えるのも面倒くさくなるので(^^;)、その辺はうまく使い分けながら新しい「Amazon Music」の利用するのが良いと個人的には思います。


セブンイレブンのマルチコピー機用「かんたんnetprint」がQRコードで印刷できるように

車旅だけでなく今の時代は車の中にパソコンを持ち込んで仕事をするような方も増えてきました。私も車で遠出する時にはパソコンは持っていきますが、専用に車を仕上げない場合は、ノートパソコンだけで出力する機材までは手が回らないというのが正直なところです。ただ、仕事で使う場合には紙への出力をすることも必要になることもあるでしょう。

そんな時に頼りになるのが、全国どこにでもあるコンビニに設置されているマルチコピー機の利用です。今までも、事前に印刷したいファイルを用意し、USBメモリやSDカードを入れて写真や書類を印刷することはやっていたのですが、国内コンビニの中でセブンイレブンのマルチコピー機の利用について、2022年11月から新しい機能が付いたということで、それを紹介させていただきたいと思います。

私の場合はAndroidスマホなのでGoogle Playからダウンロードできる「かんたんnetprint」というアプリをダウンロードすると、会員登録不用で事前に印刷したいファイル(写真や書類)をアプリからアップロードすることで、従来はマルチコピー機に入力するプリント予約番号が出るだけでしたが、新たにQRコードを出すことができるようになりました。ちなみに、予約してから印刷が可能なのは1日となります。これで、とりたてての登録が必要なく、印刷する場合には料金を払った上でスマホに出したQRコードをかざすだけで印刷ができるようになりました。ちなみに、会員登録が必要な「netprint」アプリもありますが、ファイルを登録してから7日間が印刷可能な有効期限になるという違いがあります。

ちなみに、印刷可能なファイル形式はJPEG、PNGの画像ファイルの他、PDF、XDW、Office関連ファイルと一通り揃っています。問題なのは、仕事で使う場合はスマホで一連の作業を行なうのではなく、パソコンで作業していると思うので、パソコンからスマホにどう移動させるかということでしょう。これには、普段使わない方も一時的にGoogle Driveなどのクラウドにいったん印刷したい書類・写真を保存し、「かんたんnetprint」アプリからファイルを選択する際に、クラウドの中のファイルを選択することでスムーズにパソコンで作った書類をスマホを通じて印刷予約し、出力はスマホで出したQRコードをかざすだけで新型マルチコピー機のある全国のセブンイレブンで可能になります。
こうしたサービスは、実際に外に出ていてどのコンビニを選択して買い物をするかというところの基準になり得ますし、他のコンビニでも簡単に出力のできるサービスができるようになれば、今以上に自宅でなく外で仕事をする人にとっても環境が良くなるのではないでしょうか。

特に今回の新しい「かんたんnetprint」は会員登録がいらないため、以前は一定期間の利用がないとアプリが使えるようになるまで再度登録が必要になったりするようなストレスからは解放されますので、スマホの中に入れておいて良いアプリになるのではないかと思います。


モバイル利用のためにAmazon HD8タブレットの旧機種を一台増やしてしまった理由

2022年10月末のAmazonのセールを見ていて、モバイル用途に使うタブレットについて色々と考えていました。ネットを見ていると、少し前に明らかに企業用のお下りと思われる格安でもそれなりに状態の良いLTE対応タブレットが1万円以下で出てきた時にはつい買ってしまいそうになりましたが我慢して、今回タブレットを買ってしまいました。何を買ったかというと現在使っているAmazonの8インチタブレットの現行品ではない旧機種の追加です。

AmazonのタブレットはAndroidタブレットの一種ではあるのですが、Amazonのアプリストアしか使えないので(ネットで出ている「Google Play」を使えるようにする裏技は今後使えなくなる可能性がありますので、Android化を前提にAmazonタブレットを購入することはリスクがあります)、使えるアプリに制限があります。

さらにLTE対応ではなくWi-Fiでの接続だけしかできないので、安く買えたとしても要らないという方もいるのではないかと思います。普通に考えると、LTE対応でGPSも搭載されている安いAndroidタブレットの方が色々な面で利用する状況は多いと思いますし、万人にはネットニュースでそうした企業物のお下がりを買う方が少ない費用でもそれなりに満足することができると思います。

ただ、私の場合はそれなりに満足してAmazonの8インチタブレットを使っていることもありますが、同じものが2台あった方が都合が良いことが多かったので、旧機種が残っていて、さらに3割引の7千円弱で買えるうちにということで思い切って増やしてしまいました。もちろん、今後現行の8インチタブレットの価格が下がってくれば同じ事が言えると思いますので、私が2台目を追加した理由についてここで紹介させていただきたいと思います。

現在、8インチタブレットはほぼ自宅に設置して使っているのですが、Amazonのタブレットは最少の7インチの製品を除いて、スマートスピーカーのAlexaとして使える事の他に(7インチタブレットでもスマートスピーカーのように使うことはできます)、「Showモード」という機能が付いていて、これもスマートスピーカーの製品としてある「EchoShow」と同じように使うことができます。基本的には全画面表示になり、日付・時間・登録地点の天気が表示され、スマートスピーカーでは色が変わった照明の点灯でしかないAmazonからの通知が来たような場合もメッセージがリアルタイムに表示されます。時おりニュースが表示されるので、詳しく見るために声を掛けると内容を読み上げたり動画を流したりしてくれるので、よりスマートスピーカーを使いやすくなります。

こうなってくると、当初は持ち出して色々と使いたいと思っていたタブレットを持ち出すよりも、備え付けの時計およびパーソナルアシスタント(現在は声によって各種赤外線リモコンが動くようになっているので、電灯やテレビ・エアコンなどの制御も可能になっています)として使っていると、いちいち持ち出すのがおっくうになってしまうのです。

ただ、このタブレットは外に持ち出すことによってさらに使えると実感することのできるタブレットでもあります。現在持っているタブレットの通信設定は、自宅ではWi-Fiに接続していますが、外に持ち出した場合には手持ちのスマホをホットスポット化させると自動的に接続するようになっているので、その切り替えだけを済ませておけば、常にタブレットをネット接続させることができ、さらにスマートスピーカーとして利用することができるのです。

この一番のポイントは車内のタブレットスタンドに固定して利用する時です。通常、Amazonのスマートスピーカーはそれ自体に電池は入っていないので、電源供給がなければ車内どころか外では使えないのですが、タブレットには電池が内蔵されているので、電源のないところでも普通に使えますし、もし電池が減っていても、100円ショップでも買えるUSB TypeCのケーブルがあれば、モバイルバッテリーで簡単に給電できます。車内でならシガーソケットから電源を取り、さらにテザリング用のスマホにも給電させれば、走行中にセットして、声だけでの操作も可能です。プレミアムの有料利用をしているradikoと連携すれば、ラジオの電波の状態の悪い山の中であっても、安定して全国のラジオ放送を楽しめます。また、テザリングするモバイル通信の状況によっては、動画やインターネット放送(AbemaTVやNHK+
はアプリストアからダウンロードできます)を見ながらの移動も可能です。

さらに言うと、現在のタブレットを購入した際、とある木工作家の方にお願いして旧機種のサイズに合うような木製のタブレットスタンド兼スピーカーユニットを作ってもらいました。恐らく新しい世代のものでも合うとは思うのですが、写真の製品はこちらから旧機種のスピーカーの位置をお知らせした上で作ってもらったので、これがあるだけで別に電源を必要としなくてもそれなりのステレオ感のある音を出すことができるようになっています(8インチタブレットは左右2つのステレオスピーカー付)。これに乗せるだけで音楽配信サービスや動画の音を十分なものにしてくれるので、私にとっては多機能なテレビの付いたラジカセという感じの存在になっています。

今回、自宅に置いて主にスマートスピーカーとして活用する一台と、常にスピーカーユニットとともに持ち出して外出先でのネット閲覧やエンタメ系サイトを見たり聞いたりするために持ち出すという、二通りの使い方ができるようになりました。旧機種であることに加え、Androidタブレットで使えている一部のアプリが使えないということはありますし、GPSが付かないのでカーナビとして使えないということはあるのですが、それについてはスマホと兼用しながら使えば、ある意味最強のモバイルエンターテイメント端末として活躍できるのではないかと思っています。

この文章はあえてアマゾンのセールが終わった後に書いています。もし私のように家でも外でもアマゾンのタブレットを利用したいと思う方がいたら、旧機種ではなく現行機種が年末にかけてのセールで安くなった時を狙うのが良いのではないかと思います。現在の円安の状態で以前と同じような金額まで安くなるかはわかりませんが、年末はボーナスシーズンなので、もし2台セットで安く売られるようになった場合なども、使い方によっては十分に有りではないかと思いますので、私の使い方が参考になればと思います。


車での旅に出掛ける前の日にガソリン給油に行っておいた方が良いと思った理由

ここ数年、車で出掛けることが少なくなるとともに、給油も月に一回すれば十分な状況になっているのですが、先日給油をしに行ったらちょっとしたトラブルに見舞われてしまいました。というのも、今まで使っていたガソリンスタンドで作ったクレジットカードが更新の時期を迎えてから初めての給油だったのですが、単なるカードの更新でなく、企業同士が提携したことにより、使えるガソリンスタンドが増えたのですが、カードに紐づけていたDrive Payというタッチ端末が使用できなくなっていたのです。

写真のものが出光やシェルのスタンドで使えるようになったDrive Payですが、これをセルフスタンドの機械にタッチすると、紐づけているクレジットカードを使わなくても、簡単に決済ができるようになっていて、ガソリンを扱う各社も同じようなキーホルダー型の端末を用意していると思います。私が主に使っているのは出光系のスタンドですが、いつもと同じようにDrive Payを使って決済しようとしたところ、エラーが出てしまい決済できなかったというわけです。

たまたまその時には新しくなったカードを携帯せずに出てきてしまっていたので、いったん自宅に帰り、先月更新したばかりの新しいカードを持って同じスタンドに行ってみたのですが、やはりカードの番号は変わらなくてもカードの種類が変わったということで、改めてDrive Payを今持っているクレジットカードに登録する必要があるという事でした。

その際、身元確認のため運転免許証を提出して登録する必要があることと、最終的に登録する際にクレジットカードを作る時に設定した4ケタの暗証番号の入力が必要になります。私も急に言われたのですが、それでも何とか無事に設定を終えることができ、これで今までより広範囲のセルフスタンドで簡単決済での給油が利用できることになりましたが、逆に考えるとちょっと怖くもあります。

今給油に使っているクレジットカードは、ほぼ給油限定で使っているのですが、その分指定のスタンドで給油するとガソリン価格が安くなるようになっており、さらにスマホアプリを併用するとカードでの値引きにプラスして値引きされるので、旅先でも安く給油することができます。しかし、もし車で遠出するような場合、事前に地元で給油せず、移動先で給油しようと思った時に今回のようなDrive Payが使えないようなトラブルに遭遇した場合、もし給油用カードを持っていなかったら結局普通に給油するよりも高値で入れてしまうようになってしまうでしょう。価格の差はそこまでないにしても、いつもできている事ができないということだけでも大きなストレスになりますし、今回のようなカードの変更におけるトラブルというものはかなりのレアケースではあるものの、やはり事前に満タンにしてから出掛ける方が安心できるということもあります。

給油については色々な考え方があって、車重を減らし燃費を向上させるために、一回ごとの給油量については少なめに抑え、日常的な車の利用状況に合わせて給油した方が全体の給油量は少なくできるということもあります。ただ、先日の台風で長時間の停電が起こったことを考えると、しばらくは車のエンジンを動かしてそこからスマホの充電をしないとどうにもならないような状況は、特に旅先で災害に遭遇した場合には考えられることです。目の前の得な部分も大事ではありますが、車旅の場合は満タンで出発し、半分くらい消費したくらいでまた満タンにするような感じの方が良いと思います。全国を旅すると、現在私が使っているカードでは安くならない事もあるので、その辺をどうするのか(メジャーなガソリンスタンド提供のカードを新たに作るのか)については、今後への課題にしたいと思います。