月別アーカイブ: 2022年11月

バス電車など公共交通機関のみを利用する「非自動車」生活を十分に感じた一日

昨日、車検のため懇意にさせていただいている整備工場に車を置いてきました。いつもかなり無理を言ってもらって車検費用を安くしてもらっている関係もあり、代車については用意してもらうことをせずに、帰りは公共交通機関を使って自宅まで帰ってきました。

これは本当にたまたまなのですが、私の住む静岡市でバスと鉄道の営業をしている静岡鉄道では「COOL CHOICE 2022 in しずおか」というイベントを昨日行なっていて、静岡市内を走っているほとんどの地域のバス路線と、新静岡駅から新清水駅を結ぶ鉄道の利用料金を無料にすることによって、車を使わずに公共交通機関を利用してほしいという一日だけの企画をやっていました。そのおかげで整備工場から車を使わずともお金を掛けずに帰ってくることができました。

車や自転車など、自分の好きな時にすぐに乗って使える交通手段しか地元では使っていなかった身からすると、単にお出掛け先から帰るだけなのですが、それなりにストレスが溜まってしまいます。工場から出て、もよりのバス停に着いた時に、次のバスまでの待ち時間がおよそ20分もありましたので、何もせずに待つということに慣れていない身としては、なかなか大変でした。常に公共交通機関を使っている方であれば、それなりに待ち時間の過ごし方をわかっていると思うのですが、逆に今後は自動車の運転ができなくなる(免許証返納などで)事について、将来は考えなければならないとなると、やはり自家用車のない生活というものをシミュレーションすることができた今回の体験はあって良かったと思います。

ちなみに、工場から自宅に帰るまでには一旦静岡駅までバスで行き、そこから自宅近にあるバス停に向かうバスに乗り換える必要があるのですが、ちなみにいつも使っているバスは、静岡駅に着いてから乗り場に行ったらこちらも約20分待ちになっていました。ただ、自宅近くまで行くバスというのはもう一路線あって、乗り場は全く違うのですが、そちらの方に行ったら丁度バスが来ていたので、待ち時間なく駅からのバスに乗って帰って来ることができました。

今回は、工場での車検に対しての打ち合わせをしたので、最初から帰りの時間について調べていなかったのですが、今後移動方法に主にバスを使うようになった場合、スマホのアプリを便利に使うことで、常に最新の時刻表を使って現在いる場所からバス停までの距離(徒歩で何分かかるかということも含めて)と、次のバスが来るまでの時間をきちんと調べることができれば、最初からそんなもんかと思うことでしょう。

ただ、行きは車で15分で着いた道のりを、徒歩とバスの乗り継ぎだと約1時間と、自分の思い通りに行かない状況は変えようもないので、まだまだ車を手放さずに車で自由きままに色んな所へ行くような事は続けたいですね。


今年もみかんの箱買いの季節が到来で私が自宅用にと選んだみかんは?

先週あたりから近くのスーパーで網入りでなく箱入りの「みかん」が売られる季節になってきました。毎年のことですが、こうしたことで季節が冬になっていくのだなとしみじみ感じる今日このごろです。

すでに、知り合いには贈答用の箱みかんを送っていたので、だいたいの相場はわかっていたのですが、今年のみかんは、やはり様々な物価上昇のあおりを受けたのか、通常期は10kgの箱だったものが、今年は少し容量が減って8kgになるなど、価格転嫁はしないながらも容量に変化があるということで、購入の際は価格だけではなく、その量についてもしっかりと確認することをおすすめします。

静岡県でのみかんの定番品種は「三ケ日みかん」ですが、同じ三ケ日みかんでも価格によって様々な差があります。抑えておきたいのが「大きさ」と「等級」になります。

まず、大きさは3L・2L・L・M・Sがあり、この中では「M」が一番高く(一箱5千円前後・2022年の価格以下同じ)、次が「S」(Mより多少安い)となっています。逆に大きな3Lや2Lは少し安い(3千円台)ですが、食べでがあるのは小さなサイズなので、お財布が許せば「S」サイズを狙いたいところです。

次に等級ですが、主に糖度により区分けされていて、最高級は「ミカエース」というブランドになっていますが、普通のスーパーにはほとんど置いてありません。通常の贈答用として用意されているのはミカエースの下の「秀」と、次の「優」のクラスです。私も友人に送ったものはこうしたグレードのものから選びました。

昨日、自宅用に箱入みかん(三ヶ日)を買ったのですが、自宅用にはもう少しお特なものをということで「優」の下のグレードの「良」の「S」を購入しました。ちなみに8キロで2,500円くらいとそれなりにお買い得でした。

また、今回はお店で見ませんでしたが、大きさが揃っていない「無印」(箱に等級の記載がない)というものもあります。それでも三ケ日みかんというグレードはあるので、他の生産地のみかんと比べるとその味の差はあるというのが毎年食べ慣れた自分の感想です。

他の産地のみかんも今回私が購入したスーパーには並んでいましたが、価格は三ケ日みかん>県内の他の産地>県外の産地という具合に並んでいました。この辺は実際に買って食べてみないと甘いかどうかはわからないので、それなりに安ければジュースを買う代わりに買っても良いと思っていますが、今回は三ケ日みかんの良品が手に入ったのでパスしました。

ただ、こうして買った大量の箱みかんも、年内には食べ尽くしてしまうので、年末のお買い物では改めて箱入みかんを買う予定にしています。もし静岡にやってきて自宅用のみかんを買いたいと思っている方は、贈答用のものなら大きなスーパーに行けばありますが、今回私が買ったような良品や無印の安いものは、地元の人が主に出向くスーパーに行かないと見付からないと思いますので、興味のある方は探してみてください。


自賠責掛金の一部を目的外利用した上で自賠責保険料を上げる政策の先は

私たちがバイクを含む自動車に乗る場合に加入する義務があり、もし入っていない状態で車を運転していることがわかると行政処分の対象になる「自賠責保険」についてきな臭いニュースが入ってきました。

自賠責保険は国内の保険会社や共済組合が契約を集め、その中から国庫に入った分が対人事故の救済のために使われます。その支出金額に応じて保険料が決まるものだと思っていたら、必ずしもそうではない(?)ことがわかってしまいました。

今回の政府の発表によると、国庫に入った自賠責保険料のうち、将来の支出に備えて積み立てられた分の金額約6,000億円を国家の財政難を理由として一般会計に貸し出されているだけでなく、返済が滞っているということです。政府は返済計画を発表したものの、2022年度当初予算で54億円で、補正予算の積み増し12.5億円を加えても、66.5億円となり、全額返済するまでに100年近くかかるとのこと。

そんな状態なのに、2022年6月には自賠責保険に関する改正法が衆議院で可決され、保険料に含まれる「賦課金」が2023年度から拡充されることが決まったということです。車1台あたり最大150円と一台あたりでは大したことはなくても、実質的なドライバーの負担はこの物価高の中さらに増えることになります。

元々自動車を持つことに対しての税負担は、自賠責保険料だけでなく重量税・自動車税、さらに消費税との二重加税となるガソリン税についても、ドライバーの負担は大きいということは車を運転している方にとってはおわかりでしょう。私の場合たまたま今の時期が2年に一度の車検なので、次回の車検では有無を言わさず負担増になるわけです。

もちろん、政府には政府の言い分があるわけですが、予想外のロシアのウクライナ侵攻によるガソリンや小麦などの世界的な高騰もあり、生活費の負担で多くの人が苦労する中で、将来を見ていくと日本の自動車産業が大きな影響が出るのではないかと危惧するのです。

それでなくても現在は自動車・バイクの新車というのは今までのガソリンエンジンからハイブリッド車・電気自動車・水素自動車にシフトしてきており、その車両価格だけでなくメンテナンスに必要な部品代も増える可能性があります。自動ブレーキのような安全装備についても、きちんと整備しておかないと誤動作することもあるかも知れないので、今よりも車検による検査項目は増えるでしょう。

これから自動車運転免許を取得すべきかどうしようか考えている若年層の中には、一生車を購入して運転することについての事故および金銭的な負担額を考えると、車の所有および運転を控えるような流れになっており、またこうしたニュースで常にドライバーから税金を取るような政府の方針が明らかになってくるにつれ、今よりさらに車が売れなくなる(車を運転しないという人生を選択する)未来が予想できてしまいます。

人生から車のない生活を選ぶとなると、買い物でも大型店に行って大量買いのようなことはできなくなるわけですから、今よりもネットショッピングで済ますような事が増え、単に車だけの問題ではなく社会構造の変化についても考えなければいけません。

そうした状況があるからこそ、無人運転の車を開発することで、自分で運転しなくてもタクシーとバスの間くらいの金額で移動ができるようになればまだいいのですが、そうならなかった場合には今よりもさらに人口が公共交通機関が整備された都市部に集中することになり、田舎に人が来なくなってしまうかも知れません。特に田舎では軽自動車(軽トラ)を中心に車がなければ生活できないような状況ですので、軽自動車まで高額になり、さらに整備・部品・車検費用が年々増えるような事が続けば、果たしてどうなっていくのか? そんなことを考えた上でドライバーの負担について、立ち止まって考えてくれる人がいないのかと思ってしまいます。今の世代は車無くては生活できないと思っている人が多いので税収は見込めると思いますが、そもそも車を運転しない人にとってはいくら車に税金をかけても無意味ということを考えていただきたいですね。


100円ショップのWattsで早々に売り切れになっていたスキットルがDAISOで発売に

様々なボトルを持っていて、用途によって使い分けている私ですが、そんな中でもなかなか手にする機会がなかったのが、ステンレス製で主にウィスキーを入れて持ち運ぶための「スキットル」がありました。

金属製なので、お酒だけでなくアルコール燃料や灯油を入れて持ち運ぶこともできそうだったのですが、そうなると複数のスキットルを用意しお酒用と燃料用にするようになんて考えると、少々普通に売っているスキットルよりも専用の燃料入れを買った方が良いということになるのは言うまでもありません。

ただ、そんな中で100円ショップ大手のWattsでステンレス製のスキットルが330円で売り出されたという話を聞き、すぐにお店に出掛けたのですが、売り切れていたというよりも、私の行ったお店では最初から入荷が無かったという感じでした。まあそれでも、キャンプブームの関係で、いったん売切れても追加生産された頃に店頭に並んで手に入るだろうと楽観的に考えていたのですが、当時スキットルとともに入手困難だった目盛り付きのシェラカップが今ではどの100円ショップでも手に入るようになったのと反対に、全く入荷情報が途絶えたので、さすがに330円でスキットルを売り出すのは採算が取れないのかと思っていたのでした。

そんな時に別の100円ショップであるDAISOからWattsで売られていたものと同じものではと思われるスキットルが同じ330円という価格で売りに出ていると聞き、近くのDAISOへ行ったら、今度は無事にゲットすることができました。

容量は180mlでステンレス製、専用の漏斗も付いています。最初から燃料入れにするにはもったいないので、今後車を使わない旅行に行く時にはウィスキーを入れて現地調達した炭酸のペットボトルと混ぜてハイボールでも作るようにしようかなと思っていますが、今後、DAISOの方でホットサンドメーカーなど、一時的に人気で店頭で買えなかったものが買えるようになっているのですが、スキットルもそんな感じで入手しやすくなった時には、もう一つ入手できればしようと思っています。

今後、季節は冬に入っていくので、保温機能がなくても大丈夫なので、尻ポケットにフィットする形状になっているスキットルに水を入れて持ち運ぶのも、個人的には十分に有りだと思います。特に冬は乾燥しますので、口の中がカラカラになった時のために、今けっこう出ている100~150mlの真空断熱ボトルではなく、それより少し多めに入るので色々と便利な部分もあると思います。スキットルタイプのプラスチック製のボトルは以前からDAISOにはありましたが、落としても割れない金属製のボトルであるスキットルは、安いからこそ色々な事に使ってみたいという風に思えます。興味がある方はぜひお店で探してみてください。


石油(灯油)ストーブの中味を色々調べてみると細かいところが違っていました

年中雪が降らず、天気が良い日は真冬でも窓から太陽の光が入る時間であれば暖房いらずの静岡県でも、そろそろ冬の暖房の事を考えなければいけなくなった気がします。昨年は普通にエアコンと電気こたつの併用で乗り切ったのですが、これだけ電気代が上がってしまい、9月の台風の時に自宅では大丈夫だったものの職場での長時間の停電を味わってしまったので、基本電気に頼らない石油ストーブ(石油ファンヒーターは良いものの、災害時の対応も考えて電気のいらないストーブに一本化しました)を買おうかと現在は考慮中です。

雪の降る地方のように一日中付けっぱなしにするようなこともなく、部屋自体が熱が逃げにくくなおかつ狭いので(^^;)、小型のもので部屋をまたいでの持ち運びが可能な安いものでいいかと最初は簡単に考えていたのですが、昨日お店を見に行き、展示されている複数の製品を見て、その売価と機能の関係がわかってくるにつけ、いろいろと迷いだしてしまいました。今回は同じように迷っている方の参考になればと思います。

当初は小さくてとにかく安ければ良いと思って、ネットでもその安さが圧倒的なメリットだという紹介があった、コロナのRX-2222Yという型番の小型の反射形ストーブが1万円以下の製品の中でも一番安く、これくらいでも十分だと個人的には思います。さらに小さく、それこそ屋外キャンプにも持っていけそうな小さいサイズで、持ち歩きしやすいハンドルが付いた同じく反射形の製品、トヨトミのRS-H29Mなどは逆に高く(店頭実売価格で2万円弱)、これもキャンプブームの盛り上がりが一役買っているのか? と思ったりしましたが、個人的には車の中で立てられればRX-2222Yでも十分な気はしました。

今挙げた製品は点火こそ電池を使うものの、電池がなければライターでも点火できるので、停電時に暖を取りたい場合にも問題なく使えます。そんな中で面白いコンセプトの製品として、点火するのにライターも電池も使わないストーブというものもありました。

これが、トヨトミの「電池レス石油ストーブ」というシリーズで、反射形のRS-G30M・RSG24M(大きさによる違い)と丸い形の対流形RB-G25Mの三種類があります。電池レスの仕組みは、手回しラジオと同じようなハンドルが付いていて、点火時にはこのハンドルを1~2回まわせば通常は電池で起こすぐらいの電気を作って点火できるということです。急な電池切れが停電時に起こる場合もありますし、ライターでの点火をほとんどやったことのない人の場合、それが原因で火事になってしまう危険性もあります。この製品は、東日本大震災の被災者の方の中で、ストーブ単体で電池もライターも見付からなくても点火できるストーブが欲しいという声に応えての製品化だったとのことです。

さらに、対流形のRB-G25Mはいわゆるレインボーストーブと呼ばれる製品で、停電で真っ暗になっても約40Wの白熱灯くらいの明るさを出すことのできる窓の大きさがあります。ある意味究極の災害対応ストーブと言えるかも知れませんが、対流形の特徴として正面にいても暖かくならず、時間を掛けて暖かい空気が上にのぼり、ぐるっと部屋を暖める方式なのには注意です。屋外で使う場合には、直接正面に立てば暖かい反射形の方が良いと思いますし、頻繁に置く場所を変えて使う場合にはすぐ正面が暖かい反射形の方が良いと思うので、自宅での使い方置き方によって選ぶのが良いと思います。

あと、カタログを見ていると芯を交換する費用を抑えるための機能が付いているものもありましたが、実際はドライバーが有れば自分でも芯交換はできるようです。ちなみに、交換芯の価格は2千円前後なので、火が付きにくくなった場合にはネット注文して自分で付けられるだけのスキルがあれば、普通のものでも十分ではないかと思います。

現在迷っているのは、火力を絞って灯油を節約できる機能のあるものはどうなのか? というところです。トヨトミのストーブの場合、対流形の製品であれば火力調節幅が50%あり、部屋が十分暖まったところでツマミを絞ればその後の灯油の消費をかなり抑えられます。反射型の場合は大きさにより15~20%の間で、高いものだと40%絞って60%での運転ができる製品もあります。石油ストーブの場合、暖まった後にも運転を続けると過剰な暖房になってしまい、灯油の無駄遣いになってしまうこともありますので、今後の灯油の価格変動も考える必要があるのか? と悩みは尽きません(^^;)。こまめに消せば良い話ではあるのですが、そうできない場合もありますので。

また、基本的なことですが対流形の場合、灯油を直接本体内タンクに入れる必要があります。反射型であればタンクを取り外して外に給油にも行けますので、そんな事も考えつつ家族と色々話し合ってみようと思いますが、たかが石油ストーブと言っても色々種類があって大変だとしみじみ思います。


太平洋プレートを伝わって起こった異常震域の地震発生は過去にも起こっていた

昨日午後5時過ぎに三重県沖のかなり深いところ(約350キロ)を震源とするマグニチュード6.1の地震は、比較的三重県沖と近いと思われる静岡の自宅では地震があったことすらもわからない状況(実際は震度1を観測)で、テレビの速報を見てただただびっくりしたというのが正直なところです。

大きな揺れが感じられた所では震度4が最大で、小刻みな揺れが長く感じるということで、気象庁では「異常震域」と発表されました。改めてこうした地震のメカニズムについて調べてみると、太平洋に沈み込んでいる太平洋プレートの中で起こったことにより、プレートの中を揺れが伝わったことで、震源の真上では深い場所であるがためにほとんど揺れずに、プレートの先の方が地面に近いところにプレートがあるため、大きな揺れとして認識されてしまうとのことです。

長い竿を揺らすと、根本より先の方が大きく揺れるというのと感じは似ているのか? とも思いますが、こうした小刻みな揺れが長く続くような事で思い出すのが、私が住む静岡県で感じた東日本大震災の揺れがそんな感じでした。その際は東京でも高層ビルでの揺れはかなり大きかったそうなので、今回のように地下350キロという深くて緊急地震速報が出せないというような地震においても、日本の広範囲に今後大きな影響を与えるかも知れないので、注意深く状況を見ていくことが大切なのではないでしょうか。

今回、揺れの中心は茨城県や福島県という、ここのところ福島県沖で起こっている地震で大きく揺れている場所と同じようなところだったので、ついその関連性を感じてしまうところもありますが、今回の地震はそうした一連の地震とは別のものであるという、しっかりした認識をすることも大事です。

ちなみに、過去の記録をひもとくと色々と興味深いことがわかってきました。2003年11月12日に、同じ三重県南東沖で起こった深さ395km・M6.5の地震でも今回と同じような関東から東北において広範囲で揺れに見舞われました。その後三重県沖では2019年9月にも同じ深さと大きさの地震が起こっています。すぐにまた同じような地震が起こるかはわかりませんが、もう一つの例がちょっと個人的には気にかかります。

2015年5月30日に小笠原諸島西方沖で、今回の地震よりもさらに深い、深さ682kmで地震の大きさは何とM8.1という大地震ですが、小笠原諸島ではほとんど揺れず、震源地から1,000キロ近く離れた埼玉県で震度5弱を記録しています。この時は全国で震度1以上の揺れが観測されたという広範囲の揺れが確認されています。今後、同じような場所で同じような規模の地震が起きた場合、特に関東の高層ビルの上の階に住んでいる人はどうなるのかと、首都圏直下型地震とは違った危険性があります。

過去にこうした地震は起こっていながら、私自身はこうした震源地から離れたところで大きく揺れる震源地が深いところにある大きな地震の存在を認識していませんでした。今のところ同じような地震は今回紹介したように、場所はある程度特定できそうなので、その辺も頭に入れながらリスク管理を行なっていこうと思っています。


2023年のサッカーJ2リーグは静岡ダービーの行方に注目したい

このブログで不定期に書かせていただいたサッカーのプロリーグの話ですが、個人的にかなり早い時点から、もし清水と磐田がJ1から降格して、J3の藤枝がJ2に昇格したら? というちょっと清水磐田のサポーターからすると不謹慎な妄想をしてしまったのですが、昨日の試合の結果を受けて、清水・藤枝・磐田の3チームが同じJ2のカテゴリーで2023年プレーする可能性が高くなりました。

まだJ3は最終節を残していますが、もし最終節で藤枝が負けて他チームが勝っても、得失点差がかなり大きいので、普通のサッカーでは考えられないような大差で藤枝が負けるか、他のチームが勝たなければ現在の順位の逆転はないので、今の時点ではほぼ藤枝MYFCがJ2への昇格を決めていると言えます。

元々、静岡県の学校スポーツでサッカーを導入し、全国的なレベルにあった地域は藤枝で、今年の選手権予選でも決勝まで進んだ藤枝東高校が主導して静岡県のサッカーを引っ張っていました。清水は藤枝に追いつけ追い越せということで、小学校レベルからのきめ細やかな指導を行なう中で力を付けたという流れがあり、藤枝と清水の戦いというのはかなり因縁めいています。

磐田は、元々はヤマハのサッカー部が発祥であり、静岡県内に本拠地を置くプロサッカー以前の実業団時代のリーグ戦では静岡県を代表するチームとして、他に浜松市に本拠を置くホンダFCとともに活躍していました。その後、Jリーグ構想の中でホンダFCはプロを目指さないことになったので(ホンダFCは現在もJFLに参加し、Jリーグを目指すチームの目標になっているアマチュアの雄と言うべき存在になっています)、ジュビロ磐田がJリーグに参加し、現在に至ります。

今回、新たに藤枝に本拠を置くプロチームが、同じカテゴリーでしのぎを削るようになると、当然地元同士は盛り上がりますし、地域性から言っても磐田・藤枝・清水はそこそこ近いので、移動しながら試合をする過酷なJ2の中でもお互いに自宅から試合に行けるようになることで、他のJ2チームよりもお互いにメリットは出てくるでしょう。

現状の力の差から言うと、清水>磐田>藤枝となってしまうのは致し方ないですが、地域の因縁が勝敗を左右することもあるかも知れませんので、特に清水にとって藤枝との試合にはプレッシャーがかかるのではないかと思います。そもそも、来年の各チームの体制がわからないので、状況が変わる可能性(地元出身の選手が新規加入など)もありますが、どちらにしても静岡県内3チームの直接対決というのはかなり盛り上がることだけは確かです。サッカー好きな方は、来年のJ2で組まれる静岡ダービーにぜひ注目してみてください。


還元率が高い「独自電子マネー」は使う分だけその場でチャージしよう

京都府八幡市に本社を置くスーパーチェーンの「ツジトミ」が突如倒産し、事前にお店で使える「独自電子マネー」が返ってこないことが問題になっています。こうしたことは、電子マネー以前にも「プリペイドカード」のまとめ買いをしてその分安く買えると思ったら、お店が無くなってしまうような事も過去にはありました。

こんな事があると被害を受けるのは、電子マネーに関する知識を持たない人たちで、お店のセールストークで言われるがままに、例えば「特定の日に1万円以上のチャージをすると通常時よりポイントが加算されるのでお得」という言葉を信じ、そのままチャージしてしまうような方が今回の倒産でも被害を受けているのではないかと思います。

スーパーに限らず企業の内情というのは普通に利用していてもなかなかわからない事も多く、地域の特定の店舗でしか使えない電子マネーに多くの残高を溜め込むというのはあまり良い事とは思えません。私の普段利用しているスーパーでも色々あって、最近は自動精算機があってその日の買い物額に合わせて使った分だけチャージすることができるようになっているので、そうしたお店なら良いのですが、レジで会計をする際にその金額を見ながらチャージすることができないところもあります。

そのお店では、チャージはレジとは別にあるチャージ用の端末から決められた金額をチャージすることしかできないので、買い物する時にはいちいちカゴに入れた商品ごと自分で計算しながらできるだけ残高が残らないようにレジ通過前にチャージするか、事前に自分が買い物をする以上の金額をチャージしておくかということになるのですが、さすがにそのお店でしか使えない電子マネーを一時期お店に預けるような事はしたくないので、そのお店自体を利用することは電子マネー導入前と比べて少なくなってしまいました。

そのような判断ができる人はいいのですが、そのお店を使うしか選択肢がない場合、常に過剰な残高を残しながらお店の営業資金を利用者が提供するような事は、逆にお店の経営は苦しいのではないか? と疑うようにもなってしまって、お店の方にも都合が悪いと思うのですが。

今後の経済状態によっては全国でも同じように地域で営業しているスーパーが買収されたり、いきなり閉店することも起こるかも知れません。旅行などでその場限りしか使わない場合には、クレジットカードや大手の電子マネーが使えるならそちらで払うのが基本ですが、現金か独自電子マネーのみというようなお店が近所にある場合には注意が必要だと思います。

地域スーパーは今の状況ではなかなか大変だと思います。そんな中、近くにあるスーパーの閉店というものは大量の買い物難民を生み出してしまいます。ただ、だからと言って大切な買い物客のお金を特定のお店でしか使えない電子マネーにチャージさせて倒産してしまうと返ってこない可能性が大きいというのでは、一部の被害者にとって電子マネーを使うこと自体に不安を生じさせる可能性があります。

少なくとも、独自電子マネーを提供する場合、もしお店が閉店する場合には残高をしっかりと返すような仕組みを作っていただかないと、私たちも安心して利用することができないように思います。私たちはそんな結果的な被害に遭わないために、しっかり防衛する心構えが今後は大切になっていくのではないでしょうか。


今後のスマートスピーカーはどのような進化を見せてくれるのかAmazonの動きを追う

先日のブログで、LINEの出しているCLOVAスピーカーのサービス終了について書いたばかりですが、今後はAmazonが、音声アシスタント機能「アレクサ」を擁するデバイス部門を含む不採算事業部門をコスト削減のため見直しているというニュースが入ってきました。

ただ、Amazonがスマートスピーカーから撤退するのではなく、新機能の開発にお金をそこまで掛けるべきではないという判断のような気がしています。私自身、スマートスピーカーを使って何をしているかというと、目覚ましやタイマー、音声リモコンとしての利用が主で、あまたある機能を追加して使う中では、radikoと連携して全国のラジオを音声操作するくらいです。

タブレットを「Showモード」にしてニュースなどが時間とともに表示されるようにしていますが、そうした機能は発売された当時からあった機能で、そこまで多くの機能を必要とはしていません。また、ハードの方も同業他社との競争のためか、タブレットを含むスマートスピーカーは今後もある数々のセールをうまく利用すれば相当安く購入することができます。

ただ、これについてももう少し商品展開を考えて欲しいということがあるのですね。現在、小型のEchoスピーカーを2個揃えると、左右からステレオで音楽を楽しめるスピーカーとして機能するのですが、だったら最初からちょっとした空間でステレオ感がありそれなりに良い音で音楽を聴くためのものがあっても良いと思いますし、充電池が付いたタイプの小型スピーカーもあれば、モバイル環境でも使えますし(タブレットの場合は単体では音質はさほど良くないので)、使い方はさらに広がるような気がするのですが。

ただ、現状ではサービスは維続されるような感じの報道ではあるのですが、今後の状況によっていきなりのサービス終了して撤退するスピードが早いというのも外資の特徴でもあるので、最悪サービスが使えなくなるような事も考えながら今後の事も考えていかなくてはと思っています。


衣類の店頭買いではサイズが揃わない場合にはネットショップ利用で店頭受取りが便利

最近買い物が難しいと感じているのが、人気のあるファッションのお店で自分に合うサイズやデザインのものを探す場合です。私の場合、ユニクロやGUで買い物をする場合、店頭に置いてあるサイズはXLまでなので、それでも着られるものの、もう少しゆったりめのものを買いたいと思った場合、以前からオンラインショップで扱いのある大きなサイズを注文し、商品は自宅に送るのではなく、自宅から近い実店鋪に送ってもらうことで、送料がかからず店頭購入と同じように買うことができるので、最近ではそうした購入方法を利用しています。

こうした「店舗に直送して自分で取りに行く」というパターンは、古くはセブンイレブンのショップで本を注文する際にはよく使っていましたが、衣類の場合は色の違いが自分に合うかとか、触った質感が自分に合うのかという、単にデータだけで計れないものがありますので、一応先に店舗に行ってどのようなものがあるのかというだいたいのところをチェックした後で、もし自分の気に入った色とサイズのものが揃っていればそのまま購入するものの、そううまくサイズが合わないことがほとんどなので、後からネットで注文して、同じお店に後で取りに行くというパターンで使っているのが「ワークマン」です。

以前購入した裏地にアルミプリントがされているジャケットはこの冬も着る予定でしたが、長いこと使っていて傷んできたので、今年は同じシリーズのジャケットを買わなくてはと思っていたのです。ただ実店舗では保温機能が上がった今年の商品は購入がなかなか難しく、店舗でも自分に合ったサイズを見付けることができなかったのですが、もし後からでもネットショップで購入可能なら、在庫が出た時にでも連絡をもらって年内中には購入しようと目論んでいました。

そうしてネットショップに入ってみたら、様々なカラーバリエーションの中で私の欲しいサイズの製品の在庫があったので、早速ネットから注文し、後日お店に取りに行くことになりました。ちなみに、店頭受取の場合、注文時の決済はなく、お店で直接支払うような段取りになっているので、クレジットカードを使いたいなら店頭でその手続きをすれば良いですし、逆にクレジットカードを使わずにネットショッピングをしたいという人にとってはこちらから出向くだけで送料を払わなくても良いので、なかなか良いシステムだと思っています。

昨日はそうしていろんなお店を回ってみたのですが、ネットショップからの購入が当り前になってしまっている自分からすると、お店で買うのは同じものでもかなり高額になっているという感じがします。特にキャンプ用品にとってはそうした傾向が強く、店頭でキャンプ用品を購入するなら、100円ショップへ行き、100円ショップで満足できない物についてはネット通販でという形になるのも致し方ないような気がしました。

ワークマンでは品物の取り置きはできないものの、現在在庫のない商品については在庫が復活したらメールで連絡をもらえる仕組みがあります。現在、私は車中泊旅で使うにも便利そうな、ウェブ限定商品の「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」の在庫が出たら連絡をもらうようにしてありますが、人気商品なので、タイミングが合わなければ購入自体が難しいのではないかと思っています。そういう意味では冬の必需品と言えるジャケットの在庫があったのはラッキーでした。みなさんも、事前に店舗で情報を入手してからのネットショップ利用という事も考えて、賢い買い物を行なってみてはいかがでしょうか。